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2019年4月29日月曜日

「日向坂で会いましょう#4」の感想



ストロングスタイルと鋭い観察力


 いやあ、まさか一週間挟んで春日株が大暴落するとは。
 ただ、報道を観た時にリトルトゥースの中には僕のように「よしよしよし」と思った人も多いんじゃないでしょうか。「オールナイトニッポン」は、若林さんの春日さんへの愛情を感じた凄く良い回でした。「敵はこんな近いとこいたか、コラ!」という激昂と春日さんのクミさんの家へ100万円もって謝りにいったというエピソードは最高でした。果たして、日向坂メンバーは、どんな反応をすることになるのか、これからが楽しみです。

 さて、今回は前回に続いてラジオDJの極意を「とんだ大馬鹿変態野郎」、略して「とん馬鹿」のカスミンから教わりますよ。
 今回はエピソードトークスキルを確認していきます。オードリーも毎週、それぞれエピソードトークを語ってますよね。若林さんは、3万円つかうとひとつエピソードトークが作れるという話をしていましたね。

 まずは、高瀬愛奈、加藤史帆、高本彩花、松田好花、渡邉美穂、富田鈴花の6人。アシスタントは「若様」こと若林さん。ただ、アシスタントなのに、カスミンの静止を無視してがんがんトークを回していきます。千鳥のノブさん風に言うと、「若林の大回しじゃ」ですね。

 最初のトークテーマは「カチンとしてしまった出来事」
 まずは、かとしこと加藤さんのエピソードから。
 「久々の休日で、朝起きたら母親が目の前に居たんですね。そしたら、小顔矯正いきなさいって怒鳴られた」というエピソードが。朝は顔が2倍にはれ上がっているかとし。いったいどうなってんだよ。ここでもガンガン話を膨らませる若様。「(MCのテンポがちょっと…」と不満そうでした。

 今度はおたけこと高本さんのエピソード。
 「私は仕事が終わって疲れて携帯みてみたら、お父さんから長文のポエムみたいな連絡がくるのが、その時はカチンときちゃうっていうか、疲れてるのになって、思ってちゃうんですけど、後から考えてみると、面白いなって思うんですけど」という話。
 うーん、いいお父さんじゃないですか。改名についてのことや家の包丁とまな板が突然倒れた話とか。カワイイお父さん。

 今度はまなふぃこと高瀬さん。
 「私、今の季節、すごい花粉症で、鼻水とくしゃみが止まらないんですけど。よく楽屋とかでくしゃみをしてると、『メンバーに今の何?』」と言われるエピソード。
 ついにメインを遮り始める若様。
 かとしの話によると、英語の「IF」みたいな発音になるらしいんですね。
 かとしが最近「if!」って本当に言ってる。
 まなふぃがくしゃみをすると、ダパンプの「if」を歌う流れが出来ているそうです。

 今度は松田くんから、渡邉美穂の「わざとらしいくしゃみ」の話が。 
 ムカついてるっていうのが面白かったですね。
 暫く渡邉さん観察をしていると、新幹線の中は静かにくしゃみをしている、ということは場所を選んでくしゃみをしているんじゃないか、と松田くん。
 若様の口から「やってんなあ」が出てきたのが嬉しかったですね。
 渡邉さんに理由を聞くと、「くしゃみって、しっかり盛大にしないと、できってない気持ちがして。それで私は自ら声を出していく事によって、全てを出して行こうと思ったんですよ」という謎のポリシー。実際にくしゃみをしてもらうと、完全におじさんのくしゃみの仕方なんですね。「ハクションッブっトゥトゥヴェ~イ」こういう人いますよね。新幹線の中では控えめにするんですが、どうしても我慢できない時は、「ごめんなさい!」と言いながらするそうです。なんか、凄いイメージと違う。
 こんな感じの美少女だと思ってたんで。

 

