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2021年2月11日木曜日

96年世代、4人の挑戦者たち

 黄金の世代


 今年の始めに講談社学術文庫で発売された坪内祐三さんの「慶応三年生まれ、七人の旋毛曲り」という本が非常に面白いです。
 慶応三年に生まれた夏目漱石、宮武骸骨、南方熊楠、幸田露伴、正岡子規、尾崎紅葉、斉藤緑雨の7人が、それぞれのタイミングで世に出て活躍し、日本の文化にどのような影響を与えていったかを書いたエッセイである。上記の7人だけでなく、明治期を代表する有名人たちが引用される参考文献の至るところに出てくるので、読んでいるだけで明治期の文学史の勉強にもなるので、おすすめです。
 僕自身は、大正期から昭和初期の文学が研究対象だったので、自分が研究していた作家たちが学生時代に観ていた憧れていた東京の文学界や、彼らの師匠筋やカウンターの対象にあたる人達の「生き方」を勉強し直せたのが、とても楽しかったです。

 さて、読み終わってから、ふと、こういうアプローチをSKE48でするとしたら、どの世代に成立するだろうと思いましてね。
 多分、48グループ全体で見ると、91年生まれが重要な世代だと思います。
 前田敦子・高橋みなみ・板野友美・柏木由紀・北原里英・大家志津香と、一般の方でも名前と顔が一致するメンバーばかりだと思いますし、それぞれが持つキャラクター性もバラバラですが多くの人達の心を掴みました。

 SKE48では、松井玲奈・高柳明音・須田亜香里の3人が挙げられます。
 もうこの3人だけで、充分、SKE48に重要な要素を作っているじゃないか、と考えると思うんですよね。松井玲奈の表現力と時折見せる狂気・高柳明音の熱さとリーダーシップ・須田亜香里の握手力と自己プロデュース力。黄金世代であることは間違いないと思います。しかし、この3人でSKE48の中核を語るには、まだ足りない気がします(かおたんが1歳年上なのが非常に惜しかった)。

 そこで、もう少し下の世代を見て行きましょう。
 僕が注目したいのは、1996年世代。つまり、平成8年4月1日から平成9年3月31日生まれの4人です。
 松井珠理奈・古畑奈和・鎌田菜月・青木詩織です。



 この4人の共通点は、何でしょう?
 それは、彼女たち4人がそれぞれ挑戦者であることです。

 彼女たちが48グループ内で置かれた状況は、必ずしも恵まれているとは言えませんでした。「はっ?松井珠理奈とか超推されだろ?」と思われるかも知れませんが、小学生の頃からアンチがワラワラいる、なんなら週末に握手ついでに、あなたの居るところへ会いに来る人生って経験したことがありますか?
 「AKB48を超える」、「総選挙で1位になる」そんな途方もない目標を自分だけのものではなく、色々な人から託されるようになったことがありますか?
 恐ろしいぐらい高い目標に向けて、全力で走りつづける姿に心動かされた人は多いんじゃないでしょうか?僕もその一人です。
 しかし、140キロ以上のスピードを出し続けた車は、ブレーキを踏むと反動で運転手を殺してしまうように、珠理奈は止まらない生き方を選びます。その反動が要所要所に出ますが、2018年ごろにもろに出てしまったのではないかと思います。
 以前、「松井珠理奈がSKE48のダンスの基準を作った」と秋元康が公式本の中で語っていましたが、それは別にダンスだけではなく、精神性もそうだったのかも知れません。
 今年の彼女は、プロデューサーとしての1面もそうですが、彼女自身の人間性の掘り下げをyoutubeで始めています。電光石火に銀の靴(分かった人は映画ヲタクと見た)のカリスマではなく、親しみやすい一人の女性の姿がいつもそこにはあります。
 そう、新しい挑戦を卒業に向けて彼女は始めているわけですね。

 

