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2022年1月16日日曜日

明日の中坂は君だ!

 何度でも生まれ変わる

 新潮新書から刊行された「平成のヒット曲」が面白いです。
 著者はロッキング・オン社で「ROCKIN’ON JAPAN」や「BUZZ」、「rockin'on」の編集に携わった音楽ジャーナリストの芝那典さんです(現在は独立)。
 平成の30年間のヒット曲を社会で起こった事象と結び合わせて読み解いていく丁寧な仕事ぶりは、ぜひ本書を手に取って確かめていただきたいです。
 たとえば、hideの「ピンクスパイダー」についての章では、hideのこの曲についての「UV」1998年5月号のインタビューを元に、日本で初めての「インターネットをテーマにしたヒット曲」だと述べます(ただし、警鐘を鳴らしていたのではと分析もしています)。さらに、hideは将来、CGでかんっぺきなヴィジュアルのアーティストを作って自分が音楽を作り、そのアバターがライブをするということを生前語っているインタビューを引用します。この辺りも、初音ミクを初めとし、現在のVtuver文化を予見していたとhideの先鋭性を語っています。

 ちなみに、48グループからは「恋するフォーチュンクッキー」が2013年の代表曲として挙げられ、平成というモラトリアムの時代と結び付けて語られています(こちらも面白かったです)。個人的には、他にも欅坂46の「サイレントマジョリティー」が2016年に入ってもいいかな、と思ったり、美空ひばりの「川の流れのように」が平成の肯定を秋元康が歌ったのならば、AKB48の「RIVER」を対極にすえるべきでは、など読みながら思考が刺激される素晴らしい1冊です。
 僕個人としては、惜しくも漏れてしまった48と社会の名曲として、AKB48の「365日の紙飛行機」を挙げたいと思います。2017年に発表された曲ですが、歌詞は未だに色あせない普遍性があると思います(ちなみにこの年は星野源さんの『恋』があげられています)。

「ずっと見てる夢は」からサビまでのくだりが僕は好きで、誰もが一度は感じる「なりたい自分と現在の自分」とのギャップについて考えさせられます(全然、関係ないですが聴く度に神門さんのお姉さんのエピソードを思い出して泣きそうになります)。

 「なりたい自分と現在の自分」のギャップを埋めるためには、やはり、行動が重要になってくるのかなあ、と僕は頭をかきながら考えます。でも、その行動に移す勇気が果たして持てるか?
 そんな気持ちを後押ししてくれるアメブロを発見しました。

 中坂美祐さんの1月14日のアメーバブログです。

☆中坂美祐☆オーディション! | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 ううむ、行動するための勇気をもらえるブログですね。
 中坂さん自身もオーディションが一発で成功したわけではなく、周囲の方々に支えられながら夢へと進んでいったわけですね。
 個人的には、ダンス未経験でも大丈夫なことや年齢制限がないことを書くことで、これからオーディションを受けるか迷っている方々の背中を押す内容になっていますね。

 「オーディション」のアメブロで覚悟という言葉がでてきましたが、確かに彼女には「覚悟」を感じるブログが沢山あります。

 たとえば、珠理奈とちゅりの卒業コンサートについて書いたこちら!

☆中坂美祐☆今後のSKE48! | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 それはグループ全体のことだけでなく、自分の日常の発信についてもです。

☆中坂美祐☆コミュニケーション! | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

※ちなみにティーンズユニットについては、こちらのブログも「覚悟」が伝わってきます。

☆中坂美祐☆ティーンズユニットについて! | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 ただ、中坂さんについては、彼女自身も語っていますが、「普通の女の子」の面も勿論あります。
 たとえば、中学生時代のエピソード。

☆中坂美祐☆JCライフ♪ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 たとえば、性格について。

☆中坂美祐☆中坂について③ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 なんだか、自分に似てる部分があるかも、と親近感を抱いた方もいるかも知れません。
 さらに、子供の頃からSKE48ファンでもありました(ひょっとすると、今もプレイヤー兼ファンかも)。

☆中坂美祐☆ヲタ坂① | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)


 さて、中坂さんはダンスが未経験だったそうです。
 それでも「ダンスのSKE48」に入ったことに熱い思いを抱きます。
 2021年2月8日のブログを読んでみましょう。
☆中坂美祐☆ガチアレ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 いやあ、メンバーだからこそ分かるそれぞれのダンスの個性が参考になります。また、ダンスへのモチベーションを感じられる素晴らしいブログだとも思います。
 実際に彼女はダンスについて努力をしていることが伝わるブログがあります。
 たとえば、珠理奈からかけてもらった言葉のブログ。

