人気の投稿

2022年8月21日日曜日

優しさの上手な使い方について

 忘れられない1日

 ドキュメンタリーを観るのが好きです。
 Amazonプライムやネットフリックスで上質なドキュメンタリー番組やドキュメンタリー映画を観るのが至福の時間です。最近は、映画「ゴッドファーザー」が出来るまでの実話を元にした「ジ・オファー」というUーNEXTのドラマが抜群に面白かったです。
 さて、ドキュメンタリーを観ていると、あの日のあの選択が運命を変えたり、自分に自信をくれたり、ということがあります。それは、自分の選択だけではなく、誰かに選んでもらったこともあります。

 SKE48の中にも特別な1日というのがあると思います。
 この記事の一つ前に「もう一度SKE48の話をしよう」という新連載を始めましたが、その記事を書きながら、これからのSKE48を考える上で重要な1日っていつだろう、と考えました。色々とあると思うんですが、松井珠理奈卒業公演の1日について今回は考えてみたいと思います。

 この日については、当日に1度感想を書いていますが、そこから1年以上経った2022年8月現在視点からの記事にしたいと思います。

 この卒業公演では、珠理奈のお母さまからの手紙が読まれました。


「珠理奈へ

 卒業おめでとう。

 そして、13年間お疲れ様です。

 珠理奈がSKE48に入ったのが11歳。あれから13年も経つなんて。

 今でも覚えています。SKE48が10月にデビューする前、一人だけAKB48の大声ダイヤモンドの撮影に行かなくてはいけなくなり、まだ小学生だったので、その撮影にお母さんもついていきました。

 一人だけ遅れてレッスン。全て覚え、すぐ本番撮影。あの時は本当に出来るのか心配で仕方なかったけど、本番になり、その現場で見ていて、涙が出てきたのを思い出します。

 学生生活がまともに送れなかったこと。総選挙などもあり色々なプレッシャーが珠理奈を押し潰そうとして大変なこともたくさんありました。

 そんな珠理奈をずっと見てきて、今でもふと思うことがあります。

 もし芸能界、SKE48に入らなかったらこんなつらい、大変なことにあうこともなく、普通の学生生活を楽しく過ごせたのではないか。『あの時、止めていれば』と思うことがあります。

 ですが、この世界に入ることは珠理奈が自分で『どうしてもなりたい』と言って、自分で勝ち取った世界。

 つらいこと、大変なことばかりではない。素敵に輝いていることもたくさんありました。こうして素敵な卒業コンサート、公演を迎えられたこと。

 本当に13年間お疲れ様でした。

 珠理奈の一番のファン、母より」

 乃木坂46のドキュメンタリー「悲しみの忘れ方」は、メンバーの母親からの手紙が印象的でした。生駒ちゃんのお母さんが、自分の娘と同じぐらいの学生たちの姿を見て、「自分の娘にも別の人生があったのでは」と考えるところが印象的でした。

 珠理奈のお母さまからの手紙を読んでいると、母親の立場からすると、心配になることがSKE48にいる間に沢山あったと思います。「色々なプレッシャーが珠理奈を押し潰そうとしたこと」の部分が特に印象的で、彼女に与えられた試練とそれでも「勝ち取りたい」という選択を取った娘を応援するしかない、という葛藤も感じます。
 アイドルをやり遂げた娘への優しいメッセージだと思います。

 手紙を受けて、珠理奈も卒業のスピーチをします。

 「これも卒業コンサートの時と同じで、何喋ろうとかあんまり考えてなかったんですけど。

 でもね、こういう形にはね、今なってしまってますけれども、こうやって卒業公演開催することがね、無事にできて。私もまさか卒業公演前に40度以上の熱が上がるとは思わず、それでね、トーク会をちょっとね、それも凄く本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけど、スタッフさんとお話してしっかりそれはね。振替してもらえるようにお話してるので、今日の公演の感想だったり、コンサートの感想だったり、皆で一緒に現地でトーク出来たらいいなとそこは思っております。

 現地でトーク会つながりでいくと、けっこう最近その卒業発表してから、やった後に、他の推しメンのファンの方が遊びに来てくれることが凄く多いんですけど、『実は珠理奈推しじゃないんだけど』って、『でもSKE48を好きになったきっかけは珠理奈なんだよね』って言ってくれる人が凄く多くて、あっ、自分って何かのそういうきっかけとか、人の、何だろうな、人生を変えるじゃないけど、何かそういうきっかけにね、1つになれたんだなってことが、『あっ、もうSKEに入って良かったな』って本当に思えることだなって思いました。

 でも、こうやってちゃんと他の可愛い子がいても目移りせず、ずっと卒業公演まで珠理奈のこと応援してくれる皆さんもたくさんいるし、今ここに今日来れない方もたくさんいるし、今ここに今日これない方もたくさんいるっていうのも凄くわかってるし、本当にSKEはっていうか、もう松井珠理奈はファンの方が支えてくれたから、うん、ここまでこれたんだなっていうのは凄く感じます。本当にありがとうございます。

