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2019年3月31日日曜日

STU48 2周年記念公演の感想



懐かしい初めて


 本日、2019年3月31日に広島国際会議場のフェニックスホールでSTU48の2周年記念コンサートが行われてましてね。2周年はSKE48だといつぐらいじゃいと思われた栄ファンの皆さんの為に例えると、「汗の量はハンパじゃない」の頃ですかね。
 ありがたいことに、ニコニコ動画から中継を見ることができるんですね。こういうサービスはSKE48にもあったら嬉しいなあ、と思う次第ですよ。

 で、プレミアム会員じゃないんで、結構途切れ途切れなんですが、気になったところを今回はいくつかのセクションに分けて書きたいと思いますよ。

① 知らない良い曲がいっぱい!

 正直、SKE48のコンサートの場合、知ってる曲だらけなので、歌詞やメロディを頭に入れた上で楽しめるんですが、今回は初めて聴く曲が多くて、中でも気になったものを上げていきましょう。

「思い出せて良かった」
 

 ラストアイドルのデビュー曲「バンドワゴン」と比較してみると面白そうな曲です。
 もう、歌詞が地方出身者にはドンピシャの内容でしたよ。

「片想いの入り口」
 クラス替えしたことで、自分の気持ちに気づくという内容なんですが、同じ景色でも時間を重ねることで心情に変化が起き、変わってみえてくる曲だと思いましてね。とにかく、風景描写がいつもよりも丁寧。あと、この曲の時のコールが凄かった。

 ひとまずこの2曲がとても気になりました。
 また、チャンスがあれば、記事に出来ればと思いました。

② 新たに気になったメンバー

 今回、初めて全員のメンバーのキャッチフレーズを聴くことが出来たんですが、気になったのが、「ぐえっしょん」の子でしてね。なんだこの謎のキャッチフレーズは、と気になりました。「くえっしょん」だったんですね。
 愛媛県出身の中村舞さんでしたよ。

③ 色んな課外活動ユニットがある!


 これもびっくりしましてね。
 広いエリアで活動しているからこそですかね。
 「勝手に四国親善大使」は、Twitterのフォローさせていただいている瀬戸内のファンの方から情報が入ってくるので、知っていたんですが、他にもあったとは!
 でもなんだかんだで、「勝手に四国親善大使」の曲の選曲が良くてですね。
 「チーム四国推し」と「ひこうき雲」というナイスな選曲でしてね。そりゃ、盛り上がるわ。
 愛媛の時の「ぼっちゃん団子!」は分かるんですが、応援している兵頭葵さんのセリフが聞き取れなかったんで、知ってる人いたら教えて!
 こういう初めて観る他のグループのライブで知ってる曲が流れると嬉しいですね。
 うーむ、SKE48も課外活動ユニットとかどうですかね。

④ 片思いFinally


 まさか、SKE48からこの曲を選んでくるとは!
 しかも、甲斐心愛ちゃんがセンター付近にいるじゃないか!
 もうね、よく弟子が凄い落語した時の立川談志が言う「こいつ、やりやがったな」という言葉が出てきましたよ。
 笑顔だけでなく、シリアスな表情が素晴らしかった。
 個人的には一番ライブで盛り上がった瞬間です。


⑤ ライブ全体について


 凄い新鮮で懐かしかったです。
 あっ、これ初めて聴く、良い曲とか、これは知ってるぞ、とかね。
 おっ、この子は名前知ってるぞ、とか。
 ああ、この子確か、SKE48ファンの子だったんじゃないか、とか。
 「青い向日葵」凄かったな、とか。
 中村舞さんも少し調べてみようとか。
 兵頭葵さん、ギブミー5でのベース頑張ってたな、とか。
 甲斐心愛ちゃんの「春の日差しのカフェテリア」良かったな、とか。
 自分が初めてライブに行った時の気持ちを思い出しました。
 SKE48とはまた違った楽しさのライブでした。
 また、生中継してくれたら、こういうゆるーい兼任ファンも観るよ、運営さん!

STU48関連の曲についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/stu.html

 

 
 


    

桜、覚えていてくれ②



ひとりひとりの特別な日


 皆さん、3月31日と言えば、何を思い浮かべますかね。
 僕が毎年思い出すのは、「桜、覚えていてくれ」のことなんですね。
 3月31日は「コケティッシュ渋滞中」のリリース日であり、元推しの中西優香の活動終了日だったんですね。2015年3月31日にパシフィコ横浜で行われたリリースイベントが最終活動だったと思うんですが、当時社会人だった僕は、年度末ということもあり、仕事で横浜に駆けつけることが出来なかったんですね。
 まあ、その日の僕は映画「アシュラ」の主人公なみに機嫌が悪くてですね。
 コップを噛み砕いて食べそうな勢いでしたよ。
 今日は、少しだけ、昔話に付き合ってください。
 
 翌年の2015年。
 リクエストアワーに「桜、覚えていてくれ」がランクインしましてね。歌唱メンバーの3人が、それぞれ近況を語る場面で中西が出てきた時は映画館でライブビューイングを観た僕も嬉しかったもんです。

 これは、SKE48あるあるなのかどうか分かりませんが、卒業した後も推しメンについて行くか、興味が薄れてきて次の推しを見つけるか、今の推しも卒業した推しも並行して推して行くかのどちらかと思うんですがね(他にも無限の可能性があるぞ、という方には申し訳ない)。
 僕の場合は当時、SNSも使っていなかったので、中西優香情報をほとんど入れないまま、推しも見つからずにぼんやりとSKE48を応援してたんですね。多分、野球ファンやサッカーファンの方なら分かると思いますが、選手も好きなんだけど、チームも好きみたいな感じですね。

 やがて、声優になり、卒業した秦さんとゲームで共演しているのを観て良かった良かった、吉宗の心も晴れ晴れとしていた、みたいな気持ちになっていたんですね。
 この頃、声優業界にも事務所によってはモバイルメールみたいなのが、あることを知りましてね。一時期登録していたんですよ。
 ただ、個人的には、SKE時代のモバメの方が好きでして。
 詳しくは書けませんが、仕事のことの話。自分の喉のことの話、総選挙にランクインした時の感激、それぞれあの頃の気持ちが蘇るようで、メールは今でも保存しています。
 ちなみに、にしし卒業後のSKE48のモバイルメール設定は、暫く須田亜香里と柴田阿弥というバチバチの金城出身の釣り師二人を設定してましたがね。マジで2015年の総選挙の時は凄かった。
 さて、話を戻して時は2018年。
 結婚報告と芸能界の引退。
 うーむ、非常にもったいないな、と思いつつも、一人の女性として幸せになってくれるんなら、それもいいか、と思いましてね。
 AKB48の研究生時代から応援することは出来なかったけど、最後までささやかながら応援できたのは、良かったかなと思います。

 全国握手会でなく、個別握手会の券を初めて取ったのも彼女だったし、生誕Tシャツを初めて買ったのも彼女だったなあ、と懐かしい限りです。生誕Tシャツは今でも着てたりします。

 彼女は、努力家でメンバー達の勉強を教えてあげて(元塾講師。アルバイトですが)、本当は優しい人なのに後輩を注意する役もやって。キャプテンになってからも前任のりかちゃんと比べられながらも、自分の役割を全うした彼女。初めて劇場のロビーのモニターで観戦した時、珠理奈の代わりに「思い出以上」を踊っている彼女を観て、「すげえ」という言葉が思わずこぼれたりもしました。
 それから、総選挙のランクインが嬉しかったのも。