☆中坂美祐☆ 松井珠理奈さんからの心に残った一言! | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 「一人じゃ上手くならない」、いやあ、これはトップで活躍してきた珠理奈だからこその言葉ですね。
 実際にこの言葉の考えを取り入れたトレーニングでで同期との関係が深まったというのも良いですね。
 ちなみに、同期といえば、なーやんからのこの言葉のブログも彼女の成長を促したかもしれません。

☆中坂美祐☆女の子に磨きを! | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 自分たちはお客さんから様々なメディアで観られる側であるということを意識させられるブログです。
 関係に恵まれたのは、メンバーだけではありません。
 学校の友達にも恵まれました。この辺りは「オーディション」のブログにも書かれていましたね。

☆中坂美祐☆中学卒業! | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 「オーディション」のブログに書かれていた言葉が一つ、一つ、彼女の実際の経験を元に書かれていたことがより明確になってきたと思います。
 そうそう、ダンス未経験と書いていた彼女がどうなったか。このブログの動画をご確認ください。

☆中坂美祐☆新世代コンサートオフショット! | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 2021年の最難関曲「根も葉もRumer」踊ってるじゃん!と僕は驚嘆しました。
 勿論、この影には彼女のたゆまぬ努力があったと思います。
 これ、もっと褒められていいことだと個人的には思っています。

 成長していくために、彼女は毎月のように目標を立てて行きます。
 それは上手くいくことばかりではありません。
 ☆中坂美祐☆ありがとう。ごめんなさい。 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 でも、そんな等身大な彼女だからこそ、中坂さんファンの方々が応援したくなるのかも知れません。全部の目標がすぐに叶えられるわけではない。だからこそ、明日も挑戦する。行動していく。
 

 「平成のヒット曲」では、彼女が生まれた2005年はDREAMS COME TRUEの「何度でも」が挙げられています。
 中学生の頃の僕はなんだよ、ドリカムって、仕事とか社会のことよりも恋のことばっか歌ってる人達だろ、と思っていました。しかし、この「何度でも」はむしろ再生の歌ですし、ファン投票でも「LOVE LOVE LOVE」や「晴れたらいいね」などの名曲をおさえて1位になったそうです。

 改めて聴いてみると、曲中の「君」は大切な人のようにも聴こえますし、目標のようにも聴こえます。

 きっと中坂さんはまだまだ変わって行くと思います。
 日常でステージで。
 彼女自身がそう願っているように。

☆中坂美祐☆中坂、変わります。 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 最後に、「平成のヒット曲」のように、中坂さんのヒット曲を自分なりに探してみした。
 皆さんは何がいいでしょう?

☆中坂美祐☆好きな曲① | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 このブログの中にある「自分の意志を強く持った」人が11期生で入ってくることを想像しながら、このブログを終えたいと思います。

2021年11月21日日曜日

継続と工夫が生み出す特別さ

ぶーはいつも不意打ちで来る


 近頃、家でぼんやりしている時に思想家の吉本隆明さんの公演を聴いています(『共同幻想論』は2020年代の今も多くの社会学者たちが引用する強度の高いものです)。
 こちらは、糸井重里さんが運営している「ほぼ日」のサイトで無料公開されていて、183にも及ぶ公演をその日の気分で聞いています。
※凄く面白いのでリンクを貼っておきます。 

 公演名を失念したんですが、文学作品の名作について、吉本さんはこんなことを語っていました(著作もいくつか読んでいるんですが、おそらく公演だったと思います。吉本研究をされて)。
「この作品の良さが分かるのは自分だけではないか、読者にそう思わせられる。それが多くの人に時には錯覚させられる作品が名作になるのではないか」と語っていました。
 
 歌手の小沢健二が長い活動休止期間を経て、日本で久々にコンサートをした時、「シッカショ節」という曲を披露する前に「笑い」についてのMCをしました。
 アメリカでも日本でも「笑い」は、「ああ、これって自分たちには分かるなあ」というものが受けるとう共通点があるそうです。思えば、彼がこの後披露した「シッカショ節」は彼の代表作である「今夜はブギーバック」や「愛し愛されていきるのさ」とは、全く違うアプローチで、日本の民謡のようでした。



