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2020年11月30日月曜日

一味違ったかおたん参加曲について考えよう

 まだまだあるぞ、名曲たち

 かおたんこと松村香織の曲としては、彼女のソロ曲「マツムラブ!」が有名で、かおたんと言えば、この曲のイメージが強いですが、今回はあえて「マツムラブ!」以外の魅力的な曲について考えていきたいと思います。

 彼女がのし上がった「ぐぐたすの空」は、コロナ禍の今聴くと少し違った風に聞こえますね。動画配信という現在では当たり前になっていることを48グループで一番早くわくわくするツールにした辺り、流石だと思います。
 実績と発想だけでいえば、センターになってもおかしくないぐらいでしたね。


 ※ぐぐたすの空についてじっくりと書いた記事はこちら!

 さて、かおたんといえば、忘れてはいけないのが総選挙曲。
 選抜入りした「ハロウィンナイト」も良いですが、アンダーガールズ入りした時の曲が彼女の魅力をより引き立てるものになっているんですよね。
 まずは、「だらしない愛し方」。
 2017年の48曲の中で僕のナンバー1です。


 「だらしない愛し方」についてじっくり考えた記事はこちら!

 どうしょうもない人間が悪あがきをする世界観がとても好きで、この曲の主人公もとても愛おしいです。その辺のアイドルの曲のように根拠のない前向きさでもないですし、説教くさくもない。夜に散歩する時によく聴く曲でもあります。

 そして、更にかおたんの可能性を拡張したのが、翌年の「サンダルじゃできない恋」です。総選挙自体は惜しくも選抜入りが出来ませんでしたが、彼女のセンター曲です。
 この曲の青いワンピース姿がかおたんは勿論、ちゅりも素敵なんですよね。


 ※「サンダルじゃできない恋」についてじっくり考えた記事はこちら!

 夏の夕方に聴くにはもう最高の曲ですよね。
 砂浜を夕暮れに歩く時にも合いそうです。
 MVの逆行演出が、「TENET」を先取りしていますね(強引なこじつけ)。
 
 現在、かおたんはSKE48を卒業して、様々なお仕事をしながら一か月に一回ぐらいのペースで動画をアップしています。各メンバーの卒業公演の映像やK2メンバーのインタビュー映像は、未だに資料的な価値が高いです。
 卒業後の動画配信は、どちらかというと、長時間のものが多いんですが、48時代とは違ったゆっくりとした時間が流れています。そして、出来たらリアルタイムで同時にわくわくしながら観る方が面白いと思うので、「チャンネル登録」がおすすめです。

 僕もよく「よーしSPOONのCMみたいに動画聴きながら寝落ちするぞ」とかおたんチャンネルを流しながら寝ると、だいたいどの動画も賑やかで、目がさえてきます。個人的にはK2の公演実況の回が好きです。 
 

 最後に忘れてはならないのが、「ありがとうは言いたくない」。
 良い曲なんですが、披露される機会が少なかったのが勿体ない名曲です。


 ※「ありがとうは言いたくない」についてじっくり考えた記事はこちら!

 かおたん関連の曲は、自分がブログを始めたばかりの頃に書いたものばかりです。それは何故かというと、それだけ早く書きたいことが沢山あったんだと思います。どうしても触れることが少ない曲が多いですが、良い曲が多いだけに今の大人メンバーとかでチャレンジできないかな、と思います。

※写真集「無修正」について書いた記事はこちら!

2020年11月29日日曜日

FRY AGAIN

もう一度


 2017年4月18日。
 チームK2公演で大場美奈の生誕祭がありました。
 この時、主役のみなるん宛の手紙を書いたのは、高柳明音でした。
 手紙の中で「今年は一緒に総選挙に入りたい」ということをみなるんに向けて書いていました。前年の高柳明音の順位は20位と選抜までもう一息でもあり、このあと一息をつめるのか、という順位でした。
 

 松井玲奈や古川愛李という彼女と親しかったメンバーが卒業していく中、グループに残った高柳明音の姿に何を抱くかは人それぞれだと思いますが、2年前に14位で選抜入りしていました。また、メディア出演も安定しており、ある意味、アイドルとしては「上がり」に近いところまで来ていたのかな、と思っていました。
 なので、再び選抜を目指す宣言は、「な、なにぃ!」という驚きに近い感じでした。
 当時のSKE48は、「革命の丘」が出て、何かが変わる予感がしていましたが、先ほど書いたように人気メンバーの卒業や7D2が徐々に形になり始めた頃で、必ずしも彼女にとって有利な状況ではないはずでした。
 それでも戦うという姿勢が本当にカッコいい、と当時の僕は思っていました。前年から「来年も出ます」という宣言をしているのものの、必ずしも有利ではない状況でした。

 6月1日。
 速報が発表されました。
 彼女の結果は5523票で56位。
 前年は最終結果が20位で、速報時の票数は6318票で44位。

 まずは、この日の彼女のブログを読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12279991458.html

 最後の「這い上がるだけだ」という言葉が印象的です。
 自分のファンの総数とそれが作られる背景については、2020年の今に置き換えても通じる話ではないかと思います。
 この問題をどうクリアーしていくのかは、また別の機会に考えたいと思います。

 6月9日。
 あっという間に残り一週間になりました。
 この日、ちゅりのshowroom配信に野口五郎さんが登場します。
 前年、二人はデュエットで曲も出していました。
 この日の彼女のブログを読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12282306450.html

 ううむ、五郎さん、熱い方ですね。
 わざわざ投票してくださっていたとは。
 メンバーが投票を煽る行為に関して、興ざめるする方もいらっしゃると思います。
 メンバー自身が投票することも初期段階の趣旨と大きく外れていっているのではないか、ということもあると思います。
 しかし、それだけ後がない状況だったわけですね。
 また、ちゅり推しの方々は、彼女自身が投票を発信することを歓迎しているということが書かれていましたね(2017年6月16日のブログ参照)。少なくともそのコミュニティの中で歓迎しているのであれば、良いのではないかと僕は思っています。
 

 それから3日後。
 6月12日。
 選挙前の最期の握手会が行われました。

 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12282926773.html

 「次世代」という言葉が印象的ですが、次のシングルである「意外にマンゴー」のセンターや彼女の立ち位置を考えると納得の言葉ですね。
 「いろんな人を見返したい」、「今もこの場所にいる意味を残したい」、この2つの言葉だけで彼女が当時、どんな自己評価をしていて、その背景にある声も見えてくるのではないでしょうか。僕自身は、ベテランメンバーが居ることに関しては、非常に頼もしさを感じますし、彼女たちが入り口になってくれたからこそ、というものもあると思います。正直、卒業コンサートを大会場で出来るレベルの人は、選抜から外してソロを定期的に出して、時々選抜に合流という流れを作っても良かったかも知れません。

 6月16日。
 投票期間が終わります。
 この日のブログを読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12284340089.html

 様々な葛藤が彼女の中にあったものの、ファンの方々、野口さん、みなるんといった周囲の応援からそれが解放されていくのを感じます。有名なメンバーだけに言動が本来のものより、大きくなってしまうということもあると思います。だから、慎重になる。でも、なりふりかまっていられない我武者羅さを感じます。そして、そういうところこそが、高柳明音という人の魅力ではないか、とふと思いました。

 そして、いよいよ総選挙当日。
 彼女の名前は15位で呼ばれました。
 再び、選抜入りを果たしたわけです。
 前日のブログで書いた、「繰り上げ」ではなく実力での選抜。

 この結果を受けて書いたブログを読んでみましょう。

https://ameblo.jp/ske48official/entry-12285235071.html

 まず、総選挙直後の楽屋の光景。
 以前、かおたんが映像に残していたものがありましたが、やはり、様々な感情が渦巻く場所なんですよね。
 「自分の気持ちを吐き出せる場所なんてなくて」という言葉が、「総選挙」というイベントの特殊性を感じます。
 マネージャーさんたちや玲奈ひょん、古川プロからの言葉が温かいですね。

 ここから、彼女は更に結果を出していくことになります。
 もはや、当たり前のようになっている「ちゅりカメラ展」も素敵ですし、2nd写真集での彼女が撮った写真のページは、自然なメンバーの顔が印象的で、彼女の被写体を観る時の感性がそのまま出ていると思います。彼女ならではの「安心感」もあると思いますしね。

 2020年、世界的なコロナ禍の影響で、彼女自身の卒業コンサートも中止になってしまいました。
 



 横浜アリーナに久しぶりにSKE48が単独で立つチャンスでもあったのですが、こればかりは仕方ありません。おそらく、卒業後の彼女のスケジュールも大きく狂ってしまったかもしれません。
 ただ、彼女は逆境の中で我武者羅になった時に、大きくジャンプする人ではないかと思っています。もう一度、彼女が飛び立つ日を今は待ちましょう。次はどんなジャンプをしてくれるのか、今から楽しみです。

 ※なんとなくイメージした曲を貼ってお別れです。

2020年11月26日木曜日

祝!舞台「水戸黄門」出演記念!古畑奈和のベストパートナーは誰だ!一人総選挙!!

 手を繋ぎながら


 皆さんは、時代劇をご覧になりますか?
 本日、SKE48の古畑奈和の「舞台 水戸黄門」出演が発表されました。
 実は、時代劇ヲタクでもある僕は、「よし、水戸黄門に出たということは、次は『魔界転生』か『13人の刺客』だな。そして、『必殺からくり人2022』だな。そして、『ヴォイド・シェイパ』のゼン役だな」と完全に妄想がクライマックスジャンプしている僕ですが、彼女に今まで触れたことが無いファン層の方に知っていただくチャンスが来ましたね。
 ちょっと過去の里見さん主演の「水戸黄門」の舞台の情報を調べてみると、娘役の人は現地の人役(誤解を招きそうな表現)が多いんですね。
 おそらく水戸黄門一行が、出会う親子の娘役とかじゃないかなあ、と思うんですが、もし、くノ一とかの役なら燃えますね。
 グッズとかパンフとかどんなものが、出るかも楽しみですが、2部の「里見浩太朗対純烈」という平成ゴジラシリーズみたいなタイトルも気になりますが、できれば日によって、里見浩太朗対純烈 エピソードファイナル』とか『里見浩太朗対純烈 邪心覚醒』とかサブタイトルを入れることで、マンネリ化を防げるかもしれません(謎の提案)!奈和ちゃんにも歌うチャンスが来るといいなあ、なんて思ってますよ。水戸黄門を観に来る年齢層の方々に「騒げ!騒げ!」と盛り上がる会場も観たいですね。

 さて、ここまでが今日の夕方に急いで書いたもの何ですが、当初の予定は、古畑奈和のベストパートナーは誰だろう、というのをオールタイムで考えていきたいと思います。一人総選挙という若干の語義矛盾を感じますが、あくまで僕の順番なので、是非是非、皆さんも考えてみてください。

 第16位!

 白井琴望!

 同じチームK2であり、奈和ちゃんがカメラマンを務めた動画が印象的でしてね。

 普段は撮る側の奈和ちゃんが撮る側に回るのが印象的でした。「ギリギリ」について熱く語る奈和ちゃん。こっちゃんへの愛を語る奈和ちゃん。「カメラを止めるな!」と画面の向こうで叫んだのが懐かしいです。




 第15位!

 前田佳織里さん!

 まずは、東京だけでなく、九州、北海道と様々なところを一緒に旅したパートナーですね。


 第14位!

 古川未鈴さん!
 「クラスの目立ってる子」の古畑さんが、古川さんの壁を犬的な人懐っこさでどんどん仲良くなっていくところが好きなコンビでした。


 

 第13位!

 柴田阿弥!

