人気の投稿

2018年12月16日日曜日

神々の領域①

2014年2月のこと①


 2014年の2月はSKE48ファンにとって、忘れられない1か月になったのではないでしょうか。

 2014年2月1日 名古屋ドーム公演初日
 2014年2月2日 名古屋ドーム公演2日目
 2014年2月24日 大組閣祭り

 たった3行のことですが、この3つはSKE48にとって、非常に重要な出来事になっています。夢が叶い、何か違和感が生まれ、破壊と誕生があった。
 今回は、2月1日に行われた名古屋ドーム初日で歌われた「神々の領域」について書いていきたいと思います。紅條もちゃっかり参加していましたよ。コンサートが始まる前の会場の雰囲気がなんとも言えなくて。「大組閣どうなると思う?」「珠理奈取られるのかな?」「犬神家の一族で金田一がびっくりする顔は、なんで一瞬ピンボケだったのかな」とか、どっちかというと先に発表されたグループ全員に関わる大組閣の話をしているファンの方が、入場待ちの列や近くの席でも多かったです(1つ嘘)。


 SKE48にとっては念願の名古屋ドーム公演。
 この発表VTRもカッコよかったですね。
 2月1日は追加で発表されたんでしたね。
 初日の1曲目はいったい何なのか、ファンの皆さんの間でも話題になりました。
「手をつなぎながら」か「僕らの風」か「詩人」か、色々と予想が出ました。
 紅條は、「マツムラブ!オーケストラバージョンかなあ」とワクワクしていましたよ(炎のファイターオーケストラバージョンみたいな感じで)。
 
 そして、1曲目。
 バイオリンとサックス、ギターとピアノのメロディとともに、流れてきたのは、「神々の領域」のイントロでした。出てきたのは当時の1期生たち。
 ちょっとダイジェストになりますが、観てみましょう。
https://youtu.be/VBXsJfKVVN8?t=92

 もうメンバーの涙が美しい。
 次々とメンバーが歌いながら、涙していくわけです。



 
 未だに名古屋ドームの思い出で、僕が一番に出てくるのはこの曲です。
 祝え、SKEの到達を!という祝祭的な感じがしましたよ。


 「神々の領域」は、「キスだって左利き」のカップリング曲だったんですが、正直、そんな注目されてなかったわけですよ。リクエストアワー2012では38位、リクエストアワー2013では未ランクインだったんですよ。なので、1曲目にこれが来た時、一瞬「意外なのきたああ!」となったんですが、おおっ、そういえば、これを唄ってるのは、1期生たちではないか!と気づいたんですね。メイキングでも、この曲が始まる直前の裏での様子がちょっとだけ入ってるんですが、出てくる場所が別々なんで、AKB48の東京ドーム前1曲目前の1期生たちによる「6人だけになっちゃったね」みたいな会話はなかったんですが、ひょっとしたら、リハーサルとかであったのかも知れません。

 さて、歌詞についてなんですが、冒険と恋愛を関連させた内容になってましてね。

神々に導かれるように 知らないうちに愛の場所を目指した 偶然じゃ説明できないよ デジャヴュみたいな 立ち入れない領域 あの光

 「あの光」でみんなが手を同じ方向に向けて、最後に上にあげるふりつけがありましてね、7人の思いが重なっていくようで好きなんですが、目指した場所にたどり着いたメンバーたちが見た光景の美しさ。

 名古屋ドーム公演の1曲目ということで、この曲は特別な意味を持つことになったのではないでしょうか。
 1期生が減れば減るほど、特別感が増すといいますか。
 玲奈ひょんの卒業コンサート、リクアワ2015での3位ランクイン、まさな卒コンでの珠理奈が一人になる演出(どんだけ、『そして、珠理奈は一人になった』演出好きなんだよ)。

 名古屋ドームの初日は、色々とコラボレーションもあって、なんだかなあ、という部分もあったんですが、この「神々の領域」が聴けただけでも、行って良かったなと今でも思います。「神々の領域」の歌詞で好きなところがありましてね。

新しい扉を開け

 名古屋ドームという新しい扉を開いたSKE48、その先、わずか23日後の世界は混沌としていくことになりますが、SKE48は「未開の地」へと入り続けます。