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2019年4月2日火曜日

「SKEBINGO! #11」の感想



良い番組とは


 長かった「SKEBINGO!」ももう最終回。
 なんとも淋しいですね。
 毎週楽しませてもらったなあ。

 前回の放送で舞台「SKE48版ハムレット」に出演する9名のうち、8名が決定しました。
 今回はいよいよ残りの1名をかけた最終オーディション!
 その前に…。
 オーディションの「温かく見守ってください」部門。
 メンバーが多いので箇条書きで。
 「」内は丸尾先生のコメント。

 おーちゃん「舞台映えしそうでも、自分の言葉に出来てない」
 みよまる「男役できそう」
 こっちゃん。「華があって、求心力がある」
 れお様「顔面の迫力」
 鈴蘭「絶対、しんちゃん、そんなこと言わない」
 君江「滑舌めっちゃ悪い。集中力めっちゃない」
 おおさや「披露宴の余興な感じ」
 百菜「元気があって良い」
 ふゆっぴ「モノマネのクオリティ低い」
 よこにゃん「なぜここが、こう剃りあがってるんだろう」
 青海さん「オーディションでバイバイする人、初めて見た」

 僕としては、まず、こっちゃんですよ。
 後ろにぐったりとしている巨大なパンダ。もう、気になって仕方ない。
 そして、おおさやちゃん。
 宝くじ売り場でバイトしてたんですね、凄い特技。
 で、よこにゃんですよ。
 丸尾先生の絵。思わずフットボールアワーの後藤さんみたいに「ハゲとるやないか!」と突っ込んでしまいましたよ。相変わらず独自の世界観。

 次は「youtuber」部門ですね。
 てか、ゆまなじゃないですか!
 やはり彼女は凄い。
 自分で映像編集が出来るからこそ、もう、彼女が独自に作ったらいいんじゃないか、と思うぐらい良い動画でしたね。

 小学生の百菜ちゃんの映像を観て、珠理奈「10年後はこうなるんですよ」の一言。確かに珠理奈も入ってきた頃、小学生でしたもんね。さらに20年後はかおたんみたいになる、という話が出て、かおたんが、「10年後に送り込みます。私の子をSKEに」という言葉は現実になったら面白そうですね。その頃は、倉島杏実ちゃんとかが、キャプテンしてるんですかね。

 番外編の「SKE48 私服コレクション」を挟んで、いよいよ最終オーディションへ。
 ちなみに、私服コレクションは、江籠さんの顔だけ髑髏のTシャツが気になりましたね。

 最終オーディションのメンバーは、こっちゃん、ゆっち、おーちゃん、いずりん、みよまる、はたごんの6人。
 音楽に合わせて踊るオーディションで対決です。
 曲は、三四郎相田さんの歌う「ウルトラソウル」です。
 「ゲナヘー」じゃないのかよ!
 (三四郎の『オールナイトニッポン0』の聴きすぎ)

 6人のうち、凄まじかったのは、ゆっちとおーちゃん。
 ゆっちは、曲と振り付けのリンクが出来ていることが褒められてましたね。
 おーちゃんは、アクロバットが凄かった。
 そうそう、こっちゃんが「ウルトラソウル」知らないのに対して、「俺のオリジナルの曲じゃないからね」という相田さんのツッコミも面白かった。うーん、番組終盤に来て、MCとメンバーのやりとりが出来始めてるだけに、最終回がもったいない。せっかく4月から三四郎、オールナイト1部に上がるのに。メンバーでラジオ好きな子居たら、是非聴いてほしいところです。

 そして、結果は、おーちゃんの優勝です!
 丸山先生は最後までゆっちと迷っていたそうですが、「普段の末永さんじゃない末永さんが見れた。もっと彼女のことを知りたいと思った」。「今回やるギルデンスタンという役が、男性であることであったりとかが役にあっているということで、末永さんになりました」。うーん、なるほどなあ。
 ゆっちは悔しくて涙。横のこっちゃんが「良かったよ」というのも優しい。さらにコメントして励ましてくれる三四郎の二人も優しい。「腹立つんだったら、一発殴りますけど」と笑いに変える小宮さんも優しい。
 珠理奈は「これでやりきったじゃなくて『私はまだ出来るんだ』っていう顔をしてくれたことが凄く嬉しかったので、その気持ちを忘れずにこれからSKEの人生を歩んで欲しいなって、凄い思いました」とコメント。
 そうなんだよなあ、SKE48はみんな、悔しさを乗り越えてきた歴史でもあるんだよなあ、とふと思いましたよ。最近、ブログで取り上げてる日向坂46やSTU48も笑顔が溢れてていいんですけど、やっぱり、このSKE48の泥臭さ、悔しさを力にして乗り越えていくところが、大好きなんだよなあ、とオードリーの事務所の社長みたいな喋り方で思いました。

 最後の3分は舞台「SKE版ハムレット」の顔合わせや稽古の様子が!
 うーむ、既に奈和ちゃんは凄い迫力ですね。
 珠理奈がどう立ち向かっていくのか、楽しみです。
 「SKEBINGO!」の公式Twitterにポスタービジュアルが出てましたね。

 
 メインビジュアルだけ取り出すとこんな感じ。

 うーむ、鳥肌が立つほどカッコいい。
 特に珠理奈と奈和ちゃん。
 これは、観にいける人が羨ましいです。

 さて、今週で最終回ということで、この1クールで、感じたことをまとめていくと、これまで演劇にほとんど興味が無かった僕に、演劇の面白さをメンバーと同じ視点に立って知ることが出来ました。

 これはひとえに制作されている番組スタッフの皆さんのお力でしょう。特に先生方のキャスティングを失敗していたら、酷いことになっていたと思います。一人一人の先生方が、実力があって、分かりやすく導いてくれたから、というのもあると思います。第1回の放送が終わった後、すぐに松田先生と茅野さんが乗っている演劇の本買いにいきましたもん。

 そして、よこにゃんこと、北川愛乃さんの魅力に気づかされたこと。
 特に第1回・第3回の彼女の演技が素晴らしくて、もっと彼女の演技が観てみたくなって、大阪であった舞台「猩獸」を観に行きましてね。気づけば、劇団「壱撃屋」さんの過去作を観ていること。
 時々、人生の中で自分に影響を与えるテレビ番組がいくつかありますが、この「SKEBINGO!」もその一つになりました。おかげで、他局ですが、昨日の夜は「朝まで劇団大人計画」を観てましたよ。松尾スズキは、エッセイばっかり読んでいたんで、これから舞台作品も観て行こうかと思います。

 本当にメンバーだけではなく、視聴者も成長できる良い番組だと体感しています。
 また、SKE48で番組作って欲しいなあ、と思った限りです。
 
「SKEBINGO!#3」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/skebingo.html

「SKEBINGO!#1」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/skebingo.html