もうダメだって手を挙げてから逆転もあるさ
皆さん、「青春ガールズ」公演で好きな曲って何ですかね?
表題の「青春ガールズ」もいいですし、「僕の打ち上げ花火」も切なくていいですよね。僕が好きなのは、「君が星になるまで」でしてね。
初めて聴いたのは、NMB48のチームN公演のDVDだったと思うんですが、良い曲だなあ、夢を追いかける人を応援するメッセージ性のある曲だな、と思いました。
夜空に浮かぶ星空や宇宙と、暗いステージにライトで照らされるスターたちがうまくリンクして語られていて、本当にこの頃の秋元康の詞は神がかっているなあ、と常々思います。サビの「君が星になるまで 夢をあきらめない強さを持て!」という強いメッセージも本当に良くてね。これを研究生たちが歌うというのも合ってますね。
で、曲の良さを深堀りしていこうと思ったら、気になることが今週ありましてね。
5月9日の9期研究生の藤本冬香さんのshowroom配信を観たんですが、色々と考えさせられましてね。前半は、保育を専門に勉強していたこととかを語っていて、「雨が上がったよ、お日様が出てきたよ♪」なんて、懐かしいメロディーも聴けて実習先で「お姉ちゃん先生と結婚する~」エピソードなんて飛び出して、ご機嫌だったんですが、後半から毛色が変わってきましてね。
「SKEに必要とされてないのかなって、思うことが増えました。(中略)
誰が見てくれてるのかなって、練習しても。この話すると泣きそうになっちゃうんです。(中略)
毎日、showroomしてるから。この人練習してないんじゃないか、と思わせるかも知れないですがしてます。みんなが公演に出てる分、少しでもやらないと、何にも出てない分。忘れられちゃうから。showroomだけでもやらないと。かわいそうだし、ファンの人。私もつらいし。やっぱり、踊れるグループに受かっちゃったから。必要とされてない感はあります。出たかったな、今日も一昨日も。まだ5回しか出てないんですよ公演に。(中略)
他の9期の子は20回以上、出てたりするんです。5回ですよ、5回。(中略)SKEになって、大学も休学して、人生をかけて来てるから。お仕事としてちゃんとやりたくて。だから、次、いつ出してもらえるんだろうな、と思って毎日練習してます。(中略)
踊れるグループに合格しちゃったから、私がいる意味ってなんだろうなって思うことが、ここ最近、毎日showroomしかやってない感じがそう思われるのが悔しいですね。この子、showroomしかやってないなって、思われるのが。(中略)
見てもらえてるのかな、頑張ってること、誰が認めてもらえるのかなって。ちゃんと見てくれてる人はいるのかなって感じます。次いつ出れるんだろうな。もう、20回ぐらい差があるから。どんどん一人見劣りするパフォーマンスになるのが悔しいです」
ここから、話は納豆大好きふゆっぴぃから、もぐもぐタイム禁止の話に変わっていくんですが、うーむ、と思いましてね。先に言っておくと、ふゆっぴがこんな感じで心情を吐露してくれたことが大きいと思うんですね。
そうすることで、彼女の頑張りをファンも知ることが出来、誤解も防げると。
年長メンバーが焦りを感じるというのは、この間まで岡田美紅を推していた身としては、いやというほど、分かるんですね。ダンスが最初踊れなかった時に、なかなか、先輩にも頼りにくかったこととかも。ただ、そこで焦ってしまわずに、努力を続けていって欲しいな、と思います。
「誰が見てくれてるんだろう」というのは、練習しているところは、ファンは分かりませんが、5月12日時点での9期showroomフォロワー数2位(1位はゆっち)はなかなか凄いことだと思いますし、配信を始めて、30分で閲覧者数が6000人を超える人は中々いないと思いますよ。運営や舞台監督にも少しずつ伝わっていくといいな、と思います。
配信から人気を高めつつ、握手の売り上げも上げて、公演も少しずつ出ていく、というのもいいんじゃないでしょうか。
これ、例として挙げたら、怒る人がいるかも知れませんが、松村香織って人、知ってます?彼女がどんなスペックでどうのし上がって行ったか。もちろん、彼女は唯一無二の存在なんで、真似するのは大変ですが、年長メンバーが他とは違ったアプローチで上まで行く道がSKE48にはあると思いますよ。
今年は総選挙がないですが、もし、来年総選挙があったら、彼女は跳ねそうな気がする一人です。
それにね、ふゆっぴのファンの人達は「君が星になるまで」の2番の歌詞にあるように、絶対に忘れずに見続けてくれていると思います。だから、「祈りが永遠より長くたって…君はその情熱の炎を消すな!」ですよね。
「憧れていた一等星」である惣田紗莉渚と並んで輝く日が来るまで。
「僕の打ち上げ花火」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_72.html