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2020年12月28日月曜日

小さな英雄

 勇気のある選択

 ギリシャ神話に登場するヘラクレスは、オリンピックの創設神話の主人公として有名ですが、画家のアンニバーレ・カラッチが彼を題材にした作品に「ヘラクレスの選択」というものがあります。この作品は、ヘラクレスの前に二人の女性が現れたところが描かれています。片方の女性は、困難を乗り越えて栄光へと続く道を示し、もう片方の女性は簡単に栄光までたどり着ける道を示しています(確か、左側が栄光だったはず)。
 この「ヘラクレスの選択」という言葉自体は、「苦難の道を選ぶこと」「正しい道を選ぶこと」という使い方がされることが多いです。

 SKE48の中にもその選択をしたメンバーがいます。
 それが、SKE48のチームE副リーダーの福士奈央です。



 上記のツイートの通り、彼女は自分の感染を自ら報告しました。
 それに伴い、SKE48は、12月28日から12月30日までの公演を中止としました。
 どんちゃんの素晴らしいところは、一度陰性の判定が出た後、もう一度、PCR検査を受けたところですよね。勿論、自分の身に関することでもあるんでしょうが、「もし、自分が陽性だとしたら」というシュミレーションは脳内ですると思うんですよね、あくまで想像ですが。

 それでも検査をして、きちんと報告をする勇気。

 「いや、当たり前だろ?」と思う人もいるかも知れませんが、様々なイベントの中止や心無い人たちの声を考えたら、なかなか勇気のいることだと思います。知った時の気持ちとかも含めるとさらに。

 しかし、どんちゃんが報告してくれたことで、濃厚接触したメンバーを早期にピックアップすることが出来ましたし、他のメンバーやお客さん、スタッフへの感染拡大を抑えられたのではないかと思います。

 どんちゃん自体は、まさに「ヘラクレスの選択」をした英雄だと僕は思っています。楽な道を選ばずに「真実」と向き合うという感じは「ワンダーウーマン1984」とも通じる感じもします。後輩たちへの良いお手本にもなりましたし、「信用」こそが重要視されるこれからの社会で、一番大事なものを手にしたと思います。
 だから、どんちゃんは、あまり悔やまずに回復に努めてほしいと思います。
 感染拡大を防いだ英雄に僕はありがとうと言いたいです。

 ひとまず、どんちゃんの過去動画を片っ端から観ながらこの記事を書いていますが、本当にこの人は間の取り方がいいんですよね。「THEーW」の時も「R-1」の時も。彼女の魅力が爆発する場所が2021年はどんどん増えて欲しいと思います。
 

 それでは、どんちゃんが大好きなあのヒーローの曲を貼って、彼女を応援したいと思います。

 そう、「宇宙刑事ギャバン」(かつて、大葉健二さんもTwitterで反応してましたね)。

 この曲の何が良いって、いきなり「男なんだろ?」と全人類の半分を切り捨てるところと、全く傍にいてくれない感、哲学者が悩みながら過ごすテーマを一瞬で出すところ、もう最高です。

※エンディングの「星空のメッセージ」もいいですよ。

 いや、ギャバンの説明になってんのよ。
 というわけで、どんちゃんがまずは健康になって、SKE48に帰ってくるのをよろしく未来!



 ※過去のどんちゃんの記事はこちら!

2020年11月23日月曜日

SKE48「 27thシングル特番」の感想

予想を超えた選抜


 本日、19時から27枚目のSKE48のシングルに関する発表がありました。
 ちなみに、僕はうっかり寝てしまいましてね。
 「スターウォーズ エピソード9」などこの世になかったし、「ガメラ4」が完成したし、京極夏彦の「鵺の碑」も完成、リトルトゥースパーカーが我が家に届く、という夢のような夢を観ていたんですね(語義矛盾)。
 「ここは夢の中だ!起きて戦え、戦えええ!」と日本映画の興行収入を更新しそうな声が聞こえたので、目覚めて動画の方をつけたら、もうわりと最後の方でしたよ。ええ。昔の映画って入れ替え制じゃなかったから、映画の途中から入ってしまって困ることありましたよね(どうでも良い追想)。

 さて、表題曲なんですが、まさかの全員選抜!!
 やったぜ、10期生の五十嵐早香も選抜入り!
 しかも、選抜ってことは全員にアメブロというこのブログとしては、ありがたい限りです。
 店舗別のオリジナル生写真とかどうなるのかも気になりますね。
 全員選抜となると、「強き者よ」以来ですかね。
 他のグループだと難波のさや姉卒業曲や日向坂46とかが全員選抜ですね。
 多分、MVはコロナ対策で蜜を避ける為に、それぞれで撮って、「ロッキー・ザ・ファイナル」のエンドロールみたいに、メンバーどころか世界中の人々がサンシャイン栄の前に集まるものになるに違いない(馬鹿の文章)!


 
 今回の新しい試みとして、ティーンズユニットを巡る投票も来ましたね。
 「未来は少女たちの手の中」という、ブルーハーツみたいなタイトル。
 くっくっく、投票しまくって早香先生をランクインさせてやるぜ(現在、無職の言葉)、と思っていたんですが、2021年12月31日の時点でのティーンだったんですね。なるほど。ダブルセンターで、カミフレ以外となると、誰が出るか楽しみですね。
 SKE48をマーベルで喩えて、珠理奈がキャップ、玲奈ひょんをスタークにして、線を伸ばしていくと、スパイダーマンの位置に来そうな倉島杏実ちゃんには是非、ランクインして欲しいです(8期生をガーディアンズにして、ロケットの位置でも可)。
 そしてですね、いよいよ水野愛理にチャンスが来たのではないでしょうか?
 巻き返すなら今でしょう?
 7D2の秘密兵器で終わらしていいんでしょうか?
 2015年から2017年の勢いを思い出して欲しいです。
 彼女はやはり、ゆななの横に立っても違和感がなかった魅力があるだけに、このチャンスを生かして欲しいです(水野愛理こそがピーター・パーカーかもしれません)。
 よく考えたら、この二人、「わがままな流れ星」でコンビでしたね。

 さらに、珠理奈の発言は、プロデューサー視点のものが多かったですね。
 気になったのを簡単に。

 「SKE48にしかできないことをどんどんやって、ニュースをいっぱい作ってほしい」
 「私だったら、江籠ちゃんの良さを絶対に引き出す自信があるな。もう、浮かんだもん。なんかね。メンバーのことをね、好きな人がやらないとダメだと思うよ。その人のことが好きだとその人がどう映ったら魅力的に映るかが分かるじゃんか?」