 「エビフライデー」での涙が印象的ですね。

 「あの、いいところもあるんですよ。阿弥さん…。私、阿弥さんのいいところ知ってる。こうやって言われるのが悲しい。チームEで一緒になった時、初めて花音さんのポジションやって。阿弥さんが『大丈夫だよ』って言ってくれた。私、それで乗り切れた。いいところもあるんです。阿弥さん知れば、本当に良い人なんですよ」

 聞いている阿弥ちゃんも涙ぐんでいたのが、本当に奈和ちゃん、良い子なんだなと感じました。職場のマジカルラジオファンの方も「古畑さんって、本当に観てて気持ち良い子ですよね」と言われました。

 

 第12位!

 岡本彩夏!

 やはり、この愛のある動画。
 これからどんどん仲が深まるといいなという期待も込めて、12位にランクインしました。 



 第11位!

 松井珠理奈!

 これはもう、ドキュメンタリー映画「アイドルの涙」の豪華版の特典映像の「前のめり」のMV撮影の時でしょう。
 あの時、涙の珠理奈を抱きしめていた奈和ちゃんの姿。
 もはや、IFの話になるんですが、「じゅりなお」体制でのSKE48も見てみたかったですね。願望込みの11位です。

 第10位!

 松井玲奈!

 すいません、マジカルラジオ信者なんです。もう、二人のコンビ芸が大好きでして。中森明菜さんのこの曲が流れる度に、頭の中で玲奈ひょんの声が頭の中で流れるようになりましたよ。
 卒業コンサートでの「僕の太陽」の時の奈和ちゃんも凄い好きなんですよね。

 第9位!

 須田亜香里!

 奈和ちゃんの「あかりさん」って言う発音も好きなんですが、何気に外仕事の多い二人がステージで一緒になる時の安心感。
 AKB紅白での、マイクがなくなっただーすーへ咄嗟にマイクを渡した奈和ちゃんと、ちゃんと踊りながらマイクを返すだーすー。これをアドリブでやってのけるところが、流石SKE48!

 

 第8位!

 斉藤真木子!

 奈和ちゃんが後輩モードになる先輩でもあり、甘えられる人の一人ですね。
 ちなみにこの時は、カメラマンだけじゃなく、実況もしていますね。
 何気にこの二人でのユニット曲を観たことない気がするので、一度公演とかで観てみたいですね。
 

 

 第7位

 東李苑!

 言わずと知れた「フルマリオン」ですね。
 南海キャンディーズの山ちゃんなら「古畑さんの方が時数が少ないな」と怒りそうですが(知らない人は『たりないふたり』をチェック!)、スキルが卓越した二人で、たった1曲で終わったのが、非常にもったいなかったです。
 いつか、また、二人が再会する時が来たら、この曲が聴きたいですね。


 

 第6位

 大場美奈!
 奈和ちゃんのみなるんへの愛情がいつも深いんですよね。
 独特の表現で彼女への愛を語っていたのが印象的です。
 ちなみに、この動画は総選挙の闘い方について、色々と思い出させられるものでしたよ。当時は黒髪ロング時代ですね。



 第5位

 高柳明音!

 「従順なSlave」での二人も良いんですが、普段の関係が良くてですね。斉藤真木子が、「博多座」にいる時に「あの二人でずっといた」と「栄、ちんちこちん」のほのの回で言っていましたが、本当に仲良いですよね。クリスマスプレゼントでお互いにスイッチとポケモンを偶然プレゼントしていたのなんかほっこりしましたよ。

 第4位

 菅なな子!

 SKE48に入った時から、奈和ちゃんの前を走り、センターになる約束をした相手。
 「なんなお」に夢を見た人は沢山いるんじゃないでしょうか?
 奈和ちゃんがセンターになった時に、なな子のことを思い出した人も多いんじゃないでしょうか?
 本当にIFの話ですが、「なんなお」のダブルセンターのSKE48も観てみたかったですね。

 第3位

 梅本まどか!

 一時期の奈和ちゃんの「まー」への大好きっぷりは凄かったですね。
 「リクエストアワー2014」でのコンビにも選ばれていましたが、階段からジャンプする奈和ちゃんを梅ちゃんが受け止めそうになるくだりは、「豆腐プロレス」を先取りしていましたね。未遂に終わって良かった。
 この動画とかでも、梅ちゃん大好きなのが、伝わりますね。
 しまった…。
 ぴよちゃんを入れ忘れた。

 

 第2位!

 江籠裕奈

 同期でもあり、「おしめし」コンビでもある二人ですね。
 もう、この二人で「目が痛いぐらい晴れた空」を歌う機会があと何回あるか分かりませんが、できるだけ多く見ていたい二人です。
 それぞれになるちゃんや、なな子と言った同期に相方が居たものの気づけば二人だけになっていました。
 5期生という2013年の大量卒業を挟むまでのSKE48の第1章を知っている世代として、1日だけ多くこの二人のコンビが観られたらいいなと思っています。


 いよいよ、気になる1位!

 そりゃファンの皆さんでしょう。
 いつも奈和ちゃんのことを考えて一喜一憂できる姿。
 これまでの選挙や握手会、イベントでの頑張り。
 いつも一緒には居られないけれど、きちんと繋がっている。
 そんな奈和ちゃん推しの皆さんこそがベストパートナーではないか、と。
 毎回、奈和ちゃんの記事を書いた時に来る熱いコメントや生誕祭や握手会などのイベントでの盛り上がり。ここまで、作ってきた僕なんかが知らない一人一人のファンの方々の沢山のドラマ。
 それを考えると、1位は奈和ちゃん推しの皆さんだと僕は思っています。


 さて、ここまで「一人総選挙」形式で書いてきまいたが、「なんでみこってぃや姉さんが入ってないんだ!愛理やおかぱーずのメンバーも入れろ!」とおっしゃる方もいると思います。あくまで、僕の考えた並びなので、是非是非、皆さんも一度チャレンジしてみてください。


 ちなみに、古畑奈和版「幕末純情伝」はどうでしょう?
 そんな次の妄想を始めています。
 

※古畑奈和関連の記事は、こちらをチェック!

https://note.com/oboeteitekure913/m/me7bdfffe47ff


2020年11月25日水曜日

相川暖花が笑う時

 君の涙を乾かせるのは…

 その人が笑顔になるだけで、少しだけ幸せな気持ちになる人がいます。
 「笑ってくれた!」と嬉しくなるような人。
 楽しそうなだけで、こちらも楽しくなる人。
 もっと、はしゃいでいるところが観たい人。


 皆さんは、誰を思い浮かべたでしょう?
 僕は、俳優の緒形拳さんなんかは、とても良い笑顔の方だったと思います。ドラマ「必殺必中仕事屋稼業」の中で蕎麦屋の「知らぬ顔の半兵衛」。もともと、蕎麦屋の親父だった彼がプロの殺し屋になっていくんですが、日常パートで見せる笑顔だけはずっと変わらなくて、ドラマの中の緩急にもなっていました。
 また、出る映画で全て不幸になることでお馴染み、女優のキム・セロンさん。
 彼女は子役時代からハードな身の上の役ばかりやっていたので、作品の最後に見せる笑顔なんかは本当にカタルシスがあります(ただし、全ての映画で幸せになるとは限らない)。

 SKE48のメンバーだと誰だろうと考えてみました。

 僕の場合は、ほののこと、相川暖花のことを思い出しました。


 彼女は7期生として11歳でSKE48に入ってきました。

 シングルの特典映像の中で、まだ幼いほののが眼鏡をかけてレッスンをしているほののの姿が映っています。
 当時は、年少組の浅井裕華、片岡成美と「3色団子」というトリオにもなっていましたね。16歳の時の生誕祭では、ゆうかたんから「第1印象は人見知りで全然話してくれない子でした」と言われていましたが、確かに物静かな印象がありました。
 ほののがする斉藤真木子のモノマネでも「ほのの!挨拶しよう!」というのがありましたが、本当に静かな感じの子でした。

 時は経ち、徐々に彼女の面白さや表情の豊かさが伝わってくるようになりました。
 少し照れ屋な彼女がコロナのステイ・ホーム期間中に「どやどや」と無言でTwitterにさまざまなオモシロ動画を上げていた時に、彼女のユーモアのセンスを感じました。本当に愉快な人なんだな、と。
 さらに10月、11月の「1×1は1じゃないよ!」でも大活躍していましたね。
 ラジオを聴いていると、僕の好きなオードリーさんみたいに少人数でのトークで、めちゃくちゃ面白くなるタイプなのかな、とも思ったりしました。寝起きの奈和ちゃんとのトークも面白かったです。
 
顔は直接見えませんが、笑いのセンスやクロストークの間も良いので、是非、継続してラジオもやってほしいな、と思っています。
 

 彼女が「栄、ちんちこちん」や「1たす1は2じゃないよ!」動画で、笑っているところが凄く素敵でしてね。何故か、観ているこちらも嬉しくなります。
 特に笑いをかみ殺しているところとかが素敵ですね。

 16歳の生誕祭のスピーチが印象的でしてね。

「周りの同期とかが夢を叶えていくのを見て、自分は何をしているんだろうって。(中略)自分の目標は、近くにある目標は言えなくて、ほのじゃ無理だと言われそうで言えないんです(中略)もっと正直にいろいろ言えるように頑張ります」

 17歳になった今のほのの夢はいったい何でしょう。
 「3色団子」の一人、なるぴーは卒業します。ゆうかたんは、選抜になり活躍していきます。じゃあ、間に挟まれたこれからのほののは?

 2020年11月15日の「1×1は1じゃないよ!」の中で「わたし、これ好きなんです」のコーナーがありました。
 その中で、7期やドラフト2期生との関係で、「くだらないことを私が言ったりしても、けらけらゲラゲラ笑ってくれて出会えたことが奇跡だなって思っています。(中略)出会えたことが奇跡だなって、帰り道とかでも思うんです」と語っていました。

 大好きな7D2の仲間たちと、彼女の目標に向かって行ってほしいな、と思います。
 そういえば、彼女が16歳の生誕祭の中で、「7D2の曲が欲しい」とも語っていましたね。
 大切な仲間たちとの夢を叶えつつ、いつか「近くの目標」も叶えて欲しいな、と願っています。
 その時の笑顔は、きっとみんな幸せにするんだろうな、と思っています。


※なんとなくイメージした曲を貼ってお別れです。僕らもほのの理解者でありたい。 
 

2020年11月24日火曜日

勇気を出した言葉の色

 言葉の色


 昨日、SKE48のティーンズユニットに関する発表がありましたね。



 次に発売されるのが27thシングルなので、次の次ですね。
 この発表を受けて、10代のメンバーが参加を表明し始めました。
 「また、選挙がしたいのか!アンタたちは!」と「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」 のシン・アスカ風に思ったんですがね。

 でも、全員ごちゃまぜよりは、10代だけで戦うというレギュレーションは新しいものが見えそうな予感もあります。投票という意味では総選挙でもランクインした経験のあるメンバーもいますし、この数年で選抜まで上がったメンバーもいます。
 9期や10期のメンバーは少し不利かもしれません。
 それでも打順は回ってくるので、バッターボックスに立たねばなりません。

 発表後、「さあ、今夜も『THE BOYS』の続きを3時間ぐらい観て寝るか」と思ってたら、荒野姫楓さんのshowroom配信がありましてね。
 ちなみに、荒野姫楓さんについては、こちらの動画がお気に入りなので、チェック!