 なんとも断片的な内容ですが、やはり推しのことになると、理路整然と分析できないというヲタクの悪い癖です。
 歌唱メンバーの3人はもう、全員既婚者で幸せな家庭を築いています。
 あいりんはイラストレーター。
 実絵子姉さんは、歌手。
 これからも活躍を見続けられるのは羨ましい限りです。
 いつか、SKE48劇場にも、にししも遊びに来て欲しいなと、今日は思いました。
 僕にとっての3月31日のように、多分、SKE48ファン一人一人に特別な日があるんだろうなあ、とも。
 
 そうそう、今日は天気が良かったので、近所を散歩したんですが、西大寺の桜がすっかり咲いてましてね。


 歌詞の中でさよならする人を、空を見上げて思うところがありますが、まさにそんな気分で元気をもらいましたよ。

 また、来年も3月31日になると思い出すんだろうな、と思いながら家路につきました。
 
「桜、覚えていてくれ」の歌についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_40.html

中西推しとしては嬉しかった京セラドームの「1994年の雷鳴」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_28.html 
 
 



    

 
 

10年桜①



どこから来て、どこに行くのか


 皆さん、SKE48に辿り着く前は、趣味として何をしていましたか?
 僕は、近代文学の研究と民俗学、特撮、プロレス、時代劇ぐらいだったんですね。映画とかは実はオジサンになってから始めました。

 でね、初めて買った48グループのCDが「10年桜」でしてね。
 最近、発売されて10年経って、しかも発売日にあっちゃんこと前田敦子が子供を出産というのがニュースになってましたね。

 久々に聴いてみましょうかね。

 
 みんな若い。
 ベレー帽をかぶっていた珠理奈や、後列にいた玲奈に皆さん気づきましたかね。
 このMVはメイキングで高橋栄樹監督が「正解はない。だから、本人が分からなくていい」と語っているように、想像が色々と広がる余地をわざと残したMVでしてね。都市伝説も確か生まれてたんじゃないでしょうか。この辺はまさに高橋監督の掌の上といった感じですね。

 さて、10年ぶりに聴いた感想としては、色々な思い出が蘇ってくるなあ、と。
 「薬師寺奉納公演2010 『夢の花びらたち』」で唄ってたのがなぜか印象的でしてね。

 

 いやあ、流石に思い出のせいかもしれませんが、この頃の本店はメンツが強すぎる。えれぴょんがラスト旅立っていくかのように走るとこも泣けましたね。

 で、曲自体はどうかというと、やっぱり名曲なんですね。
 「仰げば尊し」をアレンジしたイントロから始まるんですが、もう、ここで合いの手のように入れる「48!」が気持ちいい。
 さらに、サビ前の切ないメロディ、特に「一緒に行けないけどそんなに泣かないで 僕は忘れない」は、最近、推しの卒業をくらった人間にはしみます。
 うわ、今気づいたけど、これ卒業していく推しを見守るファン目線で聴いていくと、めちゃくちゃ心揺さぶられるんじゃないですか。
 2番の歌詞とかもろですね。
 ちょっと感傷的になってしまいましたが、めちゃくちゃ抽象的な表現をすることを許されるなら「キラキラしていた」と感じる曲です。それは時代のせいかも知れませんし、当時の勢いのせいだったのかも知れません。
 恋ではなく愛ならば、思い出になっても、そう、10年後も再会できるのではないか、と考えさせられる曲です。

 SKE48との関連性で言えば、まずCDの特典映像である「楽屋盗撮映像」という真面目にとらえたらコンプライアンス的に大丈夫か、というもの。もちろん仕込みです。個人的には、コアラのマーチで喧嘩するくーみんと、秋元先生を豚扱いする玲奈ひょんが最高でしたよ。

 あとは、名古屋ドームの2日目が印象的ですね。
 あの色んなグループの曲を歌うよコーナー。
 正直、「おいでシャンプー」とか「カモネギックス」を始めた時は、何故だ?と2代目スケバン刑事のエンディングテーマ「なぜの嵐」が頭の中で流れたもんです(曲自体はどちらも好きです)。当時の僕は、これが大組閣の何か予告的なものなのか、と震えていたもんです。
 しかし、「10年桜」のイントロが流れた瞬間に、各所で聞こえた「48!」の声。
 ああ、本店から流れてきた人が結構いるんだなあ、とその時感じました。当時のSKE48に辿り着くコースとしては、結構いたんでしょうね。
 名古屋ドーム自体は、10年後と言わず、もっと早くやってくれよ、というのが僕の願いです。

 この曲を聴く度に、卒業や旅立ち、について考えさえられます。
 そして、果たして10年後の自分はどうしているんだろう、と考えさせられます。はっきり言って、分かりません。暗闇です。ただ、10年後もSKE48のことは好きなことは間違いないと思います。過ぎる春を数えながら。

 名古屋ドームで印象的だった「大声ダイヤモンド」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_47.html

 

 


    

2019年3月30日土曜日

STU48関連曲まとめ



瀬戸内の魅力を知った春


 まあ、実家に帰ってからというもの、SKE48に加えて、STU48もちょいちょいチェックするようになりましてね。
 僕は愛媛県宇和島市出身なんですが、STU48では、同郷の兵頭葵さんを応援しようと決めましてね。ゆるーく応援してますよ。


 まずは、僕が伊達博物館に行って、STU48のサインを発見した記事から。
 今、思うと、ここに書かれていたサインから始まったわけです。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_17.html

 さて、そのまま宇和島市で「風を待つ」タイプCを買いましてね。
 未だに散歩の時はよく聴いてますよ。
 「風を待つ」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_60.html


 その後、実家から関西に帰り、じっくり聴いた「出航」ですね。
 2019年3月末現在、船もいよいよ完成し、これからいよいよ船上公演が始まるかと思うと、ワクワクしますね。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_82.html

 「風を待つ」タイプCのカップリング曲である「原点」
 僕がSTU48の曲の中で一番好きな曲です。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_23.html

 デビューシングル「暗闇」
 最近知ったんですが、このMVって愛媛県今治市大三島あたりで撮ってるんですね。
 僕は南予の出身なので、あまり今治は行ったことないんですが、どこか懐かしさを感じますね。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_24.html

 疾走感のある「ペダルと車輪と来た道と」
 シングルの瀬戸内の世界感とはまた別の魅力を持った曲。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_4.html

 48グループお馴染みのご当地ソング「STU48 愛媛vr」
 どちらかというと、兵頭葵さんの魅力を中心に書いているので、まだ読んでない兵頭さん推しの方は是非。ちなみに、瀬戸内関係の記事で一番アクセス数が多かったのが、この記事です。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/stu48-vr.html

 最後は、曲調がかわいい「誰かがいつか 好きだと言ってくれる日まで」
 失恋の痛さをとても可愛く描いた曲です。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_71.html

 近頃、STU48との距離はどんな感じかというとですね。
 毎日、Twitterに流れてくるフォロワー様たちの瀬戸内情報を享受しつつ、同じ愛媛出身のメンバーを徐々に覚えてきたかな、という感じですね。ほら、配信をガンガンするアプリがあるでしょ。
  兵頭さんはピアノ弾いてくれる時があって、歌声も合わせて素敵だなあと思います。そういえば、僕のもうすぐ卒業する栄の推しもギター弾き語りしてましたね。会話だけじゃなくて、こういう楽しみがあるのも良いもんです。いつか、ピアノを活かした曲とかも聴いてみたいですね。「あなたとクリスマスイブ」とか「枯葉のステーション」とか。

 次のシングルはいつリリースされるか分かりませんが、次も良曲だったら是非チェックしようと思っていますよ。




    

