2013年 真夏のドームツアーの思い出 2
僕が初めてナゴヤドームに行ったのは2013年8月16日。AKB48の真夏のドームツアーのナゴヤドーム初日でした。
初めて降りたナゴヤドーム前矢田駅は、人で溢れかえっていました。
あの頃はまだ遠征に対して初々しい感情しかなかったので、開演の1時間前にはナゴヤドームに到着していました。
2019年現在、会場時間になってホテルから出て、開演時間ぎりぎりに会場に入る紅條からしたら、信じられない話です。
席は3塁スタンド側の席で、周りにはSKE48ファンの方がちらほら居て、圧倒的に松井玲奈ファン率が高かったですよ。僕は、中西優香生誕Tシャツを着て、白と紫の単色サイをそれぞれ準備していました。
やがて始まったコンサート、1曲目が「RIVER」、2曲目「Beginner」、3曲目「UZA」、これは、全部知ってるぞ!と会場は大盛り上がりでした。しかも、SKE48の1曲目は「ピノキオ軍」!https://youtu.be/Y2UHTinOsz0
いやあ、一気に盛り上がりましたよ。
これは期待できるぞ、とワクワクしながらサイリウムを振ったもんです。
そして、ユニット曲のブロック。
「ウィンブルドンに連れて行って」が始まります。
この曲、youtubeの公式に入ってないので、適当に探してくんなんし。
まあ、とにかく可愛い系の曲なんですよ、ピンクがセンターで、青と黄色が横に着く感じなんですがね。
センターであるピンクがまゆゆこと、渡辺麻友。
客席に居た僕の感想としては、「本店、潰しに来やがった!」と思ったわけです。
当時、総選挙3位の可愛いの代名詞をぶつけに来るかと、こりゃ、中途半端なメンバーだと映画「ローグワン」のラスト5分みたいなことになるぞ、と震えあがっていました。
そして、迎え撃つSKE48側のメンバーは、向田茉夏と木本花音。
こ、これなら行けるかもしれん。
この「ウィンブルドンに連れて行って」は、それぞれソロで唄うパートが多く、唄っているメンバーの名前を叫ぶといういわゆる「コール」の戦いがある歌なんですね。
最初に来るのは「まゆゆ」コール。
で、でかい!
そして、「まなつ」、「かのん」コール。
おお、五分か。
サビが終わって、再びサビ前のコール合戦。
「まなつ」コールが「まゆゆ」コールを越えていきます。
そ、そうか、ここはSKE48のホーム!
名古屋だ!
なんというか、SKE48の勢い、2013年もすごいな、と感じた次第ですよ。
さて、本編が全部終わって会場は暗転。
所謂「アンコール」タイムです。
ここで、普段なら、「AKB!」「48!」と叫ぶんですね。
まあ、僕はアンコールは余韻を味わいたい派なんで、黙ってることが多いんですが、突如として、遠くから何か聞こえてくるわけです。
「SKE!」
「48!」
「AKB!」
「48!」
「SKE!」
「48!」
「AKB!」
「48!」
「SKE!」
「48!」
「バーフバリ!」
「48!」
「SKE!」
「AKB!」
「48!」
「SKE!」
「48!」
「SKE!」
「48!」
なんと、「AKB」コールを「SKE」コールが飲み込んで行ったわけです。
うおおおお!
俺も叫ぶぞ!
「SKE!」
「48!」
脳内で恐らくまだ公開されていませんでしたが、映画「ハイロー」シリーズの主題歌が流れていたんでしょうね。https://youtu.be/k9cLd-WpJCo?t=70
完全にホームチームがジャックした感じで嬉しかったです。
僕の4列ぐらい前の席に居た、志村喬みたいなおじさんが、見に来たカップルに、「これがSKE48の熱さなんですよ!大阪観に行ったけど、こんなことなかったもん!」と熱弁していました。後ろの席からも「SKEヲタやっぱやばいわ!うおおおお!SKE!」という声が。完全にウォーボーイズだったわけです。武器将軍の僕も含めて。
アンコール明けの大島優子の「SKE48のファンの方の声が凄くて」という感想も頷けます。
僕も「いつか、SKE48単独でナゴヤドーム出来たらいいなあ」とニコニコしながら観ていました。
その24時間後、翌日のナゴヤドーム2日目で、SKE48の単独ナゴヤドーム公演が発表されることになります。
アンコールのコールがSKEコールに飲み込まれたことって、これが最初で最後かも知れません。今、考えると、2012年の貯金でまだ2013年のSKEは走り続けて、それが爆発したんでしょうね。2014年2月の大組閣でさらに失速させられることになります。
もうグループコンサートに行くことは総選挙前のコンサートぐらいになりましたが、あの頃はまだ、色々と楽しかったなあ、と思う2019年2月最後の日でした。
真夏のドームツアー京セラドーム2日目の思い出はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_28.html