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2019年2月28日木曜日

ウィンブルドンに連れて行って①



2013年 真夏のドームツアーの思い出 2


 僕が初めてナゴヤドームに行ったのは2013年8月16日。AKB48の真夏のドームツアーのナゴヤドーム初日でした。

 初めて降りたナゴヤドーム前矢田駅は、人で溢れかえっていました。

 あの頃はまだ遠征に対して初々しい感情しかなかったので、開演の1時間前にはナゴヤドームに到着していました。
 2019年現在、会場時間になってホテルから出て、開演時間ぎりぎりに会場に入る紅條からしたら、信じられない話です。
 
 席は3塁スタンド側の席で、周りにはSKE48ファンの方がちらほら居て、圧倒的に松井玲奈ファン率が高かったですよ。僕は、中西優香生誕Tシャツを着て、白と紫の単色サイをそれぞれ準備していました。

 やがて始まったコンサート、1曲目が「RIVER」、2曲目「Beginner」、3曲目「UZA」、これは、全部知ってるぞ!と会場は大盛り上がりでした。しかも、SKE48の1曲目は「ピノキオ軍」!https://youtu.be/Y2UHTinOsz0

 いやあ、一気に盛り上がりましたよ。
 これは期待できるぞ、とワクワクしながらサイリウムを振ったもんです。
 そして、ユニット曲のブロック。
 
 「ウィンブルドンに連れて行って」が始まります。
 この曲、youtubeの公式に入ってないので、適当に探してくんなんし。
 まあ、とにかく可愛い系の曲なんですよ、ピンクがセンターで、青と黄色が横に着く感じなんですがね。
 センターであるピンクがまゆゆこと、渡辺麻友。
 客席に居た僕の感想としては、「本店、潰しに来やがった!」と思ったわけです。
 当時、総選挙3位の可愛いの代名詞をぶつけに来るかと、こりゃ、中途半端なメンバーだと映画「ローグワン」のラスト5分みたいなことになるぞ、と震えあがっていました。
 そして、迎え撃つSKE48側のメンバーは、向田茉夏と木本花音
 こ、これなら行けるかもしれん。
 この「ウィンブルドンに連れて行って」は、それぞれソロで唄うパートが多く、唄っているメンバーの名前を叫ぶといういわゆる「コール」の戦いがある歌なんですね。
 
 最初に来るのは「まゆゆ」コール。
 で、でかい!
 そして、「まなつ」、「かのん」コール。
 おお、五分か。
 サビが終わって、再びサビ前のコール合戦。
 「まなつ」コールが「まゆゆ」コールを越えていきます。
 そ、そうか、ここはSKE48のホーム!
 名古屋だ!
 
 なんというか、SKE48の勢い、2013年もすごいな、と感じた次第ですよ。
 
 さて、本編が全部終わって会場は暗転。
 所謂「アンコール」タイムです。
 ここで、普段なら、「AKB!」「48!」と叫ぶんですね。
 まあ、僕はアンコールは余韻を味わいたい派なんで、黙ってることが多いんですが、突如として、遠くから何か聞こえてくるわけです。

 「SKE!」
 「48!」
 「AKB!」
 「48!」
 「SKE!」
 「48!」
 「AKB!」
 「48!」
 「SKE!」
 「48!」
 「バーフバリ!」
 「48!」
 「SKE!」
 「AKB!」
 「48!」
 「SKE!」
 「48!」
 「SKE!」
 「48!」
 
 なんと、「AKB」コールを「SKE」コールが飲み込んで行ったわけです。
 うおおおお!
 俺も叫ぶぞ!
「SKE!」
「48!」

 脳内で恐らくまだ公開されていませんでしたが、映画「ハイロー」シリーズの主題歌が流れていたんでしょうね。https://youtu.be/k9cLd-WpJCo?t=70
 完全にホームチームがジャックした感じで嬉しかったです。
 僕の4列ぐらい前の席に居た、志村喬みたいなおじさんが、見に来たカップルに、「これがSKE48の熱さなんですよ!大阪観に行ったけど、こんなことなかったもん!」と熱弁していました。後ろの席からも「SKEヲタやっぱやばいわ!うおおおお!SKE!」という声が。完全にウォーボーイズだったわけです。武器将軍の僕も含めて。

 アンコール明けの大島優子の「SKE48のファンの方の声が凄くて」という感想も頷けます。
 僕も「いつか、SKE48単独でナゴヤドーム出来たらいいなあ」とニコニコしながら観ていました。
 その24時間後、翌日のナゴヤドーム2日目で、SKE48の単独ナゴヤドーム公演が発表されることになります。

 アンコールのコールがSKEコールに飲み込まれたことって、これが最初で最後かも知れません。今、考えると、2012年の貯金でまだ2013年のSKEは走り続けて、それが爆発したんでしょうね。2014年2月の大組閣でさらに失速させられることになります。

 もうグループコンサートに行くことは総選挙前のコンサートぐらいになりましたが、あの頃はまだ、色々と楽しかったなあ、と思う2019年2月最後の日でした。

真夏のドームツアー京セラドーム2日目の思い出はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_28.html