 そんな渡邉さんのエピソード。
「遠征で名古屋に行っていた時にみんなバスに乗っていた。その時に、駅について新幹線に着くから、バスを降りようとしたら、誰も声をかけてくれなくて、置いて行かれた。そして、手元のドリンクホルダーにあったチョコレートラテを投げてしまって、お気に入りの白いバックが汚れてしまった。しかも、その時に二度寝をしてしまった」というエピソード。「めちゃくちゃじゃん、お前」という若様のツッコミにも納得の予測不能なシナリオ。
 起きたらバックがべちゃべちゃで「とりあえず泣こうと思った」という補足も面白いですね。なかなか呼んでも起きない渡邉さん。コンビニ休憩とかでも起きなくて、後から「行きたかったのに」という話に。「たち悪いね」とご立腹のかとし。起きてないのに返事をしちゃってるみたいなんですね。ただ、1ミリも記憶がない。「次起こす時は、全力でビンタするくらいで!」と鉄拳制裁希望!じゃあ、「加藤がビンタするね」とかとし。こりゃ、復ビンだな。

 次も渡邉さん。
 「バスケの対決を春日さんとさせて頂いたんですよ。その時、私、泣いてしまったんですよ。それ以来、ファンの人から握手会で『春日さん、怖いの?』とか『春日さん、怖くない?』とか『ぶっ倒してね』と」言われるようになったんですね。最近に限っては、「若林さんもぶっ倒してね」と言われることがあるとか。怖くて泣いたとかじゃないので、言われる度に「んー」と思いながら、ビジネスだから「うん倒すね♡」と言っているそうなんですね。テロップの流石「超爆剤」が最高。「ビジネスライバル頑張る!」と言ってるんですね。「言われることによって苦手意識が芽生える。これ以上、言われると春日さんと私は本当にライバルなのかもしれない」と思ってしまう、言わないで欲しいと渡邉さん、いや、どんだけみんな言ってんのよ。

 ここまでを振り返って若林さんから「メンバー同士のトークは盛り上がるな」と思ったそうです。「俺はもっともっと広げたかったんだけど、メインパーソナリティが…淡々とし過ぎかな。春日抜きでもう1回やりたい」というダメだし。

 次はメンバーを富田鈴花、井口眞緒、潮紗理奈、丹生明里、川田陽菜、上村ひなのの6人にチェンジして第2回へ。

 今度のテーマは「最近、笑った話」。
 早速、トークを回し始める若様。
 まずは、潮くんから。
 簡単に言うと、潮さんと井口さんがお菓子は禁止という決まりを決めてるんですが、キャンディーはいいよ、ということで、「キャンディー」の「キャン」と「We can do it!」の「can」を取って、「キャン友」を作ったというエピソードの入り。若林さんの「ご自由にどうぞ」という小声つっこみが。そこからいきなり、井口さんがお菓子の箱にペンで何か書き始めて、見ると、「キャン友証明書」を書き始めたんですね。出来上がると会う人みんなに「キャン友~」と言って見せてるらしいんですね。ここでの「安定の奇行」というテロップが最高。
 正確には、「ちょっと君たちなんなんだ?」「えっ、私たち、せーの。シャキーン!We can do it!」とやるのが正解らしいんですね。二十歳を過ぎていい年をした二人がメンバーにこういうことをして引かれてるというのが面白いという潮さん。確かに面白い。
 ここで、若林さんから「井口、ここで暴露されて静かにしてほしいんじゃない?」と最高のパスが。しかし、ここで前回の「し~っ」は出ずに不発。

 今度は井口さんから、最近潮さんは、オードリーさんの真似にハマっているという情報が。ただ、急に井口さんの「ストップ終了!」で一旦閉幕。
 実際にやってみると…。
「あの、先日」
「緊張すんじゃねえよ」
「何言ってんだよ」
 ずれ漫才みたいな感じですかね。
「もう始まってんですか?」と戸惑うカスミン。
「えへへ。オードリーさんか!」で終わるんですね。
 ここで潮さんの細かい分析が。
「武道館に観に行った時に、(漫才で)前と後ろを叩かれてるんですよ…」と若林さんの照れ笑いが素敵。「できればヤメて欲しいけど」というツッコミも。
 いやあ、めちゃくちゃ細かい。
 正直、凄い観察力ですよ。

