チャンスは誰が
今日は「CREEDⅡ 炎の友情」を観てきて、もう精神的にお腹いっぱいです。という感じだったんですが、身体的には空腹でしてね。うう、お腹減ったようと言いながら、何杯目か分からない「ＳＫＥ４８ ラーメン部 シビ辛ラーメン」を食べてたわけですよ。
そしたら、「坂本真凛 超高級焼肉を食す！(涙あり笑いあり)」の配信が今日からだと気づきまして早速観てみたんですね。
本当にどうでもいい、個人的な話ですが、紅條の小さい頃の夢は自分の金で焼肉を食べることだったんですね。焼肉＝高いというイメージがありましてね。映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に出てくるような連中が食べるもんだと思ってたんですね。「俺にこのペンを売ってみろ」みたいな連中が食べるのかとね。
大人になった今でも自分の金で行くことはないんですね。知り合いの美容師さんに「や、焼肉って、高いんでしょう？」と話した時に「えっ、３０００円ぐらいでたらふく食えますよ」と言われ、「さ、三千円！高い！」と普段、同じＣＤにためらいもなく３０００円以上使う人間とは思えない発言をしてましてね。
無職になった今、「ああ、あの時食べていれば」と後悔の念が渦巻いている今日この頃なんですが、坂本真凛ちゃんのＳＫＥー１グランプリの優勝賞品が叙々苑の焼肉ということで、「頑張って良かったね。コングラッチレーション」とシュガーラッシュのベネロペちゃんを見るような暖かい目線を送っていたわけです。ただね、湯浅支配人のご褒美と聞いて同席してる写真を見た時は、「いいよなあ、会社員は。どうせ、それ、領収書切るんだろ」とキックホッパーのような冷たい目線で配信のお知らせを観ていたわけです。
そして、本日。配信を観てみると、なんと湯浅支配人の自腹であることが判明。一気に湯浅支配人の漢株が上がった今日この頃です。
さてさて、そんなアホな話は置いておいて、内容を観ていきましょう。
有料コンテンツなので、本当にざっくりしか書けないんですが、一言で言うと、「ああ、運営の人ってこういうアドバイスしてんのかあ」という感じでしょうか。はっきり言って湯浅支配人の質問にかんしては「オールナイトニッポン」で春日に「めんどくせえなあ！」と言われるぐらい雑な質問も多いんですが、回答に関してはためになるものが多かったので、印象に残ったところを箇条書きでざっくりと(湯浅さんの声が優しいので好みの声でみなさん吹き替えてみてください。僕も適当に)。
「ファンの人は一気に掴めない。一人一人確保して。掛け算では集まらない」
(ｃｖ 玄田哲章)
うーん、これは今のご時世そうなんですよね。
よく「見つかる」という言葉がアイドルの世界では使われますが、そんなことは稀でほとんどのメンバーは足し算でメンバーを増やして行ってるわけですよね。
僕が好きだった番組「しくじり先生」でも掛け算でファンが増えた為にしくじった先生たちが沢山紹介されてましたね。一人一人堅実にファンを増やすというのは、アイドルに限らずすべての商売でも言えそうですね。
「何か新しいもの、突き抜けているものが欲しい。大事なのは一番最初にやること」
うーん、これもビジネスにも当てはまりそうですね。
２０１９年１月現在、色々なキャラのアイドルがいます。
それでもまだブルーオーシャンはあるのか。
たとえば、ＳＫＥ４８ヲタキャラもＳＫＥ４８内で既に何人もいます。
それじゃあ、新しい個性は何なのか。
それはメンバー自身が気づくのか、ファンが気づくのか。
個人的な話になりますが、紅條は映画が好きでしてね。
握手会に行くとき、話題に困ったら「好きな映画ってなんですか？」とか、「最近観て面白かった映画ってありますか？」とよく聞くんですね。
以前、何気なくお試しでとった福士奈央ことどんちゃん(？)の個別握手会に行った時、「あっ、スターウォーズ！」とその日紅條が着ていたチューバッカのＴシャツに気づいてくれて、そこからスターウォーズの話で盛り上がりましてね。どんちゃんはダースベイダーが好きなことやご兄弟は、カイロ・レンが好きなこと。まだエピソード８観てなかったことなんかを話しまして。スターウォーズ好きな紅條は、「これからも券取ろう」と決めた次第です。
