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2022年2月6日日曜日

朝の自分に問いかけながら

しょうがない以外の選択肢で



 あらゆる世代の日本人がよく使う言葉でプロの通訳者や記者の間で「外国語に訳しにくい」と問題になるマジックワードがあるそうです。それが「しょうがない」です。むりやり英語に訳すと「It's inevitable.I cannot do anything this.」(避けられない事態で何も出来ない)になります。
 メディアアーティストであり筑波大学図書館情報メディア系准教授の落合陽一は、最新の著書「ズームバック×オチアイ 過去を『巨視』して考える未来を考える」の中で「しょうがない」のメンタルは自然災害などの人間では太刀打ちできない現象が日本に多かったことが、日本人の「しょうがない」という根底にあるのではと分析しています。「しょうがない」がという空気が支配すると、あきらめに通じていきます。あきらめると先に進むのは難しい。
 じゃあ、「しょうがない」という空気に逆らうにはどうすれば、良いのか。
 同著で落合陽一は、あるひらがな四文字の言葉を挙げます。
 このブログの終盤で答えを発表するので、これを読んでいる皆さんも考えてみてください。

 先日、SKE48のニューシングルの発表がありました。
 その中には、初選抜の平野百菜さんの名前もありました。
 彼女はまだ中学3年生の15歳です(もうすぐ卒業ですが)。
 彼女の選抜入りに対して、9期生の青海ひな乃さんがコロナにより選抜から外れたことの代打としての選抜入りだという声がSKE48に関するサイトやSNSでいくつかありました。2022年2月5日時点でメンバーからはそのような発言はないので、ハッキリ言って平野さんのことを過小評価した非常に失礼な意見だと僕は思います。
 なんで彼女が選ばれたのか?
 それは、彼女を推している方々なら分かるかも知れませんが、僕を含めて普段から彼女の発信を随時チェックしていない人間からしたら、「大抜擢!」となるかも知れません。
 そこでまず参考にしたいのは、彼女の2021年の実績についてです。
 こちらのアメブロを読んでみましょう。

 もうね、5位の無限すごろくというのがいったい何のか気になって、AKB映像倉庫を探しましたよ。
 お願いですから映像倉庫は配信記録に一言「〇〇の巻!」みたいなのをつけて欲しいです。
 さてさて、話を戻すと、先ほどのアメブロからももたんが2021年にちゃんと結果を出してきたことが分かると思います。
 これまでのSKE48は乃木坂を始めとする坂道グループのように握手会売り上げを重視していましたが、彼女の場合はそれとは違うアプローチで選抜を手に入れたと僕は考えています。
 そのヒントになるのが、以前、ブログで彼女のことを取り上げた時に書いた、SHOWROOM配信についてです。
 あのブログを書いた後、彼女はSHOWROOMアワード2021AKBグループ賞を受賞します。
 まずは彼女が自分のSHOWROOMのルームについて書いたアメブロを読んでみましょう。

 ももたんの配信を楽しむももたん推しの皆さんたち、受け入れて来る人達がいるから、色々なことができる。時には一緒に喜んだり悲しんだり。これはSHOWROOMを作った前田裕二が著作「人生の勝算」の中で挙げた熱量のある理想的な配信空間と合致します。それは「誰かの物語」が「自分の物語」と重なる空間になっている状態です。
 彼女が自分の実力だけでなく「ファンの方々からいただけた賞」と書いたんですが、まさにみんなで作った空間ではないかと思います。

 さらにもう一つSHOWROOM配信について書いたアメブロを読んでみましょう。


 このアメブロでの「これはもも1人がもらったものじゃなくて毎日みてくれているファンの方と一緒にいただいた賞だから、みなさんを代表して」という表現から、やはり、みんなで楽しい空間を作るということを感じます。
 そして、「ショールームはももにとって大切な場所です」という言葉は、シンプルですが彼女が書くことで非常に説得力のある言葉になると思います。
 毎日アイドルももうすぐ1000日というのも凄いですね。
 自分とファンの方々を信じて、続けること。
 これは言葉にすると簡単ですが、実行していくのは大変なことだと思います。
 アメブロの中にもありますが、楽しみながら続けていけたからこその継続だと思います。
 SKE48の選抜の評価軸は、握手重視ではとファンの間では語られていましたが、ここで違う評価軸をももたんは持ち込んでくれたのではないか、と思います。
 それだけでは、ありません。「大富豪は終わらない」でのドラマ出演や「BLACK PEARL」や「青空片想い2021」選抜、それぞれが良い流れを生んでいます。
 その根底には、「自分が1番良い!!と思う気持ちを大切にする」というのがあるのかも知れません。
※こちらのアメブロを参照しました。
 
