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2019年5月9日木曜日

「古川未鈴と古畑奈和のいにしえ乙女酒」第6回の感想



おいしい時の二人


 さて、早いもんで第6回の今回は、「麺呑みの儀」ということで、ラーメンとお酒の相性を知っていきますよ。お酒飲めないから分からないんですが、お酒と麺って、結構合うんでしょうかね。ラーメンと居酒屋…「麺ジャラスK」?(ノーヒントで分かった人はプロレス好き) 古川さんは、Twitterのプロフィールに書くぐらいのラーメン好きで各地のラーメンをチェックしているとか。さあ、観ていきましょう。
 


 二人は東京の金町へ。
 衣裳は、第5回と同じく古川さんが赤のチェックのワンピースに黒のベストで服の趣味が毎回素敵。奈和ちゃんは、Gジャンにオリーブカラーのシャツなんですが、毎回二人の色の対比が出てて良いですよね。

 最初にやってきたのは、「立ち呑み居酒屋 金町製麺」です。
 人気ラーメン店七彩が手掛けるお店だとか。
 隣の席の方のお話だと、お刺身も美味しいらしいですよ。
 まずは、ご主人お勧めのお酒で乾杯。
 「搾りたてミネオラオレンジサワー」(460円)です。オレンジを絞り器で絞って飲むんですね。奈和ちゃんは「搾りたて日向夏サワー」(460円)。ここで、古川さんから「より力が出るように、最近の不平不満を言いながら絞ってみよう!」と提案。奈和ちゃんの不満はいったい!

 「東京に来るたびに、タクシーの立て替え高すぎて、今月お金ないんだよお~!」

 経費精算も自分でしてるんですね。「アイドルは世知辛いよね」と古川さんも共感。
 搾りたての味に二人も満足。
 お酒のあてに選んだのは、「お刺身盛り合わせ2人前(ほうぼう・めばる・あじ・中トロ・わらさ・かつお・つぶ貝)」」(1600円) 結構な量がありますね。
 「ラーメン屋さんって、ラーメンをサクッて食べて帰るところ」と奈和ちゃん。「ここは長くゆったり」と古川さん。新鮮ですね。ちょいちょい奈和ちゃんの後ろにある鏡にカメラさんが写りこんでるのが気になりますが、どんどん行きましょう。

 ここではお刺身トークに。
 奈和ちゃんはお刺身はスーパーで買う派。
 切れてない状態のサーモンを買って、噛ぶりつく、というグリズリースタイルの食べ方をしているそうです。お母さんに「今日は夕ご飯は私の分はいらないよ」と言って、食べるそうです。あと、釣りに行くのも好きだそうで、「ええ、新情報」と古川さん。確かに初めて聞きました。「そんなに、言ったのも何年も前だし、好きとは言っていけないと思うんですけど(略)そこで鯛とか釣って、そこでおろして食べたお刺身が凄い美味しくて。そこから好きになって」と奈和ちゃん。なるほどね。なんか、こういうところ、Ksステーションでやってた「ゆるふる」を思い出せますね。

 次は「茹で野菜の盛り合わせ」(390円)です。アスパラやインゲン、ブロッコリーなど、緑色の野菜が盛りだくさん、僕は全部食べられないぜ。
 古川さんは、大のアスパラ好きだとか。
 「おいしい、甘い」と食べてる顔が幸せそうですね。野菜界でベスト3級に好きだそうですよ。
 次は「北海道産ホッケのフライ」(390円)です。タルタルソースを付けて食べるんですが、「柔らかいし、めちゃくちゃフワフワ」と奈和ちゃん。「サクサクでフワフワ」と古川さん。
 奈和ちゃんは、2杯目を注文。最近、2杯目よく飲んでますね。
 続いては、お客さんお勧めの「麻婆茄子」(390円)をいただきますよ。
 めちゃくちゃ、辛そう。
 「辛ウマ」と古川さん。
 奈和ちゃんの2杯目が到着。
 「鳳凰美田 みかん酒(ロック)」(510円)です。
 奈和ちゃんがおいしいお酒を飲んだ時あるあるのぷるっと震えるが出ました。
 「おいしい、濃いですね。私、ロック好きだ」と奈和ちゃん。
 「ロックに目覚めた奈和」とカプコンのゲームに出てきそうな名称を付ける古川さんが素敵。あっさり飲み終わって、3杯目へ。
 「サワーとかなんとかハイとか大好き」という奈和ちゃん。
 
 さて、またもや隣りの席のサラリーマン風の人にお勧めを聞く古川さん。いつもなら、店の人が解説してくれますが、混んでるし無理でしたかね。
 おすすめされたのは、「三重県/木屋正酒造 而今 純米吟醸雄町」(700円)。
 「香りが華やかなお酒」と古川さん。
 奈和ちゃんは3杯目の「りんご酢サワー」(430円)へ。
 締めはどうする。
 お隣りのサラリーマンズに相談し、二人で相談した結果、ノーマルの「手打ち中華そば」(850円)にした模様。
 ここで、ラーメン好きの古川さんがよく行くところの話に。秋葉原の近くにある「つじ田」というお店が「麺に酢だちを絞って、黒七味とかをかけながら食べるつけ麺がおいしい」そうで。全国展開してないもんかしら。

