人気の投稿

2020年11月25日水曜日

相川暖花が笑う時

 君の涙を乾かせるのは…

 その人が笑顔になるだけで、少しだけ幸せな気持ちになる人がいます。
 「笑ってくれた!」と嬉しくなるような人。
 楽しそうなだけで、こちらも楽しくなる人。
 もっと、はしゃいでいるところが観たい人。


 皆さんは、誰を思い浮かべたでしょう?
 僕は、俳優の緒形拳さんなんかは、とても良い笑顔の方だったと思います。ドラマ「必殺必中仕事屋稼業」の中で蕎麦屋の「知らぬ顔の半兵衛」。もともと、蕎麦屋の親父だった彼がプロの殺し屋になっていくんですが、日常パートで見せる笑顔だけはずっと変わらなくて、ドラマの中の緩急にもなっていました。
 また、出る映画で全て不幸になることでお馴染み、女優のキム・セロンさん。
 彼女は子役時代からハードな身の上の役ばかりやっていたので、作品の最後に見せる笑顔なんかは本当にカタルシスがあります(ただし、全ての映画で幸せになるとは限らない)。

 SKE48のメンバーだと誰だろうと考えてみました。

 僕の場合は、ほののこと、相川暖花のことを思い出しました。


 彼女は7期生として11歳でSKE48に入ってきました。

 シングルの特典映像の中で、まだ幼いほののが眼鏡をかけてレッスンをしているほののの姿が映っています。
 当時は、年少組の浅井裕華、片岡成美と「3色団子」というトリオにもなっていましたね。16歳の時の生誕祭では、ゆうかたんから「第1印象は人見知りで全然話してくれない子でした」と言われていましたが、確かに物静かな印象がありました。
 ほののがする斉藤真木子のモノマネでも「ほのの!挨拶しよう!」というのがありましたが、本当に静かな感じの子でした。

 時は経ち、徐々に彼女の面白さや表情の豊かさが伝わってくるようになりました。
 少し照れ屋な彼女がコロナのステイ・ホーム期間中に「どやどや」と無言でTwitterにさまざまなオモシロ動画を上げていた時に、彼女のユーモアのセンスを感じました。本当に愉快な人なんだな、と。
 さらに10月、11月の「1×1は1じゃないよ!」でも大活躍していましたね。
 ラジオを聴いていると、僕の好きなオードリーさんみたいに少人数でのトークで、めちゃくちゃ面白くなるタイプなのかな、とも思ったりしました。寝起きの奈和ちゃんとのトークも面白かったです。
 
顔は直接見えませんが、笑いのセンスやクロストークの間も良いので、是非、継続してラジオもやってほしいな、と思っています。
 

 彼女が「栄、ちんちこちん」や「1たす1は2じゃないよ!」動画で、笑っているところが凄く素敵でしてね。何故か、観ているこちらも嬉しくなります。
 特に笑いをかみ殺しているところとかが素敵ですね。

 16歳の生誕祭のスピーチが印象的でしてね。

「周りの同期とかが夢を叶えていくのを見て、自分は何をしているんだろうって。(中略)自分の目標は、近くにある目標は言えなくて、ほのじゃ無理だと言われそうで言えないんです(中略)もっと正直にいろいろ言えるように頑張ります」

 17歳になった今のほのの夢はいったい何でしょう。
 「3色団子」の一人、なるぴーは卒業します。ゆうかたんは、選抜になり活躍していきます。じゃあ、間に挟まれたこれからのほののは?

 2020年11月15日の「1×1は1じゃないよ!」の中で「わたし、これ好きなんです」のコーナーがありました。
 その中で、7期やドラフト2期生との関係で、「くだらないことを私が言ったりしても、けらけらゲラゲラ笑ってくれて出会えたことが奇跡だなって思っています。(中略)出会えたことが奇跡だなって、帰り道とかでも思うんです」と語っていました。

 大好きな7D2の仲間たちと、彼女の目標に向かって行ってほしいな、と思います。
 そういえば、彼女が16歳の生誕祭の中で、「7D2の曲が欲しい」とも語っていましたね。
 大切な仲間たちとの夢を叶えつつ、いつか「近くの目標」も叶えて欲しいな、と願っています。
 その時の笑顔は、きっとみんな幸せにするんだろうな、と思っています。


※なんとなくイメージした曲を貼ってお別れです。僕らもほのの理解者でありたい。