 もし、彼女が「握手会の部数が選抜常連メンバーよりも少ないし、選抜はまだまだ遠いかもしれないけど、『しょうがないよね』」という考え方だったら、きっと選抜になるまでまだまだ時間がかかっていたのではないでしょうか?
 2021年の生誕祭の際に「選抜になる!」と目標を口に出して、それに向けて毎日、頑張っていた彼女。
 落合陽一は、「しょうがない」という空気に支配されないために、矛盾してもいいからいくつもの一人の人間の中に複数の信念を持つことを挙げます。研究者としての彼は「役に立つものは正しい」と思いますが、アーティストとしての彼は「役に立たないものが正しい」
と考えます。どちらか一つだけの考えでは、行き詰ってしまうというわけです。
 握手会の売り上げだけが選抜の基準では、選抜までの時間がかかる。
 「まだ3年目だし、『しょうがない』か…」となる。
 しかし、彼女は「握手会の売り上げや部数は先輩たちが上かも知れない。『それでも』自分にはSHOWROOMや大富豪がある。支えてくれるファンの皆さんがいる」という動きが出来ていたわけです。
 そう、「しょうがない」という空気から逃れるためのひらがな4文字は「それでも」です。Aというプランだと厳しい「それでも」Bという別のプランがある。そうすることで、AのプランよりもBのプランの方に面白さやオリジナリティを感じて集まってくる人もいるかも知れません。
 複数の選択肢を持ち、その中にあった最良のものを大切にして毎日を過ごしてきたからこその選抜ではないかと思います。だからこそ、結果もついてきた。それは、総選挙という年に1度の「非日常」の祭りでジャンプアップするのではなく、配信という「日常」を豊かにしていくことでステップアップする進み方だと思います。

 2005年6月12日、アメリカのスタンフォード大学の卒業式でアップルの当時のCEOであるスティーブ・ジョブズがスピーチをします。ちなみにこの1年前にジョブズは、がんの宣告を受けています。
 スピーチの終盤で彼はこう語ります。
「17歳の時にこんな言葉に出会いました。『今日を人生最後の日だと思って生きよう。その日は必ずくるから』。その言葉は印書的で、以来33年間、毎朝、鏡を見て問いかけています。『もし今日が最後の日でも、いまやろうとしていたことをするだろうか?』その答えが何日も『NO』のままなら、何かを変えるべきだと気づきます」

 毎日アイドル1000日目の朝も、きっと、ももたんは自分の信じた大切な場所に、笑顔で向かっていくのではないでしょうか。

※なんとなくこの記事を書きながら思い浮かべた曲を貼ってお別れです。
 

2021年12月5日日曜日

熱量とインタラクティブ

 熱量が伝播していく


 SHOWROOMを立ち上げた前田裕二は、SHOWROOMを立ち上げた際、何か一つのカテゴリーに特化しないと他の配信アプリとの差別化ができないと考えたそうです(詳しくは彼の著作『人生の勝算』をチェック!)。様々な選択肢がある中で、アイドルに特化したものでまずは勝負しようと前田さんが考えた最大の理由を、「熱量」と彼は書いています。
 それまで投資銀行マンでアメリカに住んでいた彼は、SHOWROOMを立ち上げ、広げる為に様々な場所に営業へ行っていました。その中で、秋葉原の地下アイドルの現場に営業に行った時、現場の熱量に刺激を受けたそうです。「ニッチではあるが、こんな熱量のあるコンテンツは見たことはない」と。
 前田さんは、「人を動かすもの、惹きつけるものは熱量である」と確信します。
 SHOWROOMにおいては、「クオリティ」というものの価値観が少しずつ、変化が起きていると同じく著作「人生の勝算」の中で語っています。完成度よりは面白さと送り手側と受け手側の関係が重要であると。インタラクティブ(双方向性)があり、配信を面白くするのは、送り手側だけでなく受け手側も担っているそうです。コメントの面白さや「前向き課金」としてのギフティング等、「この部屋面白いな」と思う部屋の質は送り手だけでなく受け手も良いそうです。配信者の笑顔が自分の笑顔にもなる。幸福な関係ですね。
 

 SKE48で僕が一番に思い浮かべたのが、平野百菜です。



 

 僕はそこまで48グループのSHOWROOM配信をチェックしているわけではないので、断言はできませんが、それでも彼女のルームは48グループトップクラスの「クオリティ」を確保していると思います。
 一例を挙げると、「風船トランポリン」や「ボーリングボクシング」等、思わず僕の大好きなお笑いコンビ「金属バット」の「三味線弓道」のネタを思い出すぐらいの奇想天外な思考で彼女は配信をします。