でも、これってどれぐらいの人が知ってるんでしょう(どんちゃんファンの皆さん、失礼を承知で書いております)。
全世界のスターウォーズファンがこのことを知ったら？
もちろん、上には上がいるかも知れませんが、メンバーの自分からは発信しないけれど、武器になりそうな１面を発信するのもファンの仕事かも知れません。
ＳＫＥ４８に市川崑か黒澤明にめちゃめちゃ詳しいメンバーや「必殺必中仕事屋稼業」に死ぬほど詳しいメンバーとか居たら一気に２推しぐらいまで上がるんですがね。
極端な例を出しましたが、珠理奈のプロレス好きは確実にファンを増やしたと思います。ひょんさんの鉄道好き、特撮好きとかね。加藤るみの映画好きは、卒業後の仕事にもつながっています。「バッドジーニアス 危険な天才たち」を見つけてくるのって凄いですよ。
これから、２次元同好会に続く、「スタローン研究会」とかできないですかね？
「やりたいことが出来てる人の方が少ない」
これもしみじみ感じますね。
「やりたいこと」をする為に、どこまで努力できるか。いわゆる下積みというものを我慢できるか。いや、その前に「やりたいこと」ってあるのか？もう見つけられているのか？そんな疑問も感じさせられます。
「名古屋ドームをやろうと思えばできる、でも、やるなら満員の名古屋ドームで」
そうかあ、まだ満員にするには力が足りない感じなのかあ。ファン、運営、メンバーの認識が一つになる日は来るのか。
「ＳＫＥが一番、良いグループだと思いますよ」
これは本店の支配人も経験している湯浅さんだから説得力のあることですね。
マネージャーたちのことも褒めてましたが、ユニットから突然降ろされる経緯は話した方が、課題の解決につながりやすいと思いますよ。
「納得できないこと、やりたいことは言ったほうが良い」
つまり、「どうしちまったんだよ！琥珀さん！」とハイローのコブラ風に言わなきゃダメだということですね。
「チャンスが来た時に掴めるように」
紅條の好きな漫画「ハチミツとクローバー」で真山という僕の好きなキャラが言ってるんですが、チャンスが来た時にお金の「ある」「なし」が関係してくる。その為にお金を貯めている。まさにその通りでね。芸能界だとそれがお金じゃなくて自分のスキルとかになるんですかね。ちなみに真山の「もし好きな女に何かあった時さ『何も考えないで休め』って言えるくらいは なんか持っときたいんだよね」というお金に対する考え方は男前で見習いたいです。
「面倒くさいことは絶対やろう」
うーむ、なかなか良いではないですか、ＳＫＥ運営。
エントリーシートすら書く決心をするまで３時間かかる紅條も見習いたいです。
さらに公演に関するユニットシャッフルは何が見られるか分からない風に毎回する、という超絶プランを提案しましてね。
晩年の勝新太郎の現場じゃないんだから、と思いますが、セットリストが分からない大箱コンサートの楽しみが公演でも味わえるということですかね。
湯浅支配人のコメント中心に書いていきましたが、坂本真凛ちゃんの食べている様子が可愛くてですね。
紅條は「いっぱい食べる君が好き」と歌いたくなるぐらい、ご飯を美味しそうに食べる女性が好きなので、新たな坂本真凛ちゃんの魅力に気づけましたよ。それから「真凛」という名前の由来も初めて知りました。
ＡＫＢ４８のコンサートを観に行った子がＳＫＥ４８のパフォーマンスに惹かれてＳＫＥ４８を目指すっていうのもいいですね。グループコンは個人的にはあんまりなんですが、こういう話を聞くと「目に触れる機会」を作るのも大事だと思いますね。
アイドルになる前とアイドルになってからの差にも語られてましてね。
ステージから見える景色。これは実際に劇場に立ってる人しか分からないですもんね。意外と見えてるらしいです。
あと、焼肉と大ライスをおいしそうに食べる坂本真凛ちゃんも良かったですね。紅條もいつか「焼肉なめ放題、割りばし割り放題！」という豪遊をしてみたいもんです(バカの文章)。
他にも坂本真凛ちゃんの一番好きな曲にも触れられていて、こんなブログをやっている人間としては、嬉しかったですね。
坂本真凛ちゃんの意外な１面だけでなく、ＳＫＥファンなら聴いておきたい内容盛りだくさんです。ぜひぜひ、ＤＭＭでウォッチしてください！(ムービーウォッチメン風)
