今、考えていること
先日観た「ラジオ惑星開発委員会 松本慈子」でチームS問題について少し触れられていましてね。
かつて、チームSだけ弱いんじゃないか、チームSは選抜少ないし、とか色々言われてたんですね(今も言われてるか分からないですが)。
まあ、相手が悪いっていうのもあると思うんですよ。たとえば、チームKⅡとか、全グループの中で選挙最多ランクイン。キャラも濃い人ばかりですしね。
じゃあ、本当にそうそうか、というと否定はしきれないですよ。
今の時点では。
つまり、チームSは伸びしろの塊のような面があるんですね。
確かにバランスが悪いというのはあると思うんですね。若手の方が多いので。
まあ、ちょっと下の数字をみてくださいな。
1期 1名
4期 1名
6期 1名
Ⅾ1 1名
7期 2名
D2 1名
8期 6名
D3 1名(2019年1月22日現在)
ね、7期からの人数の方が多いんですね。
また、チームの顔である珠理奈も不在が多かったというのもありましたし。
ただね、知れば知るほど、これからに期待できるのもチームSなわけです。
1年後、2年後には、上記に書いたマイナス面がひっくり返る可能性が十分あるわけです。
そんなチームSの2019年1月時点での最新曲「凍える前に」について今日は考えていきましょう。
まずは、楽曲の映像から。
https://youtu.be/VvU7NS57O7o
うーん、綺麗な縁取りが印象的な映像でしたね。
じゃあ、まずは歌詞から見ていきましょう。
「灯りがあやとりみたいなあのブリッジ」
みなさん、想像できましたか?
想像できない人は、検索してみると、おおこれか、という画像が出てきますよ。
「こんがらがった 週末のTraffic jam」
「こんがらがった」と「あやとり」の連想がつながってますね。
「Traffic jam」というのは「交通渋滞」という意味です。
週末の予定がこんがらがって、君に渋滞中なわけですね。
「この後はどうするつもりなの? ただ黙ってベンチに座ってたって…」
曲の主人公の彼女としては、次のアクションが欲しいわけですね。
「付き合ってからそれなりに経ったし もうそろそろかなって 緊張しながら待ってるのに Not…Yet?」
まだかよ、と待っているわけですね。
じれったい思いが出てますね。
「軽いなんて思われたくないけど 堅すぎたら進展しない まっすぐ前みてちゃよそよそしい」
うーん、アンビバレントですね。
なんとなく「狼とプライド」を思い出します。
で、ここからこれをしないの例をガンガン出していくわけですね。
肩を抱き寄せない。手を握らない。ジャケットを掛けてくれない。いらない持たない夢は見ないとかね(一部嘘あり)。
こいつ、何もしてないじゃん、まさかもう死んでるんじゃ…(考えすぎ)。
行動してよ、というわけです。
「凍える前にキスくらいちょうだい 愛されたような気がしたいのよ 生きてるうちに恋の実感ちょうだい そばにいるだけじゃピンとこないから」
うーん、彼女からしたら、こっちにもちょうだいよ、というわけなんですね。
二人はどんなきっかけで付き合い始めて今にいたるんですかね。
「それなりの(それなりの)感触を(感触を)今すぐにここで確かめたいの あやふやな(あやふやな)関係じゃ(関係けいじゃ)木枯らしが吹いて凍死しちゃうよ」
なにか自分の身体を暖めるもの、さらには心も暖めるものを求めているわけですよね。
「真冬のプラネタリウムはMidnight 降って来たよ 流星のピンキーリング 門限は過ぎちゃった まだ 遅くなった言い訳が思いつかない」
いつまで居るんだよ、というツッコミは置いといて、彼とのことで頭がいっぱいなんですね。
「私のことは全然わかってないし わかろうとしてない? あなたのことだってわかってない Maybe…」
お互いのことをわかっていない状況なんですね。付き合い始めですかね?でも相手が自分のこと分かろうとしてない、って結構マイペースな相手ですかね。
「恋人って理解しあってるのか 思い込んでるだけなのか 結局 他人ならしょうがないか」