 松井珠理奈より半年早く生まれた古畑奈和もまた挑戦者でした。
 いつもなら、「詳しくはこの辺の記事を読んでね?」と手抜き全開でリンクを貼るところですが、今回はじっくりと書いてみましょう。
 珠理奈と比較した時、奈和ちゃんは先を走っていた同期がいました。そして、握手を入り口に表現力が注目され、AKB48との兼任が始まります。二つのグループをまたにかけながら、自分たちの世代で48グループを躍進させたいという夢を持ちます(2015年の総選挙のスピーチなんか特に)。しかし、兼任は解除、ここで彼女は腐らずに次々と演技力を活かした仕事にチャレンジしていきます。そんな彼女の頑張りとは裏腹に、時代の流れは残酷で、彼女が目指していたセンターは次々と同期や後輩たちが獲得していきます。
 ファンの方々と総選挙の選抜獲得やソロアルバム発売によって、独自の路線を進みます。SKE48でソロアルバムを出しているのは、2021年2月10日現在、彼女と松井珠理奈だけです。
 やがて、満を持してセンターになりますが、それまでどれだけの涙を流したのか、と未だに思います。
 松井玲奈とは違う狂気が彼女の中には備わっていて(何かに全力になると危うい感じは755戦争の時に特に感じました)、曲のヴィジュアライズ化という意味でのダンスならば、今の彼女に叶う人はほとんど居ないのではないかと思います。
 今年の彼女は、新しくモデル仕事が入ったり、時代劇の仕事が入ったりと、アイドルという枠の中に居ながら少しだけ外に繋がる仕事に挑戦しています。古畑奈和の色が次は何色になるのか、楽しみです。


 鎌田菜月は、2013年に6期生としてデビューしますが、当時のSKE48イズムの申し子かというと、そうではありませんでした。
 彼女自身がアイドルになろうと入ったわけではなく、あれよあれよと進む審査と自分が置かれている状況に戸惑っていたそうです。
 彼女の挑戦は、アイドルになることから始まったのかもしれません。
 やがて、SNSを駆使した「自撮り詐欺」や「鎌田を脱がせてみろ」というファン心理を理解した自己プロデュースでどんどんポジションを上げていきます。
 ただ、順風満帆かというとそうではなく、彼女自身も「ダンスを覚えるのが得意ではなかった」と語っていますし、同期から遅刻することもあったと語られています。
 既に昇格した同期は選抜にどんどん入り、後輩も選抜入りを果たしていく。
 そんな中でも彼女は、腐らずに地道に公演に出ながら発信を続けていきます。
 やがて、様々な人々の目に触れ、彼女の「趣味」は「仕事」に変わっていきます。
 先日、彼女の「趣味」について少しこのブログで触れましたが、将棋関連の仕事で名鑑の表紙になる偉業は、48グループで初であり、誰にも真似できない彼女しかできないことだと思います。
 今年も彼女は「趣味」を「仕事」へと繋げていきます。
 いや、競馬などを観ていると、「仕事」が「趣味」へ変わるものも出てくるかも知れません。そうすることによって、彼女の宇宙はさらに広がり続けるでしょう。
 好きなものを熱く語るという姿はSKE48の二次元同好会の流れを汲みながらも、新しい流れを作り始めていると思っています。あとは、彼女のフォロワーがメンバーから出てくるかが次の注目ポイントだと思います。ここでいうフォロワーとは、スタイルを真似てさらに進化させるメンバーです。
 そうすることによって、新しいSKE48の選択肢が出てくるのではと思っています。


