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2019年3月26日火曜日

「SKEBINGO!  #10」の感想



配役の妙


 今回は、いよいよ4月からあるSKE48の単独公演「SKE48版 ハムレット」に向けての最終オーディション。誰がどの役になるのかが楽しみです。僕も今日の為に、10年ぶりにハムレットを読みましたよ。新潮文庫版が手に入りやすいですが、「世界名言集」とリンクしてる岩波文庫版もおすすめですよ。

 いつもと違ったスタジオで収録していますよ。今回スタジオに集まったのは選ばれる可能性のあるメンバー達。小宮さんから「選ばれない人もいますからね」という冷酷なツッコミも。

 スタジオには9期生のゆっちこと白井友紀乃さんも来ています。スタジオにはドラフト2期生のこっちゃんこと、白井琴望さんもいます。この二人は姉妹なんですが、こっちゃんが先輩なんですね。ちょっと複雑。間に挟まれてる期のメンバーからは「どうしたらいいですか?」と相談を受けることもあるとか。家ではゆっちの方が上なんですね。この辺りのことは、「SKE48の楽屋ばなし」の第10回で語られていますよ。
 珠理奈の「メンバーの前ではお芝居をしてるってことですもんね」というコメントも凄い。

 さらに、かおたんこと、松村香織も!
 ベテランアイドル芸を爆発させてますよ。
 「一回ぐらい呼べよ!」って圧すごいな!

 さて、今回のオーディションは自分で撮った演技の動画によって出演メンバーが決まります。どの部分の誰を演じるかも重要そう。前回登場された丸尾丸一郎先生が選んでいきますよ。

 まず前半の4人は、ちゅり、さりー、奈和ちゃん、珠理奈の演技経験者たち。
 特に奈和ちゃんが演じたハムレットは凄かったですね。有名な場面ですが、見事に演じきっていました。先生も「セリフへの感情の入れ方を知っている。鬼気迫る感じを出せている」と高評価。
 珠理奈の演技に対しては、「声がいい。見せ方を知っていて自分の空間を持っている」とこちらも高評価。確かになあ、「赤いピンヒールとプロフェッサー」の記事でも書きましたが、彼女は場の空気を持っていける力があるんですよね。流石。



 次は「圧が強い部門」!
 まずはだーすー。演じているのは第4幕第5場で狂乱の態になったオフィーリアを演じます。
 花言葉まで調べたとは、流石は努力家のだーすー。
 演じている時の表情も凄い良いですね。
 先生の評価は「一青窈さんみたい」確かに!
 スタジオでは、昭和感をつっこまれてましたね。

 お次はぴよす
 髪をオールバックにしてライダースを着て黒で身を固めてますね。
 かおたんが「ぴよすは勝ちに来てるわ」というだけあって、感情が乗った本格的な演技でしたね。先生からは「男役できそう」と期待のコメント。確かにぴよす、男役とか少年役もできそうですもんね。

 次はくまちゃん
 いつもより滑舌がいい!
 表情もじっと一点を見つめて語っていますね。
「人に伝えようとする熱があるから、セリフが入ってくる」と高評価。
 
 さあ、次はゆっち
 ワイプを見ると、自分の演技に照れて顔を隠してますね。そして、隣りで抜かれてた妹のこっちゃんも照れてます。
 先生から「心身の弱り方が秀逸」と高評価。
 確かに、この時のオフィーリアに一番近い気がします。
 ゆっちは、オフィーリア行けそうですけどね。

 最後はよこにゃん
 なんか、鳥の声がする野外にいるぞ!
 「あたし、あたし、あたし、あたし、ああああ」と苦悩する様を演じます。
 先生からは「気合いが違う。自分アレンジが凄い」と高評価。
 舞台「猩獸」でも頑張ってたもんなあ。
 小宮さんから、「下手したら通報される」というツッコミも面白かったなあ。


 今度は「色っぽい部門」!
 まずは、なっきいこと、鎌田菜月さん。
 ベットにカメラを置いて、バストショットを中心に撮っています。
 「色っぽい、演技的な色気を感じる」という評価。
 次はさとかほこと、佐藤佳穂
 チャームポイントとして、笑顔とセクシーさとちょっぴりあざといところを挙げる手練れです。途中で目薬を入れて涙の演出をしてくるあたりも。先生も「演技よりあざとさが勝っている…目薬!」と衝撃を受けていますね。

