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2019年4月14日日曜日

「古畑奈和(SKE48)の輝け!サクソフォン次世代エースへの道 第9回」の感想

推しをより知るために


 以前、古畑奈和ちゃんのことを書いた記事がありましてね。(https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_31.html)

 その時に、色々と書いていきましたが、何か抜けてることがあるんじゃないか、と考えてましてね。結局気づかないまま、終わったんですが、やっと最近気づきましたよ。

 サックス。

 そう、奈和ちゃんの魅力の一つが学生の頃からやってたサックスなんですね。
 選挙も強いし、握手も強い(特に『Stand by you』の売り上げの速さは凄かった)。
 じゃあ、外仕事は何で戦えるのか、もちろん演技力もあるから芝居でも戦えるんですが、サックスがありましたね。『サックスワールド』さんで連載が続いている奈和ちゃん。
 映画『ロッキー』を観た人が影響されてボクシングを始めるように、映画『用心棒』を観た人が影響されて用心棒を始めるように、奈和ちゃんを観た人が影響されてサックスを始めるかも知れない。

 そんな人の為におすすめの動画をサックスワールドさんがアップしているので、観てみましょう。
 サックスに興味がなくても、奈和ちゃん推しの方なら発見したり驚いたりする奈和ちゃんを楽しめると思いますし、推しの方でなくても、一つの楽器の魅力を知って行くという意味で面白いと思いますよ。

 新大久保にある黒澤楽器店サキソフォン・ラボにやってきた奈和ちゃん。店長の菅原梢子さんから、まずは値段によるサックスの違いについて教えてもらいますよ。ちなみに髪型から察するに撮影されたのは、2018年の総選挙前?



 まず、店長さんが25歳ということに驚いている奈和ちゃん。確かに自分とあまり年齢が違わないのに店長をされているのは凄い。「登りつめた…」と言っていたのが面白いですね。お店に奈和ちゃんのポスターが置いてあるのも嬉しい。
 奈和ちゃんが初めて買ったサックスの話で「セルマー」という名前が出てきます。
 ちょっと楽器の通販サイトに飛んでいただくと分かると思うんですが、結構なお値段のなんですね。30万とか50万とかがばんばん目に飛び込んでくる。「奮発して買ってもらった」と言ってましたが、こりゃ、気軽には買えんぞ。
 しかし、動画の中でも出てきていましたが、安いモデルなら10万円ぐらいで手に入るサックスもあるんですね。「今では安くてコストパーフォーマンスもいい、質の高いものが手に入ることもある」とのこと。
 店長さんのお話によると、安いモデルと高いモデルの違いは下記の通り。
 安いモデルになると、比較的初心者の方でもすごく扱いやすい。すごく吹きやすい。
 高いモデルになると、息の量が少し必要になる。その分、楽器自体が自分たちのやりたいことに応えてくれるようになる。
 うーむ、自分のレベルに合わせて道具を変えていくというのは、他の道にも通じそうですね。ここがこのLESSON1の中で一番興味深かったです。

 続いて、LESSON2を観てみましょう。
 今度は実際に高いものと安いものを吹き比べです。



 まずは、試し吹きのコツを教わります。
 「音を大きくだした方が違いが分かりやすいので、恥ずかしいと思うんですけど、思いっきり吹いてください」という店長さんの言葉。
 で、実際にだいたい10万円ぐらいの「ヤマハ YASー280」を試してみると、「吹きやすい」と奈和ちゃん。
 次に40万円ぐらいの「ヤマハ YAS-875EX」を試してみます。すると、何かを発見したように声を挙げる奈和ちゃん。音色の深みが違うそうなんですね。比べてみて初めて分かるこの違い。
 制作時間や彫刻のあるなしによっても変わってくるんですね。
 やはり、値段が高いのには、きちんとした理由があるんですね。

 じゃあ、今度は仕上げと塗装について何か変わってくるのか、ということを奈和ちゃんが愛用しているモデルを使って比較したものを観ていきます。見た目が違うだけじゃないのか、いったいどんな違いがあるんでしょう。
 この回は奈和ちゃんが使っているサックスの名前も判明。カッコいい。

 

 「ヤマハ YAS62」というものをモデルに比較が始まるんですが、「銀メッキの方がはっきり鳴って音の輪郭がはっきり飛びやすい」そうです。金より銀の方が良いとは。
 そして、奈和ちゃんが使っているサックスも登場。
 「キャノンボール ビックベルストーンシリーズ HS」というモデルで、2色使いのなかなか珍しいモデルなんですね。いやあ、なんか、レアなモデルを使っていたとは。カッコいい。
 