 「AKB映像倉庫」のアーカイブには、アバターの様子までは残っていませんが、ルームの方々がももたん好みのアバターに統一されているのも面白いですね(ほら、お食事中に読んでくださっている方もいるかも知れませんしね)。
 さてさて、少しだけ話をSHOWROOMに戻すと、前田さんは著作の中でファンビジネスを4象限に分類しています。縦軸は偶像(更新が少なく、低密度)と身近(更新が多く、高密度)。横軸はファンの数の多さと少なさ。彼は秋元康は4象限のうちの縦軸の下のゾーンをターゲットにしていて、SHOWROOMはこの層との相性の良さも挙げています。まるで、スナックや床屋のように毎日やっていて、気軽に入れると。そして、努力や工夫次第で一気に人気が出る土壌があるそうです(逆に手抜きだとすぐにバレてしまう怖さもあると)。
 そう考えると、SHOWROOMを900日も続けられる彼女とファンの方々の熱量は本当に素晴らしいと思います。
 ちょっと彼女のアメブロを読んでみましょう。

平野百菜♪900日 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ampproject.org)

 ただの900日のお祝いにせずに「9」にかけたアイディアで盛り上げる彼女の頭の柔らかさを感じます。
 思えばももたんは、SHOWROOMの様々なイベントで結果を残しています。

 フルーツやテーマパーク、様々なものをゲットしています。
※詳しくはこちらのブログをご確認あれ!

 平野百菜♪フルーツ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ampproject.org)

 平野百菜♪イベント | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ampproject.org)

 平野百菜♪ショールームイベント | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ampproject.org)

 ただ、嬉しいことばかりではありませんでした。
 bis出演をかけたイベントでは残念ながら、落選しました。
 しかし、この時読んだ手紙が素晴らしいので、2020年4月26日の配信をちょっと確認してみましょう。 

「応援してくれたみんなへ

 イベントが始まって今日まで、応援ありがとうございました。
 イベントが始まる前は、不安の(方)が大きかったです。
 毎日アイドルをやってるけど、1日3時間も配信したことないし、立候補した先輩・同期・後輩をみたら、もものことを応援してくれる(涙をふきながら)…。応援してくれる人いるのかな、って心配に…(涙をふくために一旦中座)。立候補したのに凄く…(再び涙をふく)。弱気になっていました。
 でも、イベントが始まると、初日から沢山の人が応援してくれて、配信のスケジュールをみんな真剣に考えてくれて。それだけでも、嬉しかったのに、『頑張ろう』ってみんなでみんなに言ってもらえて、ももはファンの方と一緒に頑張っていくぞっていう気持ちが、更にパワーアップしました。
 もものファンの方、ファンじゃない方も朝早くから生で配信見に来てくれて、星投げ、カウントギフト、ありがとうございました。嬉しかったです。

 朝はみんなお仕事で忙しかったり眠かったりするのに、面白いコメントをして、ももを笑わしてくれて、ありがとうございます。夜も変わらずみんなコメント面白くて楽しかったです。ももは毎回笑ってばかりだったような気がします。カラオケやダンスをすると、コールをしてくれたり、みんな優しくて毎日感謝しかありませんでした。
 結果は、みんなが一生懸命応援してくれたのに、期待に応えられなくて、ごめんなさい。
 でも、今回イベントに参加して、それ以上にファンの方と気持ちが一つになって、凄く嬉しかったです。
 

 ももにとって…(涙で手紙が読めなくなる)。
 みんな応援してくれる気持ちが嬉しかったです。
 4位との差が大きくなっても、みんな諦めずに毎日ももの順位を上げようとしてくれて、本当に嬉しかったです。このイベントで初めて「#ももたんをbisまでお届け」で拡散してくださいってお願いしました。
 今までももは「#〇〇」でお返事してください、拡散してくださいって言ったことがなかったので、今回お願いしてみて、SHOWROOMは面白い楽しいコメントをしてくれてるのに、「#」では、みんな真面目にもものことを考えてくれて、善意を上げたいっていう気持ちが凄く伝わって、嬉しかったです。
 ファンの方ってこんなにもものことを思ってくれてんだなって、分かりました。
 毎日ありがとうなんだけど、このイベントの一週間、ほんとにありがとうございました。
 本当に本当にありがとうございました。
 直接ありがとうを伝えたいけど、今は無理だから、また握手会・劇場が再開されたら、直接御礼を言います。
 本当に一週間ありがとうございました。
 明日からもまた、毎日アイドルは続くので、応援よろしくお願いします。
 みんな大好きです。

 ももより」

 この手紙を読みながら、平野さんとファンの方々の関係って本当に素晴らしいなと感じました。前田さんが考える「熱量」を感じる関係だと思います。
 しかし、ももたんの「熱量」は徐々に運営にも伝わっていきます。
 そう、若手で作られた青空片想い選抜です。
 あまり、ももたんを意識してなかった僕のような、はぐれSKE48ファンでもパフォーマンスで、「爽やか~」と目を細めながら惹きつけられたものです。

平野百菜♪発売日 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ampproject.org)