3月14日から3月29日までの備忘録



3月14日から3月29日までの備忘録


3月14日 ブログ→P4U追い込み
3月15日 ブログ→転職活動へ
3月16日 ブログ→夕方から友人と食事。そのまま朝までカラオケ。
3月17日 「仮面ライダージオウ」を観た後、泥のように眠る。 
3月18日 梅田で面接→映画「キャプテン・マーベル」鑑賞→ブログ
3月19日 難波で会社の先輩と食事 
3月20日 一日ブログ三昧
3月21日 梅田で演劇「猩獸」初日を鑑賞
3月22日 梅田で社長面接
3月23日 体調を崩して一日寝て過ごす
3月24日 梅田で演劇「猩獸」千秋楽を鑑賞
3月25日 内定を頂くも、転勤先が東京で自費持ちだったため、辞退。
3月26日 難波で日向坂46「キュン」購入→映画「魔女」鑑賞
3月27日 岡田美紅卒業発表 
3月28日 税務署からちゃんと確定申告が出来てないという連絡が入り、税務署へ。
      岡田美紅芸能界から引退を発表 

 なにもやる気が起きなくてね。
 なんでって、3月27日に推しの岡田美紅が卒業発表しましてね。
 目の病気が原因で、芸能界も引退するということで。
 翌日、芸能界の引退も発表されました。
 第一報を僕は奈良の税務署に居た時に聞いたんですが、もう、映画「乱」の仲代達矢さんみたいな足取りで家まで帰りました。
 多分、このことは書き始めたら長くなるので、一旦ここまでで。

 いやあ、3月後半はジェットコースターみたいな毎日でね。
 先に楽しかったことを書いていくと、久々に大学時代の友人と朝までカラオケをするというオジサンとは思えない暴挙にでましてね。発見の多いカラオケでしたよ。自分がこんなに「らんま1/2」の歌が身体に入っていたとは。他にも自分の中に入っている曲がどんなものかって、カラオケの時に出ますよね。頭の中にぱっと出てくる曲っていうのが、自分の中に残ってるんだな、とか。

 それから、よこにゃんこと北川愛乃さん出演の「猩獸」を観ることが出来ましてね。
 演劇なんて、子供の頃に愛媛県宇和島市にある南予文化会館でミュージカルとかを観たぐらいだったので、久々の観劇でどきどきでしたが、本当に良い作品でした。感想もブログでじっくり書きましたよ。

 あとは、この2週間はブログの閲覧数が上下し続けたんですが、来週からは普段通りの内容に戻るかな、と思う次第です。

 次に悲しかったことなんですが、皆さん、このブログ読んでて何か気づきません?
 そう、広告が無くなってるでしょ。
 何があったのか。
 Googleアドセンスさんから連絡がありましてね。
 「鬼平犯科帳」の中村吉右衛門のような自愛と厳しさに満ちた内容でしてね。
 「おお、親父、元気にやってるか。お前のなぁ、あのブログなんだけどよ。広告無効にしようと思ってな。ああ、そんなに驚くな、驚くな。別に殺すって言ってるわけじゃねえんだよ。期間限定だよ。お前さん、ブログ出来立ての頃、記事書く度にいちいち確認のためにクリックしてたな。これは、いけねえよ。自分で押してちゃ。だから、期間限定で無効だ。な、それでいいな。じゃあな、親父」
 とinspirationのメロディーと共に僕の家を後にしましてね。

 普段、僕のブログの広告をクリックしてくださっている皆さんや、ブログをこれから始めようかと思っている方はご注意ください。特に連打や毎日クリックとかは念の為に止めていただけるとありがたいです。本当に興味がある広告だけで大丈夫よ。
 4月23日までは広告なしでいきます。

 さらに、ありがたいことに内定をある企業から頂いたものの、東京転勤の引っ越し代とか全部自費というとこでね。去年の11月の会社を辞めてから勉強してきたことが認められたのは本当に嬉しかったんですが、年齢の壁がドーンと来ましてね。これからの転職活動をどうしていくか考えた時に、別の分野へ進むことを決めましたよ。といっても、いよいよSKE48のブルーレイとかも売らなければいけなくなりそうなので、早めに勝負をつけたいところです。

 そして、何故か税務署から電話がありましてね。
「すいません、先日、スマホ申請していただきました確定申告ですが、最後まで入力が終わってなかったんですね」
「えっ、職員の方に確認した時に『大丈夫です』って言われましたよ。しかも、二人に」
「それは申し訳ございません。しかし、もう一度入力していただく必要がありまして」
「分かりました。じゃあ、申告しに行きますが、お金が入ってくる時期も遅れるんですか」
「申し訳ないですが、そうなります」
 おいおい、かなり僕の生命線のような金だったんだぞ。
 アウトレイジビヨンドの西田敏行みたいなテンションになりそうでしたが、とにかく税務署に行きましてね。原因を聞いても「いやあ、初年度だったので」と向こうの方もよく分かっていないようでした。
 終わって、スマホを開くと、岡田美紅のブログが更新されていて、芸能界からも引退することを書いてましてね。冒頭のクラクラ歩く、という感じになりまして。
 ふと見上げると、桜の花が咲いてましたよ。




「桜、覚えていてくれ」だ。


 今日からまた日常に帰っていこうと思います。







キャプテン・マーベル




 「アベンジャーズ・エンドゲーム」を観るためには、ここは押えていなければ、という去年の「ブラックパンサー」的な映画です。観た方なら分かると思いますが、まあ、猫が恐ろしい。
 立ち上がるシーンに関しては賛否両論あるみたいですが、僕はメッセージがちゃんと伝わってきて好きでしたよ。明るくコミカルな感じが素敵な映画でした。
 さあ、どうやってサノス倒す!
 というわけで、「アベンジャーズ」関係ない時期に公開してても面白い作品だと思いました。

魔女




 みんな大好き韓国バイオレンス映画ですよ。
 今回は「なめてた女子高生が殺人マシーン」映画でしてね。
 「悲しき獣」を撮った監督だったので、まあ、手加減ないだろうな、と思ってたんですが、途中から予想を大きく裏切られる展開になりましてね。えっ、そっちのジャンルで勝負していく?という感じです。

「桜、覚えていてくれ」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_40.html



「おすすめのアニメソング らんま1/2」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/12.html

 



  

2019年3月26日火曜日

キュン①



笑顔があふれる世界


 ※この記事はSKE48ファンのリトルトゥースが書いたものです。勉強不足の点もあるかも知れませんがご容赦ください。

 毎週、オードリーのオールナイトニッポンを聴いてるとね、彼らが出演している「ひらがな推し」という日向坂46の番組の話が出るわけですよ。正直、坂道は乃木坂も欅坂もしっくりこなかったので、最初は敬遠していたんですが、まあ、なんか二人が楽しそうに語っているのを見て、一度観てみるか、と思ってチェックしたんですね。

 そしたら、めちゃくちゃ面白かった。
 丁度、大喜利の回だったんですね。
 メンバー達の回答、若林さんのツッコミ、春日さんのボケ。
 これは、ひょっとしたら、と思いましてね。
 そのうち、オードリーとひらがなメンバーとの距離感を縮めよう回で更に面白くなり、とどめを刺されたのがキン肉マン回。この回があまりにも異次元過ぎて、ブログでも取り上げさせていただきました。
 多分、この番組、スタッフにリトルトゥースがいません?
 だって、「#49」とか春日家ご用達のお菓子、エミールが出てましたし、へいたくちゃんのラーメンとかも拾ってるし、もう、リトルトゥースとしてはたまらない番組なわけですよ。

 そして、そんな彼女たちがシングルデビューするということで、いつも楽しませてもらっているせめてもの恩返しとして、シングルを買わせてもらいましたよ。難波のタワーレコードでは、丹生ちゃんのパネルが!

