アウェイで戦う
待ちに待った福士奈央の「R-1ぐらんぷり2019に挑戦」シリーズの新作が来ましたよ!「芸人もういっちょTV」がプロの方から話を聞いて自分のものにしていく様子を描いた番組なのに対して、こちらは、ドキュメンタリー色が強くて、一番好きなドキュメンタリー映画は「ピープルVSジョージルーカス」という面倒くさいタイプのドキュメンタリー好きの紅條にはたまらない動画です。
早速観てみましょう。ナレーションは前回決まった松本慈子が担当してますよ!
うーむ、アイドルネタが出来るまでが描かれてましたね。
握手会のあるあるという、アイドルならではのネタですね。
「とち子を超えるもの」として、かおたんとどんちゃんがネタを作っていくんですが、トレンディエンジェルのたかしが、「可愛く、アホで、ディスる」というアドバイスをかおたんにくれていたんですね。「SKE48の松井珠理奈さん知ってますか? 私は2番目に有名です」から入るのは、良いボケですよね。もう、聞いてる側もツッコミの言葉が入れられますから。
トレンディエンジェルは両者でボケを出し合って、ネタを作っているとウィキペディアに書いてましたね。そうか、僕が好きなオードリーは、若林さんがネタを作っているんで、両者で作るというのは、新鮮。そういう意味では、今回のネタ作りは、どんちゃんとかおたん、更にはLINEのメッセージで届いた、他のメンバーのアイディアも礎になって行われていたのかも知れませんね。
で、ブレーンストーミング方式で、握手会あるあるを書いて行くんですが、かおたんの「歯が無い」って、どんな客が来てんだよ、かおたんレーン。確かに2017年にインテックス大阪であった総選挙CDの握手会に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクみたいな人いたけど。
更に握手会あるあるは続く。「あだ名をつけてください」これも握手会あるあるですね。どんちゃんのヨッシーに似てるからヨッシーって。待てよ、メンバーにもヨッシーって言われてる人が居たような。
「釣ってください」は専門用語だから分からないとかも、お客さんのことを考えてますね。「釣ってください」と言われて、「そんなのやってない」というかおたんの涙すらスーパードライな返答。流石だ!
ちなみに他のものだと、「つばがとんでくる」、「何歳に見える?」、これ、ポートメッセ名古屋の握手会に行った時に、前に並んでた人が言ってたわ。
真木子から届いた「〇〇ちゃんのところ行っていい?」とか、こういうこと言う人もいるんですね。メンバーに揺さぶりかけてどうする。困った顔が見たいんですかね。
そして、かおたんの「イソジン」の匂いも凄いですね。
滅茶苦茶イソジン推すし。
パーテーションにぶち当たる、というのもあるあるかもしれないですね。
さて、この動画の見どころとしては、どんちゃんの「最初は出したくなかった。SKE48と言いたくなかった」という一言なんですね。理由は「なんかなめられそう」。これは、他ジャンルの中に飛び込んでいくからこそだと思います。誰に「なめられそう」なのか、審査員か芸人さんたちかお客さんたちか。とにかくアウェイなのは間違いない。
そして、アウェイに挑んでいく勇気は素晴らしい。最初はなめさせとけばいいんですよ。なめてたアイドルがお笑いマシーン映画だったらいいんですよ(映画秘宝の読みすぎ)。
6時間かけてネタは完成します。
「立つまでは怖いし、笑われないと怖いけど、すべるのが怖いからって逃げたくないです」というどんちゃんの言葉がカッコいい!人生やるやらないで、やる方を選ぶ女、どんちゃん!
ちなみに、かおたんが言っていた「顔を出せる」というのも言われてみれば確かに。
初めてSKE48としてアイドルとして戦うどんちゃん。
今回の動画は、「芸人もういっちょTV」の第1回と親和性が高いと思うので、こちらの記事もぜひ、チェックを!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_17.html
うーむ、握手会というものを面白くすることで、SKE48に興味を持つ入口になっていくといいな、と思いますよ。余計にヲタクきもいわあ!となったらなったで面白いんですが。
次回はドキュメンタリー名物、追い詰められるシーンが!
果たして、どうなるどんちゃん。
なんとなく、オードリーのオールナイトニッポンに来た時のRGさんの「あるある」を貼っておきますね。