 外は大雨なのかな?ね、名古屋は凄く大雨ということで、名古屋の空も多分きっと泣いてるんじゃないかなと。なんか全然うまいこと言えてない(笑)。全然うまいこと言えてないですけれども。何かね、あのSKEってほんと大事な日に雨が降ったりするんですよね。

 なんか、デビューかなんかの時に、なんか外で初めてやるイベントの時も雨だったり、なんかSKEは雨っていうのが凄く、なんか多くて。

 だから、自分の晴れ舞台もこうやって雨が降ってるっていうことも何ら嫌な気もせず、『あっ、今日雨だけど、SKEって雨だもんな。最後、雨でいいな。最後の雨だな』みたいな、ちょっとなんか、それもそれで皆の中にね、残る思い出、皆は凄く大変だと思う。やっぱりここまで来てくれたのは凄くありがたいなと思うし、大変だろうなと思うけど、それもいい思い出として皆胸にしまっていただいて、今日皆がね、見せてくれましたから。

 私は最初から出れなかったですけれども、皆が今日しっかりSKEこれから未来に向かって進んでいくぞっていうのを見せてくれたと思いますし、今日ここにいないメンバーも皆同じ気持ちで今いると思います。

 なので、これからも変わらずSKE48への応援、そして松井珠理奈のことも気にしていただけたら嬉しいなと思います。本当に今日はありがとうございました。」

 自分自身が既にボロボロの状態なのに、彼女のスピーチからは、この公演を良いものにしよう、後輩やファンの方々にこれから先の未来が楽しみなものになるように、という気持ちが伝わってきます。

 GLAYの曲で「Friend of mine」の歌詞で、「誰かの痛みを優しさの上手な使い方で取り除いている君を見ていたよ」という部分があるんですが、僕は彼女のスピーチを聴きながら松井珠理奈という人の優しさの上手な使い方を感じました。

 では、彼女の卒業公演から後輩たちは、どんなことを考えたのでしょう?
 まずは、アルパカさんこと、荒井優希さんのアメブロを読んでみましょう。

 荒井優希 ⚠️長すぎてもはや閲覧注意 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)


 「近くに生意気なやつがいた方が良い」という荒井さんならではの優しさの使い方が素敵ですね。きっと勇気もいったと思うんですが、それでも行動に移せる彼女も素晴らしいです。「最後までSKE48ことを考えてくれて」、「かっこいい背中」は、珠理奈の意思がちゃんと後輩たちに伝わっているなあ、と感じます。


 続いて、平野百菜さんもアメブロです。

平野百菜♪珠理奈さん | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 珠理奈の後輩思いな面が伝わってきます。

 「心にflower」で選抜入りを見事に果たしたももたんですが、珠理奈の先見の明を感じます。果たして二人きりの時にどんなアドバイスを受けたのかも気になりますね。

 

 次は井田玲音名さんのアメブロです。

《井田玲音名》 卒業 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 れお様の珠理奈への愛が伝わってきますね。

 水着グラビアのプロデュースという、SKE48のことを考えている珠理奈の思いが形になった企画ですね。遠くに思っていたけれど、話してみるとグループ愛が伝わってくるというのは、これまでのメンバーのアメブロにも通じるところがあるかも知れません。

 それでは、実際にこの公演に出演していたメンバーたちは、どう感じていたのでしょう?

 まずは、みよまること野村美代さんのアメブロから。

野村実代です❤️ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 こちらでも珠理奈のプロデュース心が騒いでますね。自分だけでなく後輩のことを思う気持ちが伝わってきます。そして、自分が「赤いピンヒールとプロフェッサー」を踊るにふさわしい人かという、みよまるの葛藤。しかも、ファンの方々は珠理奈の赤ピンを望んでいるかも知れない。そんなみよまるの心を察してアドバイスをしてくれる珠理奈。このオリメンに直接見てもらいながら、曲を担当できるというのは普通のコンサートのシャッフルとはまた違った良さがあると思います。
 「SKE48を守りたい」という彼女の願いは、今年のチームS新公演でのダブルセンターで見事に形になったのではないかと思います。

 同じく出演した江籠裕奈さんのアメブロも読んでみましょう。

 江籠裕奈。真 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 歌い方のプロデュースもしてるんですね。これは自分が歌詞を書いたからこそできることですよね。どんな感情でどんな風に歌えば良いのかを伝えられるのが良いですね。
 ラブ・クレッシェンドというユニットに関しては、リリース時に賛否両論があったかも知れません。それでも選ばれた彼女たちは、その瞬間瞬間を全力で進んでいきます。
 もう江籠ちゃんもベテランメンバーの一人です。
 これから彼女が、「チャンスときっかけ」を自分やグループの後輩たちに与えてくれるのではないか、と思います。