 おつまこ…。
 うに…。元気にしてるかなあ…。
 いかん、つい追憶に浸ってしまいました。
 
 涙ながらに彼女は語ります。
 「でも、先輩たちとか沢山いるし、投票に強い同期の子たちも一緒にいるし、選抜の先輩たちもいるし。なんか、投票って大変じゃないですか。大変じゃないですか?ランキングに入る確証もないのに、なんかファンの人に迷惑かけてしまうと思うんですけど。一緒に頑張って欲しいです。(省略)ごめんなさい、わがまま言わせてください」

 SKE48に居れば、嫌でも見ることになる投票の大変さ。
 もう同じではない同期との立ち位置、そして、先輩たちの背中。
 物凄く、冷静に状況を見て、それでも勇気を出していった言葉だと思います。

 「昇格してから、一番最初に昇格してから、コロナとかで全然、先に活動できなくて。ホントはね。自分のオリジナルメンバーのチーム曲とか欲しかったから。だから、これが自分の曲もらえるチャンスだなって。だから、ホントに頑張りたいです。お願いします」
 
 うーむ、そもそも今年のシングルリリース数の少なさもあるとは思うんですが、自分のオリジナル曲がないという問題があるんですね。「滑り台から」とかが研究生としての参加曲でありますが、「自分の曲」となるとまた、話は別になりますね。
 この後も彼女は何度も謝りながら、「頑張りましょう」と呼び掛けていました。

 「投票期間中、できることは全部頑張るので」という言葉に、「ああ、またこういう言葉をメンバーに言わせてしまうイベントが来てしまったか」という思いもあります。でも、本人が勇気を出して「やるやらない」で「やる」方を選んだのなら、最後まで見届けたいな、という思いもあります。

 自分のセンター曲という、かけがえのないプレゼントの為に、それぞれのメンバーが走りだします。きっとこのイベントの中で、メンバーの新しい魅力を見つけていくと思います。皆さんは、誰を見つけるでしょう?
 ううむ、それにしても、二人だけというのが残酷ですね。
 昨日の時点で、水野愛理と倉島杏実先輩に入れる気マンマンでしたが、こうして見ていくと、彼女にも1票は入れておきたいなあ、と思いましてね。推しが出てないというのが、かえって迷うという、実際に推しメンが戦う側の方からしたら、「いいご身分だな?」という感じですが、折角のイベントなので、広い視野で見守っていきたいと思います。

 なんとなく、イメージした曲を貼ってお別れです。
 勇気を出して言った、彼女の美しい言葉の色に期待しながら。

2020年11月23日月曜日

SKE48「 27thシングル特番」の感想

予想を超えた選抜


 本日、19時から27枚目のSKE48のシングルに関する発表がありました。
 ちなみに、僕はうっかり寝てしまいましてね。
 「スターウォーズ エピソード9」などこの世になかったし、「ガメラ4」が完成したし、京極夏彦の「鵺の碑」も完成、リトルトゥースパーカーが我が家に届く、という夢のような夢を観ていたんですね(語義矛盾)。
 「ここは夢の中だ!起きて戦え、戦えええ!」と日本映画の興行収入を更新しそうな声が聞こえたので、目覚めて動画の方をつけたら、もうわりと最後の方でしたよ。ええ。昔の映画って入れ替え制じゃなかったから、映画の途中から入ってしまって困ることありましたよね(どうでも良い追想)。

 さて、表題曲なんですが、まさかの全員選抜!!
 やったぜ、10期生の五十嵐早香も選抜入り!
 しかも、選抜ってことは全員にアメブロというこのブログとしては、ありがたい限りです。
 店舗別のオリジナル生写真とかどうなるのかも気になりますね。
 全員選抜となると、「強き者よ」以来ですかね。
 他のグループだと難波のさや姉卒業曲や日向坂46とかが全員選抜ですね。
 多分、MVはコロナ対策で蜜を避ける為に、それぞれで撮って、「ロッキー・ザ・ファイナル」のエンドロールみたいに、メンバーどころか世界中の人々がサンシャイン栄の前に集まるものになるに違いない(馬鹿の文章)!


 
 今回の新しい試みとして、ティーンズユニットを巡る投票も来ましたね。
 「未来は少女たちの手の中」という、ブルーハーツみたいなタイトル。
 くっくっく、投票しまくって早香先生をランクインさせてやるぜ(現在、無職の言葉)、と思っていたんですが、2021年12月31日の時点でのティーンだったんですね。なるほど。ダブルセンターで、カミフレ以外となると、誰が出るか楽しみですね。
 SKE48をマーベルで喩えて、珠理奈がキャップ、玲奈ひょんをスタークにして、線を伸ばしていくと、スパイダーマンの位置に来そうな倉島杏実ちゃんには是非、ランクインして欲しいです(8期生をガーディアンズにして、ロケットの位置でも可)。
 そしてですね、いよいよ水野愛理にチャンスが来たのではないでしょうか?
 巻き返すなら今でしょう?
 7D2の秘密兵器で終わらしていいんでしょうか?
 2015年から2017年の勢いを思い出して欲しいです。
 彼女はやはり、ゆななの横に立っても違和感がなかった魅力があるだけに、このチャンスを生かして欲しいです(水野愛理こそがピーター・パーカーかもしれません)。
 よく考えたら、この二人、「わがままな流れ星」でコンビでしたね。

 さらに、珠理奈の発言は、プロデューサー視点のものが多かったですね。
 気になったのを簡単に。

 「SKE48にしかできないことをどんどんやって、ニュースをいっぱい作ってほしい」
 「私だったら、江籠ちゃんの良さを絶対に引き出す自信があるな。もう、浮かんだもん。なんかね。メンバーのことをね、好きな人がやらないとダメだと思うよ。その人のことが好きだとその人がどう映ったら魅力的に映るかが分かるじゃんか?」

 流石ですね。秋元康の著作の中にも出てきそうな言葉だと思います。
 また、真那の曲を引用してくるのも良かったです。

 また、最初は「もっと発表をじらして」とダメだしされたものの、「セブンネットショッピング」というワードをあそこまで面白くしたどんちゃんは、流石でした。どんちゃんの写真集も観たいですよ。ちょいちょい、珠理奈ファンに戻っているのも面白かったです。

 とにかく、全員選抜ということで、珠理奈の姿から、後輩たちが様々なことを学んでいってほしいなあ、と思いますね。あの時、松井珠理奈と一緒に踊ったというのは、必ず財産になると思います。
 
 

2020年11月22日日曜日

選抜発表を振り返ろう!

 新しいドラマを


 明日、11月23日は、SKE48のyoutubeチャンネルでなんらかの発表があるようです(ちなみにこれを書いているのは11月22日のお昼)。

 


 おそらくなんですが、これは次の選抜発表なんじゃないかな、と僕はにらんでいます。
 ただ、そうなると、メンバーの珠理奈、江籠ちゃん、どんちゃん、という並びが気になります。特にどんちゃんの抜擢は、彼女のトーク力を考えるとMCを担当するのかな、とも思うんですが、もし、選抜入りだとしたら、なかなか面白い人選!と思いますし、本当にただのMC役なら、運営、あんたら残酷過ぎだよ、と思います。 
 ちなみに、「なんでどんちゃんで「なかなか面白い人選!」なんだよ、俺の私の推しの方がどんちゃんより魅力的だろうが、映画『ミッドサマー』みたいな目にあわせるぞ」と思ったあなた。確かに握手で選抜が決まる今の基準も数値として分かりやすいですが、スキル枠やルーキー枠とかもあって良いと僕は思っています。
 とにかく、明日の放送が何事もなく終わることを希望します。
 もしかして、卒業コンサートの場所の発表の可能性もありますけどね。


 さて、そんなことを考えていると、色々な選抜発表がこれまであったなあ、と思いましてね。ライブ会場で発表することもあれば、配信で発表、なんならCMで発表と色々とありましたね。

 なかでも僕が一番印象的なのが、「12月のカンガルー」の選抜発表でした。
 リクエストアワー2014のアンコール前に、選抜メンバーを発表するVTRが流れました。一人一人の映像が流れる度に上がる歓声やため息を未だに覚えています。



 ちなみにこの時の「センターが変わるぞ!」というところで、当時の流れから行って、僕は松井玲奈と古畑奈和のダブルセンター体制かと、「マジカルラジオ」好きの僕は予想していました。
 まあ、当時の運営が推したい、売り込みたいのは誰かと考えたら納得の人選なんですけどね。それぞれ、魅力ありますし。
 宮前さんの名前が出た時の盛り上がりは、今も覚えています。
 もう6年前の話なので、二人ともSKE48を卒業されて自分の道を進んでいます。

 そういえば、握手会の会場でも選抜発表がありましたね。


 この時のみんなから祝福される鎌田さんの姿が印象的です。

 それから、なんといってもSKE48の年表の色が変わった、と実感したのが、「意外にマンゴー」の選抜発表ですよね。
 この時のゆななの「しかも、センターです」と言われた時の「!」というリアクションが素敵です。



 
 この「意外にマンゴー」でのエピソードで印象的なのが、初披露の時のエピソード。
 まずは、ゆななのブログを読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12288783136.html

 ゆななの背中を叩いてくれたのが、奈和ちゃんと江籠ちゃんの5期生コンビだったというのが、何かドラマチックで僕はとても気に入っています。
 ちなみに、選抜発表では初選抜やセンターだけではなく、ポジションの変化も注目すると面白いです。「意外にマンゴー」の時の古畑奈和のブログを読んでから、「FRUSTRATION」の選抜発表を観ると、実は、ちょっとずつセンターに近づいていたんだということを実感できます。

 初選抜4人のリアクションの違いと、奈和ちゃんの目を見開くところが見どころです。


 丁度、ブログを始めて1年目の頃で、奈和ちゃんについて少しずつ記事にしていたんですよね。2015年リクアワでの「前のめり」センターでの涙とかについてとかね。なので、ついに彼女が報われた!と感動してだったと思います。
 
 明日は、果たしてどんな発表があるか分かりません。
 もし、選抜発表があるとしたら、どんなメンバーになるのか?
 「カミングフレイバー」から誰か入るのか?
 9期からは?10期からは?
 どんちゃんは?
 そもそも何人選抜か?
 珠理奈の卒業コンサートか?
 色々な悲喜こもごもが予想されますが、どんな発表があるか楽しみです。
 個人的には、全国レギュラー番組が欲しいなあ、と思っています。

祝、ブログ2周年!

 はじめて出会った時からずっと青空だった


 本日で、ブログ「栄、覚えていてくれ」が開設されて2周年が経ちました。
 思えば、本や映画の評論サイトは多いのに、SKE48の曲やメンバーを取り上げて楽しむサイトが無かったこと、そして、まとめサイトのような早さとは違う「深さ」をコンセプトにしたブログを作れないか、と考えて作りました。
 あとは、自分の好きな曲があまりメジャーでなかったり、もっとこのメンバーの魅力を考え直すきっかけになるといい、という思いからもでした。あと、10年やっていた仕事を辞めて暇だったというのもありました。

 今年は、色々なチャレンジがありましてね。
 まずは、ブログを書くのを止めたこと。
 15日間ストップする予定でしたが、3日でギブアップして再び書き始めました。
 いかにブログというものに、自分の心情が整えられていたのか、止めてみて初めて分かりました。
 あとは、SKE48の12周年公演フェスに向けて毎日、公演フェスに関する記事を書き続けてきたことです。久しぶりに「書きたい」という欲が掻き立てられましたし、一つ一つの公演や曲について考え直すチャンスになりました。
 SKE48自体は、この1年間でコロナの影響を受けて多くの人々の時間が、本来とは違う流れを進むことになりました。それが良いのか悪いのか、僕にはまだ分かりません。ただ、もっともっと未来を見てみたいという欲はあります。

 2年目に入り、対談記事を載せたり、ラジオ機能を試したり、文字に色をつけるのを止めたりと色々なことをしましたが、3年目は何をしていきましょうかね。

 ただ、ブログのタイトルの由来になった「桜、覚えていてくれ」の歌詞のように、花が咲くまでの日々や、時が経つと思い出すような出来事、そして、「こんな僕の存在を」と謙虚だけど素敵な曲たちについて語っていければいいな、と思っています。