 さあ、ラーメンが到着。
 これ書いてる今が午前4時に差し掛かろうかとしているんですが(ひと眠りのつもりで22時50分ぐらいに目を閉じて、起きたら3時だったなんて言えない)、めちゃくちゃ上手そう。すごい食べたくなってきます。麺が太麺なんですね。古川さん、あまりのうまさに細めになってしみじみしてます。「一見素朴なラーメンに見えるけど、ありとあらゆる味がする」と古川さん。思わず、隣りの席の人に「めっちゃ美味しいっすね!」と声をかけてます。もうラーメンまっしぐら状態のラーメン好きの古川さんの感想は「お酒の後って、塩分を欲してるじゃないですか?丁度、良い塩分感」。最後はもう普通に隣りのサラリーマンの方々と話してるところが使われてましたね。いい人達で良かった。日替わりでラーメンは変わるそうなので、ラーメンのみでも楽しめるそうです。
 お店のリンクを貼っておきますね。Twitterもやってるみたいですよ。
http://kanamachiseimen.blog74.fc2.com/blog-category-4.html

 続いて二人がやってきたのは、「江戸蕎麦手打處 あさだ」さん。
 創業が安政元年(1864年)だそうで、165年目。江戸時代はお蕎麦屋さんは居酒屋としても使われていて、締めに蕎麦を食べていたそうです。ふふ、このあたりは池波正太郎読者にはお馴染みですね。なんで池波正太郎の小説は短編だと面白いんでしょうね。蕎麦屋だと「正月四日の客」とかね。
 話が逸れましたが、焼き味噌がお勧めだそうで。まずい、本格的にお腹が空いてきた。
 まずはご主人お勧めのお酒「愛媛県/石鎚酒造 石鎚 春の酒 純米吟醸」(972円)から。すっきりしているけれど、後からガツンとくるみたいです。「春の香り分かる?」という古川さんの無茶ぶりも良かったですね。
 さて、ここで「あさだ味噌杉板焼」(756円)が登場。
 季節によって違うんですが、今の時期はふきのとうを刻んだものとネギを焼いているそうですよ。奈和ちゃんの感想は「間違いない。おいしい」。くるみも入っていたそうで、見事に当てたことに「おおお!」となる二人。古川さんは「パンにつけて食べたい」と新たな提案。
 次は「自家製粉石臼挽き そばがき」(1080円)が登場。
 鍋の中にそばがきが入って、それをつゆにつけて食べるんですね。
 食べた奈和ちゃんは、毎回美味しいものに出会った時の目を見開くが炸裂! 
 「大好き!」と言ってます。食感は「とろとろのおもち」と奈和ちゃん。蕎麦粉と水だけで作ったものだそうで、「蕎麦屋さんでないとないお料理」と店主。
 次は「青森県/西田酒造 田酒 特別純米酒」(972円)が登場。
 「鴨の塩焼き」に合うようにと、次はお米のうま味を感じられるものだそうですよ。
 奈和ちゃんが「私、こっちの方が好きかも」と言ったところ、「このお酒の方が良いっていうのは、本当の酒好き」とご主人。奈和ちゃんも驚いてましたね。
 続いては「合鴨塩焼」(1512円)が登場。凄い美味しそう。
 「江戸時代は鶏肉よりも鴨の方が馴染みが深かったんですね。飼育しやすい」と為になるお話も。蕎麦と鴨の相性の良さよ。「赤身の部分は淡泊だけど、油が乗っているから食べやすい」と古川さん。もう、お腹が凄い空いてきた。かといってこんな夜明け前に開いてる蕎麦屋もないし。学校ないし、家庭もないし、暇じゃないし、カーテンもないし、花を飾る花瓶もないし、と電気グルーヴの歌みたいになってきたから、続きへ。
 
 
 話を戻すと次は「福島県/大七酒造 生酛 純米」(972円)がなんとも風情のある熱燗で登場。「江戸時代は、常温で燗にして飲むのが一般的だった」と店主。
 今度は「天ぬき」(1134円)というお蕎麦が入っていないつゆ、そして、小エビの天麩羅ですね。おいしそう。つゆにつけて食べるのがおいしそう。
 「衣が多く見えるから、油っぽいのかな、と思うけどさっぱり」と奈和ちゃん。そして、つゆのおいしさを発見していきます。確かに美味しい蕎麦屋さんってつゆがおいしいですよね。
 いよいよ締めの「せいろそば」(756円)。
 これも美味しそう。
 最後に店主からのコメント。
「お店に行かれたら、そのお店のご主人に色々と聞かれるのが一番いいと思うんです。その時にお勧めのお酒だったりおつまみもあると思いますし。そのお店の一番自慢のお蕎麦だったり食べ方もあると思うので、なんでも聞かれるのが、一番蕎麦のみを楽しめる秘訣じゃないかなと」
 なる程、店主に聞かねばですね。
 めちゃくちゃ食欲をそそられるお店のホームページのリンクも貼っておきますね。
https://www.asada-soba.co.jp/

 
 うーむ、第6回にして、初めて行ってみたいお店が出来ましたよ。
 そして、毎週観てて気付いたんですが、美味しいものを食べた時、古川さんは目を細めてしみじみとなるのに対して、奈和ちゃんは、クワッと目が見開くのが面白い対比ですね。

 
 次回はおやじ飲みです!
 もう、これ、「飲み」に色んな単語をくっつけていく感じだな!