彼女の色
本日、2019年5月16日はSKE48劇場で「野島樺乃ソロ公演」が行われました。
事前情報がほとんどない為、どのような曲をチョイスするのか、凄く楽しみでした。結果から言うと、めちゃくちゃ良いチョイスでしてね。次は何を歌うんだろう、と思っているうちにラストになっていました。
前半で「愛の色」、「万華鏡」、「今 君といられること」というSKE48の良曲を選んできて、歌詞の世界をきちんと表現できているのが、凄くてですね。今回の公演ではダンスよりも歌を見せるのかな、と思っていたら「君はメロディ」で歌の邪魔をしないダンスもきちんと見せてくるところも良かったです。
中盤では、SKE48の各チームの代表的なバラード曲にチャレンジしていったのも良くてですね。まるで、SKEの歴史に挑んでいくかのようでした。最初、この記事のサブタイトルは「SKEを越えていけ!」にしようかと思ってましたよ(知らない人はウルトラマンタロウを観てね)。
そして、最後のピアニストの佐藤雄大さんとピアニストの宮澤由依さんをお迎えして生演奏での歌唱パートだったんですが、ここが1番僕は良くてですね。「雨のピアニスト」という曲が10年目にして新しい解釈が加えられたんじゃないかと感動しました。
他のアーティストの曲も織り交ぜつつでしたが、個人的には「パート・オブ・ユア・ワールド」を歌っている様子がとても良くて、「あれ、今SKE48の公演だよね?」と聞きたくなるぐらい別世界観が出ていました。
最後に「桜の木になろう」を持ってきたのも凄くてですね。
ソロ公演を観ながら、歌ってくれたら嬉しいなあ、と思いながらも、大サビ前の前田敦子パートは、あの人の独特な声だからこそ、という思いもあったんですね。まあ、聴いてみてくださいよ、大サビ前の歌声を。
結果としては、きちんと自分の色で、あの大サビ前を表現できていたと感じました。
感想としては、歴史に残るぐらい良い公演でした。
全部の曲名の前に「野島樺乃の」とつけたいぐらい自分の色で表現できていたと思います。
また、彼女の歌を聴きたい、そう思える、野島樺乃の魅力が詰まった公演でした。
次回があれば、今度はどんな表現をするのか楽しみです。