 今度は富田さんの「地方の子が沢山いて、『グーパー分け』の掛け声が違う」というエピソード。富田さんのところは、「グッとパーでわかれましょう」なんですね。オードリーは「グーパージャス」。井口さんだけ凄く気持ち悪いらしいんですね。ここで、「失礼か!」という超人イグチのツッコミ。そこそこ力が強いから本当にやめてほしいらしいです。
 早速、聞いてみると。
「グ~ロ、グ~ロ、グロッパ」
「それお前だけだろ!」
「ロは何なの?ロは?」
 確かに、『ロ』はどこから来たんでしょう。
 新潟どうなってんだよ。
 東京に来たらみんな「グーとグーと」と言っていたって、「お前が聞き間違えてんじゃねのか、それ!」と若林さんのツッコミ。
「検証したいね、それ、春日さん。ロケ一緒に行ってもらっていいですか?」と新企画の予感が。
 
 次は河田さんのエピソード。
 「井口さんが巾着袋しか持ってなかった」という話。
 携帯と財布しか持ってないそうで、化粧道具とかはメイクさんがいるからいらない、そして、風呂に入っていくという説明に、「当たり前だろ」という若林さんのツッコミ。
 着替えとかを疑問に思って聞いたとがある潮さんの話によると、「もう着てるから寝るだけ」という衝撃回答。いやあ、凄いわ、井口さん。
  「でも、カッコいいわ。なんか財布と携帯だけ持っていってさ、ライブで大爆笑取るって。芸人の鏡だよ、お前は。身体だけ持って行ったら笑い取れるもんな」と若林さん。昭和の名人みたいですね。

 最後はサトミツさんの推しメンの上村くん。
 「面白いことあったかなと思って、富田鈴花先輩に相談したら、『サトミツさんのモノマネをする若林さんのモノマネ』をしてくれた」というエピソード。
 富田さんの「ちゃんと聴いてるんで!ラジオ」という言葉も嬉しいですね。
 ただ、先週、「チン!」の「キン肉マンの超人募集」のコーナーで消されてたので、「お前、寝てんじゃねえだろうな」と若林さん。
 富田さんのモノマネをみて、「お前、前から俺の事バカにしてんだろ」と若林さん。富田さんは「リスペクトを踏まえたモノマネ」と言ってますが、「お前、絶対許さねえからな!お前とはバチバチだよ、これから」と新たな因縁が勃発です。
 「こいつ、馬鹿にしてんだよ、世の中全体を」というのも面白い。

 若林さんの印象に残ったメンバーに関しては、「みんな向いている」と言いながらも「渡邉のエピソードが、ちょっと凄くて。握手に来る奴らのことを言ったっていうのが凄い」と彼女のストロングスタイルを評価しつつ、「保護者として潮が必ずいたほうが…」と心配も。
 カスミンからは「メンバーがそれっていた方が面白い。コンボがね」と一人よりも複数の方がトークが広がっていくのでは、という評価。
「私が知っているラジオディレクターに推薦しておきます」
「一人しか知らないでしょ」
 これは「オードリーのオールナイトニッポン」ディレクターの石井ちゃんじゃないですか。

 いやあ、ラジオ企画は面白いので、是非またやって欲しいですね。
 そして、「オールナイトニッポン」と「日向坂で会いましょう」の融合感が凄いですね。リトルトゥースもお日様もどっちも楽しめるように徐々になってきたんじゃないでしょうか。
 ずっと続いて欲しい楽しい番組です。
 いやあ、それにしても渡邉さんの握手会エピソードと潮さんの観察力に感心した第4回でした。

 これから、春日さんの報道を知った日向坂メンバーがどういう反応をするのか、ちょっと気になりますね。春日派がついに消滅してしまうのか。ラジオでまた男を上げた若林さん派だらけになるのか。きっと「日向坂で会いましょう」ならおいしく料理してくれると信じていますよ。