2020年11月21日土曜日

あの2日間

 2014/5/25


 その日、確か僕は家で、借りていた映画のDVDを観ていました。
 DVDが終わり、取り出しボタンを押すと、テレビ番組が流れています。
 多分、夕方の再放送番組だったと思います。
 NEWS速報のテロップが流れました。
 「岩手県のAKB48の握手会で襲撃事件」
 頭が真っ白になりました。
 えっ、今日って全国握手?
 個別握手?
 いったい誰が?
 すぐにテロップが続報を流します。
 「川栄李奈、入山杏奈さんがノコギリで切り捨てられ搬送」
 嘘だろ?
 なんで、あの二人が…。
 少しずつ、二人の病状や一緒に切られたスタッフ、犯人について明らかになっていきました。
 夜のニュースでは、AKB48をろくに知らない人達が、「前から握手会でおかしい人は居た」とか「握手会を見直すべき」ということを語っていました。
 何か悪い夢を見ているような、なんで二人があんな目に、とそう思いました。
 ちなみにこの日、ネットの情報は錯綜し、川栄さんが切られたのは頭であるという誤情報が流れていました。犯人の動機は「誰でも良かった」ということで、本当に自分勝手なものでした。SKE48の握手会も途中から中止になったと知りました。
 それから、2日間、48グループのメンバーほとんどがSNSの更新を止めました。
 この間、テレビは様々な角度からAKB48の握手会について語り、時には誤った認識をさせるような報道もしていました。
 ネットの世界では、5ちゃんねる、まとめサイト、Twitterなどで、議論が繰り広げられていました。
 僕自身も、それまで「選挙の速報出たけど、もう推しが総選挙でないって言ってるから気楽なもんだな。味の素スタジアム行くの楽しみだな」ぐらいのことしか思っていなかったのに、突然の事件で、自分たちの目の前に当たり前にあったものが消えてしまった恐ろしさがありました。
 空白の2日間、ある同僚は心配して声をかけてくれ、ある同僚は「いよいよ、AKB48も終わりだね」と言ってきました。
 僕は家に帰って、ぼんやりとこれからどうなるのかな、ということもそうですが、当日の握手会について考えました。二人の痛みについても。これからの公演やグループの未来、アイドルカルチャーについて。
 多分、みんなが足を止めて、それぞれが考えた時間だったと思います。

 5月27日、指原莉乃のツイートからSNSは解禁されていきました。
 当時はぐぐたすを多くのメンバーが使っていましたので、今は保存が出来ていませんので、アメブロから拾っていこうと思います。
 まずは、真那。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-11863372327.html

 彼女独特の文体で、被害にあった二人の回復と留守の間にファンのコメントに目を通していたことが語られます。

 次に梅ちゃん。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-11863414415.html

 変化に対する戸惑いと、それでも受け入れて新しい形はないかを考えています。
 そして、だーすー。

https://ameblo.jp/ske48official/entry-11863419937.html

 「胸を張ってください」とファンの人達への言葉が印象的です。
 SKE48のメンバーたちが、「日常」を取り戻すために、懸命に公演やイベントに向かっていきました。

 川栄さんのまだギブスを付けた手が、空に伸ばされた写真の投稿は、未だに忘れられません。




 あれから6年、コロナの影響でまた、握手会は形を変えていきました。
 かつては、目に見える侵略と痛み。
 今度は、目に見えない侵略と我慢。
 どちらがマシという話ではないですし、アイドルの安全を考えれば、離れれば離れるほど、アイドルの安全は約束されます。勿論、言葉の暴力は現地でまだあるかも知れません、でも、少しずつ離れていく。
 それが当たり前になっていくのか。それとも戻るのか。
 パオロ・ジョルダーの「コロナの時代の僕ら」の中で「そのうち、復興が始まるだろう、だから僕らは、今からもう、よく考えておくべきだ。何に元どおりになってほしくないのかを」という一文が非常に印象的です。
 

 もう一度、自分の推しメンと握手が出来るようになった時に、何に戻って欲しくて、何に戻ってほしくないか。そんなことを考えながら、今日は眠りたいと思います。


2020年11月20日金曜日

珠理奈HOUSE#3「【名古屋巡り】珠理奈が名古屋に帰ってきたよ♡観覧車デート&ファンサプライズ!!」の感想

 観覧車が回るように


 さて、毎週金曜日は珠理奈のyoutubeチャンネルの更新日ということで、すっかりチェックするのが習慣になってきましたが、皆さんはいかがでしょう。

 早速、今週分をチェック!



 今回の動画は観覧車に乗りに行くのと、ファンの人の前に突如現れて触れ合うという、SKE48ファンや珠理奈推しの方にはたまらない企画になっています。
 で、出会う人出会う人、珠理奈の登場に驚いていくわけですが、そりゃそうですよね。
 自分の日常生活の中に推しメンという非日常が突然、現れるわけですから。
 僕も突然、中邑真輔やシルベスター・スタローン、オードリーの二人とかが出てきたら、間違いなく、卒倒すると思います。
 ここで驚かされるのが自分でMCとして、全部のインタビューのオチをちゃんとつけているところですね。編集さんの音楽やテロップの助けもあるかも知れませんが、とても楽しく観られました。
 悪戯っぽい笑顔は昔と変わらないですね。

 後半はいよいよ観覧車へ。
 ちなみに、先月、五十嵐早香先生が行ったマウンテンに行くんだ!
 名古屋に行ったんですが、当日はマウンテンは休みの日で、観覧車は「鬼滅の刃」に変わっていましたよ。ええ。
 ちなみに、ここでの見所は、なんといっても「ソーユートコあるよね?」の珠理奈バージョンでしょう。もし、珠理奈が歌っていたら、どんな感じになっていたのか。ノリノリで歌います。
 ちなみに、観覧車デートといえば、古畑奈和ちゃんのソロ曲「観覧車」もありますね。
 
 観覧車から降りて、カワイイ女子たちと喋る人懐っこさが、珠理奈らしいですね。
 そして、今回、一番印象的だったのが、寄せ書きを読むところ。
 まず、珠理奈に目を通してもらえることが嬉しいですよね。
 一つ一つの寄せ書きにコメントをしてくれるのもありがたい。
 そして、結構ファンの名前を憶えてくれていること。
 そういえば、さっきも「久しぶり~」と言っていましたね。
 超選抜でありながら、ファンの人達を大事にする姿勢は、本当に素敵です。
 
 

 動画の企画としては、ドッキリと街ブラというyoutuberの方がよくやるものかと思います。
 もともとはテレビの企画を素人がやってみるというのは、よっぽど企画を練っていたり、MCの人が面白くないと、観てられないです。
 しかし、彼女のキャリアや元々のスター性を考えると、きちんと成立させて、ちゃんと「ファンの方との思い出や絆を直に確認する」というもう一つの文脈も成立させていて、「流石、松井珠理奈!」と思いました。
 概要欄に名古屋巡りPART1と書いていたので、次回はしゃちほこラジオに行くに違いない(マジカルラジオの観過ぎ)。次は、楽屋とかステージ裏に遊びに行く企画はどうでしょう?

 コロナの第3波が訪れ始めて、彼女の芸能活動の計画としては、よくないことも続いているかも知れません。ただ、運は観覧車のように下がった後は、また良い方にきっと昇っていくはずです。
 来週の金曜日も楽しみです。

※観覧車で流れていた「WHO ARE YOU?」についての記事はこちら!

※珠理奈とファンの人とのふれあいで思い出したので、「握手の愛」の記事はこちら!

 
 

2020年11月19日木曜日

おすすめの本「答え合わせ」

 彼女と一緒に住むと…



 ついに大場美奈のセカンド写真集「答え合わせ」が発売されましたね。
 ※まだの人は今すぐチェック!写真集の電子書籍版も出ると保存しやすくていいな、ともふと思いました。



 さて、まずは写真集の内容なんですが、1st写真集がアイドルの大場美奈だとしたら、2nd写真集は大場美奈個人にフォーカスした感じです。僕自身は、1st写真集が「旅行」だとしたら、2nd写真集は「滞在」という感じでしょうか。

 みなるん自身は発売記念のshowroomで普段の顔が沢山みられると言っていましたが、素の笑顔が素敵でしたね。配信では気を使って若い子たちのことも言っていましたが、大場美奈という人の新しい魅力が感じられるものになっています。

 じゃあ、その新しい魅力っていうのは、何だと。
 僕はどうしても文章が気になるタイプの人間で、写真集でも文章があると、注目してしまうんですが、その中の記述で気になるものがありました。

 「無が好きなところ」

 「無」?!となりましてね。

 でも、みなるんは、確かにコントとかで、無の表情になることがありますが、好きなところだったとは。
 でも、「無」とみなるんの相性って凄く良い気もするんですよね。
 今回の写真集でも、目線がカメラを捉えているものが多いんですが、雨のべランドを見ている背中とかからは、「無」になってどんな表情をしているんだろう、とふと考えてしまいます。
 この「無」は、かつての前田敦子が様々な楽曲や作品の世界に対応していけたように、大場美奈という人が、コメディの世界やホラーの世界、サブカルの世界でも対応していける秘密かも知れません。

 写真集に話を戻しましょう。
 個人的に好きなカットは、6~7ページの映画のタイトルが出てきたようなカット。海を見るリラックスした視線がいいですね。
 そして、美しい青い色の花を持ってこちらを向いている視線の強さも素敵でした。
 セクシーショットもありましたが、僕が一番セクシーを感じたのは、パジャマ姿のみなるんの後ろに洗濯物があるところです(川端康成の読み過ぎ)。

 ちなみにロケ場所は「シネマアミーゴ」があるから、神奈川の逗子の辺りでしょうか?
 
 さて、この写真集のタイトルは「こたえあわせ」です。
 出題された問題はそれぞれが設定するとして(僕は『大場美奈の人生』と設定しました)、その答えは最後のページの見開きの表情だと僕は思っています。

 みなるん推しの方には、あのテッドのぬいぐるみとの同棲も絆を感じられて良いですが、みなるん推しではない僕から見ても、良い時間を切り取って本にしたなあと感じます。

 ぜひぜひ、みなさんも答え合わせをしてみましょう。
 3rd写真集がもし、出るなら、どんなアプローチをするのか、今から楽しみです。
 それにしても、良い年の取り方をしてますね。
 

※みなるんの1st写真集「本当の意味で大人になるということ」の記事はこちら!

https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/08/blog-post_3.html

※みなるんのセンター曲「アンチ」についての記事はこちら!

https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/05/blog-post_27.html

2020年11月18日水曜日

もう一度叫びたい言葉

あの言葉を


 映画鑑賞が趣味で、よく私的なことを書くnoteに映画の感想を書きます。
 映画にも色々な作品があって、「ヒット作」、「クラシック作」、「ジャンル拡張作」、「自分だけの特別作」など、様々なです。
 ちなみに「ジャンル拡張作」というのは、そのジャンルの可能性を拡張した作品です。
 たとえば、2020年11月現在、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」がヒットしています。仕事の関係で初日から何回も観るハメになっていたんですが、この作品について評価する際に、僕の周りの映画好きの間では、「生涯ベスト級!」という声は聞こえてきませんでした。
 だからと言って駄作かというと、そうではなく、ストレスなく観られるレベルにはちゃんとなっていると思います(説明の台詞が多い気もしますが、対象年齢を考えたらそれでもいいのかなと思いますしね)。
 勿論、「スパイダーマン スパイダーバース」のようなアニメ映画を拡張するような斬新さはありませんし、ジブリ作品のような「スタンダード作」になるにはまだ時間がかかるかも知れません。
 でも、動員数や興行収入では記録を出し続ける「ヒット作」でもあるのは間違いないと思います。