 流石ですね。秋元康の著作の中にも出てきそうな言葉だと思います。
 また、真那の曲を引用してくるのも良かったです。

 また、最初は「もっと発表をじらして」とダメだしされたものの、「セブンネットショッピング」というワードをあそこまで面白くしたどんちゃんは、流石でした。どんちゃんの写真集も観たいですよ。ちょいちょい、珠理奈ファンに戻っているのも面白かったです。

 とにかく、全員選抜ということで、珠理奈の姿から、後輩たちが様々なことを学んでいってほしいなあ、と思いますね。あの時、松井珠理奈と一緒に踊ったというのは、必ず財産になると思います。
 
 

2020年1月25日土曜日

福士奈央の芸人もういっちょ最終回の感想

死んでもやめんじゃねーぞ


 昨年、どんちゃんこと、福士奈央さんがレギュラー出演している番組、「芸人もういっっちょ」が最終回を迎えました。
 まずは、観てみましょう。




 うーん、終わってしまったかあ、という感じですね。
 元々、賞レースの決勝に行けなかったら、番組終了という縛りだったんですが、キャリア3年で決勝まで行くってなかなか大変ですよ。
 しかし、3年目にして「とち子」ネタは安定感があります。



 何気に、みおりんがディスられてるとこが、僕は好きです。
 確かに冷静に考えたら怖いな、と。
 

 総選挙ネタの「スピーチ」とか、アイドルならではのネタでいいですよね。


 

 みんな、握手会行く時、気をつけよう!
 そして、どんちゃんファンいい人だらけじゃあ~ないか。

 2019年11月29日の彼女のブログを読むと、番組終了と芸人とアイドルの両立について書かれています。
http://www2.ske48.co.jp/blog/detail/id:20191129211407344/

 「芸人やりたいならアイドル辞めれば?」という言葉。
 真剣にお笑い1本に取り組んでる人からしたら、あまり良く映らなかったかも知れません。けれど、「馬鹿よ、貴方は」の新道さんが言っていたように、「アイドル福士奈央にしかできないこと」が上記のネタでは出来ていたし、説得力があったんじゃないでしょうか?

 「芸人としての自分を外に発信することが難しい」という内容を書いてましたが、彼女が、これまでの「もういっちょ」を観ていると、お笑い芸人や候補生の人たちに、福士奈央や彼女が所属するSKE48を認識してもらうことができたんじゃないかな、と思います(賞レースで知ったという人も多かったですしね)。

 SKE48以外で心から楽しめることである、お笑いを見つけたどんちゃん。
 出来たら、番組終わっても続けて欲しいですし、是非、賞レースやネタ番組に出て、「お笑い芸人 福士奈央」をまた見せて欲しいですね。シーズン2は誰かとコンビを組んで「漫才編」とかも僕としては観てみたいですね。

 珠理奈ヲタというキャラから、一つ脱皮して、「お笑い」を手に入れたどんちゃん。本当に貴重なものと出会うことができたと思います。だって、他のメンバーはお笑いの賞レース目指してないですからね。
 SKE48の中で唯一無二のものを手に入れた彼女。
 また、「お笑い芸人 福士奈央」が見られますように。

2020年1月2日木曜日

2020年SKE48注目のメンバーは誰だ?

動かすのか、動くのか


 お正月は皆さん、いかがお過ごしですかね?
 僕は黒澤明の作品を順番に観てましてね。
 昨日は「生きる」、今日は「椿三十郎」を観ましたよ。
 で、このブログのことをすっかり忘れてたんで、何を書こうかしらと2018年のリクアワを流していたら、占いのコーナーになりましてね。
 2日目の昼公演で、「2019年の運がいい人ランキング」の1位が「古畑奈和」と占い師の先生がおっしゃってるじゃないですか!
 2019年の奈和ちゃんの大活躍ぶりは、皆さんもご存知の通りでしょう。
 「この人、で、できる!」と2020年の僕は思いましたよ。
 
 さて、じゃあ、占いはできないけど、僕も今年活躍するメンバーを勝手に予想してみようと思いましてね。
 それで、珠理奈とかだーすーとか、奈和ちゃんとかみなるんとか、いやもう、普通に来年も活躍してるじゃん、というメンバーは除きます(だーすーとか、年明けからテレビで活躍してましたね)。

 ① 水野愛理・菅原茉椰
 小畑優奈も後藤楽々という2本柱に、総選挙にランクインした一色嶺奈もいなくなった「7D2」。
 2019年は野島樺乃が頭一つ抜けた活躍を見せ、おーちゃんはサガミさんなどの仕事で確実に爪痕を残し、裕華たん、はたごんの選抜入り、と目まぐるしい動きを見せてきた7期。それに対して、ついに選抜0人になったD2。
 2020年はD2の4人、特に「7D2に曲を」運動の言い出しっぺの愛理と、「枯葉のステーション」の後継者である菅原には、活躍を期待していますよ。もちろん、こっちゃんねるで、ダンス動画を最近は挙げているこっちゃんや、大晦日も大活躍だった上村プロもこれからの動きに注目なんですけどね。

 ② 福士奈央
 2019年に配信され続けた「芸人もういっちょ」は、後半の「THE W」編がとても緊張感にあふれてましてね。2019年で出会った様々な芸人さんたちとの関係や、ライブに出た経験や進化したネタ。
 これらが、2020年はどうなるのか。
 点で終わるのか、線になるのか。
 「芸人」というもう1枚の名刺を手放して欲しくないな、と僕は思っています。
 それが彼女の芸能界での「希少性」を高める武器になると思いますから。

 ③ カミングフレーバー
 もう、ここに書くまでもないかもしれませんが、2019年の後半からまくってきたカミフレ。
 外から新しいファンを連れてくる起爆剤になってくれるメンバーがそろっているんじゃないか、と期待しています。
 個人的には、中野愛理さんがグイグイきてます。

 ④ 深井ねがい
 徐々に、活躍する場所を確立させてきた感がある8期生。
 カミフレのセンターとして活躍していくみよまる、セクシーなグラビアとホラー映画の知識豊富なさとかほ、演技仕事で活躍して選抜入りも果たしたよこにゃん。他にも書いていったらきりがないんですがね。
 その中で、TCGしずおか2020の出場権を獲得した深井ねがい。
 握手会での礼儀正しさとかも伝わってきてるんですが、内面もかなり面白いというか、深みがありそうだ、ということに最近、気付きましてね。
 このイベントがきっかけで、更に彼女の飛躍のきっかけになるといいな、と思います。

 ⑤ 竹内ななみ

 去年、刊行された「100% SKE48」の中でBL好きを語っていた彼女なんですが、インタービューを読んでいたら、鎌田さん以来の久々に本物が現れたな、という感じです。
 まだまだ、語ってくれそうな作品が沢山あるので、2次元同好会に入ったことが、プラスに働いて欲しいな、と思っています。7ネットの文庫にBLはないのか?