 さて、動画では、ラッカー仕上げの「キャノンボール A5 L」とノンラッカーで特殊仕上げの「キャノンボール A5 BR”Brute”」、そして、いつも奈和ちゃんが使っている「キャノンボール A5 HS”Hotspur”」を吹き比べます。
 うーむ、それぞれの仕上がりによって音色に渋さが出たり、ふくよかさが出るんですね。店長さんは、音をこういう風に言語化できるのが素晴らしいですね。

 さあ、LESSON4では、サックスを買う時の話へ。
 初心者におすすめのサックスはどの種類でしょう。
 


 うーむ、試しに演奏することを「試奏」というんですね。初めて知った。
 たまに百貨店とかの楽器屋さんの前を通るとやってる人がいますね。
 そうそう、演奏する楽器によって使うサックスが変わるという話も面白いですね。
 好きなアーティストを言うことでそのイメージに近いものも選んでもらえるのも素晴らしい。
 クラシック・吹奏楽・ジャズ・ポップスの4つが動画の中で出てきましたが、皆さん、今までどれも同じだと思ってませんでしたか。昔の人がなんでもゲーム機はファミコンっていうみたいに。最初に吹いた「ヤマハYASー62」が初心者でも扱いやすいんですね。次に吹いた「セルマー アクソス」はLESSON1でも出てきた奈和ちゃんが使ったことのあるもの。フェルトがかつては緑だったとか。次に「ユニゾン ASー300Ⅱ MB」を吹いた奈和ちゃん。目的によって音色が変わっていくことを知ります。最後に吹いたのは「キャノンボール セプター・シリーズ A.ScepーL」。こっちは、息が少しでもパワフルさが出るので、音が良い音になるんですって。
 うーむ、4種類観てきましたが、目的によって楽器の仕上がりというか個性が変わってくるのも面白いですね。

 最後のLESSON5はまとめ!
 楽器屋さんに行くのって意外と勇気がいるもの。でも、そんなあなたも安心ですよ。
 
 「試奏室」というのがこのお店にはあるんですね。
 僕も毎月月刊「アイアンマン」でオードリー春日が連載している「マッチョでトゥース」を読んで身体を鍛えねばと思っているんですが、ジムとかって、上級者ばかりなんだろうなあ、入りにくいなあ、と思ったりするんですよね。でも、これなら安心ですね。
 話はそもそもサックスをやったことない人はどうすれば、良いかという話に。
 友達や先生と来て選ぶもよし、店員さんに聞いて一緒に選んでもらうもよしだそうですよ。僕はこういう時、店員さんに教えてもらう派です。
 楽器にも「キャラクター」があるというのも面白くてですね。調整や工程で変わってくるんですね。
 また、中古のものでも吹きやすくなった状態で手に入るものもあるとか。奥が深いですね。
 次は調整の期間の話に。
 楽器は季節の変わり目で変わりやすいので、余裕があれば季節ごとにもってきて欲しいそうです。専門のリペアマンの方がケアしてくれると心強い。ちなみに、この話を聞いた時にハッとなる奈和ちゃんが面白い。
 奈和ちゃん推しの方でサックスを始めた方もいるとか。
 凄い。珠理奈がプロレスが好きで内藤哲也が使う技であるディスティーノを習得したように、サックスを習得している人も出てきているのか。

 最後の奈和ちゃんの言葉である「好きなアーティストさんを聴いて、それを聴いてどういうサックスを使っているか知れば、もっともっと楽しんでいけるんじゃないかと思いました」という言葉は、これからサックス始めようかな、という人には良いアドバイスになったんじゃないでしょうか。
 そして、奈和ちゃんがサックスの世界の入り口になることで、また、こういうお仕事が増えていくといいなあ、と思う次第です。古畑奈和モデルとか出たら面白いですよね。

 今年は総選挙がなかったので、選挙資金が浮いている方。
 思い切ってサックスを始めてみることで、より奈和ちゃんの魅力が分かっていくかもしれませんよ。
 
 今も動画は更新され続けているので、気になった人はyoutubeをチェック!
 奈和ちゃんが「名探偵コナン」のテーマにチャレンジしてますよ。

 
 
 古畑奈和ちゃん関連の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_80.html