 映画鑑賞は食育に似ていると思います。
 何を食べてきたかで、味覚が変わってくる。
 和食ばかり食べてきた人には、他のジャンルを食べた時に味にびっくりするかも知れませんし、世界中の料理を食べてきた人には、「あっ、これは知ってる味で、あの国の料理に似ているな」と思うかも知れません。
 食べた数が少なければ、出てきた料理も新鮮に感じるかも知れない。
 だから、「ヒット作」を斜に構えた目で、「オードリーのオールナイトニッポン」風に言うと「ハスって」、いや「〇〇の方が面白いのに、こんな作品で喜んでるやつらは馬鹿だ」とか、「俺たちの方が本当に良いものを知っている」みたいな目線は、ちょっとこれから来る世代には可哀そうだなと思っています。
 更に言うと、作品の周りの声が大きくなりすぎて、ハードルが上がり過ぎたというのもあるかもしれませんけどね。 
 ただ、映画自体が「映画観に行った自分」をSNSにアップして「コト消費」するものに10年代後半からなり、「物語性」の文脈で楽しむという楽しみ方は薄くなってきたように感じていました。
 いわば、「同時体験」としての「映画鑑賞」の要素が強くなってしまった。

 でもね、だからと言って、「映画をよりレジャー感覚で観るのはけしからん!」とかいう考えもなければ、「えっ、何、ほんとに『鬼滅の刃』のこと好きなの?じゃあ、日本アニメ史においてどのようなエポックメイキングがあり、これからのディケイドに対してどんな可能性を秘めていて、富野・押井・宮崎は勿論、新海・片渕作品と比較した時に、1本の作品としてどれぐらい独自の作家性がどれぐらいあるか説明してよ」みたいな面倒くさいことも考えてなくてですね。

 一人の映画ファンとして願うのは、映画館につめかけた若い子たちに思うのは、「また映画観に行ってね、他にも面白い作品沢山あるよ。今度は外国のはどうだい?」とか「今日観た映画10年後も好きでいてくれたら嬉しいな」という気持ちです。「ヒット作」が入り口になって、いつか「自分だけの特別作」に出会えたらいいなと思うので。

 あれ、全然、SKE48の話始まらないな、と思ったアナタ。
 お待たせしました。
 急に作品のど真ん中で「ヒメアノール」と出るように、やっと折り返しです。

 さて、映画の「ヒット作」や「クラシック作」、「ジャンル拡張作」、「自分だけの特別作」をSKE48に当てはめてみるとどうでしょう?

 「ヒット作」は、売れ行きという観点から観て、「コケティッシュ渋滞中」や「チョコの奴隷」でしょうか。あるいは、紅白で披露された「パレオはエメラルド」かもしれません。
 「クラシック作」は、何年経っても古びない時代を超えて愛されるという意味では、僕の主観になって恐縮ですが「恋を語る詩人になれなくて」や「前のめり」かも知れません。 

「ジャンル拡張作」は、「金の愛、銀の愛」や「猫のしっぽがピンのと伸びてるように」や「FRUSTRATION」でしょうか?

 さて、最後の「自分だけの特別作」。
 これは一人一人に存在すると思うんですが、久しぶりに自分で考えてみることにしました。
 歌詞の素晴らしさでいえば「誰かの耳」や「前のめり」なんですが、自分の体験も込みにすると「特別」感が増すかなと考えました。
 そこで、ふと気づいたんです。
 マスクを全部洗濯してしまったことに(突然、登場する筆者の日常)。


 これ、マスクせずに外に出たら、白い目で観られるなあ、やだなあ。
 そういや、最近、珠理奈の動画で、メンバーのリハが映っていたけど、みんなマスクしてたなあ。
 観客もいまマスクだもんなあ。
 声も出せないし。
 まあ、コンサートでそんな声を出すほうでもないけど。
 でも。
 「仲間の歌」の最期のアンセムは、毎回、声を出してしまうなあ。


 午前中の僕はマスクを干しながら、そんなことに気づきました。
 初めてSKE48のコンサートに行った時、「仲間の歌」を歌った時、何故か僕は泣いていました。当時の推しメンの中西優香がコールを煽っていたのもあるかも知れません。
 それは「箱で推せ!」ツアーの横浜アリーナでも、名古屋ドームでもそうでした。
 歌詞もストレートなメッセージで素晴らしいんですが、みんなで歌うという一体感で何故か毎回、歌いながら泣いてしまいます。

 なかでも一番特別なのが、松井玲奈卒業コンサートでの「仲間の歌」でした。
 あの時、松井玲奈の突然のお願いで、メンバー全員が観ることができた「オレンジ色の景色」。
 一部のメンバーしか名古屋ドームで観られなかった景色を、全員に見せてくれた。
 その文脈に気づいたメンバーから、泣いていましたね。僕が確認できたのは、ゆりあとかおたんでした。
 アイドルのコンサートという「他人」が頑張る姿を応援するコンサートで、一緒に声を出すことで「自分」のこととほんの少しだけ重なる。曲が終わったら、また離れる。でも、一緒に作り上げたあの空間だけは、特別でした。

 コロナが終わって、マスクなしでまた声が出せる時が来たら、もう一度、あの歌詞を歌いたいなと思っています。確かに、他の優れた曲たちよりも歌詞は平凡かもしれません。でも、僕にとっては大事な1曲でした。できれば、あの時の「同時体験」を超えるような素晴らしい空間で。なんとなく、珠理奈の卒業コンサートには期待しています。


 「仲間の歌」を口ずさみながら、マスクが乾くのを待つことにします。

 

2020年11月17日火曜日

鎌田菜月と音楽

 自分を救ってくれた音楽


 皆さんは、力を貰える曲や心を整える曲はあるでしょうか?
 このブログを読んでくださっている方の中だと、映画の主題歌やアイドルソングという方も多いかも知れません。
 

 じゃあ、その歌を届けてくれている側の人はどうでしょう?
 今回は、SKE48の鎌田菜月さんを例にして考えてみましょう。
 以前、書いた記事で僕は鎌田さんが苦手でなるべく情報をいれまい、視界にいれまいとしていたんですね。でも、それは知らないことから来る誤解のせいで、本質に触れられないまま、過ごしていたことに気づき、今年の夏に入ってから月に1回、彼女の記事を書くようになりました。

 実は鎌田さんと将棋や文学、歴史を中心としたカルチャーについて調べていたんですが、全部書いていくと、結局、「色々詳しくて素敵!」みたいな記事になりそうだったので、あえて、ある曲について考えてみたいと思います。

 まずは、このブログを読んでみましょう。

https://ameblo.jp/ske48official/entry-12529074318.html

 うーむ、バンプの物販体制素晴らしいですね。
 SKE48でもこれぐらいスムーズに行ってほしいところですね。
 事前販売とかも入れて欲しいなあ。
 さて、このブログの中で出てきた「1番辛い時にそばにいてくれた曲」というのが、気になってですね。
 なにかヒントになる記述はないかな、と彼女のブログを遡って探してみました。
 その中ではっきり曲名まで書いているものがあったので、もしかして、これではないかという日がありました。
 2018年7月10日のブログを読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12389903865.html

 1曲だけバンプの曲が入っていますね。
 「才能人応援歌」。
 まずは、聴いてみましょう。


 もうね、曲の歌詞と研究生時代の鎌田さんがリンクしているような気がしてなりません。
 自分の周りには才能を持った人々がゴロゴロいる、まだ無名だった自分にはなかなかスポットライトが当たらない、それでも誰かが聞いているかもしれない自分の「ラララ」。
 
 ちなみに、2019年のバンプの名古屋ドーム公演のセットリストを調べると、この曲は歌われていません。なので、必ずしもこれが正解という保証はないので、もし、「これじゃないだろうか」というのが分かる鎌田さん推しの方がいらっしゃれば教えてください。1本目のブログの記述からすると、「あの時」に出会った曲ということで、必ずライブで披露された曲とは限らないんですが、念のため。
 ただ、同じアーティストが好きというのも少し嬉しくなりますね。

 キャリアを重ねた彼女は、自分たちの歌で誰かの毎日に力を与える側になっています。
 正規メンバーになり、選抜メンバーになったことで、SKE48の様々な曲の中で彼女の声が響いています。
 しかし、まだ彼女が単独センターになった曲はありません。
 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12561927506.html?frm=theme

 いつか、彼女が単独センターになった時に、どんな曲が彼女にあて書きされるか、楽しみです。

 ※ついでに、このバンプのアルバムで僕が寄り添ってもらった1曲を貼ってお別れです。


※「鎌田菜月という川に手を入れるとき」という記事はこちら!

※「鎌田菜月という川に足を入れるとき」という記事はこちら!

2020年11月16日月曜日

AKB紅白落選について

RE:BIRTHのチャンス



 今から8年ほど前、僕が初めて就職した会社でのことです。
 職場には「モー娘。」を始めとしたハロプロ大好きな後輩が居ました。
 毎年、年末が近くなると、「今年こそハロプロからどこかのグループが紅白に出るかもしれない!」と興奮気味に僕に語っていました。
 SKE48を好きになり始めていた僕は、「そんなことあるわけないやろ、おもしろいことをいわはる人やわ。くほほ、おもろ」と不自然な京都弁になるぐらい上から目線で話を聞いていました。
 マイフェイバリット大河ドラマ「平清盛」でいえば、僕は完全に平家側だったんですね。後輩が藤原氏とかで。

 本日、2020年の「紅白歌合戦」の出場歌手の発表がありました。
 ここ数年はSKE48での単独出場はなく、「AKB48」として48グループの主力が出場していました。思えば、紅白と48グループの思い出としては、大島優子の卒業宣言の衝撃、テレビ投票でのさや姉1位からの君はメロディなど、様々なことがありました。
 ※ちなみにこの年の衣装、カッコ良くて好きです。


 今回のニュースを受けて、1回リスタートするには丁度良いのかもな、と思います。
 平成時代に確立してきた48グループを取り巻くものが、令和に入って少しずつ離れていき、最終的にコアになる部分だけが残っていくのではないかと思います。そして、そのコアを大事にしながら、新しい方法で拡張していけば、再び道が開けるのでは、と僕は思っています。
 凄く抽象的な話になりましたが、最近書いた「推す」ということとも無関係ではないと思います。

 「所詮、紅白だろ?」という方もいらっしゃると思いますが、メンバーによってはご家族や親せきの方が喜ぶかも知れませんし、本人にとっても貴重な経験になるかと思います。
 また紅白に出られる日が来るといいな、とは個人的に思います。出られないよりは出られる方が「世間」との接点にはなると思うんですよね。昔から観たいアーティストの部分しか観ないという観方を僕はしていますが、演歌歌手とかの後ろで踊っていることなんかもあって油断ができないところもあります。この偶発性なんかも「世間」と繋がる良いチャンスではと思っています。

 ちなみに、紅白に再出場と言われて思い出すのは、SKE48の最新曲「ソーユートコあるよね?」の振り付けをしてくれたメンバーもいるDA PUMPです。
 「USA」が大ヒットしてからの再出場、その後も一部の界隈の方々に「平成」呼ばわりされている「P.A.R.T.Y~ユニバース・フェスティバル」等ヒット曲を連発しています(僕も去年はよく、『平成』をキメていました)。
 

 

 話を戻すと、次の目標の一つとして紅白も入れるのならば、新曲やプロモーション、コンサートが必要になってくるではと思います。
 上記のことでいえば、今年10周年の難波なんかは良曲にも恵まれて、出場しても良かったのでは、と思っていたんですが、非常に残念でした。
 ちなみに、「なんで櫻坂46が出るんだ!」という意見がちらほらありましたが、今年のアイドル界で欅坂46から櫻坂46になるまでのドラマと配信の観客数、ドキュメンタリー映画の衝撃、そして、発表された新曲が5日間で150万再生を超えていること、改名後の各種メディアの出演数から、2020年を代表するアーティストとして、充分出る資格があるのではと思っています(SKE48の『ソーユートコあるよね?』は10か月前にアップされて95万回再生)。
 坂道では日向坂46推しなので、去年の神の采配のカメラアングルが今年も炸裂するのか楽しみです。

 なんとなく、今のSKE48やAKB48の目標とは何かなと考えてしまいました。
 昔はいきあったりばったりで、色々な企画をやって、紅白や東京ドームを目指して頑張っていた彼女たち。今の目標はいったい何なのか?