 ⑥ 熊崎晴香
 
 皆さん、新曲「ソーユートコあるよね?」のフォーメーション観ましたかね。
 
 
 センターにだーすー、2列目に奈和ちゃんと熊ちゃん。
 も、もしや、これは次のシングルのセンターに王手をかけてきたのか?
 かつて、歌番組に出る度に「あのポニーテールの可愛い子だれ?」とSNSを騒がしてきた熊ちゃんがついにセンターまでとどり着くか。そんなサクセスストーリーが2020年に観てみたい自分もいます。

 ⑦ 山内鈴蘭

 ベテラン枠から一人選ぶとしたら、彼女でしょうか。
 本店の9期生の頃から、芯がしっかりしている人だなあ、と思うんですが、アイドルとゴルフの両立を続けているのが、本当に凄いなと思いましてね。
 試しにyoutubeで「山内鈴蘭」で検索してみると、物凄い数のゴルフの動画が出てきた再生回数もSKE48の曲よりもずっと多いものもあるんですね。
 彼女が積み上げてきたものが、今年さらに広がっていくといいな、と思います。
 ミッドナイトもまた今年もみたいですね。
 
 
 ざっくりと書いてきましたが、他にも松本慈子の逆襲とかも元中西ヲタとしては、期待していますよ。センター曲を手に入れた彼女がどうなっていくのか。
 あとは、ちゅりがどんな感じで飛び立っていくのかも、期待してます。きっと彼女らしく明るい音を立てながら羽ばたいていくんですしょうね。

 ではでは、今年も楽しくSKE48を応援していきましょう。

 
 
 
 

2019年11月13日水曜日

福士奈央の芸人もういっちょ THE W準決勝完結編の感想

越境した者だけが得たもの


 皆さん、どんちゃんこと、福士奈央がお笑いに挑む「芸人もういっちょ」シリーズはチェックしていますかね。
 僕は、恥ずかしながら、ここ数週間チェックを怠ってましてね。
 やっと、チェックし終わったので、感想を書いていきたいと思います。
まあ、まずはこれを観て欲しいなんですね。



 昨年同様、「THE W」の準決勝まで辿り着いたどんちゃん。
 毎回、そうですが、ライブ前の準備映像が凄い好きなんですよね。
 この緊張感がある感じ。
 「ぶちぬき魂!プレーオフ」に「馬鹿よ貴方は」の新道さんや「アゲイン」のノリさんまで来てくださってね。
 もう、ありがたい。
 お二人とも凄い鋭い分析をしてくださってます。
 新道さんの「ごみラジオ」の「THE W」準決勝進出者のおさらいでも、凄いありがたいコメントでした。
 (どんちゃんに関しては、23分24秒ぐらいから)



 そして、かおたんも来てくれてね。
 本当に義理堅い。
 かおたんとのネタ作りから、去年の部分を更に進化させた形になっていたんですね。
 R-1へのチャレンジも思い出しますね。
 そして、いよいよ当日。
 前日は緊張で、ほとんど眠れなかったというどんちゃん。
 舞台後のインタビューでのやりきった表情が良いですね。
 自分を追い詰めた先に見えるものとは。




 そして、いよいよ結果発表へ。
 残念ながら、決勝進出はならなかったんですが、彼女がここまで得てきたものの大きさたるや(結果発表の演出が『蜜蜂と遠雷』みたいでしたね)。
 去年と違い、悔しさや怒りがなく、今年は沢山の芸人さんたちとの出会いを経て、スッキリしながらも、自分に足りなかったものを冷静に見つめられるようになったどんちゃん。お笑いに向かい合ったからこその視線ですよね。
 そして、どんちゃんのお笑い担当のマネージャーさん、本当に良い人だなって思いますね。かおたんも、こんなところでも支えてくれてありがたい。
 「人それぞれ意見が違って、どれが正解なんだろう」というのは、生意気ですが凄く共感します。生み出す者だからこその苦しみですよね。
 
 今年1年間は、去年と比較して一人で笑いの現場にどんどん出て行ったどんちゃん。
 彼女を評価する人の数は、目に見えて去年より増えました。特にお笑いをする人たちからの評価が上がったのはこの番組のおかげじゃないでしょうか。
 まだ20歳なんですよね。
 アイドルとしては、中盤の年齢かもしれませんが、お笑い芸人としては、まだまだスタートぐらいの年齢だと思うんですよね。
 アゲインのノリさんが、動画の中で言った「福士奈央がやる良さ」について語っていましたが、彼女だから出来ること、彼女しかできないことってきっとあると思うんですよね。
 とち子やアイドルネタもどんどん進化していってます。
 これをこのまま眠らせていくのは勿体ないな、と1ファンとしては思います。
 
 今度はコンビで一度ネタをやって欲しいな、というのは、贅沢ですが願望としてあります。
 相方探しから動画で追っていくのはどうでしょう?
 個人的には、奈和ちゃんとの「ダブルなお」とか、お笑い偏差値高そうなみなるんとか谷とのコンビとも観てみたいですね。


 「アイドル」という世界を越えて「お笑い」という世界にチャレンジして、突き進んでいったどんちゃん。
 今、うじゃうじゃいるアイドル達の中で、「お笑い」という世界で評価されているアイドルは何人いるでしょう。
 「SKE48」、「佐野観光大使」、そして「芸人」という3つ目の肩書きをここに来て確立してみせた福士奈央。
 気安く言うつもりはありませんが、どんちゃんがお笑いで自分のポテンシャルを爆発させるところを2020年も観たいですが、全力を尽くした彼女に、今はありがとうと言いたいです。


2019年9月28日土曜日

「話食推しメン処サガミ 後藤楽々卒業スペシャル」の感想



すれ違う人の数だけドラマチックになるの


 いよいよ、後藤楽々の卒業が迫ってきましたね。
 思えば、「前のめり」の大抜擢からSKE48の物語に名前を刻み続けたメンバー後藤楽々。
 現在は、「アナウンサーになりたい」という明確な将来の目標があり、ニュースピックスなどに出演して練習中といったところでしょうか。
 SKE48では、女子アナとして成功している先輩がいますから、是非、楽々にも成功してほしいところです。
 さて、そんな楽々の為に、サガミさんが動画を発表していきましたよ。
 