 そして、「熱量」の関係で言えば、忘れてはならないのが「大富豪は終わらない」のイベントです。
 平野百菜♪大富豪 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ampproject.org)

 これまでも何度かCMに出ていましたが、ドラマの出演権をかけてのこのイベントでは、ファンの皆さんとももたんが「熱量」と共に進みます。
 そして、彼女は見事に1位を獲得します。連続でどうぞ。

平野百菜♪大富豪 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ampproject.org)

 平野百菜♪1位 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ampproject.org)
 

 いよいよドラマの収録。

 平野百菜♪名探偵 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ampproject.org)

 完成版は今でもyoutubeで観られます。



 本人の性格とは少し違うかも知れませんが、そこが演じることの面白さ。
 正直に書くと、ショートフィルムで果たしてどこまで8人の良さを引き出せるかと心配だったんですが、これが良くてですね。
 特にももたんが静かに証拠を突き付けていく彼女の演技に引き込まれました。
 「熱量」は先輩メンバーにも伝わっています。
 須田亜香里が書いた生誕祭の手紙を読んでみましょう。
 
「大好きなももたんへ
 
 15歳のお誕生日おめでとう。
  
 私はあなたの初恋の人です。誰か分かったかな?
 お手紙かけて嬉しいです。

 出会ったのはもももたんがまだ小学生の頃。ももたんがSKE48に入ってくれたから出会えたね。

 SKE48に入ってくれてありがとう。

 ももたんは若さが武器になる一方で、デビューしてからも劇場公演に立てる時間が限られていて、悔しい思いをしたり、我慢しなきゃいけないことがあったよね。
 
 でも、だからこそももたんは当時も今も変わらずにできることには『これでもか!』ってぐらい全力で挑戦しているのだと思います。

 その姿が本当にかっこよくて、可愛くって、最高にアイドルだと思います。
 
 ももたんのファンの皆は絶対幸せだと思う。私ももたんを見ていると本当に幸せだから。いつも頑張り屋さんなももたんが大好き。泣いてるところも、はしゃぎすぎてうるさい時も、うんちが大好きなところも全部全部大好き。
 
 でも、もう私も身長を抜かされたし、そのうちうんち好きじゃなくなったり、大人になっていくのかな?と思うと少し寂しい気もするけど、結局私はどんなももたんも大好きな自信がある。ももたんのハートが大好きだから。

 これからも成長していく姿を日々見られることが楽しみです。

 ファン思いで頑張り屋さんなももたんは『もっと頑張らなきゃ』とか『これ以上どうしていいかわからない』と不安になることもあると思うけど、悲しい気持ちにならないでね。迷ったり悩んだり苦しかったりするのは、自分がそれだけ本気で向き合っている証拠だから、ちゃんと自分の頑張りを認めてあげてね。

 ダメだから悩むんじゃないよ。がんばれているから悩むんだよ。
 
 答えはひとつじゃないから色んな人に相談して、ワクワクしながら探していこう。
 
 私にもまたいつでも頼ってね。両思いなんだから遠慮しちゃダメだよ。

 そしていつかももたんにたくさんの後輩ができた時、悩んでいる後輩がいたら同じように助けてあげてね。ももたんはきっと背中を見せてくれる先輩になれると思うよ。

 ももたん自身がアイドルでいることを楽しんで、心から笑顔でいてくれたらそれがももたんの大切な人の笑顔になるよ。
 
 これからも嬉しいことに悔しいことに色んな気持ちに正直でいられるももたんでいてね。

 ももたんの夢は皆の夢、私の夢でもあります。
 
 これからもアイドルとして色んな形で私たちを楽しませてね。

 これからもずっと好きだよ~。

 SKE48チームEリーダー、須田会・須田亜香里より 」
 
 初めてこの手紙を読んだ時は、「だーすー、卒業するのか!」と心配になるぐらいすごい未来へのリーチがある手紙で、ももたんとファンの方との関係や「熱量」が伝わってくる素敵な手紙でした。
 握手会というアイドルとファンのインタラクティブを加速させた場で、アイドルとしてのアイデンティティを獲得していった(あくまで広義の意味での)須田亜香里が、SHOWROOMという同じくインタラクティブの場で人気を獲得していったももたんへと送るメッセージと考えると、これは凄く深いものがあるのではと思います。
 ファン思いであり、悩みながらも成長していく。
 そんな誠実で熱量のある彼女の笑顔は、やっぱり見ていてこちらも笑顔になります。
 
 アイドルの身近さが10年代よりも加速していく20年代。果たしてももたんは、次にどんな展開を見せて行くのか。勿論、遠い視点だけではないです、明日の配信を楽しみにできる存在、ももたんが持つ「熱量」は20年代のアイドルのスタンダードになっていくかも知れません。彼女が作る新しい文体こそが「握手会2.0」へのヒントかも知れません。