 難波のTSUTAYAは、写真が沢山飾られてましたよ。
 


 ちなみにTSUTAYAで買うと、CDジャケットカードがもらえますよ。
 

 さて、この「キュン」なんですが、まずは聴いてみましょう。



 うーん、こんなに笑顔が溢れているMVは、久々に観た気がしますよ。
 歌詞の世界は、毎日見かける電車の女の子への片思いという、秋元康がこすり倒している設定なんですが、凄くこれが良くてね。「キュン」というときめく瞬間を描いています。歌詞の中にもあるんですが、他人からみたら、「そんなことで」ということで恋が始まるわけですね。
 メロディとしては、サビ前のところが僕は1番も2番も好きでしてね。主人公の心情から現実の世界に切り替わるところでもありますし、サビの解放感への良い溜めになってるなあ、と思います。
 最後まで主人公は消極的で行動には移さずに待ち続けているというのも、青春ぽくていいですね。ひそかに見つめているという。なんとなく、「センチメンタルトレイン」と並べてみると面白いかもと思いました。SKEだと「青空片思い」も連想しました。
 そして、サビの中毒性たるや。番組で何度もかかるので、頭から離れない。買って聴いてからも離れない。買ってと言えば、おまけの生写真は、スナック眞緒とこさかなでした。こさかなは、「ナナメの夕暮れ」を読んでくれてる良い子なんですよね。


 ちなみに、僕の一推しは、やんちゃる芽依ちゃんこと、東村芽依さん。
 実はこの「ひなたの方へ」の続きが観たくて買ったところもあるんですけどね。

 

 いやあ、いつもは静かな彼女がカラーガードをしてるところが良くてね。サトミツみたいに、「ごめんねえ、若林くん。おれ、子供がいるからさあ」と言いながら泣きそうになりましたよ。奈良県出身の彼女の喋り方がまた魅力的で、声も素敵です(楽屋でのはじけっぷりにはびっくりしましたが)。もうね、観ながら最後投げるところは応援してましたよ。落ち込んでるところとか、僕が春日さんだったらDSを渡していたのに、と思いましたよ。プレッシャーを越えて成功する彼女、時が経って夕暮れの空でライフルを投げる彼女。制服にグローブもカッコ良くて、彼女のまた違う一面を見られた気がします。

 そして、名作「キン肉マンを取得しよう」で大活躍した松田好花さんもよくてね。



 努力家でこんなマルチな才能があるんかい!とびっくりしましたよ。
 彼女はどんどんキン肉マンたとえを使いこなして欲しいですね。
 何気に彼女が出した「ひらがな楽曲運動会」でのオードリー二人がセクシーに歩きながら曲名を当てる時の若林さんが面白過ぎて、本当にありがとうという感じです(バカの文章)。京都弁も良くてね。ってか、関西弁好きみたいになってますが、決してそこだけではないんですよ。ただ、SKE48の推しメンの岡田美紅も関西弁よりのイントネーションですね。

 これからも毎週笑顔あふれる世界を見せてほしいなあ、と思う次第ですよ。
 それにしても、日向坂46、良曲が多いですね。
 「ときめき草」めちゃくちゃいいじゃん!
 カスミンファン、今日で50歳の人にも聴いてほしいなあ。

 キン肉マンたとえを習得した「ひらがな推し #43」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_11.html

 
 オードリーのオールナイトニッポン武道館公演のライブビューイングのレポートはこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_3.html

 同じ電車の中のときめき曲「センチメンタルトレイン」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_16.html


 

  

「SKE48 楽屋ばなし」第10回の感想



白井姉妹に迫る!


 気づけばもう、10回目ですか。
 今回は大場美奈、日高優月、野村美代、白井琴望、白井友紀乃の5名。
 白井姉妹がついに揃いました。
 みなるんは、「SKEの秘密兵器」と言っていますね。

 「白井家は親が凄い」とみなるんは言っていますが、協力的で動画の撮影などもしてくださっているそうです。

 ここからは家での白井姉妹について。
 こっちゃんは、家ではアイドルしてる時と全然違うそうで、アイドルしている時は「そんなにあなた愛嬌あったっけ」とゆっちが思うぐらいで、「家で本当に冷たいから塩キャラで売ればいいのに…」とコメント。こっちゃんも「ホント愛嬌ないねって言われて」と認めています。親戚の家とかに行くと愛嬌がなくていつもほったらかしとか、全然イメージと違う。こっちゃんは、「昔から相手が大人すぎると無理なんですよ。親戚のおじいちゃんおばあちゃんとかは、全然もう喋れなくて、まだここらへん(メンバー達)ならいけるけど」と解説。確かに年が離れすぎた人と話すのが苦手という人の気持ちはわかります。
 ちなみにゆっちは逆で、「5歳とか6歳しか離れてないと、全然接し方が分からない。でも、年上の方は得意です」と言っています。面白い姉妹だ。この二人がタッグを組むと凄そうとみなるんも言っています。
 こっちゃんは、「色んなことにチャレンジするイメージ」とみなるん。確かにyoutuberとか色々やってんな。showroomを連続15時間やったりとかもね。色々なことを開拓するメンバーの一人とみなるんが評していますが、そう考えると、松村香織の正当な後継者というのも納得ですね。ここにお姉ちゃんがきたことで、さらに様々なことにチャレンジする脅威ではないかとみなるんは、予想。みよまるは、脅威に感じつつ「後輩で年上だから、まだ接し方がよく分からなくて、私も人見知りしちゃうタイプだから」「敬語使いそうになるんですよ」と戸惑いを感じています。
 後輩で年上として、はたごんが挙げられてましたが、みなるんの「はたごんはぽんこつだから」という凄まじい理由で納得。ああいう年上の後輩いると助かりますね。「芸能界は入った順だから、先輩がいくら年下でも私は先輩って姿勢でいればいいんじゃない?」というアドバイス。
 18歳のゆっちが「見た目がお強い」と評されてましたが、確かに、只者じゃない感はあります。次は白井姉妹の顔が似ているという話に。こっちゃんは、「イヤです」とばっさり。珠理奈は似てないね、と言っていたんですが、みなるんは、「目が似ている!」と言っています。皆さんはどう思いますか。

 ちなみにこの姉妹、仲良しでしてね。「お姉ちゃんって言われたら悲しくなっちゃう。ゆっちがいい」とゆっち。最近のケンカエピソードとしては、「二人でお仕事をしたんですけど、その時に、オフショットやっぱいっぱい撮るじゃないですか。で、お姉ちゃんがこの写真は載せないで、みたいなのを毎回言ってくるんですよ。それがほぼ全部の写真過ぎて、オフショットが載せれないんですよ。それでめっちゃ怒りました」とほのぼのするようなケンカ。
 みなるんは「姉妹だから遠慮がない」という分析。
 こっちゃんがゆっちお披露目の際に「お姉ちゃんが入りました」ということで二人でのツーショットをTwitterにアップしたんですが、こっちゃんが後ろで顔小っちゃくて、ゆっちが前で顔が大きく見えてドすっぴんというという写真だったんですね。ゆっちが「今すぐ消して!」とお願いしたそうです。そして、こっちゃんは3000いいねぐらいきてたのに、ツイートを消去。あとからお母さんがゆっちに「こっちゃんが泣いてたよ」と言ったそうです。すると、ゆっちも「ごめんねぇ」と泣きそうになったというエピソード。白井家はほのぼのしますね。

 更に一番大きなケンカとして、ゆっちが「こっちゃんの眉毛を片方だけ全剃りした」という衝撃エピソードも登場。す、凄すぎる。しかも「眉毛整えてあげるよ」とまるで、親切をするかのように。幼稚園の頃のこっちゃんは片方の眉毛を失い、お父さんもお母さんも驚愕!家族で大問題になったそうです。いやあ、レジャー感覚でこういうことできるとは、白井姉妹の面白エピソードはまだまだ出てきそうです。