 数年前のSKE48の15の年越しカウントダウン公演で、須田亜香里が「この公演は最初で最後になればいいなとメンバー一同願っております」と紅白への思いを語っていましたが、今は毎年の開催が当たり前になっているので、どこかで価値観の変化があったのではと考えています。
 ももクロのように、紅白を「卒業」して自分たちで紅白を開く側にするという手もありだと思います。個人的に去年の「ももクロ紅白」はメンバーが非常に豪華で、中でもクリーピーナッツの「あゝオオサカdreamin`night」は痺れましたね。うおおお、作った人が歌ってる!



 珠理奈の将来プロデュサーもしてみたいという発言からこういうやり方を選ぶのならありかなと思っています。

 48グループが紅白から落選ということがニュースになるということが、最後の花火になるのではなくて、もう一度、目指すのか、違う道を選ぶのか。
 かつて、AKBからSKE48に移籍していた宮澤佐江のツイートが、とても印象的でした。


 歴史を知っているからこその説得力。
 時代の変化も勿論、あるでしょう。
 そことどう折り合いをつけながら、もう一度、乗り越えられるように、是非、今いるメンバー特に、坂道全盛の時代にSKE48を選んで入ってくれた期の若いメンバーたちには、報われてほしいなと思っています。

 最初に僕が「くほほ」と笑った会社の後輩は毎年のハロプロの年末カウントダウンコンサートを楽しみ続けていました。「楽しいですよ。紅白だけが全てじゃないですよ」という言葉に「ほほーん、負け惜しみを言うてはるわ」と不自然な京都弁で思っていましたが、数年前から彼の気持ちが分かるようになっていきました。

 「SKE48」が大事にしているコアの部分が、きっと彼女たちをまた大舞台に連れて行ってくれるのでは、と何のファクトもないですし、超楽観的ですが思っています。
 その為に、多くの人が彼女たちのコアになる部分を知ることが出来る機会が欲しいなと思っています。
 だって、SKE48にとって紅白ってそんなに悪い場所じゃなかったでしょ?


※2012年12月31日の紅白の記事はこちら!

https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/12/blog-post_12.html

 

緊急提言!「いまこそ、STU48 兵頭葵さんのスキルを見直すべき!」

 フォースにバランスをもたらす者


 実は、昨年のこのブログの読者の半分以上は、映画ファンと読書家とお笑いファンの方ということで、2020年前半から私的なことを書くnoteの方になるべくお客さんを流して、アイドル好きな方をターゲットの中心にしました。

※私的なことを書くnoteはこちら!ラジオ機能も最近は使ってますよ。

https://note.com/oboeteitekure913

 でも、ほとんどが、SKE48のことがメインで、他のグループの推しメンについてあまり書けていなかったな、と反省しましてね。
 

 今回は、STU48の推しメンである兵頭葵さんについて、久しぶりにじっくり考えていきたいと思いますよ。
 彼女を推そうと思った理由は、愛媛県宇和島市出身という僕と同郷だったということなんですね(ちなみに、弟は中村舞さんと同じ高校で学年も近かったですが、二人とも良い評判しか聞きません)。

 まずは、兵頭さんと言えば、音楽のセンス。
 ストリートピアノの時の映像を観てましょう。

※リンクのInstagramに飛んでみてね。

https://www.instagram.com/p/CHg5hvHJgpe/?igshid=1o599ovelzi2j


 


 海の波のように滑らかにメロディが流れていきますね。
 ちゃんとサビのところでは、感情が高鳴っていくところも感じて素敵です。
 どことなく、穏やかですが内に熱いものを秘めている彼女の人柄にも似た演奏だと僕は思っています。

 ちなみに、原曲はこれだ!
 STU48って良い曲多いですよね。
 聴き比べると、兵頭さんがどの辺りをアレンジしているか見えてきますよ。
 


 ちなみに、最新曲の「思い出せる恋をしよう」もAメロが凄く好きです。
 さて、話を戻すと、兵頭葵さん。
 実はダンスのスキルも高いんです。
 彼女がグループ内で所属している「勝手に四国観光大使!」の動画をご覧あれ!
 イントロのちょっととぼけたメロディーが好きです。


 2分50秒ぐらいからの淡々と振り付けを起こしていくところとか、カッコいいですね。
 新たな発見が多いので、ぜひ、またこういうスキル系の企画はどんどんやって欲しいですね。
 ちなみにshowroom配信でもコスプレやピアノ演奏、時には料理配信なんかもしていますが、彼女が金曜日の夜にやっていた「あおぞらじお」が大好きでしたね。あのshowroomの即時性とラジオのお便りを送るタイムラグが上手く合わさった、独特の時間の流れを作ったのは、今も発明だと思いますし、あの時間が僕はとても心地よかったです。
 そして、この心地よさを作るセンスこそが彼女の魅力かも知れません。
 きっと握手会やオンラインサイン会も楽しいんだろうなあ、と想像しております。

 コロナの第三波が来る可能性もある昨今、正直、ダウナーな気分になることも多いです。僕なんて、先月から体調を崩して仕事を辞めて、将来に不安しかないです。
 しかし、ふと映像倉庫の中に入っている彼女のshowroomでのピアノの演奏や、「風を待つ」の特典映像の演奏を聴くと、その数秒、数分間、豊かな気持ちになれます。
 個人の感想じゃないか、と思われる方もいるかも知れませんが、僕の場合は、STU48の兵頭さんでしたが、皆さん一人一人にとって心が穏やかになる人やモノ、コトがあるのではないでしょうか?

 現在のSTU48は2期生も入ってきて、グループ内に若い子やカワイイ子も増えてきています。グループの外に目を移せば、更にその数は増えるでしょうし、ダンスや演奏のスキルが高い子も沢山いると思います(去年のゴールデンウィークにあった『クラシック大好きアイドル集合!』で、上には上がゴロゴロいるんだな、と実感しました)。
 でも、そういった物差しとは別に、彼女だから作ることが出来る時間が、きっとあると思います。

 未完成の過程を楽しむというのがアイドルの推し方だとすれば、兵頭葵さんがこれからどう成長していくかも楽しみです。
 Twitterで20歳までのカウントダウンを100日前から始めていますが、果たして20歳になった時に何が起こるのかも楽しみです。
 STU48の選抜基準がどんな基準か分かりませんが、「勝手に四国観光大使!」というなかなか面白いユニットの中で、うまく地元とリンクしながら、選抜とは違った独自の攻め方でファンを増やしていくのも面白いかもしれません。
 
 ちなみに私服も爽やかで素敵です。


 まだまだ、彼女のスキルと彼女のSTU48や48グループにおける評価が、一致していない気がするというのが、僕の感想です。
 どうか、運営は彼女を器用貧乏な便利屋さんで終わらせずに(あえて言葉を選ばずに書きました)、大事に仕事を割り振って行ってほしいな、と思います。
 ピアノの演奏CDやダウンロード販売とか是非してほしいところです。
 僕としては、15分枠からでも良いので、ラジオ番組とかを振っていくのもどうかと思っています。最終的には、福山雅治のラジオみたいに弾き語りとかね。今、ショールームでやっていることを少しずつ外でも試してみるというのも面白い気がしています。
 久しぶりに兵頭さんのshowroom配信に行ってみようかなと、今夜は思いました。
 同じ市の出身だけに、地元の星として活躍して欲しいなと思っています。
 
 

 それにしても、甲斐心愛ちゃんってかわいいよね!
 

 1分42秒からの顔とか最高だよね。
 もうさ、今、吐いて捨てるほど時間だけはあるからさ(お金はないけど)。
 自分で甲斐心愛ちゃんの動画を編集して、それを1時間ごとのプログラムにわけて、さらにそれを24個作って毎日、再放送しつつ新しいものを作る「甲斐心愛ちゃん専門CH」を独自の周波数でアフリカ大陸を中心にお届けしよう、くふふ。
 いや、待て。
 落ち着け、このまま転職活動もろくにせずに、ただただ甲斐心愛ちゃんがカワイイだけの動画を作り続けたらどうなる?
 多分、家に突然、マスター・ヨーダーが来てこうなるぞ!

 

 わああ、我が家が燃える!
 大事な書物も燃える!
 はあはあ、危なかったぜ。

 とにかく、毎回のように甲斐心愛ちゃんネタを差し込んでいますが、兵頭葵さんの奏でる楽器の音色の美しさもそうです、彼女の歌声、彼女の作る時間は心を整えます。だから、多くの人の日常の時間の中に彼女が居たらいいな、と思います。

2020年11月15日日曜日

珠理奈HOUSE「『12年間の想いを込めて』SKE48 12周年記念公演舞台裏密着-後編-(Behind the scenes)」の感想

 珠理奈の視点

 本日、ブログ700回記事突破記念の記事のコメント欄に、相互フォローをさせていただいているBJ-STARFIELDさんから素敵なコメントをいただきましてね。「推す」理由の中で珠理奈の孤高の気高さをキャプテンアメリカにたとえる素晴らしいツイートでした。詳しくは、ご本人のツイートをご確認あれ!

 珠理奈を「アベンジャーズ」のキャップにあてはめるところが本当に見事で、その後の30分ぐらい、「じゃあ、トニースタークは玲奈ひょんで、ソーをダースーにすればなんとかフェイズ4からも行けるな」と謎の理論を展開してましてね。

 ふと、「あっ、珠理奈の動画の後編の感想書いてない!」ということに気づきまして、今、改めて後編を観直しました。まだの人はチェック!




 最初の生写真撮影のところは、流石はキャリア12年!
 ポーズを瞬時に使い分けられるところが素晴らしいですね。
 昔、生写真のポーズは「グーチョキパー以外で何がある?」という記事を書いた人間としては、珠理奈のポーズに注目してたんですが、王道ポーズがメインでしたね。そして、瞬時に変えていけるところが素晴らしい。今回の動画だと、僕は胸の上にちょっと手を置いている写真が好きでした。

※その時の記事はこちら!

 衣装スペースの出番表も興味深かったですね。
 リハーサルでは、一人だけ残って音響さんと最終確認をしていく姿も、流石だなあと思いました。また、スタッフの方への差し入れをメッセージ付きで出来るのが素晴らしいですね。確か、ちゅりやだーすー、卒業メンバーだとひょんさんや宮澤さんもしていましたね。

 「僕は知っている」のポジションのことも良かったんですが、珠理奈が知っている曲についてのところが非常に興味深くてですね。実はチームKの一員でもあり、さまざまな大箱コンサートでユニットも経験しているだけに、これからの世代に上手く繋いで行ってくれたらなあ、と思うことがあります。特に、超選抜曲や彼女がオリメンで入っていた曲は特にそれを感じます。別にSKE48に限らず、AKB48に対しても。
 
 街中でファンの人に会った時の対応も握手会の時みたいで素敵ですね。
 「人となりを知ってもらいたい」というのも、デビューしたてのアイドルみたいで謙虚ですね。いや、あなた、割と有名ですよ、と思うんですけどね。
 ちなみに、オードリーさんの対応はこんな感じだ!