 

 ここまでメンバーたちのアメブロを読んで見えてきたことは、彼女のグループへの思いと、後輩たちへの思いです。彼女をよく知っている方ならご存じだと思いますが、珠理奈自身はめちゃくちゃ体が丈夫というタイプではありません。繊細な性格ですし、時として誤解もされ、きっと彼女自身も大変なのに自分のことを後にして仲間のことを考えられる精神は本当に素晴らしいです。 

 彼女がこのグループを去っていく時に残して行った「オレンジのバス」。
 この公演の最後に歌われたこの曲は、その後、パブリックな場では歌われていません。でも、周年公演など大事なタイミングで歌われるといいな、と思います。勿論、リブランディングしていく上で、珠理奈色を残し過ぎてもいけないというのも分かります。でも、若手のメンバーに曲という形で間接的にでもいいので、珠理奈の思いが伝わっていくと良いなとこの記事を書きながら思いました。

 時代が新しくなっても、変わらない意思を大事にしてくれたらいいな、と思います。

 効率とか儲けも大事ですけど、時代遅れと笑われても人を大切にする珠理奈の思いは、ずっとこのグループに残って欲しいと思います。


※公演当日に書いた記事はこちら!

 珠理奈が歌った「タイムマシンなんていらない」が中心です。

栄、覚えていてくれ SKE48の曲と映像の魅力: 2021年4月29日 松井珠理奈卒業公演の感想 (oboeteitekure.blogspot.com) 


2022年8月15日月曜日

ひかりさす①

Dear 、キミと僕2

 皆さんは、アイドルのパフォーマンスで心を動かされたことがこれまでに何度あるでしょう?
 
 そのパフォーマンスに辿り着くまでのアイドルのドラマが、踊る姿に重なり涙することもあれば、曲の世界観のヴィジュアライズ化が素晴らしいことに涙することもあります。
 前者の例を挙げると、SKE48のリクエストアワー2015で「前のめり」のセンターである松井玲奈ポジションを古畑奈和ちゃんが務めた時です。この時は会場のファンの奈和ちゃんコールを含めて、「ああ、やっと報われる」と涙したものです。後者の例は2016年に行われたSKE48の一人10分のソロコンサートにおける古畑奈和ちゃんの「10クローネとパン」です。20世紀後半のアメリカ文学で描かれたような絶望的な状況の中に微かに光る希望の美しさと、主人公の儚さを感じさせる素晴らしいパフォーマンスでした。
 他にも挙げて行きたいところですが、次の機会に譲るとして、かように古畑奈和という人はドラマ性もパフォーマンス性もどちらも曲の中に背負える稀有な存在でした。

 2022年5月17日。
 古畑奈和ちゃんは卒業発表します。
 ファンの方によっては、「まだ居て欲しかった!」という方もいらっしゃれば「前々から予感していた」という方もいらっしゃるかと思います。
 僕はというと、遂に来たかあ、という感じです。
 古畑奈和ちゃん推しでもない僕がこんなことを書くのは、生意気だな、と言われてしまうかも知れませんが、彼女の才能は既に48のルールの枠組みからはみ出ていると数年前から感じていました。彼女の才能に見合った仕事がもっと増えていればなあ、というのが率直な感想です。近年では48グループの歌唱力コンテストもありましたが、彼女のライバルや目指すべき対象が、ある時期からもう居なくなってしまったのではないか、と思います。それはそれで平和で良いことなんですが、古畑奈和を燃えさせるような後輩やイベントがあればまた違ったのかな、とも思います。
 ただ、周りに揺るがない強さが奈和ちゃんの魅力でもあると思います。
 
 2022年8月6日。
 彼女の2枚目のソロシングル「ひかりさす」が発表されます。
 ちょっと聴いてみましょう。


 皆さん、いかがでしたでしょうか?
 僕の第1印象は「映画の3幕構成みたいな作りなのかな?」ということです。
 「ひかりさす」から始まる穏やかなバラード部分で最初と最後を挟むことで美しい円環構造になっていますし、旅立つ穏やかな気持ちを表しているようにも見えます。

 まずは、歌詞の世界から見て行きましょう。
 1幕目は、地平線が見える場所で風に頬を撫でられるこの曲の主人公は、ひかりさす彼方を目指すことを決意します。
 ここから分かることは、地平線まで見えていて風通しも良い場所、つまり、さえぎるものの無い自由な場所や立場を主人公が手に入れていることが分かります。