 後藤楽々と関係の深い3人が集まりましたね。
 暖簾をくぐった時のさりーの動作が流石。
 北海料理がダイナミックでうまそう。真木子の料理がダイナミックなのも凄かったですね。
 シャインマスカットが個人的に気になりました。
 で、食べてきたんですがね。
 蕎麦も一緒に。
 


 ちなみに新石切店は、「話食推しメン処サガミ」の写真も貼ってましたよ。
 

 冷やしたい焼きも、皮がモチモチでおいしかった。

 次は、楽々とメンバーが仲良くなったきっかけについて語っていきますよ。



 どんちゃんは、「帰り道が一緒で」。
 これは学校とか、部活でもよくありますよね。
 さりーは、もともと喋ることはありましたが、「大学が一緒になってから」。
 そして、真木子はわりと最初の方から喋っていたそうですが、「私の20歳の生誕祭」。
 出たことも無ければ踊ったことのなかった楽々が、チャレンジしたエピソードは凄く好きですね。「分かってないから出れた」というのも若さゆえですかね。彼女の責任感を感じます。そして、真木子の面倒見の良さも(そのポジションを全部覚えるとは!)。

 楽々との休日の過ごし方のエピソードでは、楽々が実は電車の乗り換えと地図が苦手というのが面白かったですね。
 どんちゃんのゴルフに行ってみたいというプランも素敵。さりーのキャディーも観てみたいですね。
 
 最後はSKE48での活動を振り返る最終回。


 まずは、「後藤楽々のここが好き」というテーマ。
 どんちゃんの「マジ、赤ちゃん。なんか、もう素がめっちゃ子供じゃないですか。子供だけで、ちゃんと自分の芯を持ってるし、しっかりしてるなと」。
 さりーは、はっきりしているところに加えて、「個人的に赤ちゃんなのに、私がへこんだりすねたりするのを見ると、なだめてくれるところが好き」。 
 そして、真木子は「大人になったんだなあって思った」から始まり、「知らないところで言葉遣いがしっかりしてたり、礼儀が正しかったりして」と自分たちの前では見せない楽々の一面を語ります。
 生誕祭での卒業発表のスピーチの良さも誉めてますね。
 
 今だから言えるエピソードのトイレ呼び出し事件も良かったですね。
 真木子は楽々の変化を感じていたんだなあ、と感じました。
 このエピソードで涙するところも真木子の優しい性格を感じました。

 最後は楽々からメンバーへのメッセージ。
 どんちゃんの真木子を支えたいという思いが、楽々を通して知ることが出来たのも良かったですね。さりーと楽々が20歳になったら行くところはどこなんでしょう。
 楽々から見た、キャプテン真木子の姿も良くて、色々なことを耐えてきている姿をメンバーだからこそ、感じるんでしょうね。
 
 楽々の最後のメッセージも凄く良かったですね。
 アイドルという仕事をすることで、色々な人と出会えたというのが、凄く良いなあ、と思います。
 
 はあ、なんというか、楽々の卒業は悲しいですが、「アナウンサー」になりたい、という明確な夢を持って、それを目指す卒業なので、是非、これから頑張って欲しいな、と思います。彼女が真木子を見ていたような冷静な目線で、これから世の中のことを見ながらどう見て行くのかが楽しみです。
 「月刊エンタメ ENTAME」10月号を読むと、チームEのセンターに選ばれたのに自分が出来なかったこと、周りには凄い人達が沢山いるのに、という彼女の謙虚な姿勢も凄く良いんですよね。
 
 いつか、テレビから赤ちゃんみたいな素敵な笑顔で語る、元気な後藤アナウンサーが登場することを期待してますよ。
 なんとなく、楽々のことをイメージした曲を貼っておきますよ。
 

2019年8月24日土曜日

福士奈央の芸人もういっちょ#21の感想


「素振り」を続けること


 皆さん、今、自分の目標に対してどれぐらいの距離がありますかね。
 そして、その目標へ向けて何をしてますかね。
 今回の「福士奈央の芸人もういっちょ#21」を観ていると、ふとそんなことを思いましてね。

 今回ゲストにやってきたのは、ハリウッドザコシショウ。
 僕としては、「でさーなぁ!」とか「ハンマカンマ」とかが大好きな芸人さんです。
 もう動画のスタートからかなりボケまくってらっしゃるんですが、シリアスな話がめちゃくちゃ為になりましてね。
 印象に残ったところを書いて行きますよ。
 
 まずね、序盤のネタから面白かったんですが、ザコシショウ、息を吐くようにボケていく人で、「なんて呼べばいいですか?」の「大名で」とすっと出てくるところが素晴らしいな、と僕は思いました。パンチ力があるんじゃないけど、じわじわくるというかね。坂上忍さんの真似も面白かった。注目の女芸人で和田アキ子さんの名前を出すところとか。石の上に三年座るバイトとかね。

 中盤に出てきた「アイドルとお笑い」どっちをやりたいのか、という質問も印象に残ってましてね。どんちゃんも自分の立ち位置を考えさせられる質問だったんじゃないかと思います。僕としては、中途半端に迷走するんじゃなくて、どっちの道も本気で、という風にとらえれました。「一番得意なことをするべき」というザコシショウの言葉がどう影響していくかも楽しみです。

 そして、全体を通して感じるのは、この人が王者になるのにはちゃんと理由があるんだな、ということ。
 「勝とうと思うならもっとやらないといけない」、その考えを裏付けるように毎日、youtubeに動画を配信していること。そして、それを続けていくためには、自分がやっていることが面白いと信じること。苦労はするけど、苦じゃないこと。逆に信念を持ってない奴はやめていくこと。
 頭がおかしいように見せて、きちんと、自分の面白いスタイルを確立するための道筋ができてるんですね。

 ザコシショウといえば、誇張し過ぎたモノマネ。
 どんちゃんもチャレンジしてますよ。


  

 これも大爆笑でしたよ。
 つい真似したくなるという要素もあるんでしょうかね。
 「はい~!」とか言ってないのに、面白い。
 いつか、どんちゃんが珠理奈の前でやってくれる日が来るのか。

 そして、5分1本勝負


 こんなもん、近くで「んー!」やられたら、笑いを我慢する方が無理ですよ。
 最後は、謎の動画。
 
 


 4回分を観て、一番お笑いについて語っている「#21」が一番印象に残ってますね。
 動画チャンネルを始めたけれど、最初は10何回しか再生数がなかった、けれども、自分のことを信じて続けたこと。これは尊敬です。ザコシショウはプロ野球に例えて、「素振り」と例えていますが、何に重点を置いているかもよく分かります。
 純粋にお笑いが好きで、色々と試してネタを生んでいく。 
 もう、勉強になることが多い。
 いつか、どんちゃんもSKE48の公式チャンネルとかを利用して、色々とためしてみるのも面白いんじゃないか、と今回の番組を観ながら思いました。
 また、自分自身も目指す目標に向かって、どれぐらい「素振り」をしているのか、と考えさせられた、本当に良い動画でした。