 あとは、ライブ前のコメントが凄く良く手ですね。
 1期生はもう自分だけで、結成から居るのも自分だけであるということを語った上で、他のメンバーたちの方へ視点を動かしながら言います。
 「SKEの12周年っていうお祭りなので、みんな最初から居たってぐらいの気持ちで、今日はステージに立ってほしいなと。本当に、なんだろう。結構人事っぽく気持ち的にはなっちゃうメンバーとかもいるかもしれないけど。最近入ったメンバーとかは。でもみんな同じ仲間だしSKEのメンバーなので、自分たちのお祝いだと思って、そういう気持ちで一人一人ステージに立ってファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えてもらえたら嬉しいなと思いますのでよろしくお願いします」
 大ベテランでありながら、最近入ってきたメンバーのこともきちんと考えられる想像力。本当に惜しい人が卒業していくな、と思います。
 直前の先輩コーナーの面々の頼もしさも凄かったですね。
 この4人でユニット組んだら、ほとんどの曲は対応できそうな頼もしさがあります。
 「本当は居ないはずの二人」という淋しさや「『手つな』できたし!」という顔も良かったですね。
 後輩たちに「本当はK2になりたいんだ?」とか「本当はチームEになりたいんだ?」と言ってすねるとことかは昔からのいたずらっ子的な気質を感じて心が和みました。
 
 そして、公演の最期の重大発表のコーナー。
 僕の推しメンの10期生、五十嵐早香さんが結構、後ろの方で映ってて嬉しかったですね。観切れる推しメンを探すとか、久しぶりにやった気がします。「あっ、いるじゃん!よーし!」となった嬉しさ。
 もう、早くシングル来てくれ!と切実に思っています。
 
 終演後のコメントで、「誤解されやすい」、「前例がないことをすることが多い。それでやっぱり、色んな意見が飛んでくる」のあたりは、上記の「人となりを知って欲しい」というところとも繋がるような気がします。
 諦めそうな時にファンの人からのコメントやお手紙が励みになったというところを聞くと、ちゃんと応援している人に何かを伝えるのは大事なんだな、と思いました。
 「後輩メンバーの成長を見るのが楽しかった」というのは、彼女の年齢からしたら、年上の後輩だらけだったと思うんですが、どこか大人の視点で観ていたのかもしれません。先ほどの後輩達に向けてのコメントからもそれが伺えます。これから考えている「プロデューサー」や「作詞家」の道とも繋がる気がしています。
 「誰かのために」という考え方も素晴らしくて、なんというか48の良い面を純粋に吸収していった気が僕はしています。

 最後の「SKE48も松井珠理奈も終わらない…」という言葉はゆっこのブログを思い出しました。まだまだSKE48はこれからです。
 
※前編の記事はこちら!

祝ブログ700回突破記念!「何故、推すのか?」

君と居るのが好きで、後はほとんど嫌いで


 「推す」という言葉が市民権を得てから、どれぐらいの年月が経ったでしょう。
 思えば、自分の好きなものを応援するものと組み合わせて「〇〇推し」という言葉の語呂の良さが僕は好きです。
 さて、先日僕はある記事を書くためにSKE48のブログを読んでいたんですが、その中で気になるものがあったので、貼っておきます。鎌田菜月というメンバーの2019年10月21日のブログです。


 ブログの中のダンサーではなく、アイドルである自分たちの姿を何故、ファンの人達は応援するのか、という問題提起がなかなか面白くてですね。
 そこから、「なんで人はアイドルを推すんだろう?」という更に広いテーマで考えてみたいと思います。

 いや、「人それぞれだろ?」と言われる方もいらっしゃると思うんですね。
 ただ、個人個人においても1推しのメンバーと2推しのメンバーの理由は違うんじゃないでしょうか?
 そこで、いくつかのタイプに分けて考えてみたいと思います。

① ヴィジュアル重視型
 これは、見た目に一目ぼれしてというやつですね。
 たとえば、橋本環奈さんとかですかね(超偏見)。
 坂道グループにも多そうなイメージです。
 自分の推し遍歴で言えば、岡田美紅なんかがこれに辺りますね。
 あと、秦佐和子さんとか、小木曽くんなんかもこのタイプの推し方でした(SKE48の3期生って素敵ですね)。

② スキル重視型
 たとえば、ダンススキルや歌唱力など、そのグループにおいて一つ何か秀でたスキルを持っているというやつですね。
 個人的には、ハロプロなんかは、このダンススキル集団にも見えますし、①と②の複合型が韓国系のアイドルなのかなあ、と思っています。
 ちなみに、自分の推し遍歴で言えば、五十嵐早香がこれにあたりますね。文章力が本当に素晴らしい。
 あと、STU48の兵頭葵さんなんかもこのタイプで推してます。ピアノやダンスのスキル、配信の企画力も本当に凄くて、もっと才能が活かせる仕事が増えるといいなと思います(それにしても甲斐心愛ちゃんってかわいいよね!)。

③ ドラマ重視型
 そのメンバーの歴史を知れば知るほど、好きになっていく応援したくなっていく、というやつですね。
 今のポジションに立つまで物凄く干されポジションに居たとか、アイドルになる前から苦労していたとか、不当に扱われてきたとかね。
 僕のブログでこれでもか、というほど扱った古畑奈和ちゃんも、めちゃくちゃドラマがあるんですよね。彼女の場合、①と②と③、全部含めそうですが。
 ちなみに、自分の推し遍歴で言えば、中西優香がこれにあたりますね。
 あと、須田亜香里や松村香織もこのタイプでした(本当にSKE48の3期生って素敵ですね)。

 大きく3つに分けましたが、ここまでは、どちらかというと惹かれるきっかけにあたるかも知れませんね。
 じゃあ、推し始めてからどうなのか?
 何故、推し続けられるのか?

 一つには推しの姿を見て、ポジティブな気持ちや自分の中の何かが一気に変化していくことがあります。
 バラエティではじける日向坂46のメンバーの動画を観ると、どんな憂鬱な気分でもその時間だけは明るくなります。
 週に1回更新される五十嵐早香のブログを読む時の集中力は、現代詩の読解をする時のような集中力で挑めます。

 自分よりもずっと年下の女の子の頑張りをみて、尊敬の念や自分も負けてられないな、と思うこともあります。
 たとえば、平手友梨奈の表現力。2019年東京ドーム公演の「不協和音」や「角を曲がる」の世界観。
 松井珠理奈の最期の1期生として、最後の48黄金時代経験者として、大事なものを必死で残していこうとする姿勢。
 松田好花さんのオードリー大好き感を観ていて、同じ好きなものがあるっていいなあ、という気分。
 どれも尊敬だったり、自分のお手本になったりということばかりです。書いていくときりがないですが、推しがいるからこそ、何気ない日常が楽しくなっていくということがあります。

 そして、もう一つ挙げると、コントロール性の出来なさでしょうか。
 シナリオもなければ、安心感もない。
 落ち込む日もあれば、怪我もする。
 自分の立ち位置なんて無視してチャレンジするし、ある日突然、卒業発表する。
 その一時的な儚さも好きなんだと思います。
 
 最後に共感できる部分もあるところ。
 自分の置かれた環境にどこかメンバーを重ね合わせてしまうことがあります。中間管理職になりたての頃は、SKE48のリーダーとして平田さんという最適解の後を任されたにししの苦労する姿に共感しました。
 STU48の兵頭葵さんは、僕の故郷の愛媛県宇和島市出身で、どこか懐かしい匂いがします。
 宮田愛萌さんが、万葉集だけにとどまらず様々な文学作品を読んでいて執筆もしていることや、五十嵐早香が毎週苦労しながらも素敵なブログを書いていることは、自分の文学好きとも重なります。
 
 どこかに自分に似たところやとてつもなく離れたところを見つけながら、自分はアイドルを推しているのかも知れません。
 かつては、総選挙という分かりやすいイベントで、一人のアイドルの人生に自分も少しだけ関わることが出来ました。それがとても魅力的で、みんなで一緒に戦う楽しさも知ってしまいました。誰かの幸せの為に失うものも。
 昔、働いていた会社の上司に「3円で救える命があるのに、なんでアイドルに何万円も使うのか」と嫌味を言われたことがあります。
 もう、正論の暴力だな、と思いました。
 人の趣味をそういう角度からえぐってくるのかと。
 じゃあ、どの趣味だったら許してもらえるんだろうとも考えました。
 ただ、僕は会ったことも心を動かされたことのない誰かのためにより、握手会で少しだけ喋ったこともあるし、ブログを読んで心を動かされた、そして、自分とか細い糸でも繋がっている推しの為に使いたいと思いました。
 最低だ、コイツの倫理感はどうなってるんだ、と思われる方もいるかも知れません。
 でも、たとえ3円でもその時は推しに使いたかったんです。
 憂鬱な毎日でも、好きなことを考えている時は、少しだけ楽しくなるから。遠くにいる多分、自分よりも苦しい状況の人のことを考えて、ああ、自分の憂鬱なんてまだまだな、とさらに憂鬱になるよりも楽しいから。
 勿論、楽しいだけで憂鬱な日常が格段に良くなることはありません。自分の生活や日常と完全に接続している存在ではないので。
 でも、時々、胸が熱くなるようなことがあります。

 今年の「SKE48 12周年公演フェス」のために、発表があった日から当日まで毎日ブログを更新した日々は、自分のSKE48について考える発想力が試されましたが、終わったあと、気持ち良い疲れと充実感がありました。「推しが頑張ってるから、自分も頑張りたい、カッコいいとか見せてやる(誰に?)」という気持ちで駆け抜けました。
 その過程で、それぞれのやり方で頑張ってらっしゃるSKEファンの方々の姿も励みになりました。
 最近もまとめサイトに寄稿されている方々の記事なんかは、とても刺激になります。
 上手い下手関係なく、一人一人の「好き」が伝わってきます。
 僕も「今こそ、〇〇を見直すべき!」とか「〇〇を知らずして、何が人間か!」みたいな熱いスタンスで書きたいですが、恐る恐る、「前からこのこと気になってて、ちょっと考えてみたんで、一緒に話していきません?」みたいな感じが、僕には丁度良さそうです。

 話が長くなってきましたが、何故、推すのかというと、多分、SKE48や推しのことを話している時が、今はまだ一番楽しいからだと思います。まだ、SKE48に期待しているし、諦めきれないからだと思います。
 
 皆さんが推しメンを好きな理由は何でしょう?
 どうして、今日も推しているんでしょう?
 もし、良かったら教えて下さい。

 そして、この「栄、覚えていてくれ」というブログも好きでいてくれたら、嬉しいです。

 700回、ありがとうございました。

 これからもアイドルの楽曲やストーリーや映画が好きな人、お笑いや特撮や文学が好きな人が遊びにこれる場所であれますように。
 さあ、明日は何を推しましょう?


2020年11月13日金曜日

文脈と表現

 ヴィジュアライズ化の先に


 皆さんは、どんなダンスが好きでしょう?
 現代的なヒップホップダンスもあれば、ジャズやロック、ブレイクダンス、フリースタイル的なものもありますね。
 中でも僕は、ビートに対する解釈としてどうリズムを刻むのか、を表現したヒップホップダンスを観ることが、好きなアーティストの関係で多いのですが(歌詞の解釈としてフロウを刻んだり、歌詞の時代のダンスをいれていくグループは特に好きです)、「ああ、歌詞やビートをこんな風に解釈して、自分の身体を使ってヴィジュアライズ化したのか」と考える楽しみがあります。


 SKE48で、ダンスを観るのが楽しみなメンバーが何人かいますが、ダンスで曲の世界観を自分で創るという意味では、古畑奈和のダンスはやはり唯一無二のものだと思います。
 文脈を読み取り、曲の世界を広げていくために身体を動かす。
 それを一番感じるのは「10クローネとパン」です。
 まずは、普通の振り付けの「10クローネとパン」を観てみましょう。



 流石は、NMB48のセンターでこの曲のオリメンセンターの山本彩、素晴らしいダンスと表現ですね。「呼吸をする度、白い息」からの歌声とかたまりません。
 これは、比較する相手…まちがえたんじゃ…オリメンのいないバージョンとか持ってきた方がいいんじゃ…と心配になりますが、奈和ちゃんのバージョンはどうでしょう?
※忙しくて、仕方ないんだ、という方は4分42秒ぐらいからどうぞ!
 

