思い出になんかなるな
かおたん卒業が決まって、曲が決まった時は「サブタイトルは、『死んでもやめんじゃねえぞ!』でいいな」とオードリーのオールナイトニッポンリスナーであるリトルトゥースの僕は思っていたんですよ。「おい、かおたん!SKE48で暴れまわること、死んでもやめんじゃねえぞ!!」というね。
しかし、この「ありがとうは言いたくない」が、僕のナーメテーターな予想を遥かに凌駕するほど、良曲でして。フラゲ日の7時ぐらいに曲をダウンロードしまして、朝の散歩のBGMにしてたんですね。そしたら、もう散歩道で号泣ですよ。動けなくなるぐらい泣きまして。通勤中のサラリーマンの方やちびっこ達に不快感極まりない目で見られましたが、涙を拭いて家路につきましたよ。
さて、まずは曲を観てましょう。
https://youtu.be/t9Z31MTZtYA
いやあ、かおたんの歴史がクロスオーバーするMVでしたね。
かおたんの歴史を雑におさらいしてみると・・・。
まず、オーディション。今と比べて、田辺さんの似顔絵に近い感じですね。
「今夜も1コメダ!」という自身の動画を作成し、ガンガンアップしていきます。今、観てもぐぐたすの輪は面白いですよ。そういや、「ぐぐたすの空」の選抜にも入ってましたね。あれもいつか、レビューしたいなあ。
総選挙ランクイン。これは「ドレミファ音痴」もありましたね。
「キスだって左利き」選抜へ。この時の制服衣装良かったなあ。
驚愕のソロ決定。「マツムラブ!」は、名古屋ドームの駐車場で手売りでしたよ。
僕も会場で号泣。なぜ、ブルーレイ版は音声を差し替えたのか。あの歌い方だったから感動したのに、というのはあります。
数々の総選挙でのランクイン。
現地で観ましたが、「1コメダ!」を叫べたのは良い思い出です。
そして、かおたんは、モニターに映る自分の歴史を観るわけです。
「ありがとうは言いたくない」という歌詞だけみると、香織、なんて外道、と思いますが、そうじゃないんですよ。
「ありがとうは言いたくない だってそれで もう全部 終わりになる」
「別れの言葉 言わせないでよ せめて 涙乾くまでは」
なんという、いい女な歌詞!
2番の歌詞で「光だけの道じゃなかった」「自分なりの歩き方でいい いつの日にか希望が照らしてくれたよ」というのは、運営から干されつつも、自力で道を切り開いてきたかおたんだからこそ、説得力がありますね。
ちなみにメイキングでは、凄く良いことを言っていて、僕もなぜか励まされましたよ。
そして、大サビ前の「ありがとうを何万回 言ったとしても 絶対感謝しきれない みんなのこと 思い出すその度に 胸がいっぱいになる」という、もう、かおたんにそんなこと言われたら、という内容で大サビですよ。
「ありがとうと今 言ったら その瞬間 この夢も終わりになる 照らされた光さえなくなって 私は消える 思い出の中 ずっと 忘れないで欲しい」
なんで「ありがとう」と言いたくないかが大サビで分かるわけです。
本当に卒業するみたいな曲ですね。
かおたんには、ずっと居て欲しいんですが、ファンのわがままですかね。
「かおたん! ありがとうを言わないこと、死んでもやめんじゃねえぞ!」
ちなみに、僕が一番好きなかおたんは、「マツムラブ!」の最初の方でメガネかけて怒ってるかおたんですよ。
スピッツの「君が思い出になる前に」を張っておきますね。
聴きながらもう一度読み返すと、別になにもないですよ。