 最後にザコシショウのチャンネルも貼っておきますね。
 いや、面白い。

 

 動画の中で出てきた「R-1」への挑戦の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/04/sker.html
  過去の芸人もういっちょの記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/04/ske.html

 
 

2019年4月16日火曜日

「SKE48 福士奈央 『R-1ぐらんぷり2019』に挑戦#7」の感想

芸人、もういっちょ


 どんちゃんこと福士奈央「R-1ぐらんぷり」に挑戦をドキュメンタリー形式で配信していくこの動画、今回でいよいよ最終回。
 どんちゃんが2回戦へチャレンジする様子が記録されてます。
 まずは、観てみましょう。
 
 

 お笑いファンにはお馴染みの新宿モリエールだ!
 「THE W」と違って「圧を感じる」というかおたん。しかし、今回の動画で披露したネタとお客さんの反応を観ると、なかなか受けてましたね。
 結果は動画をご覧の通り、2回戦で敗退してしまいましたが、ネタが終わってすぐのかおたんの「ちゃんとやったの?」からの謎のツンデレが面白かったですよ。

 さて、今回の動画で一旦このドキュメンタリーは終わりなんですが、かおたんとどんちゃんの熱い関係を感じられた良いシリーズでしたね。
 「交通費を振込で」と言いつつも、きっとSKE48のことをかおたんは見守ってくれているんだろうなあ、と感じました。最後のどんちゃんの悔し涙も印象的で。今回の経験をもとに来年の賞レースでは上位に食い込んでほしいな、と思います。

 SKE48が公式でここまでドキュメントしてくれるのには、新しい分野へ挑戦するどんちゃんへの期待もある筈です。これからも、新しいチャレンジをしていくメンバーに対して、背中を押してくれる運営であってほしいなあ、と思う次第です。

 どんちゃんのお笑いへのチャレンジは、youtubeの「芸人 もういっちょ」ちゃんねるの方で観られるので、まだ観てない人は是非!

 今回のネタを「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳さんが分析した「芸人 もういっちょ#3」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/04/ske.html


2019年4月9日火曜日

「SKE48 福士奈央の芸人もういっちょ #3」の感想



演者側からは見えにくいもの


 なんでもそうですが、専門家の方と話すと、様々な発見がありますよね。
 自分が捉えていることが違った角度から見つめなおせる機会が多いです。
 今回のゲストは「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳さん!
 「馬鹿よあなたは」は、ファラオさんの方がインパクトありますが、ネタは新道さんが作ってるんですよね。
 早速「#3-1」を観てましょう。



 うーむ、早い段階からどんちゃんのことに注目してくれていたんですね。
 そして、評価もしてくれていた。
 ブログや動画でも細かく語ってくれていましたね。
 どんちゃんも相談しようかと思っていたそうで。
 どんちゃんの芸で泣きそうになってくれているなんて、素敵すぎる。
 そして、とちこのパフォーマンスで劇場を揺らしたどんちゃん、凄すぎるぜ!

 番組後半では、新道さんからいよいよ核心にせまるアドバイスが。
「栃木っていうのをネタのベースでやってて、そのパッケージに何をはめ込んでやっていくかっていうスタイル。これは物凄い良いやり方で中のボケは入れ替えたり、また再利用ができる。完全なコントスタイルじゃなくて、漫談スタイルのフォーマットをコントで魅せるわけなんですよね。だから、受けてるだけ残していけるから、時間が経つたびにどんどん面白くなるから、今年より来年、来年より再来年の方が面白くなる構図になってるのが、僕凄いな、と思うんですよ(略)賞レースでちゃんと勝ち抜く為の形をしてる」

 凄い。
 めちゃめちゃ分析してくださってる。
 僕はてっきり目覚まし人間そう君を連れてるヤバイ人だと思ってましたよ。
 いや、そう君が怖いのか。



 話を戻すと、あのやり方はどんちゃん曰く「ネタの数を持っていないので、今年はとりあえず1本で行くしかないってなって。その面白かった部分を抜粋して出来るようなやつがいいよねとは言ってたんですね。(略)ただ、なるべく、初心者がお笑いをする上で楽な方法で行こうっていう」ということだったんですね。そのやり方は、正しいと新道さんも褒めてらっしゃいます。

 ここからは、新道さんが指摘するネタの改良点がいよいよ具体的な話に。
 まず、「ボケの数が少ない」こと。
 2分間でボケが3つしかない。
 うーむ、これはお笑いの人ならではの分析ですね。
 自分の好きな芸人のボケの数を数えてみると面白いかも。
 
 次に「軸(本題)と関係ない時間が長い」こと。
 栃木のボケをするところが少なくなってしまっていたんですね。
 めちゃめちゃ為になる。
 どんちゃんが6回に対して、ナイツは30取ってるという具体的な比較も分かりやすい。うーむ、春日さんが漫才の始めにたまに言う「後半、たたみかけますよ」とかは合ってるんですね。
 そして、「軸」にそったボケを増やしていくのも大切であることも。
 ただ、ボケればいいわけじゃないんですね。
 こういう審査員目線のことを知れたのは、これからのネタ作りには役立っていくんじゃないでしょうか。
 4分半のネタの場合は、最低ボケが10~15欲しいとのこと。
 改善案としては、とち子の悪魔キャラを元に戻さずにどんどんボケていくというのを挙げられてました。後半はフリを削って畳かける。そうか、それならブリッジがいらないのか。ただ、「フリを重点的においてるのはセンスある」とのお褒めの言葉も。
 ここで「#3-1」は終了。

 続いて「#3-2」を観ていきましょう。



 前回に引き続き、改善点について。
 まずは、ネタのブラッシュアップについて。
 僕がよく聴いてる「オードリーのオールナイトニッポン」でも若林さんが、どっか小屋で新ネタのネタおろしやりたいわあ、と言う時がありますが、やはり、大きい場で披露する前に、どこかで反応を観て修正しておきたいというのがあるんでしょうね。その為に春日が小屋作ればいいという考えも面白いですが。
 そうか、確かにどんちゃんも賞レースの前に漫才のライブでネタ見せしておくのも手かもしれませんね。