 鎌田菜月と同期の青木詩織は、静岡からSKE48にやってきたメンバーです。
 全員選抜という今回の「恋落ちフラグ」で初めて選抜入りしたメンバーですが、劇場公演で大活躍し、チームK2の愛されキャラとしてファンの皆さんからは親しまれています。
 彼女の功績で何より大きいのはやいづ親善大使としての活躍です。
 48グループの地方メンバーの魅力の一つとして、ファンが縁もゆかりもなかった土地に対して一つ意味が乗ることが挙げられると思います。「ああ、〇〇ちゃんの出身地なんだ」とか「今度〇〇でイベントがあるから行くか」とかですね。
 僕は一度も焼津に行ったことは無いですが、おしりんのおかげで名前を覚えましたし、ゆるキャラの「やいちゃん」も可愛くて、一時期はパソコンの待ち受け画面にしていました。僕と同じように、彼女のおかげで焼津と繋がった人がいるかもしれません。また、様々な地下鉄での広告もインパクトが大きかったですね(詳しくはこちらのリンクをhttps://www.city.yaizu.lg.jp/g08-002/tikatetu_koukoku.html)。
 選抜入りしなくても外仕事で活躍し、なんなら地元に錦を飾る。
 地方初の48グループだからこそ、土地に新しいレイヤーを乗せられる。
 そんな可能性を彼女を始め、どんちゃんやかおたんも示したのではないかと思います。
 今、彼女はローカルとはまた違った方向のチャレンジを進めています。
 それがtiktokを始めとするSNSです。
 「tiktok?そんなもん見るかよ。ぺっ!」みたいなスタンスだったんですが、日向坂46のキュン動画は好きなので、きっと先入観なんでしょうね。youtubeの方も専用チャンネルを作って動画をアップし続けています。
 彼女が挑戦しているのは、ひょっとすると僕のような「古い観客」かも知れません。新しい面白さを求めて、今日も新しいアイディアを企画しているかと思うと、本当に脱帽します。
 ローカルとグルーバル、どちらも開拓していける強みがおしりんにはあります。

 こうして、96年世代の4人を並べてみると、SKE48のこれまでとこれからの可能性が秘められている気がします。そして、様々な夢の叶え方や挑戦の仕方を提示してくれています。

 珠理奈と奈和ちゃんの関係は、以前書きましたが、珠理奈と鎌田さんの関係。奈和ちゃんとおしりんの関係。珠理奈とおしりん、鎌田さんと奈和ちゃんの関係、考えてみると、面白い組み合わせがありそうです。
 果たして、あと5年経った時に、96年組こそが黄金世代だったと言われるか、それとも全く違う世代が輝くのか。今から楽しみです。

※2001年世代の8人について書いた記事はこちら!

https://oboeteitekure.blogspot.com/2021/02/blog-post_35.html

2018年12月24日月曜日

2018年12月23日「ラジオ惑星開発委員会 青木詩織」編 

地方メンだから出来ること


 昨日、放送された「宇野常寛のラジオ惑星開発委員会」について、今日は書きますよ。ただ、有料放送もあるので、簡単にだけ。


① 総選挙にランクインすることについて
 夏以降のスケジュールが変わった。去年は暇だったが、今年は休む暇もないくらいだった。公約についても達成しやすいもので、非常に良いものだったと宇野さんも評価。

② これからの戦い方
 静岡のローカルタレントになりたいという話から、焼津市出身のおしりんだからこそできることがあるという話へ。たとえば、ツイッターのフォローワー数。おしりんのフォローワー数とやいちゃんのフォロワー数の圧倒的な差。おしりんと市長のフォロワー数の差。おしりんが、焼津の情報をツイッターで流すだけでも市は嬉しいはず、とかなり良いアドバイス。アイドルというSNSの使い方を知っている人間だからこそ出来ること。これだけインターネットが発達した今、これからのローカル局はかなり厳しい戦いになるが、それをどう乗り越えていくのかは、おしりん次第。

③ SKE48のこと
 後輩との意識の差。6期が変わったのも最近。昔の付き合い方ではいけないという真木子のアドバイスも。かおたんの卒業は怖い。

④ 映画アイドルについて
 6期への竹中さんなりのメッセージであり、過去のレジェンドを引きずらずに新しいSKE48で行かなければドームに行けないのでは、という宇野さんの分析。

⑤ 一人で番組をするなら
 地元を歩く番組がやってみたい。かおたんが、SKEの内輪をカメラで紹介していったが、showroomなどがある今、みんな驚かない。これからは、外側のことをカメラで伝えていけばよいのでは。宇野さんはNHKの「探検ぼくのまち」を例に出していましたね。紅條も観てたなあ。あとは、いかに行政を巻き込むか。