 最後はみこってぃ
 ひ、ひどい。完全にふざけにいっている。
 「水商売の匂い。色気の安売り。村芝居」
 そりゃ、そういわれるわ。

 
 「頑張ってアピールしてる部門」に行きましょう。
 まずは、のじのじこと野島樺乃ちゃん。
 歌は事情で無音なんですが、オフィーリアって歌う場面があるから、彼女も適役では、と思いますけどね。「ミュージカル女優になれそう」と先生も高評価。
 
 次は、ゆうかたんこと、浅井裕華さん。
 後ろのだーすーのポスターが強くて演技が入ってこない!
 番組で須田好きをアピールしたいと語っていましたが、小宮さんの「そこじゃない!」というツッコミはごもっとも。

 今度はるーちゃんこと、井上瑠香さん。
 いや、こっちもくまもんがうるさいのよ。
 先生も「くまもんの印象しか残らない」と残念。
 動画撮る環境も大事ですね。

 さあ、最後ははたごんこと、髙畑結希。
 セリフを間違えてしまってるんですが、着ている「ぽんこつ」と書かれたTシャツが説得力を増してしまっている!先生からの評価は「人のよさは伝わってくる」。そうなんです。良い人なんです。

 
 最後は「受からないだろ~な~部門」。
 下手すると悪口になりかねないので、メンバーと先生の評価だけ。
 荒井優希 評価コメントなし
 平田詩奈 「寝起き感!」
 日高優月 「特になし」
 大場美奈 「番組ではよかったのに、今回はイマイチ。アウターは脱いでほしかった」

 「座ってるだけでドラマ部門」てか、一人しかいないじゃん! 
 前回、座っているだけでドラマと言われたいずりんこと、仲村和泉です。
 本人は滅茶苦茶照れてますが、先生は「リアルであろうとする。それが良いところ」と高評価。スタジオでも、「渋谷に座ってそう。リアルにドラマを感じた」と見事に先生にハマっていますね。「家出少女じゃねえか」と小宮さんにつっこまれてましたね。
 
 そして、いよいよキャストの発表です!
 演技の上手い下手ではなく、その役に合っているかで選んだそうですよ。
 最初に選ばれたのは熊ちゃん。
 ハムレットの友人役です。


 次に選ばれたのは、野島樺乃ちゃん。
 ハムレットの恋人である、オフィーリア役です。
 確かに歌のシーンもあるし、徐々に変わっていくところも演じられそう。

 3人目は鎌田菜月さん。
 ハムレットの母親役。
 ああ、確かにあの母親演じるならなっきぃは合うかも。

 4人目はさとかほ! 
 オフィーリアのお兄さん役。レアティーズか!
 じゃあ、ハムレットとの試合のシーンが見物ですね。

 5人目は奈和ちゃん。
 演じるのは、叔父のクローディアス。
 ハムレットの父を謀略で殺した男ですね。
 先生は「ハムレットの相手として、強力な相手が必要だったんですね。その時に強い気持ちがある方に演じていただきたいな、と思いました」と選ばれた理由を解説されていました。確かに奈和ちゃんなら出来そう。
 最初、処世術に関するめちゃくちゃ長いセリフがあります。ここが超楽しみ。

 6人目は松井珠理奈!
 役は主役のハムレット!
 初舞台初主演!
 選んだ理由としては、「ハムレットには求心力のある方と考えた時に、松井珠理奈さんの姿が」とコメント。こりゃ楽しみだ。

 7人目と8人目はちゅりこと高柳明音とよこにゃんこと北川愛乃に決定。
 ちゅりは宰相ポローニアスを、よこにゃんは、ハムレットのかつての学友であるローゼンクランツを演じますよ。てことは、熊ちゃんが演じるのは、多分、ホレイショーになってくるのかな?最初はギルデンスターンの可能性も考えてたんですが。

 そして、舞台スタッフは番組前半でお世話になった先生たちが参加。
 これは楽しみ。
 そして、次回は最後の1役が決まる!
 なんとなく、ゆっちの映像が映っているからゆっちが来そうな気もしますが、果たして!

 「赤いピンヒールとプロフェッサー」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_36.html

 よこにゃん出演の猩獸の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_21.html