 次に「THE W」が終わった後に、審査員の人に言われた一言について。
 「もう一つ、個性が欲しかった」この一言で、どんちゃんは、混乱することになります。ただ、新道さんからすれば、「個性は十分にある。問題は整理だった」ということになります。
 それでは、小気味いいボケをしていくためにはどうすれば良いか。
 「栃木のボケを500個作る」という特訓的アドバイスが!
 そうか、その中から良いのを絞っていけば、より良いボケが出てきますね。
 今度はどんちゃんから、「ネタ数を増やしていくには?」という質問。
 今は、「とち子ネタ」と「握手会ネタ」しかないと。
 新道さんからのアドバイスとしては、「自分の中にあるものを出す」。
 この辺りは第1回と重なる部分がありますね。
 「自分のキャラを拡げるもの」という発想はネタを作っている人ならではですよね。
 ということは、握手会ネタを作ってるどんちゃんは、自然と出来てるのかな、とも思いましたよ。
 「とち子ネタ」は新道さんは残しておくべき、とコメント。まだまだ、伸ばせるわけですね。

 賞レースでのネタ選びに関しては、一番面白いのを1本で良いと新道さんからのアドバイス。「1回戦から勝負ネタで行くべき」という考えも賞レースの決勝まで行っている人間だからこそ、それを知らない人は構えずに行けってことですかね。そして、その勝負ネタに「とち子ネタ」がなる可能性もある。
 新道さんは「THE MANZAI」決勝まで1本のネタで行ってるんですね。
 決勝まで「とち子でいっていい」と新道さん。
 ただ、どんちゃんとしては、「栃木をディスり過ぎて栃木仕事がこなくなった」という悩みも。新道さんは、「最後はあの悪魔を倒せた方が良い」とアドバイス。そうか、そしたら、観ている栃木の人もすっきりするし、平和に終わりますね。
 まだまだ「とち子ネタ」は伸びしろがあるんですね。
 これからネタが見せられる場がもっと増えていけばな、と思います。
 
 次は、「#3-3」を観ていきましょう。

 
 
 まずは、新道さんのネタ作りで大切にしていることから。
 「ネタ作りを楽しもう」というコメント。
 ネタ作らなきゃ、と思って作ると広がらないとも。
 うーん、確かにこのブログも書かなきゃ、と思って書いてる時は、なかなかまとまらないですね。
 「ネタ作りはくじ」という新道さんの発想も良くてですね。

 「(くじは)沢山引けば、当たりが出る。沢山書けば、決勝にいけるネタが作れる」

 1本に固執せずにどんどん作っていくべきなんですね。いやあ、これは身につまされるなあ。いい言葉。
 
 次は、今注目の女芸人さんの話へ。
 名前が出てきたのは、みほとけさん。
 「ガッツが凄い」とのこと。
 将来のどんちゃんのライバルとなるのか。

 まだ開催数が少ない「THE W」は、形が定まっていないだけに「アイドルの決勝はリアルにあると思う」という新道さん。確かにそれは期待したい。
 アイドルネタに関しては、「ネタによる。ファンから『あ、アイドルが来たな』となめられる可能性がある」と指摘も。ただ、「振り切ったらいい」とのこと。中途半端は良くないということですね。もっというと、第2回で言ってたその道の専門の人だからこそのネタだったら、受けるというのとも通じるところがありますね。


 最後に新道さんが芸人として一番大切にしていること。
「常に評価を丸のみにする」
 褒めてくれた言葉を謙遜せずに丸のみにする。
 そうすることが「明日への活力になる」
 聞いてて凄くポジティブな発想で素晴らしいですね。 
 多分、お笑いの世界の方がアイドルの世界よりも、「自称評論家」が多いと思うんですね。その世界の中で生きていく上で、新しい方法なのかなとも思いました。
 
 最後に宣材写真のどんちゃんの表情に対して、「前の日に猫死んだのかな」というコメントはもう、写真大喜利にもっていけるぐらい最高!「お笑いをやってく人の顔」とほめてもらってましてね。
 
 新道さんのコメントによってとち子の伸びしろを知ったどんちゃん。
 これから、まだ完成形ではないとち子がどうなっていくのか楽しみです。

 ちなみに新道さんのブログも面白いので、おすすめですよ。
https://ameblo.jp/sindo-tatumi/

 「もういっちょ#1」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_17.html
 

  

2019年3月17日日曜日

「SKE48福士奈央の芸人もういっちょ」0~1回目の感想



新たなる挑戦へ


 SKE48のどんちゃんこと、福士奈央がお笑いの分野でも活躍を始めていることはご存知でしょうか。
 昨年は、「R-1ぐらんぷり」に出場し、「女芸人ナンバー1決定戦 THE W」の準決勝にも出場しています。ギャバンやジョーカーを用いた栃木県ネタは衝撃でした。更にアイドルの握手会ネタも入れて、賞レースに挑戦しました。

 SKE48の公式チャンネルでも「R-1」に挑戦した様子を動画にして配信していますが、今回の「芸人もういっちょTV」では、どんちゃんのお笑い力向上、賞レースでの決勝出場を目指して頑張ります。もし、1年以内に結果が出なかったら、番組終了という過酷な内容。



 何気にこの動画のどんちゃんの服が可愛くて好きなんですが、内容はかわいいアイドルではなく、芸人としてのお仕事。「自分のネタでテレビに出る」という夢を果たしてどんちゃんは叶えられるのか。
 アイドルで芸人という人は、確かに居ない気がします(居たらゴーメンナサイヨ)。
 ブルーオーシャンを狙っていくところは、ちゃんと戦略を持って活動してるんだなあ、と思いましたよ。
 こんな楽しそうなドキュメントバラエティを無料で見せてくれるなんて、ありがたい。

 さて、皆さん、今年の「R-1」は観ましたかね。
 すいません、僕はまだ観てないんですね。一応、「オードリーのオールナイトニッポン」リスナーのリトルトゥースなので、「たろいも」こと、ルシファー吉岡を応援してたんですけどね。リンパマッサージが足りなかったかあ。

 話を本題に戻すと、第1回のゲストは河邑ミクさん。
 R-1の決勝にも出場している実力者です。ちなみに「THE W」にも出てこちらは準決勝まで行っています。
 まずは、前編を観てみましょう。

 

 うーむ、レンタル彼女ネタすごいなあ。
 しかも高いなあ、9万円って。
 でも、喋り方の変化が面白いですね。
 ちなみに松竹芸能さんの公式チャンネルに上がっている、「爆弾処理」が僕は好きですよ。「女子では切れない硬さ」っていう言い回しが面白かったです。

 