 まずは、彼女の表情の豊かさですよね。
 最初の「10クローネばかり貸してくれよ」の悲痛な願い。2番サビで即物的な幸せを連想させる物を語る時の笑顔、そして、最後のモニター越しの視線。
 先ほどのさや姉バージョンと比較すると前奏部分や「司会者のジョークは笑えない」のところは同じふりつけですが、要所要所でオリジナルに変わっていますね。「僕の知らない世界へ連れて行ってくれたよ」のふりが、通常は指が下へ動くのに、奈和ちゃんバージョンは、天を指しているのが印象的です(『辺りではみたことない奇抜な衣装を』のところも)。
 また「まばゆい電飾が」のところや「僕は目を閉じて」のところは、まさにヴィジュアライズ化といえる表現だと思います。
 ちなみにサビも「それより僕は」までは一緒ですが、流石は古畑奈和。一つ一つの振りが一番遠いところまで手を伸ばしています(さや姉のしなやかな重心移動も、彼女ならではの表現で好きです)。
 さらにこの曲の激しく動くところをあえて動きを抑えることで、ためを作るところも素晴らしいですね(間奏から2番の最初なんかがそうです)。「僕の母親は」からオリジナルと比較して自分の表現を激しくしていくところの助走になっています。
 まるで、彼女の身体自体も表現を具現化するための道具であるかのように、曲の世界をヴィジュアライズ化していきます。
 ちなみに、この方向性を更に進めてストーリング重視で解釈したのが、NMB48の石塚朱莉さんのバージョンだと思います(彼女の解釈も好きです)。


 
 
 話を戻すと、古畑奈和の楽曲の世界をヴィジュアライズする力は、この後も2018年感謝祭の「誰かの耳」でも発揮されますし、ソロ曲の「本能」でも発揮されます。欅坂の楽曲とも相性が良いのも分かる気がします。

 ただし、あえて表現をおさえることで曲の別の側面をピックアップすることもあります。それが、2017年の「ランクインコンサート」で披露した。「Escape」です。
 ここでは歌いあげることに集中し、踊ることをセーブして、最後のふりだけオリジナルに合わせます。
 ダンスの激しさが目に行きがちですが、歌詞やメロディの素晴らしさを改めて認識させられる素晴らしいパフォーマンスになっています。
 
 じゃあ、振り付けがないものはどうするのか?
 よく「渋滞曲」とか言われるメンバーが手を振りながら、大会場を移動する曲ですね。
 上に挙げた2017年、「ランクインコンサート」では「あなたが居てくれたから」の時にメンバーたちが客席まで降りて、撮影タイムとして歩いていくんですが、彼女はここで涙が溢れて顔を覆っていまいます。
※8分20秒あたりから
 

 この時の奈和ちゃんは、いったいどんなことを思っていたのか、彼女のブログを読んでみましょう。

 総選挙という自分の価値を数値化されて叩きつけられるイベント、大勢のアイドルの中の自分、この残酷な世界の中で自分の味方で居てくれる人、「これまでのこと」、様々な思いが駆け巡って涙になっていったんですね。
 初めての選抜、そして、「あなたが居てくれたから」という曲の歌詞がこれほどまでにしみるシチュエーションはないでしょう。
 シチュエーションや歌詞が彼女の心に反響して涙になったと仮定すると、古畑奈和という人の人間性や感受性の豊かさ、それがあるからこその表現力だと思います。
 そんな、奈和ちゃんだからこそ、曲の世界の「表現」というところから離れた、目の前や中継を見ているファンの方への感謝という、別の「文脈」で曲を受け止めた時に、溢れてくる涙の美しさ。
 
 総選挙というイベントは、既に終わりを迎えましたが、彼女がファンの皆さんと一緒に嬉し涙を流せるような、イベントや場があればいいな、と思いました。まずは、歌唱力のイベントでしょうか。

 日常を彩ってくれたラジオ番組「10月のお楽しみ」も良かったですが、まだまだ、彼女の表現力は様々な場で輝くと思います。次は、どこで彼女の人間性を見せてくれるでしょう?

※2017年総選挙について書いた「悔しさの先に見えてくるもの」の記事はこちら!

※2018年総選挙感謝祭で披露した「誰かの耳」についての記事はこちら!

2020年11月11日水曜日

Nobody`s fault①

生まれ変わった先にある世界


 ※この記事はSKE48ファンのリトルトゥースが書いたものです、勉強不足の点はご容赦ください。

 本日、2020年11月11日の正午に櫻坂46のデビュー曲「Nobody`s fault」のMVが公開されました。いやあ、これが映像美的にもドラマ的にも素晴らしいので、ちょっと観てみましょう。


 うーむ、素晴らしい映像美でしたね。
 なんとなく僕は「スターウォーズ EP7」のラストに出てくる島を思い出しましたよ。
 
 さて、そんなどうでも良い話は置いておき、MVが発表されたと同時に各種ニュースサイトで「MVのテーマは自由への渇望と絆!」ということが提示されて、「そういうことだったのかあ」となるかというと、そうではなく、「えっ?じゃあ、あのシーンは一体?」と思うことがあったので、自分の中での解釈を書いていきたいと思います。
 
 まず、気になったのが着ている衣装と場所の違いなんですね。
 1番では制服姿、2番のサビから白いワンピース姿。
 1番では港を思わせる場所や船路といった人工物が中心であること、2番の大サビからは島に辿り着いた先、自然が中心であること。
 衣装の変化のブリッジになるのは、「もう一度 生まれ変わるなら」の部分。
 勿論、このMVが歌詞の通り、生まれ変わりを視覚的に新しい姿で新しい場所へとたどり着いたんだなあ、と感じるんですが、曲が進むにつれて、次の疑問が生まれるわけです。

 なんで、津波が迫ってるの?
 そして、何故、縦に立ちあがってくる波に飛び込んでいくの?
 なんで、あの島には桜の木がないのに桜吹雪が?
 
 ここで最初の疑問の繋がってくるんですが、ひょっとして、2番の内容は精神的な世界のメタファーなんじゃないかと思いましてね。1番の制服の少女たちが、新しい場所を目指して、自分たちの船で新しい場所を目指す。
 2番ではこれから予想される逆風、試練が波や泥が顔についた彼女たちの姿であり、桜吹雪や最後に駆け上がっていく丘は、グループの名前や希望をイメージさせる素晴らしいものになんじゃないかと考えています。
 
 MVの前半の空は雲で日差しが隠れていることが多いんですが、衣装が変わったあたりからはどんどん明るくなっていく。これも生まれ変わった先の希望を感じさせるものでした。更に、海という巨大な自然に飲み込まれずに、波を足元に浴びながらも踊り続ける姿、最後は融合するかのように飛び込んでいく姿は、飲み込まれずに突き進んでいくということを連想させられます。

 正直、「平手さんがいない状態でどんな曲になるんだろう…」と考えていたんですが、欅坂のカッコ良さを残しつつ、新しいスタートを感じさせられるものになっています。
 ちなみに、欅坂46はそこまで強くなかったんですが、山崎天ちゃん推しでしたよ。今回も自分たちで船を出航させようとしたり、目力がある姿が観られて大満足です。
 
 欅坂の過去作とのリンク(「避雷針」のMVや共和国の船とのリンク等)は、きっと欅坂から応援してきた方々の方が詳しいと思いますので避けますが、森田さんの顔は主人公の顔だと僕は思っています。

 歌詞もコロナ禍の現在において、大いに現状に絶望している僕には刺さりまくった素晴らしいものなので、是非是非皆さんも注目して聴いていただければ、と思います。

 それにしてもさ、SKE48にもくれんかね、こういう曲。

※欅坂のドキュメンタリー映画の感想はこちら!

2020年11月9日月曜日

快速と動体視力①

推しを見つけられる視力


 皆さんが推しを見つけたきっかけは何だったでしょう?
 何気なく観たMVでしょうか?
 本屋さんでふと視界に入った雑誌の表紙でしょうか?
 それとも、テレビに映った姿でしょうか?
 

 今回紹介する「快速と動体視力」は、見つける力となかなか対象に触れられない距離が歌われています。ちょっと公式のMVを聴いてみましょう。

 


 ううむ、何故、48グループは通学路でカワイイ子を見つける曲が多いんでしょう。
 まずは、歌詞の世界から見ていきましょう。
 曲の主人子は、毎日、快速電車に乗って通学しています。
 快速電車が通りすぎる駅には、気になる女の子の姿が一瞬だけ見えます。
 でも、快速電車は止まらない。

 毎朝、一瞬だけ見える彼女の姿に恋をするというなんとも切ないストーリーなんですね。
 彼女が髪型を変えたことに気づくんですが、もうすぐ、冬がやってくることで、ガラスは自分の息で曇ってみえない。でも、窓から離れすぎると見えない。
 この曲の歌詞で注目したいのが、まだ、二人の目が合っていないことです。
 曲の主人公が同じ電車の中にいる子に恋をする「センチメンタルトレイン」と比較すると、物凄く一方的なんですね。
 でも、本当に一瞬でも止まって見えるという歌詞が、「動体視力」とリンクします。

 この曲のセンターを務めるのが、須田亜香里と加藤玲奈の二人。
 SKE48と関連メンバーでは、ゆりあ、ちゅり、奈和ちゃん、花音、そして、移籍する前のみなるんやすーめろさんも出ています。ちなみに、MVですーめろさんが、奈和ちゃんに「頑張ろうね」というところは、今観ると、えっ、ここから繋がってたっけとふと錯覚しそうになります。
 この曲のMVは、絵画のコンクールが舞台で美大に入るために技術を争うという縦軸とかとれなとだーすーの友情の修復という横軸が交差します。
 印象的なのが、だーすーの抑えた表情です。
 普段は明るい笑顔が印象的な彼女ですが、このMVではじっと抑えた表情の芝居をしています。ずっと「静」が続いているからこそ、「動」のダンスシーンや最後の笑顔がキラキラしている。
 また、非常に構図が美しいシーンが多くてですね。
 窓辺で一人佇むだーすーのシーンや円になってデッサンするシーンが印象的です。
 さらに、美術の先生が「マジカルラジオ2」の御仏さんなんですよね。そして、だーすーとかとれなの中を取り持つ助けをするのがゆりあであるというのも、3期生でありこの後、チーム4に行く彼女の運命を感じさせます。更にいうと、ゆりあとだーすーのカーディガンが似ているのも暗示的ですね。
 
 諦めかけていた自分の夢を手放さず、友情も修復していく過程が本当に素敵なMVです。勿論、競い合う48グループというモチーフとも繋がるものがあります。

 さて、この曲が発表されたのが、2013年10月30日。
 だーすーが総選挙で16位にランクインした年ですね。
 この時の彼女のスピーチで印象的だったのが、「瞳の中のセンター」という言葉です。
 どんなにステージの端っこに居ても、ファンの方は見つけてくれる。
 なんとなく、この曲の歌詞の世界と似ていませんか?
 「瞳」と「動体視力」というリンクを僕は感じます。

 ちなみに、だーすーは、ブログでこの曲についてどんな風に書いているんでしょう?
 ちょっとアメーバブログをチェックしてみましょう(2013年10月13日)。

 この頃のだーすーは、一つ一つの嬉しいことや悔しいことを経験しながら、少しずつセンターへ向かっていたんですね。

 さらに、裏話もありますよ!(2013年12月10日)

 あの美しい涙は本物の涙だったんですね。「ハートエレキ」をお持ちの方は是非ご確認ください。ちなみに、裏話その2は池田鉄洋さんとのエピソードですね。


 曲とMVどちらもだーすーとリンクする素敵な作品になっているので、「ハートエレキ」をお持ちの方は是非是非、久しぶりに楽しんでみてはいかかがでしょう?
 なんとなく、イメージした曲を貼ってお別れです。