生まれ変わった先にある世界
※この記事はSKE48ファンのリトルトゥースが書いたものです、勉強不足の点はご容赦ください。
本日、2020年11月11日の正午に櫻坂46のデビュー曲「Nobody`s fault」のMVが公開されました。いやあ、これが映像美的にもドラマ的にも素晴らしいので、ちょっと観てみましょう。
うーむ、素晴らしい映像美でしたね。
なんとなく僕は「スターウォーズ EP7」のラストに出てくる島を思い出しましたよ。
なんとなく僕は「スターウォーズ EP7」のラストに出てくる島を思い出しましたよ。
さて、そんなどうでも良い話は置いておき、MVが発表されたと同時に各種ニュースサイトで「MVのテーマは自由への渇望と絆!」ということが提示されて、「そういうことだったのかあ」となるかというと、そうではなく、「えっ?じゃあ、あのシーンは一体?」と思うことがあったので、自分の中での解釈を書いていきたいと思います。
まず、気になったのが着ている衣装と場所の違いなんですね。
1番では制服姿、2番のサビから白いワンピース姿。
1番では港を思わせる場所や船路といった人工物が中心であること、2番の大サビからは島に辿り着いた先、自然が中心であること。
1番では港を思わせる場所や船路といった人工物が中心であること、2番の大サビからは島に辿り着いた先、自然が中心であること。
衣装の変化のブリッジになるのは、「もう一度 生まれ変わるなら」の部分。
勿論、このMVが歌詞の通り、生まれ変わりを視覚的に新しい姿で新しい場所へとたどり着いたんだなあ、と感じるんですが、曲が進むにつれて、次の疑問が生まれるわけです。
勿論、このMVが歌詞の通り、生まれ変わりを視覚的に新しい姿で新しい場所へとたどり着いたんだなあ、と感じるんですが、曲が進むにつれて、次の疑問が生まれるわけです。
なんで、津波が迫ってるの?
そして、何故、縦に立ちあがってくる波に飛び込んでいくの?
そして、何故、縦に立ちあがってくる波に飛び込んでいくの?
なんで、あの島には桜の木がないのに桜吹雪が?
ここで最初の疑問の繋がってくるんですが、ひょっとして、2番の内容は精神的な世界のメタファーなんじゃないかと思いましてね。1番の制服の少女たちが、新しい場所を目指して、自分たちの船で新しい場所を目指す。
2番ではこれから予想される逆風、試練が波や泥が顔についた彼女たちの姿であり、桜吹雪や最後に駆け上がっていく丘は、グループの名前や希望をイメージさせる素晴らしいものになんじゃないかと考えています。
MVの前半の空は雲で日差しが隠れていることが多いんですが、衣装が変わったあたりからはどんどん明るくなっていく。これも生まれ変わった先の希望を感じさせるものでした。更に、海という巨大な自然に飲み込まれずに、波を足元に浴びながらも踊り続ける姿、最後は融合するかのように飛び込んでいく姿は、飲み込まれずに突き進んでいくということを連想させられます。
正直、「平手さんがいない状態でどんな曲になるんだろう…」と考えていたんですが、欅坂のカッコ良さを残しつつ、新しいスタートを感じさせられるものになっています。
ちなみに、欅坂46はそこまで強くなかったんですが、山崎天ちゃん推しでしたよ。今回も自分たちで船を出航させようとしたり、目力がある姿が観られて大満足です。
欅坂の過去作とのリンク(「避雷針」のMVや共和国の船とのリンク等)は、きっと欅坂から応援してきた方々の方が詳しいと思いますので避けますが、森田さんの顔は主人公の顔だと僕は思っています。
歌詞もコロナ禍の現在において、大いに現状に絶望している僕には刺さりまくった素晴らしいものなので、是非是非皆さんも注目して聴いていただければ、と思います。
それにしてもさ、SKE48にもくれんかね、こういう曲。
※欅坂のドキュメンタリー映画の感想はこちら!