 ちなみに、みよまるもお姉ちゃんが元AKB48!
 お姉ちゃんは元気だそうです。
 「小さなケンカから大きなケンカに発展することが多くて、私がお姉ちゃんのお菓子を食べただけで『家出てけ!』と言われたことがあります。お姉ちゃんに私が負けるんですけど、流石に眉毛全剃りはない」とやはり白井家のオモシロ具合が顕著に。
 二人は、同時に活動していた時は少しでしたが、「お姉ちゃんのファンの方が握手会に来てくれたりとか、お姉ちゃんが卒業した今でも、私の握手会のレーンに来てくれたりとか。結構そういうことが多いです」という。なるほど、STUとか、結構妹メンバーが多いからそういうこともあるんですかね。姉妹で推し続けるっていいですね。

 そして、日高兄妹とTシャツの顔問題は、是非Huluでチェックしてくんなんし。

 後半は目力演技に挑戦。
 筆舌には尽くしがたいので、一言。
 みなるんの目力演技凄い。

 次回は松村香織、あとちょっとで卒業スペシャル!
 かおたんは何を語る?

 こっちゃんと言えば、じゃんけんで曲を見事に手にいれた「誰にも言わないで」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_9.html

  

  

「SKEBINGO!  #10」の感想



配役の妙


 今回は、いよいよ4月からあるSKE48の単独公演「SKE48版 ハムレット」に向けての最終オーディション。誰がどの役になるのかが楽しみです。僕も今日の為に、10年ぶりにハムレットを読みましたよ。新潮文庫版が手に入りやすいですが、「世界名言集」とリンクしてる岩波文庫版もおすすめですよ。

 いつもと違ったスタジオで収録していますよ。今回スタジオに集まったのは選ばれる可能性のあるメンバー達。小宮さんから「選ばれない人もいますからね」という冷酷なツッコミも。

 スタジオには9期生のゆっちこと白井友紀乃さんも来ています。スタジオにはドラフト2期生のこっちゃんこと、白井琴望さんもいます。この二人は姉妹なんですが、こっちゃんが先輩なんですね。ちょっと複雑。間に挟まれてる期のメンバーからは「どうしたらいいですか?」と相談を受けることもあるとか。家ではゆっちの方が上なんですね。この辺りのことは、「SKE48の楽屋ばなし」の第10回で語られていますよ。
 珠理奈の「メンバーの前ではお芝居をしてるってことですもんね」というコメントも凄い。

 さらに、かおたんこと、松村香織も!
 ベテランアイドル芸を爆発させてますよ。
 「一回ぐらい呼べよ!」って圧すごいな!

 さて、今回のオーディションは自分で撮った演技の動画によって出演メンバーが決まります。どの部分の誰を演じるかも重要そう。前回登場された丸尾丸一郎先生が選んでいきますよ。

 まず前半の4人は、ちゅり、さりー、奈和ちゃん、珠理奈の演技経験者たち。
 特に奈和ちゃんが演じたハムレットは凄かったですね。有名な場面ですが、見事に演じきっていました。先生も「セリフへの感情の入れ方を知っている。鬼気迫る感じを出せている」と高評価。
 珠理奈の演技に対しては、「声がいい。見せ方を知っていて自分の空間を持っている」とこちらも高評価。確かになあ、「赤いピンヒールとプロフェッサー」の記事でも書きましたが、彼女は場の空気を持っていける力があるんですよね。流石。



 次は「圧が強い部門」!
 まずはだーすー。演じているのは第4幕第5場で狂乱の態になったオフィーリアを演じます。
 花言葉まで調べたとは、流石は努力家のだーすー。
 演じている時の表情も凄い良いですね。
 先生の評価は「一青窈さんみたい」確かに!
 スタジオでは、昭和感をつっこまれてましたね。

 お次はぴよす
 髪をオールバックにしてライダースを着て黒で身を固めてますね。
 かおたんが「ぴよすは勝ちに来てるわ」というだけあって、感情が乗った本格的な演技でしたね。先生からは「男役できそう」と期待のコメント。確かにぴよす、男役とか少年役もできそうですもんね。

 次はくまちゃん
 いつもより滑舌がいい!
 表情もじっと一点を見つめて語っていますね。
「人に伝えようとする熱があるから、セリフが入ってくる」と高評価。
 
 さあ、次はゆっち
 ワイプを見ると、自分の演技に照れて顔を隠してますね。そして、隣りで抜かれてた妹のこっちゃんも照れてます。
 先生から「心身の弱り方が秀逸」と高評価。
 確かに、この時のオフィーリアに一番近い気がします。
 ゆっちは、オフィーリア行けそうですけどね。

 最後はよこにゃん
 なんか、鳥の声がする野外にいるぞ!
 「あたし、あたし、あたし、あたし、ああああ」と苦悩する様を演じます。
 先生からは「気合いが違う。自分アレンジが凄い」と高評価。
 舞台「猩獸」でも頑張ってたもんなあ。
 小宮さんから、「下手したら通報される」というツッコミも面白かったなあ。


 今度は「色っぽい部門」!
 まずは、なっきいこと、鎌田菜月さん。
 ベットにカメラを置いて、バストショットを中心に撮っています。
 「色っぽい、演技的な色気を感じる」という評価。
 次はさとかほこと、佐藤佳穂
 チャームポイントとして、笑顔とセクシーさとちょっぴりあざといところを挙げる手練れです。途中で目薬を入れて涙の演出をしてくるあたりも。先生も「演技よりあざとさが勝っている…目薬!」と衝撃を受けていますね。

 最後はみこってぃ
 ひ、ひどい。完全にふざけにいっている。
 「水商売の匂い。色気の安売り。村芝居」
 そりゃ、そういわれるわ。

 
 「頑張ってアピールしてる部門」に行きましょう。
 まずは、のじのじこと野島樺乃ちゃん。
 歌は事情で無音なんですが、オフィーリアって歌う場面があるから、彼女も適役では、と思いますけどね。「ミュージカル女優になれそう」と先生も高評価。
 
 次は、ゆうかたんこと、浅井裕華さん。
 後ろのだーすーのポスターが強くて演技が入ってこない!
 番組で須田好きをアピールしたいと語っていましたが、小宮さんの「そこじゃない!」というツッコミはごもっとも。

 今度はるーちゃんこと、井上瑠香さん。
 いや、こっちもくまもんがうるさいのよ。
 先生も「くまもんの印象しか残らない」と残念。
 動画撮る環境も大事ですね。

 さあ、最後ははたごんこと、髙畑結希。
 セリフを間違えてしまってるんですが、着ている「ぽんこつ」と書かれたTシャツが説得力を増してしまっている!先生からの評価は「人のよさは伝わってくる」。そうなんです。良い人なんです。

 
 最後は「受からないだろ~な~部門」。
 下手すると悪口になりかねないので、メンバーと先生の評価だけ。
 荒井優希 評価コメントなし
 平田詩奈 「寝起き感!」
 日高優月 「特になし」
 大場美奈 「番組ではよかったのに、今回はイマイチ。アウターは脱いでほしかった」

 「座ってるだけでドラマ部門」てか、一人しかいないじゃん! 
 前回、座っているだけでドラマと言われたいずりんこと、仲村和泉です。
 本人は滅茶苦茶照れてますが、先生は「リアルであろうとする。それが良いところ」と高評価。スタジオでも、「渋谷に座ってそう。リアルにドラマを感じた」と見事に先生にハマっていますね。「家出少女じゃねえか」と小宮さんにつっこまれてましたね。
 