 どんちゃんの「アイドルとして、まあ、そんな、あんまり…伸び悩んでるってことですね」という一言が悲しいですが、ちょっと待て。48グループは常に新しい道を開拓していったら、認められるグループ。チャンスはここかもしれない。「芸人としてもっともっと頑張りたい」というどんちゃんのストイックさ。
 ネタ選びの難しさの話もされてましてね。
 河邑さんは、ネタを変えていくタイプの方なんですが、過去のファイナリストの方はずっと1本でいくという方も。予選と決勝で持ち時間が変わることもあるので、そこは注意がいるんですね。「審査員の方にネタがないと思われるんじゃないか」というどんちゃんの質問には、「1本で行ったこともあります。去年は1回戦以外は同じネタでいきました。もう1本見たいなと思わせたもん勝ちかな」との答え。
 おお、この辺は勝ち進んできた人だからこその説得力がありますね。「1、2回戦は時間が限られているので、テンポが良い方がいい」ということや、「1,2回戦は人が多いので審査員が疲れている、間を使うネタは見てられない、審査員の気持ちも汲んで」というのも凄く賞レースの戦い方を知っている感じで勉強になります。

 オードリーもラジオでM-1決勝の2本目のネタ選びについて語っていましてね。2本目も1本目と同じネタで行っても優勝できたんじゃないか、というやつですね。難しい。
 
 そして、河邑さんにどんちゃんのネタを見てもらって、ダメだしをしてもらうことになるんですが、河邑さんの「なんでこんなストイックなん?」という一言がなにか、SKE48ファンとしては、嬉しいですね。「ガチで狙ってるんです」というどんちゃんの答えも良くてね。最後の方に出てくる河邑さんがどんちゃんを知った時のエピソードも面白かったです。まだ未見の方は是非!

 さあ、次は後編です。
 いよいよ、どんちゃんの「握手会ネタ」をフルで観られます。


 もう最初の「今日は、ウザい奴が来ないといいなぁ」から面白かったんですけどね。
 握手会あるある(?)をネタにしてて、「声出てたし、顔の表情もギャップついてたし」と河邑さんからも高評価。ネタのリアルさも褒められてましたね。実際にやっているからこその強み。この辺りは「アイドルで芸人」というのが生きているかもしれません。
 「ずっとサポートしてくれる先輩」とネタを作っていったというのは、かおたんですよね。かおたんが卒業していくことで、漫才経験者からのアドバイスが無くなるかな、と思っていただけに、この番組は「芸人 福士奈央」の成長にはめちゃくちゃありがたいですね。

 ネタの作り方の話も面白くてですね。
 設定から作ったり、台詞から作ったり、音楽から作ったりときっかけは様々なんですね。年末のお笑いショーレースまでのネタ作りの期間についての質問も新鮮でしたね。
 そういえば、芸人さんたちってどれぐらいの期間で作ってるんでしょう。若林さんが、日本武道館公演での24分間の漫才をどれぐらいの期間で作ったんでしょう。台本10ページあるって言ってましたからね。知りたい。
 さて、河邑さんは数本を9月、10月ぐらいから作るそうなんですね。それまではライブとかで試していくと。ピン芸人は夏場サボっちゃうというのも面白い。

 河邑さんの漫才を見て「河邑さんみたいになりたい。自分の身を削らずに自分のキャラとか設定とかで面白くなれる人になりたい」というどんちゃん。「是非!出てください!新宿角座!」と河邑さんからお誘いが。優しい。

 芸人として大切なこととして挙げられていた「イキらない」も本当にそうだなあ、と思います。売れてる方って謙虚な方が多いですもんね。なんとなく、山ちゃんの「天才は諦めた」を思い出しましたよ。

 最後の「決勝で会いましょう」という河邑さんの一言も優しくてね。本当に実現してほしいなあ。もう河邑さんの好感度上がりまくり。
 ネタ中の切り替えのことや、ネタ見せについても考えたどんちゃん。
 「作ってる途中で、面白いかどうか分からなくなる」というのは、本当に芸人さんになっていっているんだなあ、と感じる発言でした。

 今、ボーダレス化が進む社会なので、アイドルがお笑い芸人をするという強みをこの番組を通して掴んで行ったら、きっと更に高みを目指せるんじゃないかと思いました。福士奈央というオンリーワンアイドルが育っていく過程を注目していきたいです。個人的には、スターウォーズの「ローグワン」ファンというだけでも応援してるぞ、どんちゃん!

 どんちゃんが「R-1」に挑むドキュメント動画のナレーションオーディションについての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_18.html

 どんちゃんが「R-1」に向けてネタ作り奮闘する様について書いた記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/ske48r.html

 一番好きなお笑いコンビ、オードリーの武道館公演についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_3.html
 




  

2019年2月18日月曜日

SKE48 福士奈央「R-1ぐらんぷり2019に挑戦! #4」の感想



聞きたい声


 皆さん、突然ですが、好きな声ってありますかね。
 例えば、役者さんの声。
 僕は石坂浩二さんの声が好きでね。金田一の時も、糸井貢の時も。
 最近の役者さんだと、鈴木拡樹くんの声が好きですよ。
 
 ちなみに声といえば、声優さんですが、ナレーションのお仕事もよくありますが、皆さんお好きな方はいますかね。僕は勉強不足なんで、そこまで詳しくないんですが、津田健次郎さんのCMナレーションなんかは、表情があって好きですよ。

 さて、なんで声の話をしたかというと、今回はどんちゃんが自分のドキュメンタリー動画の為にナレーション役を探すという回なんですね。
 さて、どんちゃんは誰を選ぶのか。
 まあ、まずは観てみましょう。
https://youtu.be/toOlFof0ips


 いやあ、メンバーそれぞれの色があって面白いですね。
 まず一人目の荒井優希ちゃんの棒ナレーション。
「福士奈央は言った、絶対勝つと」というプロジェクトXの田口トモロヲ的な感じでしたね。ひょっとして、映画「暁に祈れ」の最終戦のどんちゃんかもしれませんが。

 次は松本慈子ちゃん。
「彼女は福士奈央だ」ドキュメンタリーの最初の部分ですかね。もしくは、突然現れたゾンビ化したどんちゃんを説明する時かもしれません。恥ずかしがるところも素敵。

 さあ、今度ははたごんこと、高畑結希さん。
 「SKE48、チームE 福士奈央。彼女は田舎から出てきた田舎娘。今は名古屋に来て、SKE48というアイドルグループで活動している」
 「情熱大陸みたい」とスタッフの方に評されましたが、確かに情熱大陸の最初の方ってこんな感じですよね。マイケル・ムーアの映画だったら、ここからどんちゃんの陰謀が明らかに!

