変わる二人
秋元康作詞の曲を聴いてると、色々なあるあるが出てきます。
たとえば、はっとしがちとかね。見守りがちとかね。
でも、流石に「はっとしたSKE48名曲集」では記事が書けないので、もう少し領域を広げて、二人の関係が変わる瞬間を歌った曲を紹介していきたいと思います。恋人になるのか、他人に戻るのか。もしくは、恋人になりそうだったのが、なれずに終わってしまうとかね。
まずは、シングル部門!
僕が真っ先に思い浮かんだのは、この曲。
「不器用太陽」!
主人公の男の子が本当に不器用で、スニーカーの話をするのが凄い共感できます。1番でのさりげない彼女への優しさと2番での彼女のアクションが、二人の関係の変化を予感させる名曲です。
チョコの奴隷
バレンタインデーという恋の3大きっかけデーを題材にしているので、当然、二人の関係が変わる可能性が高いと思いますが、曲調のワクワク感と2番の彼女が後ろの手に持っているチョコが二人の関係の変化を想像させます。
バンザイVenus
これも二人の関係が変わる瞬間を歌った曲ですね。
2番の差し出す君の掌のハッピーエンド感が凄く好きです。
こう考えると、シングル曲って良い方に変わる曲が多いですね。
続いて、カップリング曲部門。
色々あるんですが、まずお題の条件の中で一番好きなのはこれ!
コスモスの記憶
「元気でな!ってどうでもいいふりをしてた」のところの不器用感が好きでしてね。好きだと伝えられないまま、離れてしまう切なさ。今の子はそんな実感ないぜっと思われるかも知れませんが、小学生とか中学生の頃の転校って今生の別れに近かったですからね。遠くに離れてしまう切なさが良いですね。
さわらぬロマンス
この曲、全然関係が変わらんやんけ、と思ったアナタ。
歌詞カードの最後の1行を読んでほしいんですよ。
他人同士だった二人がどうなるのか、を予感させる曲です。
ちなみに、全然変わらないのが「反射的スルー」なんですけどね。
今夜はJoin us!
パーティの夜に素敵な進展が、というロマンチックな名曲です。
友達だった二人が恋人になるかも…という期待を感じる曲です。
1番のママからドレスを借りるくだりとかも好きです。
そういえば、これも女性目線の曲ですね。
さあ、最後は公演曲部門です。
前回同様、各チーム箇条書きで!
チームS「枯葉のステーション」
チームKⅡ「眼差しサヨナラ」
チームE「バラの儀式」
なんか、公演曲でぱっと思い浮かんだのが、全部別れの歌というのが不思議ですが、どれも名曲ですよね。
「枯葉」は、集合した駅はどこなんだろう、とSKEファンになりたての頃は、よく考えたもんです。
「眼差しサヨナラ」の歌詞は別れの風景がどんどん想像できて、まだ聴いていない人には、是非おすすめしたい1曲です。「ガイシ2013」→「リクアワ2014」という順番で見ると、曲の意味が一つ加わって素敵です。
「バラの儀式」は、これからの二人の関係というか、三人の関係がどう考えても不吉な方に進みそうな気がするんですが、そういう曲が好きな人も多いと思うんですよね。僕も大好物です。
うーん、また色々と零れ落ちてる曲がある気がしますが、僕のお勧めはこのあたりです。皆さんはいかがでしょう?