 そして、いよいよキャストの発表です!
 演技の上手い下手ではなく、その役に合っているかで選んだそうですよ。
 最初に選ばれたのは熊ちゃん。
 ハムレットの友人役です。


 次に選ばれたのは、野島樺乃ちゃん。
 ハムレットの恋人である、オフィーリア役です。
 確かに歌のシーンもあるし、徐々に変わっていくところも演じられそう。

 3人目は鎌田菜月さん。
 ハムレットの母親役。
 ああ、確かにあの母親演じるならなっきぃは合うかも。

 4人目はさとかほ! 
 オフィーリアのお兄さん役。レアティーズか!
 じゃあ、ハムレットとの試合のシーンが見物ですね。

 5人目は奈和ちゃん。
 演じるのは、叔父のクローディアス。
 ハムレットの父を謀略で殺した男ですね。
 先生は「ハムレットの相手として、強力な相手が必要だったんですね。その時に強い気持ちがある方に演じていただきたいな、と思いました」と選ばれた理由を解説されていました。確かに奈和ちゃんなら出来そう。
 最初、処世術に関するめちゃくちゃ長いセリフがあります。ここが超楽しみ。

 6人目は松井珠理奈!
 役は主役のハムレット!
 初舞台初主演!
 選んだ理由としては、「ハムレットには求心力のある方と考えた時に、松井珠理奈さんの姿が」とコメント。こりゃ楽しみだ。

 7人目と8人目はちゅりこと高柳明音とよこにゃんこと北川愛乃に決定。
 ちゅりは宰相ポローニアスを、よこにゃんは、ハムレットのかつての学友であるローゼンクランツを演じますよ。てことは、熊ちゃんが演じるのは、多分、ホレイショーになってくるのかな?最初はギルデンスターンの可能性も考えてたんですが。

 そして、舞台スタッフは番組前半でお世話になった先生たちが参加。
 これは楽しみ。
 そして、次回は最後の1役が決まる!
 なんとなく、ゆっちの映像が映っているからゆっちが来そうな気もしますが、果たして!

 「赤いピンヒールとプロフェッサー」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_36.html

 よこにゃん出演の猩獸の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_21.html

 
 
 



    
 
 
 

ひと夏の反抗期①



彼女が報われる瞬間



 2014年6月7日、僕は味の素スタジアムに居ました。
 降りしきる雨の中、チケットを震える手で渡し、仮設テントの中で簡単の持ち物検査をされた後、いよいよスタジアム内へ。広大なスタジアムに色とりどりのカッパを着たファンの皆さんが、開票イベントの始まりを待っていました。
 僕もカッパの上にカッパを羽織り、鞄もビニール袋で防護した上で、当日は会場に行っていまいたが、それでも手や顔は守れないので、どんどん濡れていきます。
 チケットを観て、この辺かな、と席のブロックを目指していると、滝のようなものが見えるんですね。あれ、那智に来たのかな、と一瞬思ったんですが、そうではなくてですね。よくスタジアムの客席の一部を雨から守るための屋根があるじゃないですか、後ろから伸びてる。その屋根の先端部分の真下が僕の席だったんですね。
 で、その日は豪雨だったため、先端から流れ続ける滝の真下に身を投じることになりました。

 凍えた身を暖めるためにスタジアムで買ったケンタッキーフライドチキンは、雨のせいでどんどんシナシナになっていき、手は震え続け、頭の中ではさだまさしの「防人の歌」が流れ続けていました。

 しかもね、まず開票ライブが当初の予定から大いに遅れましてね。
 大雨のせいで観客の入場が遅れたことが原因らしいんですが、僕からしたらスタジアムを利用した新しいタイプの拷問としか思えなくてですね。あとで調べたら、45分遅れだったそうで。ライブの1曲目の「恋するフォーチュンクッキー」で、凄い端っこに去年ランクインした中西優香が踊っていましてね。少しテンションが上がったんですが、もうその後の記憶がほとんどなくてですね。なんか「虹と君と太陽と」を歌ってたなあ、全然虹とか出てないよ、とぼんやりした目で見ていた記憶しかないんですね。

 そして、いよいよ開票イベント。
 その年、僕の推しだった中西優香は出てないので、誰に投票したかというと、木下有希子でした。
 首の付け根に容赦なく落ちてくる滝の流れを感じながら、僕はひたすら、ゆっこのランクインを願っていました。2014年はゆっこが入らずして誰が入るぐらい思ってたんですね。

 SKE48ファンの方でしたら、応援していくうちに思入れがある期が出来ていくということはないでしょうか。例えば、僕の元推しメンは1期生なんですが、何故か、3期や5期が好きなんですね(今の推しは8期生にします)。

 それぞれの期にそれぞれのドラマがありますが、3期は黄金世代と呼ばれてましてね。まあ、才能のある人物が沢山いたもんです。その中でもダンス力が抜群にあった木下有希子(現在、木下ミシェル)は、総選挙での結果がなかなかついてきていませんでした。第2回から第5回までの総選挙は圏外で終わっています。ただし、速報には入ってるんですね。2012年は速報順位57位(750票)、2013年では速報順位43位(3069票)と2年連続速報ランクインという歯がゆい思いをしているわけです。

 チームS時代からダンスでSKE48を牽引し、組閣後は後輩への指導も出来る彼女は、SKE48にとってなくてはならない人でした。当時残っていた同期のだーすー、ゆりあ、みきてぃが選抜入りを経験していただけに、忸怩たる思いが彼女や彼女のファンの方々にもあったんじゃないでしょうか。

 さあ、時計の針を再び、2014年6月7日に戻しましょう。
 本来は20曲以上する予定だった開票コンサートはわずか12曲で終わり、そこからまた休憩時間があり、いよいよ開票イベントがスタートします。
 人間って不思議なもんですね。
 この時の記憶が断片的にしかないんですね。
 隣りの席のオジサンがどんどん衰弱していくこと。
 難波の矢倉楓子さんがランクインした時に凄い前の方にいたヲタの方が、「楓ちゃん、おめでとう!」と叫んだこと。
 圏外からみきてぃが巻き返したこと。
 開票中はトイレがガラガラだったこと。
 ついに奈和ちゃんがランクインしたこと。
 花音のランクダウンに衝撃を受けたこと。
 周りの人が耐え切れなくなって、屋根のあるスタジアムの通路まで登っていき始めたこと。
 かおたんが選抜まであと一歩だったこと。
 だーすーが、「皆さんだけ濡れさせるわけにはいきませーん」と言って走りでたこと。
 2位で指原がスピーチした後、自然発生的に起こったまゆゆコールのこと。
 玲奈ひょんが「全国ツアーをやりたいです」と叫んだこと。
 それから。
 
 ゆっこがランクインしたこと。

 その時、僕がどんな気持ちだったかは、もう覚えていません。
 笑っていたのか、泣いていたのか。
 ただ、彼女が嬉しさのあまり椅子からずっこけてしまった時、笑ったのは覚えています。
 投票したシリアルコードが書かれた投票用紙を皆さんはどうしていますかね。 
 僕はなんだか捨てるのが嫌なんで、選挙があった年は輪ゴムで止めて置いておくんですね。裏面は白紙になっているので、投票したメンバーの名前を忘れないように書いているんですが、2014年の総選挙の投票用紙たちには僕の汚い字で「ゆっこ」と書かれています。

 その後、卒業した彼女は芸名を改め、モデルとして活躍。
 「1コメダ」を保存されていたファンの方がいらっしゃったので、貼っておきますね。


 結婚して、母になりました。
 最後に僕が一番好きな彼女のツイートを貼って終わります。


 
 


       