 僕の経験になってしまって恐縮ですが、上記の2つの感覚は、自ら求めて行って得られることは少なく、むしろ不意打ちで来ることが多いです。

 SKE48でも、僕にこの体験をさせてくれたメンバーがいます。
 それが中坂美祐さんでした。
 まずは、こちらのブログをご一読ください。

 こちらのブログで登場するトートバックの画像。
 この豚さんの絵を見た時に、僕は何故か郷愁のような感慨を受けました。上手いとか下手とかいう物差しではなくて、もっと別の愛おしさがありました。「民藝」は美術館に陶芸品を置くのではなく、身近な生活の中に置くことでその「モノ」たちが活きてくることを柳宗悦は語っていましたが、何かその感覚に似た身近さを僕は感じました。
 何度も何度もこの画像の豚さんを見ながら、この感覚を抱かせてくれたこの子は何物なんだろう、と動画やアメブロを読んで行きました。
 
 彼女のアメブロから感じるのは、「構成」が意識されているということです。
 まず、オープニングのトークがあり、本題があり、動画があり(ここ数か月は俳句というか川柳があり)、お知らせで終わるという構成になっています。
 この構成は、常に彼女が自分のブログを更新する際の工夫の元に出来ています。
 こちらのブログを確認してみましょう。


 この時に今我々が読んでいるブログの構成の元になるものがあるんですね。
 ちなみに、生活に関しては、こちらのアメブロでも書かれています。

 アイドルでいる日々をだらっと過ごさずに、自分の毎日を豊かにしていく工夫が本当に尊敬できます。
 工夫といえば、オンライン2ショットでも彼女の工夫が感じられます。

 何故、彼女はこんなにアイドルである毎日を大事にして過ごしているのでしょう。
 ちょっと彼女の生誕祭で読まれたお母さまからの手紙を読んでみましょう。


「美祐へ
 
 14歳の誕生日おめでとう。
 
 SKE48のことが大好きで、生誕祭にも何度か足を運び、客席から観ていたその舞台に立って、沢山の人にお祝いしてもらえる日が来るなんて夢のようですね。
 
 今どんな景色が見えていますか?

 きっかけは、アイドルと一緒に写真を撮ることなんてきっとないからと出かけた写メ会。その出会いがあなたの人生を変えました。

 色んなイベントに出かけて行くたびにどんどんSKE48が好きになって、いつの頃からなんだろ、SKE48に入ることを夢見るようになったのは。

 ちっちゃい頃から歌って踊るのは好きだったけど、『人前でやって』と言うと『無理』って言う子だったのにね。
 
 11歳の誕生日が過ぎた頃に初めて『SKE48になりたい』と聞いた時は正直ビックリしました。

 そして『アイドルになりたいの?』と尋ねると『違う。SKE48になりたいの』と言ったのを覚えていますか?
 
 いつの間にかSKE48が美祐の中で特別な存在になっていることを実感しました。
 
 8期オーディションを経て挑戦した48グループの第3回ドラフト会議では、ドラフト候補生として残ることができましたが、レッスンは全て東京。今まで電車やバスに一人で乗った美祐を東京に一人で通わすことにしたのも、『ただいま』の声を聞くまでは気が気でない毎日でした。

 最終的には福岡まで一人で行って、その時の感想が『福岡遠いね。座りっぱなしで足が伸びないよ』と笑わせてくれました。

 でも、それができたのもその当時担当してくださったマネージャーさんや同じ方向に帰る年上の候補生さんが助けてくれたおかげです。本当に感謝しています。

 ドラフト会議は残念な結果でした。SKE48のすべてのチームが指名を終了した時に舞台裏で頬を伝った一筋の涙は今でも忘れることができません。

 ドラフト会議の直後から同じような経験を持つ先輩や応援してくださっていたファンの方々が色んな方法で発信してくれた温かい言葉に励まされながら必死に前を向こうとしているようでしたね。

 そして、ドラフト会議直後に参加した握手会はドラフト3期生のお披露目。舞台に立つ元仲間に目一杯の笑顔でおめでとうと伝えた美祐は凄いと思いました。

 その直後から丈夫なだけが取り柄の美祐が謎の高熱で一週間寝込んだことはかなり心配しました。

 でも、今となって思うと、心も体も疲れきっていて、あの時の美祐には一週間の休養が必要だったんだと思います。だってその後はずっと元気娘ですから。

 そして、9期オーディション。合格してSKE48の一員として舞台に立つことができました。おめでとう。

 自分で夢への扉を開けたね。でもその先の道のほうが長いし、大変だけど自分で選んだ道です。納得するまで突き進んでください。

 周りからはよく『しっかりしてるね』って言われるけど、全然そんなことなくて、本当は甘えん坊のかまってちゃんだし、頑固で負けず嫌い。不器用で人見知り。かなり面倒な性格だけど、とっても優しい。そんな美祐が母は大好きです。