 最後は声優オーディションなどでも結果をだしている、都築里佳ことぴよす。
「福士奈央、SKE48 チームE所属 ドラフト1期生 彼女は1999年4月23日栃木県に生まれた。SKE48が出来てすぐ、SKE48の大ファンになり、福士が大好きな松井珠理奈と共にSKE48のメンバーとして、一生懸命活躍しています」 
 もうね、ぴよすの本気が炸裂するわけですよ。声優学校に通う彼女は、もともと演技もやっていただけに声の表情がはっきりとわかる素晴らしいナレーションだと思いました。一人だけずば抜けてるというかね。

 結果は動画でご覧いただいた通り、慈子レギュラー、ぴよすはおいしいところで登場という形に決定。律儀に電話しまくるはたごんも、本当にいい子なんだなあ、としみじみ思いましたよ。

 今回の動画のいちばんの見どころは、完全にお家モードのどんちゃんが見られるというところではないでしょうか。先日観た「ラジオ惑星開発委員会」の余所行きモードとは違って、完全に家モード!

 特にぴよすの真面目な演技を、笑いをこらえながら聞いているところとか、はたごんへのガチャ切りとか、リラックスしてのびのびやってます。「オードリーのオールナイトニッポン」好きとしては、ガチャ切りを使ってきたのは嬉しいし、習得してレギュラー化してほしいところです。

 今回、どんちゃんが電話しなかったメンバーの中でナレーションを担当して欲しいメンバーは下記の通り!

 → 声優イベント突破の美声の持ち主。真面目な感じも実は似合う。
ちゅり → 伊達にラジオ番組もってないぜ、という素敵な声と喋り。池袋サンシャインシティのCMとか、良かったと思いますしね。
上村亜柚香 → ナレーションしながら、「はっはっは!」と笑ってくれそう。
 他にもゆななも良いなあ、と思いますよ。

 このどんちゃんの動画シリーズなんですが、他のメンバーにこんな形で仕事が増えていくというのは良いなあ、と思いましてね。内の中で練習して外で戦える仕組み作りが更に進んでいけばと思います。
 次回はネタ作りに密着!好きなお笑いコンビは片方が考えて片方が動くスタイルだから、ネタづくりはどんな感じか凄く楽しみです。

 SKE48 福士奈央「R-1 2019に挑む! #3」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/ske48r.html

松本慈子がSKE48への思いを語った「ラジオ惑星開発委員会」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_21.html

はたごんが落語に挑戦した「鷺とり」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_44.html


 

2019年2月17日日曜日

2019年2月16日 ラジオ惑星開発委員会 福士奈央編


次の主役は


 ※今回も有料コンテンツなので、内容は全部は触れません。
 
 ドラフト1期生のどんちゃんこと福士奈央ちゃんを迎えてのラジオ惑星開発委員会。
 早い時間から「今年、選挙に入らないとヤバイ」という指摘があります。
 もうどんちゃんもSKE48に入って6年目に突入しているんですね。早いなあ。

 宇野さんは48のメンバーの成り上がり方のバランスを「選挙・握手・外仕事」という3つに分けて分析します。どんちゃんの場合は外仕事が充実している。次は何を攻めるべきか、内側に強い握手か、外側に強い選挙。どんちゃんは「選挙」を選択します。「一般の人に、握手で頑張ってるというのは伝わりづらいのでは」という考えからです。「まだ自分のことを知らない人にアピールする」という意味でも選挙の方が有利では、という考えです。

 「実はどんちゃんは外仕事が充実しているので、みんな大丈夫だと思っている」という指摘は、確かになあ、と感じます。地方仕事やR-1グランプリでの活躍とかもそうですよね。どこかで、この成り上がり方があるだろ、という安心感は僕の中にもあったかもしれません。でも、さらに一つ突き抜けようと思うと、必要なものが出てくるわけですね。

 「BtoB」、業者対業者、プロ対プロに関しては、非常にどんちゃんはできている。しかし、「BtoC」、対お客さんがまだ弱いのでは、という指摘に対して、ファンとの接し方の変化も聞けて良かったです。ちょっと照れ屋だったどんちゃんが、自分の本当の姿やわがままを言えるようになってきた、ファンに甘えようと思うようになったという話がほっこりして良くてですね。アイドルとしても人間としても成長しています。

 どんちゃんファンに対しての宇野さんの「今年は奮起しないと」というコメントも、「エケペディアを今すぐ引け」とか、「6月までに握手だけ選抜が決まるシステムは間違っているが、6月までに変わらないだろ」というコメント一つ一つが、とても危機感を覚える言い方で、なんとなくこのまま放置してしまうと大変なことになる問題という気もしましたよ。


 それから、地方メンお馴染みの地方行政や市長のTwitterアカウントとメンバーのアカウントのフォロワー数を比べるというのも実は地方メンの発信力が実は地域貢献に結びつくのでは、という可能性を感じさせてくれます。ある材料を面白く発信することの難しさも考えさせられましたよ。最初はちょっとよそ行きな感じだったどんちゃんが、佐野市のことになると、生き生きと語り始めるのも良かったです。

 また、番組冒頭からもう一つのテーマとして、どんちゃんとは少し離れますが、ゆななの卒業を外側から見た宇野さんの感想は、普段SKE48を応援している人間としては、耳が痛い問題でね。世代交代を諦めたわけじゃないと思いたいんですがね。ただ、確かに結果だけみると、今後のSKE48はどうするのか、という問題はあります。宇野さんは、選挙でのランクイン数の増加、特に6期以降のという意見を出していました。

 確かに候補は沢山いるんですが、ゆななの後となると、果たして誰でいくべきか、まだ僕もこの人がというのは難しいです。良い意味でね。宇野さんは「これは若手にとってチャンス」と評していますが、完璧にセンターの位置に一人を収めようと思うと、今は結構難しい気もするんですね。レジェンドメンバーが卒業して、SKE48が終了しないためにも、これからの若手~中堅メンバーがどう盛り上げていくか、誰が飛び出すか。そのためにどう戦うか。どんちゃんは「新しいファンを増やすより、戻ってきてほしい」という考えを言います。「あの大軍どこ行ったんだろう?」は確かに!チームEに関することはちょっと意外だったので、ぜひ放送をご確認ください。

 どんちゃんもそうですが、SKE48は今が実は重要な時期なのかもしれません。SKE48の物語の主役は誰になるのか。

 紅條個人としては、ダブルセンターとかトリプルセンターで競わせるというのは、どうかと思ってますよ。

 今年の6月、どんちゃんがどうなっているのか、争点が少なかった選挙の注目ポイントがまた一つ増えました。

 どんちゃんとかおたんが二人三脚でR-1に挑む記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/ske48r.html

 なんとなく関連性を感じたおしりんの記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_34.html