他人と自分は分かり合えるのか、自分の思っていることは相手にどこまで伝わるのか、理解してもらえるのか、という急に哲学的な側面が出てきましたね。他人でありながら、自分の考えが分かってもらえる、というのも恋人の良い面かもしれません。
ずっと黙ってるだけで、イベントは起きない。
過ちを犯しても良いと思うぐらい彼女の思いが強いわけです。
「震えるようなキスとかしてちょうだい 世界一寒い大地の涯で 氷のようなその唇ちょうだい 絶対忘れない記憶を残して」
段々見えてきましたが、「キスとか」「キスくらい」と軽く表現してますが、「絶対忘れない記憶を残して」とあるので、大分相手からのキスを大事に思ってるのがわかりますね。
「極端な(極端な)愛でなきゃ(愛でなきゃ)この命懸ける価値なんてない Only one(Only one)だからこそ(だからこそ)永遠の時間 凍らせたいの」
そうか、だから「氷のようなその唇なんですね」。
よくあるような愛じゃなくて「極端な」愛じゃないと嫌なわけですね。
「納得できる初めての体験 寒空の下は張り詰めてるよ 別れる前に思い出ちょうだい だからもう少しロマンティックに」
「初めての体験」「ロマンティック」というイベントを早くしてよ、と待ってるわけですね。これは何もせずに帰ったら大変なことになりますよ。かと言って思い出として、腕を折るとかしてもダメですけどね。
最後に大サビとして1番のサビが来て終わります。
うーん、なんともじれったい歌詞。
自分が考えていることがここまで長々と書いているのに、相手にはどこまで伝わっているのか、という思いが描かれていますね。他者は自分の思いをどこまで分かってくれているのか、それとも分かっている上でしないのか。相手側の視点に立ってみると、この曲はさらに楽しめるかもしれませんね。
そして、この曲。
なんとも大人なアレンジが良くてですね(音楽知識ゼロのコメント)。
冬の朝とかに聴くと良い気分になれますよ。
紅條は特に「付き合ってから~」の中華料理っぽいアレンジが好きですよ(バカの文章)
作曲を担当された木下めろんさんとDr.Lilcomさんは素晴らしいですね。
次回はどんな曲を出してくるか楽しみです。
さて、次はMVですね。
赤いなにかが壊れて行くのから始まります。
そして、メンバーのソロショットが出てくるんですが、周りの縁取りがメンバーによって違うわけです。この演出すきだなあ。全メンバー作って欲しい。
メンバーの衣装は黒が基調になっていて、赤と白が差し色になっていますね。曲に合わせてシックな感じの大人な衣装ですね。個人的には杉ちゃんが似合ってて好きですね。
だんだん飛び散ってたのは、ハートだと分かりますよ。
そして、このハートはいったいなんなんだろう、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、トランプもハートが中心に表されていて、曲中のイメージとの連想ですかね。
去年の春ぐらいから出てきたチームS問題。
色々なところで議論がされてきました。
人数的な問題からひょっとしたら、組閣するんじゃない?という説もありますが、もう少し待ってくれ。
何が成長を証明したことになるのか。
数字なのか。
何の数字なのか。
握手?公演の動員数?選抜の数?選挙の人数?パフォーマンスの熱さ?熱さって滅茶苦茶主観的な物差しじゃない?それとも過去のメンバーが何年目の時はここまでできていたが、同じ年数で出来ていないってこと?ライブへの取り組み方ということが甘いということ?じゃあ、それを指摘できているのか、なあなあになってないのか?組織の問題じゃないのか?舞台監督とかちゃんとアドバイスしてんのか?全部、メンバーだけが背負うべき問題なのか?責任者でてこーい!
少しムキになりましたが、問題を提起してくださってるということは、解決すべきだと考えてらっしゃるからで。公演だけに留まらず、これから外仕事をこなしながら、成長していくことを期待している次第ですよ。
新しいSKE48を作るのは彼女たちなんですから。
この中から次は誰が飛び出すのか。非常に楽しみなのがチームSだと思ってますよ。