2019年3月24日日曜日

舞台「猩獸」 千秋楽の感想



その一撃さえ言葉になる



 さて、本日2019年3月24日は、大阪梅田ヘップホールで行われている劇団壱劇屋さんの「猩獸」の大千秋楽の日です。

 早めにチケットをゲットしていたので、観に行ってきましたよ。
 ちなみに初日に行った時は、前列の方だったんですが、今回は後ろの少し高見の位置から見ることが出来ましたよ。

※ ストーリーとかについての考察は、初日の記事で沢山書いたので、今回は省きます。詳しくは、こちらをご覧あれ!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_21.html

 
 初日と比べるとSKEのファンの方が多めでしたかね。
 僕は丁度、前説の途中で入ったんで、日替わりの前説をあまり聞けなかったことが残念でした。
 脚本を読んで臨んだ2回目。
 それぞれの仕草から心情や思惑がより詳しく観ることが出来ました。例えば、前半の疏芭さんが愛へ向ける視線や仕草とかね。

 照明と音楽に工夫がこらされてることも発見しましてね。
 それぞれの殺陣の音楽に個性が出てましたし、照明に関しては、こんな細かいライトの使い分けができるのか!と衝撃を感じましたよ。柏木明日香さん演じる麩夛姫が沢山の刀を飛ばすと刀が地面に刺さっていくんですが、綺麗に証明が刀たちに当たっていて、カッコ良かったです。

 こんなに良い作品なのに、映像化されないというのは勿体ないです。
 そして、時代劇好きとしては、新たな発見だったんですが、殺陣を観て泣くという体験を初めてしました。最後の到知対天化の殺陣が特に好きでしてね。自分の娘にふさわしいかどうかを試すかのような闘いが本当に泣けました。

 そうそう、前回の「猩獸」の記事で書けなかったことを追加しておくと、主人公が強すぎないところがいい、と思いましてね。負けそうになったり、誰かを庇ったりしながら戦うことで、常にハラハラしながら戦いを観ることができました。
 それから、西分さん演じる疏芭さんの走り方が凄い好きです。殺陣も戦い慣れてる感じで、強くない相手は剣をぎりぎりでかわし、なるべく受けないという映画「るろうに剣心」の殺陣を演出した谷垣健治さんの殺陣を彷彿とさせる闘い方でした。
 そう、それぞれの剣での一撃が言葉の代わりになっているというのがいいですね。
 そして、何故、殺陣で涙が出たのか考えてみると、前後のドラマがしっかりしているからだと思いましてね。それこそ、アクションが凄い映画は沢山ありますけど、観てて心が揺さぶられるのは、その前後で登場人物たちの思いを丁寧に描いているからだと思いましたね。

 終演後の竹村さんの挨拶で、「家族」についての作品とおっしゃられてましたが、家族のために何が出来るんだろう、あんな素敵な家族に出来るかな、と考えさせられましたよ。

 ちなみに、今回のハプニングとしては、前半の場面でよこにゃんが「猩獸」の本を読む場面がありましてね。びっくりして、本を投げてしまうシーンで舞台の下まで飛んで行ってしまいました。お客さんが拾って、竹村さんに渡すというファインプレー。全力だからこそですね。

 終演後、ロビーで作・演出・殺陣・主演を担当された竹村晋太郎さんとお話を少しさせていただけましてね。ご自身で「まるでジャッキー・チェン」とおっしゃってましたが、多分、サービス精神が旺盛な方なんだろうなあ、と感じましたよ。作られる他の作品の世界観も素晴らしくて、文才もあると思います。それを身体で表現して形に出来るんだから、本当に凄い。これで、主題歌唄ったり、ケータリング作ったり、率先して現場の掃除までし始めたら本当のジャッキー・チェンになってしまうので、過労死しないように気を付けて欲しい!
 よこにゃんについて質問すると「本当に頑張る子。僕、努力する子が大好きなんですけど、彼女はどんどん伸びると思う。何目線だって話ですけど」と高評価でしたよ。謙遜されてましたが、竹村さんのような才能のある方に誉めていただけるとSKEファンとしても嬉しい限りです。

 写真も撮らせていただきましたよ。
 優しい笑顔でした。
 

 舞台の時と違って穏やかなオーラが素敵でした。
 ちなみに舞台では、こんな感じ。

 今、アプリ観劇三昧で過去作を観て行ってますが、「独鬼」が入ってなくて、DVDを買えば良かったあ!と後悔しています。
 
 カーテンコールでは、涙を拭う仕草をされてましたが、皆さんの席からはどう見えたでしょうか。
 よこにゃんのおかげで知ることができた新しい世界。
 よこにゃん自身もまた成長したんじゃないでしょうか。
 今度は4月にあるSKE48の単独公演でも選ばれるといいなあ、と思っています。
 そして、また成長したよこにゃんと一撃屋さんが再会する時が来ればいいなあ、と思っています。

 一撃屋さんの公式動画によこにゃんも出てるので、こちらも是非!
 
※「猩獸」初日の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_21.html

よこにゃんが殺陣に挑戦した「SKEBINGO! #3」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/skebingo.html
 


       

SKE48 福士奈央 「R-1ぐらんぷり2019」に挑戦! #5の感想



アウェイで戦う


 待ちに待った福士奈央「R-1ぐらんぷり2019に挑戦」シリーズの新作が来ましたよ!「芸人もういっちょTV」がプロの方から話を聞いて自分のものにしていく様子を描いた番組なのに対して、こちらは、ドキュメンタリー色が強くて、一番好きなドキュメンタリー映画は「ピープルVSジョージルーカス」という面倒くさいタイプのドキュメンタリー好きの紅條にはたまらない動画です。
 早速観てみましょう。ナレーションは前回決まった松本慈子が担当してますよ!


 
 うーむ、アイドルネタが出来るまでが描かれてましたね。
 握手会のあるあるという、アイドルならではのネタですね。
 「とち子を超えるもの」として、かおたんとどんちゃんがネタを作っていくんですが、トレンディエンジェルのたかしが、「可愛く、アホで、ディスる」というアドバイスをかおたんにくれていたんですね。「SKE48の松井珠理奈さん知ってますか? 私は2番目に有名です」から入るのは、良いボケですよね。もう、聞いてる側もツッコミの言葉が入れられますから。

 トレンディエンジェルは両者でボケを出し合って、ネタを作っているとウィキペディアに書いてましたね。そうか、僕が好きなオードリーは、若林さんがネタを作っているんで、両者で作るというのは、新鮮。そういう意味では、今回のネタ作りは、どんちゃんとかおたん、更にはLINEのメッセージで届いた、他のメンバーのアイディアも礎になって行われていたのかも知れませんね。

 で、ブレーンストーミング方式で、握手会あるあるを書いて行くんですが、かおたんの「歯が無い」って、どんな客が来てんだよ、かおたんレーン。確かに2017年にインテックス大阪であった総選挙CDの握手会に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクみたいな人いたけど。
 更に握手会あるあるは続く。「あだ名をつけてください」これも握手会あるあるですね。どんちゃんのヨッシーに似てるからヨッシーって。待てよ、メンバーにもヨッシーって言われてる人が居たような。
 「釣ってください」は専門用語だから分からないとかも、お客さんのことを考えてますね。「釣ってください」と言われて、「そんなのやってない」というかおたんの涙すらスーパードライな返答。流石だ! 
 ちなみに他のものだと、「つばがとんでくる」、「何歳に見える?」、これ、ポートメッセ名古屋の握手会に行った時に、前に並んでた人が言ってたわ。
 真木子から届いた「〇〇ちゃんのところ行っていい?」とか、こういうこと言う人もいるんですね。メンバーに揺さぶりかけてどうする。困った顔が見たいんですかね。
 そして、かおたんの「イソジン」の匂いも凄いですね。
 滅茶苦茶イソジン推すし。
 パーテーションにぶち当たる、というのもあるあるかもしれないですね。
 
 さて、この動画の見どころとしては、どんちゃんの「最初は出したくなかった。SKE48と言いたくなかった」という一言なんですね。理由は「なんかなめられそう」。これは、他ジャンルの中に飛び込んでいくからこそだと思います。誰に「なめられそう」なのか、審査員か芸人さんたちかお客さんたちか。とにかくアウェイなのは間違いない。
 そして、アウェイに挑んでいく勇気は素晴らしい。最初はなめさせとけばいいんですよ。なめてたアイドルがお笑いマシーン映画だったらいいんですよ(映画秘宝の読みすぎ)。

 6時間かけてネタは完成します。
 「立つまでは怖いし、笑われないと怖いけど、すべるのが怖いからって逃げたくないです」というどんちゃんの言葉がカッコいい!人生やるやらないで、やる方を選ぶ女、どんちゃん!

