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2019年4月26日金曜日

おすすめの映画と本⑭「アベンジャーズ エンドゲーム」



一つの歴史の終わり


 ※ネタバレ全開です。
 マーベルついていけてない方は、この10連休で配信サービスやレンタル店で一気観したら余裕で追いつけますよ。


 ついに「アベンジャーズ エンドゲーム」が本日公開されましたね。


 チケット争奪戦をなんとか潜り抜け、早朝からのパンフレット限定版争奪戦もなんとか勝ち抜いた僕は、TOHOシネマズ難波のIMAX3Dで観てきましたよ。
 劇場には巨大壁紙が!
 わざわざこれを撮るために、2階まで上がって、下りのエスカレーターから撮ってます。

 難波の街では、スタンプラリーも開催されてましたね。
 
 さて、なんせ3時間を超える大作なので、まだ完全に自分の中で消化しきれていない部分もあるので、伝えたいことをポイントごとに。

① 真田広之が出ている!

 もうね、時代劇ヲタとしては、ここが一番のサプライズだと僕は思っていますよ。
 東映京都撮影所剣会の殺陣師、菅田さんをして、日本で一番殺陣が上手い俳優と認められた「ひろ君」が、また、刀を振るっているところを見られるなんて。あまりの衝撃に手数を数え忘れていましたが、確実に3手以上の斬り合いをしていたはず。
 おかげで、そこから30分ぐらいは、この真田広之のキャラがどんな人物で、何故、ローニンに斬られても、そこそこ動けていたのか、いや、あれは真田広之だからな、という謎の想像を繰り広げるぐらい良いシーンでした。
 また、死に方も良いんですよ。
 「ブレードランナー」みたいな雨が降る繁華街で這いつくばって死んでいくというね。
 まあ、これで真田広之もMCUの仲間入りをしたわけですから、マーベルは是非、フィギュアを出した欲しいですね。
 真田広之マーク1からマーク50までね。
 このシーンだけ5月いっぱいNHKで毎朝6時とかにやってくれないかなあ、と思う次第です。



② 観ていれば観ているほど、楽しい遡り

 まあ、大方の予想通りタイムスリップでしたが、これまでの過去作の世界に行くことで、「おお、これはあの時の!」という喜びがありますね。
 僕は映画のオープニングの中で好きなものの一つ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の名シーンが、客観的に見るとこんなにアホみたいな感じなのか、と笑ってしまいましたよ。
 キャプテン対キャプテンの「バッキーは生きてるぞ」やエレベーターのシーンでは、劇場で笑いが起こっていましたよ。
 直近で観たばかりのキャプテン・マーベルも、「ああ、ですよね」という強さを思い出させる仕上がりになってました。
 また、ストーリーの始めでホーク・アイ一家の日常を出すことで、後々からタイムスリップした時に、もう一度取り戻したいものとして効いてくるという演出も良かったですね。

③ 退場劇の切なさ

 まずは、トニー・スタークの死ですね。
 劇場では、すすり泣く声がしてましてね。
 映画が終わった後は、割れんばかりの拍手でしたよ。
 事前にこの映画でひとまずお別れということは聞いていたので、どんな形で別れるのかしら、と思ってたんですが、まさか、こんな形でとは。
 キャップもやっと人間らしく生きていけるのかなあ、と思いましたよ。
 また、ブラック・ウィドウも、直前までどっちが犠牲になるの?とハラハラさせつつ最後はあんな感じで死ぬことになるとは。
 これからのアベンジャーズがどうなるのか。
 誰がキャプテン的なポジションになるのか、盾を受け取ったサムなんでしょうか。
 個人的には、ドクターストレンジに出てくる小太りの良い感じのオッサンが大好きなので、また登場してほしいな、と思う限りです。

④ 全体を通して

 3時間が思ったよりもあっという間でしてね。
 全体的に暗い感じになるのかと思いきや、凄くオモシロシーンが多くてですね。特に変わり果てたソーの姿とアホ呼ばわりされるアントマン、「赤ちゃんになるだろ」など、場内は笑いに包まれつつ、真剣なところはピリッとしめるという、ルッソ兄弟凄すぎるぜ、という仕上がりでした。
 そりゃ、びっくりするぐらいあっさりとタイムスリップできるのね、とか、結局、キャプテン・マーベルのラストの石はどうなったの?とかまだ自分の中で分かってない部分もあるので、また、チャンスを見つけて観に行きたいと思いますよ。