 人との距離感をつかむのが苦手で、人間関係で悩むことが多いけど、美祐の良さをわかってくれる人が必ずいるからそのまま真っすぐに育ってくれればと思います。

 『表現力でどうすれば大人っぽく、色っぽくなる?』って聞かれたけど、半年前まで男の子に混じって真っ黒になってボールを追いかけていた人間だから難しいなって思う。

 でも、それはSKE48での経験でいつか身につくと思うから今はスタッフさん、マネージャーさんや先輩の言うことに素直に耳を傾け、日々努力してどんな場所でも輝ける自分を目指してね。

 最近やることが多すぎて一杯一杯の美優についつい先に口出してしまう母だから、これからは信じて見守りたいと思います。

 今のこの時を楽しみながら、つらいこと大変なことを乗り越えてくれればと思います。

 経験と出会いは宝物ですよ。この経験と出会いを大切にしてね。いつも近くで厳しく見守っています。

 美祐の周りには応援してくれる人がいることを忘れないでください。
 
 最後になりましたが、株式会社SKEの皆様、マネージャーさん、スタッフの方々、SKE48のメンバーの皆さん、9期生の皆さん、いつも娘がお世話になりありがとうございます。

 この生誕祭を開いてくださったファンの皆さん、いつも娘を応援していただき、そして今日はこんな素敵な生誕祭を開いていただきありがとうございます。

 まだまだ未熟で目に余ることもたくさんあると思いますが、大好きなSKE48の一員として活動できることを大変喜んでおります。これからもよろしくお願い申し上げます。

2019年6月30日 母より 」

 ううむ、SKE48になるまでの道のりが決してストレートなものではなく、挑戦を続けながら勝ち取ったものだったんですね。
 恥ずかしながら、8期生やドラフト3期生のオーディションに挑んでいたことは、初めて知りました。お披露目で舞台に立つドラフト3期生のメンバーたちに「おめでとう」が言えた彼女は素晴らしいと思います、しかし、その後に1週間の静養があったというのも決して心が全て受け入れていたわけではなく、苦しかったことが伝わってきます。
 そして、アイドルではなくSKE48になりたい、この言葉は本当に嬉しい言葉ですね。
 これから同じことを思ってくれる方をどれぐらい生み出せるかが、SKE48が発展していく上で重要ではないか、とふと思いました。
 
 さて、生誕祭の手紙にちらっと出てきましたが、彼女はもともとスポーツ少女で、人との距離については得意ではない、ということが語られていました。
 そのあたりのことを彼女はどうとらえているのか、アメブロで読んでみましょう。


 正直、ティーンズユニットに関しては、「身内同士で戦わなくても…」という気持ちもあったんですが、成長へのトリガーの役割もあったんですね。そして、コロナ禍の自粛期間で生まれた離れ離れの日々。ここで彼女はSHOWROOMの配信を続けていくことで、トーク力を成長させていきます。
 こちらのアメブロも読んでみましょう。

 そういえば、SHOWROOMの社長である前田裕二さんの著作「人生の勝算」の中で、コミュニティが深まる要素として、①「余白があること」、②「クローズドの空間で常連客ができること」、③「仮想敵を作ること」、④「秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること」、⑤「共通目的やベクトルを持つこと」を挙げていましたが、中坂さんの配信でも①の要素を中心に⑤の要素が生まれていたのでは、と思います(ちなみに、この説明のすぐ後にAKBビジネスは何故強いのかを③と総選挙、④とアバターを挙げていました)。
 更に、ファンビジネスの4象限として更新が多い/少ない、ファンの数が多い/少ないという4象限の中で、更新を多くすることでより身近になっていき、ファンの数も少しずつ増えて行く、配信が多い人ほどSHOWROOMではスターになれる、何故なら努力と継続から生まれる物語があるそうです。
 その物語は、ずっと見ているよりそっているからこそ特別になっていくのかも知れません。
 
 幸いアメブロのルールも彼女に味方します。

 読んでくれるファンの方々がいるから続けられる。
 この辺りは、普段弱小ブログを書いている僕なんかも共感してしまいます。
 アイディア募集もしていましたが、僕としてはSKE48に関する「衣・食・住」や思い入れのある曲に関するエピソードや公演曲を1曲1曲語るアメブロとかどうでしょう?
 あとは定期的なふりかえりブログが好きなので、続けてほしいですね。
 