 いやあ、今回も面白かったです。
 特に②と⑤は、SKEの地方メンが出来ることとして、かなり良いのではないでしょうか。おしりんの他にも岐阜メンバー、はたごん、みいぽぽなど、地方から出てきたメンバーだからこそ、地方に還元できる手段はあるはずですね。その手があったか、と。

 これ、油断したら本店のチーム8にキープされるかもしれないことではありますよね。既に地方仕事充実している子もいますから。例えば、紅條の住んでいる地域では、地元のチーム8の子が行政イベントに来ていることが多いですよ。

 後藤楽々が「意見を言うアナウンサーになりたい」という発言についても語られてました。SKE48メンバーの深いところを楽しめるので、次回も楽しみです。最後に頑張れ、やいちゃん。紅條の中では、一番好きなゆるキャラとらりんの次に好きですよ。

 


 

2018年12月9日日曜日

ひと夏の出来事①

戻れないあの夏と麦わら帽子


 この記事が公開される頃には、AKB48のリクエストアワー2019の投票が始まる頃ですが、皆さんは何に投票しましたか。こんなブログをやっていることもあって、何に投票するか迷うところです。歌詞だけなら、「石榴の実は憂鬱が何粒詰まっている?」か「ドガとバレリーナ」が好きなんですね。「石榴」はいつか、記事で書きたいと思います。「僕」と「君」の関係が好きなんですね。毛皮のマリーズの「ダンデライオン」みたいでね。
 曲としては、「無意識の色」か「存在しないもの」に入れたいところで迷ってたんですね。どっちもイントロが好きなので。
 ただ、今年の総選挙選抜シングルに良曲が多かったことと、総選挙曲はメンバーの卒業なので、なかなか披露されることが少ないということで、「波が伝えるもの」と迷ったんですが、「ひと夏の出来事」に投票しました。

 まずは、曲を聴いてみましょう。
 「ひと夏の出来事

 いかがでしたでしょう。
 僕は、初めて聴いた時、良い曲が来たな、と思うと共に「人間の証明?」と思ってしましましたよ。「母さん、僕のあの帽子 どうしたでしょうね」ちなみに紅條は、「野生の証明」の方がラストが壮絶すぎて好きですよ。

 さて、話を戻すと、歌詞の中で主人公の「僕」がある夏の出来事を思い出すんですね。
君のあの麦わら帽子 風に吹かれ飛ばされてった」から始まるんですが、この「麦わら帽子」がメタファーになってきます。

 1番の歌詞では兄妹みたいと言われていた、僕と君は一緒にいるのが普通だと思ってたんですね。しかし、僕は「君の浴衣」をきっかけに、「急に僕は 手を繋ぐのが恥ずかしくなったんだ」と、心境に変化が訪れます。

 サビでは「君のあの麦わら帽子 僕がもっと手を伸ばせてたら 風に飛ばされずに 終点へ 走り続けてた」という後悔が突然出てきます。時間が過去から現在に戻っていることに気づかされます。「大人になるってそういうことか ふと思い出した切なさ」とあるので、やはり僕は時間が経って大人になってしまっていますね。そして、飛んで行った君の麦わら帽子。自分の手ではどうしょうもなく、離れていったもの。でも、手を伸ばしていたら、という後悔が感じられます。

 2番の歌詞では「僕が好きなアイドルを君は好きじゃなかったね」という歌詞をアイドルに歌わすのが斬新ですね。昔、付き合ってた彼女に「前田敦子なんか、可愛くないじゃん」みたいに言われて、「お前にあっちゃんの何がわかるんだ!」とドキュメンタリー映画を観た僕は反論して、凄く険悪なムードになったことを覚えていますよ。「それが嫉妬のようなものだって ある時 気づいたよ」とね。もっと、素直に言いなよと涙ながらに思いますね。

