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2019年2月19日火曜日

「SKEBINGO! #5」の感想


表現することは想像すること


 今回は、「芝居のダンス表現をプロから学ぶ」ということで、曲からダンスを自ら作っていきますよ。

 まずは、アルパカさんのゴシップコーナー。真木子が北海道のラーメン屋さんでうるさすぎて怒られるという、面白エピソードを語ってくれています。

 第1回の審査員だった當間里美先生から、色んなことを学んでいきます。
 比較のために「Stand by you」をまずSKE48が踊り、そのあと先生が踊ります。
 この時の違いが凄くてですね。
 SKE48のダンスも先生が言う通りキラキラしてて好きなんですが、先生のダンスはストーリー性があって良いなあ、と思いますよ。「等身大の自分が等身大の誰かに向かって歌う」という解釈もね。最後のまるで箱を開けたような感じが凄く出会いをイメージさせて良かったと思います。

 先生のダンスの解説では、アイドルのダンスは「振り付けされたものを一糸乱れずカメラや正面に向かって踊る」。表現のダンスは「自分の内側に問いかけ感じたものを身体で表現する」という考えること、想像することが必要になるダンスなんですね。おバカメンバーたちへの小宮さんの「分かってないのに、うんうん言ってる」という指摘もナイス!

 まずは、「川に流れる葉の気持ち」をダンスで表現することから!
 三四郎の「やってみたい人!」に対してまばらに上がる手。
「元気ねえなあ!」というツッコミも頷けます。
 初めてのチャレンジなんでみんな探り探りなんですかね。

 まずは、ゆうゆこと、大谷悠妃ちゃんから。
 慌てすぎて「まさか」を「もさか」と言い間違えてましたね。
 寝転がって川を表現するところとか、葉が川の表面に浮かんで流されていくところとか、小さな体を使って一生懸命表現していたところが素敵でした。
 先生からは「分かった」とちゃんと伝わっていました。
 お客さんが何を想像して楽しむかも重要とのご指摘も。
 確かに舞台とかそうですよね。
 よこにゃんが来月出演する「猩獸」も楽しみです。

 続いて、さきぽんこと、竹内彩姫さん。
 バレーのように回転を入れて表現していきますよ。
 先生からは「空間を感じて演技するべし!」とのアドバイスが。
 横だけじゃなく縦のラインであるとこ、前だけでなく後ろもということですね。
 みんな、終わった後、テレ笑いがあるのはやっぱり少し恥ずかしさもまだあるんですかね。

 次は「風に吹かれる一本の木の気持ち」を表現していきます。
 1番手は奈和ちゃん。自信なさそうですが、「楽屋話」の第4回でみなるんから、自信がなさそうにしてもっていくと指摘されていたので、果たしてどうなるか。
 いやあ、これが凄くてですね。
 ちゃんとストーリーも入れてましてね。
「台風の時に仲良かった葉っぱ達が飛ばされ、淋しくて、でも、また新たな友達が来るよ」というストーリーになっています。僕は、最後のそっと、右手が隣りにいる誰かの手に触れるところが好きですね。直接は観てないけれど微かに感じるところとかね。
「何ですか?古畑さんは?」という先生の驚きもごもっとも。
 みなるんから、「SKE48の決まったダンスもプラスに表現を乗せてくる」と言ってましたが、流石は元大島チームKを経験した人ですね。昔の本店はよくダンスに表現乗せてましたもんね。宮澤さんとかも。手を挙げた時に「みんなこいつやってんなと思った?」という小宮さんの指摘はリトルトゥースとしては嬉しかったですよ。

 アシスタントの久保田さんの動きは、川と葉の動きがきちんと目に浮かんですごいなあ、と思います。自分の表現したいことを表現するには身体の可動域を増やすしかない、というご指摘も勉強になります。

 さあ、最後は「身体で喜びを表すトレーニング」です。
 大草原をイメージして、全身で表現。やはりここでやり切れる珠理奈は凄い。
 「新手の催眠術みたいな」という小宮の感想も確かに。

 いよいよ実践していきます。
 テーマは「好きな人と手をつなげた時の喜び」です。
 なぜかこのテーマに色めきだすメンバー達。
 乙女ですね。特にあやめろが面白かった。
 挑むのは松井珠理奈。
 行動の説明ではなく、心情もきちんと伝えて行かなければいけないというのが難しいところ。
 相手がいるということを意識してペアダンスのようにした、というアイディアも良かったですね。
 先生のコメントとしては、「無難にこなしたな」というもの。さらに感情の爆発があれば、良かったとも。流石は珠理奈、出来るからこそ求められるレベルも上なわけですね。

 最後は「楽屋話」。アルパカさんの目のつけどころは、やっぱり違うな、と思いましたよ。

 それにしても、今回感心させられたのは、メンバーの瞬発力だと思うんですね。お題を提示されてから、きちんと想像して表現していく。想像力、表現力がないとできません。それを考えると古畑奈和ちゃんは独自の世界を持っていて凄いですし、珠理奈の仕上げ具合も凄いですね。

 紅條個人としては、芝居のダンスの「石榴の実は憂鬱が何粒詰まっている?」を観てみたいですね。どんな世界になるんだろう。 

古畑奈和ちゃんの表現力が爆発する「本性」の記事はこちら!https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_9.html

珠理奈のセンター曲「センチメンタルトレイン」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_16.html
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_90.html