 さて、配信やアメブロを継続することで、我々ファンは彼女の工夫の豊かさや価値観の面白さに触れて行くことになります。

 もう、SKE48ファンなら盛り上がれること間違いなしのセットリストですよね。

 たとえば、俳句。
 本文の内容とリンクしていて味わい深くて好きのは、こちらです。

 空耳でも声が聴こえたというエピソードも良いですし、公演という空間の大切さを感じました。
 
 さて、話を戻すと、彼女はティーンズユニットに挑戦します。
 残念ながら悔しい思いをすることになりましたが、この時に絆が生まれたことをブログの中で語っています。


 悔しかったティーンズユニットを経て、「大富豪は終わらない」で行われた「大とくさん」のイベントにチャレンジしていきます。
 そして、見事2位にランクイン。
 嬉しさあふれるブログを読んでみましょう。
 ☆中坂美祐☆ありがとう!! | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 「本番で爪痕が残せるように」と書いていましたが、彼女は爪痕を残す役でしたねえ。


 そして、この成功体験は彼女の中での自信となります。

 自信が生まれたからこそ、やってみたいこと、チャレンジしてみたいことをする実行力にもつながる。ファンの方々との絆があるから、チャレンジできると思います。
 
 
 いったいこれから彼女はどうなっていくのか。
 このブログを読んで終わりにしましょう。

 もしかすると、彼女の物語にはいきなりのジャンプアップは無いのかも知れません。
 でも、毎回悔しい思いをした後に、必ず報われる時がやってきます。
 継続と工夫の日々。
 その物語は身近でありながら、我々の中で特別になっていくのではないかと思います。
 自信を身に着けた彼女の次のチャレンジを楽しみにしながら、この記事を終えたいと思います。サビがなんとなく今の中坂さんとファンの方々の関係に似合いそうな小沢健二の「アルペジオ」を聴きながら。


 ※記事に入れられなかったですが、動物に関する価値観も面白いのでおすすめですよ。

2021年1月22日金曜日

「『未来は少女たちの手の中』PRタイム争奪チャレンジ / Team S」編の感想 

 シャッターチャンスの連続


 皆さんは「弱虫ペダル」という漫画をご存じでしょうか?
 昨年、実写映画化もされた自転車のロードレースを描いた漫画です。
 (ちなみに僕は舞台の『弱虫ペダル』も大好きです)
 ロードレースの中で、選手は登り道が得意なクライマー、直線のスパートが得意なスプリンター、そして、バランスのとれたオールラウンダーと選手の得意分野をカテゴライズすることで、この選手はここの道で光るのか、ということを分かりやすくしてくれています。
 今回観ていく動画では、チームSのティーンズユニット候補生たちが登場するんですが、チームSをロードレース目線で見て行くと面白くなるのではないか、と思いましてね。まずは、公式動画を見てみましょう!

 このブログの熱心な読者の方ならなんとなく感じてらっしゃるかも知れませんが、僕は多分、9期とD3が一番知識的に弱いと思うんですね。なので、この機会に新たな魅力を発見しようじゃないか、という意図も実はあります。
 スギちゃんの腕をくんで立つというマスターガンダムみたいな立ち方がカッコいいですね。
 ちなみに、足を上げる高さがメンバーそれぞれに工夫がありました。上村プロは最小限の高さで体重をコントロールしていたところは流石です。
 中坂さんがベストパフォーマンス賞に選ばれましたが、彼女も見事にコントロールしていましたね。
 
 まさかの自分に全部賭け。
 幽遊白書の左京さんの「侵入者が勝つ方に66兆2000億円」を思い出しましたよ。
 結果は上村亜柚香ぴょんの大勝利。
 いきなり、全てを失います。
 しかし、熊崎支配人の温情で、可愛くおねだり台詞を言い復活フェニックス。
 
