職人たちの冴え渡る感性
前々から思ってたんですが、SKE48のファンの方ってその道のプロの方が多いなと思うんですね。某整形外科の先生とか、某競輪選手とか、某漫画家さん達とかね。何か一つの道を究めていく姿勢とSKE48メンバーの全力な姿は、どこか通じるものがあるのかもしれませんね。
さて、そんなSKE48のファンの方々なんですが、所謂煽り動画を作成されている方も多くてですね。「煽り動画」というのは、格闘技の試合前に選手について紹介するVTRのことでね。今から10年以上前に行われていたPRIDEの煽りVTRなんかは、今観ても素晴らしい出来だと思います。特に小川対吉田の煽りVTRは、一つの芸術の域に達していると僕は思います。
ついでにこの試合の最高すぎる入場も貼っておきましょう。
さて、完全にただのプロレスヲタクのブログになりつつありますが、SKE48のブログなんで、SKE48の話に戻すと、先ほどご覧いただいたようにプロの方のナレーションを入れることはなかなか個人では難しいので、文字を動画の中に入れて行くことになります。ここで、動画作成者のワードセンスがもろに出ることになります。一つの事象に対してどんな言葉をつけていくかという京極夏彦の妖怪シリーズのようなセンスが必要とされるわけです。
その中で僕が初めて観て、未だにこの人を超える人が出てきていない、という時田さんの動画を紹介させていただきます。以前は、もっとチャンネルにアップされていたんですが(総選挙のドキュメントは本当に素晴らしかった)、この人のワードセンスは本当に素晴らしいです。
まずは、総選挙の煽りを観てみましょう。
一人一人のメンバーへのキャッチコピーがカッコ良くてね。
僕は大サビ前にコンサート名がリズムに合わせて加速していく演出が好きです。
また、名古屋ドームへの煽り動画も本当に良くてね。
SKE48のこれまでが分かるようになっています。
珠理奈の「最も嫌われていた小学生」という言葉に涙が止まらなくなりましたよ。当時はめちゃくちゃ風当たり強かったんですね。もちろん、「私たちに公演をやらせてください!」もね。
翌年の総選挙は大組閣という、箱推しの気持ちをへし折るかのような人事異動の後だったのを受けて、SKEを取り戻す「奪還」だとテーマ付けをされてましてね。当時、モチベーションがた落ちだった僕はこれに奮い立たされたもんです。
特にあやちゃんのところの演出は本当に素晴らしいな、と思います。そして、大サビ前にゆりあが一瞬映るところも。
あと、ここまでご覧になって分かった思いますが、SKE48とワンオクの相性の良さたるや。オジサンながら思わず各曲ダウンロードしたもんです。
さて、ここまでは時田さんのSKE48全体に対してのものですが、メンバー個人を応援する動画も毎年作成されています。個人的に一番好きなAKIwさんの斉藤真木子の動画をおすすめしたいと思います。
いやあ、もう「西部警察」とのリンク感が凄くてね。
初めて観た時は笑いが止まりませんでしたよ。
次は、キャプテンになった時の作品。
いや、「キン肉マン」と真木子の親和性がここまで高かったとは、と目を見張りました。特に「愛する友の」のところが良くてね。真木子の超人強度が知りたくりますよ。
この二つの動画は、映像と曲のリンクが素晴らしいです。
真木子ファンの人だけでなく、すべての応援動画ファンの皆さんにおすすめです。
2019年3月現在、どちらかというと、SKE48の応援動画は減って、showroomからメンバーの一面を取って来るタイプの応援動画が増えています。
でも、曲に乗せて、自分の思いを語る煽り動画は、その人の本気が伝わってきて、出来の良しあしに関わらず、観ていて胸が熱くなるものが多かったです。
皆さんも自分の推しの応援動画を探してみるのはどうでしょう。
他の人から自分の推しがこういう風にも見えているのか、という発見も面白いですよ。
キン肉マンといえば、オードリー!3月9日のオールナイトニッポンでも語ってましたね。「ひらがな推し #43」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_11.html
プロレス好きの方におすすめ、「おすすめの本と映画 中邑真輔」はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_6.html