 さて、ここから曲が変調します。第2幕の始まりです。
 「ガンダムOO」のエンディングテーマのTHE BACK HORNの「罠」を思い出す激しいメロディです。


 さて、歌詞の世界に戻ると「暗がり」で「センターステージを目指してたあの頃」のことが語られ始めます。「暗がり」ということはひかりがささない、つまりスポットライトがまだ当たらないステージの端の方の話かも知れません。
 それでも見つめてくれる「キミ」の笑顔のおかげで主人公の「私」は進んでいきます。
 ここで、今でも「キミ」が大切だからこそ「ありがとう」というお別れの言葉は言いたくない(かおたんの卒業曲がそういえば・・・)、未来へかけて行く私を忘れないで欲しいと願います。

 さて、そこから「私らしさってなんだろう?」、「私にしかできないことは?」と自問自答するもあの頃は答えが見えなくなっていました。
 やがて、それは周りから解放される方へと意識が向き始めます。
 「窮屈なほどに」という表現をわざわざ入れてから、「あの子の笑顔」に眩しさを感じ、自分の笑顔は嫌いになってしまいます。
 ここでいう「あの子の笑顔」は特定の誰かではなく、正統なアイドルの笑顔なのかな、と僕は解釈しました。そうすると「窮屈なほどに」を足した時に、曲の主人公が普通のアイドルの枠に収まらないことがこの後の展開からも明確化してきます。
 「同じ服」、「同じ歌」、みんなと同じにしようとしても同じにはなれない自分がいます。そして、それこそが誇るべき自分である、という発見をしていきます。このことを教えてくれたのは、「キミ」であると歌詞の中で語られます。笑顔で見守ってくれていた「キミ」が、みんなと同じになれない主人公を肯定してくれます。
 この辺りは、とても48グループを意識させられる部分だと思います。
 確かに、同じ衣装を着て、同じ曲を歌いますよね。
 でも、その決められた枠からはみ出していく強い個性が曲の主人公にはあるわけです。

 そして、大サビです。
 1番のサビと重なる内容ですが、ここまでを聴いての大サビなので「キミ」との関係性の深さがより伝わってきますね。
 そして、「サヨナラ」ではなく心の中に「キミ」がいること、ずっと背中を見ていてほしいというメッセージが加わってきます。くじけそうな時も立ち上がれる「あの日の温もり」が心の中にずっとあります。
 

 やがて、第3幕。
 再び、「ひかりさす」から始まるバラード部分ですね。
 一人ではなく「キミ」の思いを胸に刻んで、「ひかりさす」彼方を目指すことが示されます。

 ううむ、こうして書いていくと、これまでの「オルフェス」や「Dear 君とボク。」と比べると非常に私的な歌詞だと思います。
 作詞作曲を担当した黒沢薫さんと色々とお話をして出来た歌詞だそうですが、まさに彼女のアイドル人生を表した素晴らしい内容だと思います。
 特に自問自答して答えが出ないところが印象的で、AKB48で兼任を経験した彼女の「48グループの為に何かしたい!」という思いと突然の兼任解除を僕は思い出しました。私的な内容ではあるものの、今、悩んでいるアイドルやファンの人にも寄り添える歌詞になっているとも思います。


 メロディも非常にトリッキーで、歌声さえも楽器の一つなのではないか、と思わせる印象的なものになっています。
 MVに関しては、赤のドレスが印象的でした。奈和ちゃんの眼差しを感じさせるカットも後半に行けば行くほど増えて素晴らしかったですね。ただ、他のメンバーの卒業曲MVを考えると、もうちょい予算かけてくれても良いのでは、と思ったのは僕だけでしょうか?

 さて、卒業には2種類の卒業があると思います。
 あれ、今卒業するの?大丈夫?という卒業とこの子なら大丈夫だろう、という卒業です。
 奈和ちゃんは圧倒的に後者の卒業です。
 きっと奈和ちゃんなら、これからも沢山の「キミ」たちの力で「ひかりさす」方へ進んでいけると思います。

 やはり、古畑奈和という人の表現にはアイドルには収まらない何かがあります。
 それは今僕が思い浮かぶ言葉で表すなら「切実さ」です。今日、この舞台でこれを表現しないと、この人は死んでしまうんじゃないか、そんな危なっかしさと才能があると思います。その才能を彼女が加入した時から多くの理解者たちが守ってきました。SKE48でいえば番組での共演も多かった1期生たちでしょうか。きっと、SKE48の外でも彼女を理解してくれる方々が沢山いると思います。
 思えば、このブログで初めて奈和ちゃんのことを書いた時、「なんで、奈和ちゃんがこんだけ結果出してるのに、運営は扱いが悪いんだ!もっとみんな分かってよ!」という僕自身の「切実さ」から始まりました。きっと彼女は僕だけでなく多くの人にそう思わせる何かがあるんだと思います。
 これから卒業しても沢山の「キミ」という理解者たちに包まれて、才能を発揮していってほしいです。

古畑奈和ちゃんについて書いた記事はこちら!