 ここでは、9期生の荒野姫楓さんが、10回以上飛べるに10枚ベット。
 ううむ、帰りの燃料を積んでない感じの賭け方、いいじゃない。
 結果はというと、見事に10回以上飛ぶ熊崎さん。
 見事に荒野さんの一人勝ち。
 そして、今度はスギちゃんがコインが無くなりゲームオーバーに!
 アイドル歴6年のキャリアを爆発させる燃え台詞を言って、再びゲームに戻ることになります。
 まず、印象的だったのが、けん玉をする荒野さんの立ち姿。
 そして、一発で成功させる中坂さん。
 ちなみに私服だと、まりんちゃんの服がカッコいいですね。
 ですが、その生き様、魅力的過ぎます。
 前半組は、上村さんの大喜利力がこれでもかというぐらい発揮されます。
 後半組は、スギちゃんの勢いがとにかく凄まじかったですね。
 中でも3rdゲームでクイーンが出て、56分の4の確率でしかハイが出ないものの、ギャンブラーの血が騒ぐ荒野さんが魅力的でしたね。こんな見た目でそんな男気あるんかい、と。将来他のメンバーが好きなゲームを聞かれて「どうぶつの森です」とか答えている中「よくロシアンルーレットしてますね」とか答えて欲しい、危険な魅力があります。
 ももたんの「こういう賭ける系のゲーム嫌です」という表情も、負けたけど素敵でした。
 
 SNSの更新も頑張っているんですね。
 ふと、思ったんですが、「恋落ちフラグ」って全員にアメブロが来るんですかね。
 勝因の「計画性」も信用が出来る言葉。
 ううむ、彼女は静かなるスプリンタータイプかも知れません。
 徐々に直線で一人ずつ抜いていく。
 こういう勝ち方も良いじゃないか、と思います。
 

 まずは、登場シーンのフレッシュ感を出す「スギちゃん」こと杉山愛佳さんの「城持ち大名になりたいな」みたいなポーズ(何を言っているか分からない人は『敦盛2011』で動画サイトを探しましょう)が、もう分かってますね。すっかりベテランの風格が出ているものの、まだまだティーンだったんですね。物凄い頼もしさがあります。
 ううむ、チームSは半分が9期生なんですね。

 まずは、目を瞑って片足立ちをするゲームからですね。
 続いては「ありがとう選手権」。
 ここで、平野百菜さんが勝負にでます。
 言った後の照れて後ろにダッシュするところが素敵でしたね。
 次は支配人が何回二重飛びが飛べるかゲームです。
 
 ここで、もうすぐ卒業する珠理奈からのミッションは「ダジャレを言う」。
 ううむ、久しぶりに珠理奈のダジャレを聞いた気がしますね。
 そして、各メンバーのダジャレを発表していくんですが、正直、これ、前も聞いたことあるかも、というものが多かったですね。その中で中坂さんはオリジナリティがありました。

 さあ、ここからがいよいよ跳ねてくるプレッシャーゲーム、けん玉ですよ。
 着ている服のせいもあってか、スタイルが凄く良いですね。
 静かですが、確実に成果を出していきますね。
 そして、再び、コインを失うスギちゃんとももたん。
 もう、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のデカプリオみたいな加速度で、落ちぶれていきます。
 
 さて、次はモノボケ対決ですね。
 個人的には、まりんちゃんのなまはげが好きです。
 
 いよいよ最後は「ハイ&ロー」ゲーム。
 そして、ラストゲームでは中坂さんの逆を選ばないと、他のメンバーには勝ち目がない状況に!ううむ、中坂さん堅実に結果を出してますね。何故か、煽りまくる上村プロ。
 結果はローで、中坂さんの優勝!
 でね、直接ゲームの内容の中では書かなかったんですが、石黒友月さんは司会の熊ちゃんの言葉なんかに後列でも一つ一つリアクションを取っていて、それが毎回、目の中に飛び込んできました。
 
 優勝インタビューでの中坂さんの「やっと若手にチャンスが回ってきた思いました」という言葉には、静かですが力強さがある。なんというか青い炎のようでしたね。
 こちらとしては、後々の資料としてありがたいんですが、メンバーはどう使いわけていくかも注目ですね。
 ちなみに、上村さんなんかは、オールラウンダータイプではないかと動画を観ながら思いました。公演やMCの回しだけでなく、バラエティでも結果を出すところは流石です。
 ううむ、残りのメンバーも当てはめてみたら面白いかも、と思っていたんですが、「この場合のクライマーってなんだ?」という問題にぶち当たりましてね。SKE48における「登り坂」って何?公演のアンコールぐらいから?とかそもそもの定義付けが難しそうなんですが、なんとなく荒野さんは、クライマータイプの気がします。逆境の中になればなるほど、輝くタイプの気がします。
 
 果たして、誰がティーンズユニットに選ばれるのか、個人的には9期生のメンバーの魅力に少しだけ触れられた素敵な動画でした。
 

※ チームE編はこちら!