 時間は「制服を着始めた頃」になります。中学とかですかね。「どうでもいい秘密が増えた」って、出てくるんですが、何ですかね。「正直、生写真を買ったはいいけど、どうすればいいか分からない」とか、「映画のブルーレイを買っても本編観ずに特典映像ばかり観ているとかですかね。
 で。背丈も差が出来て、「言葉遣いもよそよそしくな」るんですね。
 まさに思春期!皆さんは共学ですか?
 僕は工業高校出身で男しかいないので、こんなこともありませんでしたよ。たまに商店街とかで、小学校の頃の同級生女子に会おうものなら、人里に現れた山の怪のように、顔を覆いながら一目散に逃げていったもんですよ
 
 2番サビでは、僕は無口になるんですね。「これが初めての恋と いつの日か誰も知って行く」恋と認識するには遅かったわけです。「線香花火が寂しく消えた」今度は麦わら帽子ではなく「線香花火」に変わりますが、これも自分の手ではどうしょうもなく過ぎてしまいます。「寂しく消えた」とあることと「無口になっていた」ということから、ひょっとしたら、思いを伝えられずに終わった恋かもしれません。

 さて、大サビに向かって曲は転調していきます。
走る列車の窓 開けなければ ずっとあの日のまま
 窓を開けたのは「僕」なのか、「君」なのか、それは分かりませんが、窓を開けたために、「麦わら帽子」は飛んでいきます。「窓を開ける」というのが何の比喩なのかは、はっきり分かりませんが、「僕」か「君」が離れることがあったんでしょうね。



 いよいよ大サビ前。
夢を何度見たことだろう いつも同じ場面ばかりだ なぜに僕は風の中 この手を伸ばさなかったのか?

 ずっと後悔しているわけですね。同じ場面を。もうここに共感しまくりでしてね。
 年をとると、こういう繰り返しの後悔を何度もすることがあるんですね。それは人それぞれです。「なんであの時、ちゃんと説明しなかったんだろう」「あの時、意地を張らなければ」「なんで、スターウォーズ エピソード1にあんなに期待したんだ」「なんで、よりにもよってカウカウファイナンスにいったんだ!とかね。クライマックスジャンプが聴こえてきそうな後悔ばかりですよ。

 で、この後、大サビで1番のサビと同じものがきます。
 色々ないきさつを知った後で、もう一度、1番のサビを聴くと、「麦わら帽子」に手を伸ばしていたら、という後悔。
もう、書くまでもないですが、「麦わら帽子」は「君」ですね。「終点」まで行けたかもしれないという後悔と、キラキラした思い出に戻れない切なさを感じます。

 聴く度に、切ない夏の記憶を感じさせる曲です。
 「波が伝えるもの」が未来を歌っているのに対して、「ひと夏の出来事」は過去を歌っていることから、対にして考えてみると面白いかもしれませんね。作詞の人が同じだからですかね。
「波が伝えるもの」の記事はこちら

 さて、MVを観ていくと、フューチャーガールズの皆さんが、森の中でお食事したり、イルミネーションを作ったりして、楽しく過ごすのを山の怪である我々が覗き見るという作りです(ちょっと嘘)。
 

 
 センターは、AKB48の後藤萌咲さん。ドラフト1期生なんで、うちでいえば、さりーとかどんちゃんとかと同期ですね。

 恥ずかしながら、この曲で初めて知りました。
 大サビ前の「夢を何度見たことだろう」の歌声が素敵でした。
 さてさて、SKE48からは、はたごん。

 優月。
 
みいぽぽとおしりん。

 みんな、夏のお出かけに素敵な白いワンピースですね。
 そして、曲のイメージに合う麦わら帽子をかぶっていますね。
 ダンスパートでも清楚な感じがして素敵です(35歳の文章)。

 食べて、

イルミネーションの点灯式をして、

盛り上がって、わーいな内容なんですがね。

 注目したいのは、最後なんですよ。
 電気が全部消えて、誰もいなくなります。
 夏の終わりの寂しさを感じさせますね。
 ひょっとしたら、この風景さえ、「僕」の思い出かもしれませんね。山の怪の。

 イノセントな時間に戻れない切なさ、「君」と離れてしまった寂しさ。
 また夏になる度に聴きたい名曲です。