 ちなみに、かおたんが言っていた「顔を出せる」というのも言われてみれば確かに。
 初めてSKE48としてアイドルとして戦うどんちゃん。
 今回の動画は、「芸人もういっちょTV」の第1回と親和性が高いと思うので、こちらの記事もぜひ、チェックを!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_17.html
 
 うーむ、握手会というものを面白くすることで、SKE48に興味を持つ入口になっていくといいな、と思いますよ。余計にヲタクきもいわあ!となったらなったで面白いんですが。
 次回はドキュメンタリー名物、追い詰められるシーンが!
 果たして、どうなるどんちゃん。

 なんとなく、オードリーのオールナイトニッポンに来た時のRGさんの「あるある」を貼っておきますね。






    

2019年3月23日土曜日

蹴飛ばした後で口づけを①



愛という名の牢獄


  「Stand by you」が発売された時に、すぐに「Stand by you」と「ありがとうは言いたくない」についての記事を書いたんですね。曲のストーリーと現実のリンクが書きやすかったので。それから暫くして「凍える前に」について書いたんですが、今回紹介する「蹴とばした後で口づけを」は、最初に聴いた時は「誰かの耳」の方が良かったかなあ、という感じだったんですね。ただ、この曲。聴けば聴くほど癖になる曲でしてね。最近になって、段々、こういう曲かも、というのが見えてきたので、書いてみたいと思います。
 まあ、まずは聴いてみましょう。
 初めて聴かれる方は、最初の歌詞にも注目してくだいさい。


 ね、衝撃的な歌詞でしょ。
 本当は、もっと過激な歌詞だったそうです。
 頭を絶対にかちわってやるって、普段の生活でなかなか言われませんよ。
 どんな、悪いことしたんだ、というと、なんと曲の主人公の「私」の友達に手を出したんですね。しかも、ここに辿り着くまで、この「あんた」は何度も「私」を裏切ってるそうです。
 で、怒りの感情が頭の中で駆け巡っていくんですが、サビ前に「捨てられてた子犬」が登場するんですね。「捨てられた」とあるので、「私」かなと思うんですね。「背中向ける」んですが、サビでは心情が逆転していきます。

 自分でも理由が分からないけれど、嫌いになれない。
 ダメな男だと分かってるけど、また戻ってしまう。
 「あんた」を蹴とばした後に「キスをして」とお願いしたいと思ってるわけです。
 うーむ、これは賛否両論ある考え方なのは分かってるんですが、客観的に見たらイケないと分かっていても心惹かれる人って、いると思うんですね。文学者で言えば、太宰治とか北原白秋とかね。芸術家だと竹久夢二とか。浮気とか散々するけど、めちゃくちゃ才能はあるとかね。本人たちは、それが普通、世間の常識とは違うと。逆に芥川とかは真面目過ぎたから、1回の浮気が響いてくるんですが。「あんた」がどんな人なのかの情報が少ないので、ただのヒモとかなのか、想像してみるのも楽しいですね。

 2番では、みんなに「私」が笑われています。みんなも子犬も、多分お日様も。
 「あんた」のせいで、みんなから「色眼鏡」で見られるようになります。かわいそう。
 そして、この曲中で唯一の「あんた」の言葉が登場します。
 「悪いのは俺だよ」
 そんなの当たり前だろ。
 なんか、「プライオリティ」の2番を思い出しましたね。あの曲は男性目線でしたが。



 心の中が揺らめく2番のサビ。
 「このままじゃいけない」とこの男のことを憎くんでいる、離れなければいけないという感情があっても、次第に力がぬけていく。2番のサビでは、蹴とばすものが「お尻」から「カルマ」に変わっています。「カルマ」というのは、「業」のことですね。ただ、他にも訳をつけていくことが出来て、「行為」や「宿命」と訳することもあるそうです。
 じゃあ、「業」ってなんじゃいと、「① 人間の身・口・意により行われる善悪の行為。② 前世の善悪の行為によって現世で受ける報い。③ 理性によって制御できない心の動き」の3つの意味があるんですね。この曲中だと、③が一番合いそうな気がします。
 「あんた」の制御不能な心を蹴とばしたいんでしょうね。

 そして、大サビ前にこの曲の本質が浮かび上がってきます。
 この曲中では「愛」というのは、なんでも「許せる心」なんですね。
 たとえ、それがどれだけ常識から外れていようとも。
 ここが難しいところですね。
 たとえば、恋人に対してどこまで我慢できるか、どこまで許せるか。
 愛しているから許せるのか。
 そもそも、この曲中の「愛」は正しいのか。

 世間的にますますモラルが叫ばれる昨今、「あんた」に与える「罰」が、蹴るぐらいで良いのか。「私」は完全に「あんた」に依存してしまっているんじゃないのか。「罰」をコントロールすることで、コントロールしているつもりになってるんじゃないか。色々と考えさせられる曲です。曲の要所に現れるバイオリンの音色は振り付けにも活かされていて、なんとも癖になるメロディです。まるで、悲劇を思わせるような。

 この曲の独自の世界観はチームKⅡの「誰かの耳」に続く実験的な曲で、今回は大人の女性の曲だと思うので、大人メンが前列、若手メンが後列という配置も納得です。特に、ここで奈和ちゃんをセンターに持ってきたのは、納得でしてね。多分、表現力勝負では、SKE48の中でもトップレベルの彼女。アンビバレンスな感情を見事に表現しています。さらに、ちゅり、みなるん、さりー、江籠ちゃんという1列目の豪華さ。この辺のメンバーはアイドルの武器である笑顔を捨てて、真顔で勝負しても戦えるメンバーですね。ゆななの真顔も好きだったんですけどね…。

 気が早いんですが、次のKⅡ曲のセンターは誰なのかも気になってきますね。
 これだけ人材が豊富だと、次は誰をセンターに据えるのか、そろそろみなるんが来てもいいかな、と僕は思ってますよ。みなるんの代表曲の記事も書きたいよ。あと、さりーももう一曲ぐらいあっても良いんじゃないとも。

 若手で行くなら、ここは一度、水野愛理を試してみるのはどうでしょう。ゆななと組んでいた小野の一角ですし、十分、センター争いに混じれるポテンシャルの持ち主だと僕は思っています。

 あと、この曲。もし、シャッフルでチームSだったら誰がセンターをやるか、チームEだったら、誰がセンターをやるのかを考えるのも楽しいかも知れませんね。

 個人的には、「あんた」呼びの大人っぽい曲の奈和ちゃんもいいけど、「ミライクル」みたいな感じ「君」呼びの曲で奈和ちゃんセンターも欲しいなと思いますよ(贅沢?)。

 奈和ちゃん関連曲を一つの記事にまとめたので、興味がある曲があれば、読んで行ってくださいな。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_80.html