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2019年4月20日土曜日

SINGULARITY①



刺激的な融合


 皆さん、仕事やバイトは好きですかね。
 僕も10年間とある企業に勤めていて、今度は6月から別の企業に勤めることになったんですが、働いていた当時は、「早く仕事に行きたいな、ルンルン」ということは1秒もなく、すれ違う人一人一人に呪詛の言葉をつぶやきながら歩くという毎日を送っていました。多分、SKE48が無かったら間違いなく、映画「葛城事件」みたいなことになっていたでしょう。今度行く、職場はどんな感じかしら、言葉が「ウガウ」とか「ウオウオ」しかない「スト2」のブランカみたいな人ばっかりだったらどうしよう、と不安で仕方ないんですが、そんな僕の不安を払拭するような、曲はないもんか、と探したところ、ありましたよ。

 WORLD ORDERの「SINGULARITY」が。
 えっ、お前、瀬戸内や日向坂に飽き足らず、ついに男性グループの曲まで取り扱い始めたか、と思ったアナタ、ちゃんとSKE48も出てるんで、まあ、観てみてください。



 ねっ、出てたでしょ。
 WORLD ORDERといえば、名古屋ドームの「Darkness」の時に出てきて、一緒に踊ってくれたり、「PERMANENT REVOLUTION」をメンバーと一緒に披露してましたね。



 正直、ドームで出てきた時は曲を知ってましたが、突然過ぎて目が点になりました。
 それから時は経ち、この「SINGULARITY」が発表された時、彼らの特徴的なダンスを踊るメンバーの姿が素晴らしくてですね。
 普段のダンススキルと違う、別のプロ集団と一緒に仕事をすることで、メンバー達の魅力がさらに発揮される仕上がりになってます。なんか、「忍者戦隊カクレンジャー」の28話「超大物・来日!」でケイン・コスギのお父さんのショー・コスギが出てきて、親子二人の場面だけアクションシーンのレベルが格段にアップしたエピソードを思い出しましたよ。
 さて、歌詞の世界は、「待ちに待った今日は月曜日」から始まりまして、職場にいる素敵な君への思いを歌った内容でしてね。ちょっとずつ距離が縮まって行く様子が歌われています。曲名を直訳すると「特異性」になるんですが、これは職場での「君」が特別に見えることにも見えますし、職場に対する意識の珍しさも表しているのかもしれません。もっと突き詰めれば、職場で「特異」な存在なのかもしれません。

 MVは、名古屋ロケ!
 SKE48のコンサート等で僕も名古屋に行くことが増えたんですが、名古屋の駅前や商店街が登場します。特に1番で出てくる場所はオフィス以外は、僕も一度は行ったことがあるところばかりです。なんというか、名古屋に来てくれてありがとう!という感じです。

 MVの見所は、SKE視点で言えば、普段はなかなか観られないメンバーのスーツ姿でしょうか。中でも僕は黒いパンツスーツの江籠さんが良くてですね。
 1分13秒頃の江籠さんの「何してんねん」という表情から、1分57秒ぐらいからの楽しそうに歩く素の江籠さんのギャップが特に素晴らしい。
 当時はまだ幼さが残っていた松本慈子が、スーツを着ると急に大人っぽく見えるのも発見でした。刀を持ってあんな非道なことをするとは(嘘)。
 2分50秒ぐらいからのダンスがカッコいい。こういう形でがっつりコラボしてくれるのが嬉しいですね。いつか、ライブで披露されたら嬉しいなあ、と思います。

 最後にワールドオーダーさんですが、とにかくみんなカッコいい。僕は内山隼人さんが一番好きです。
 スーツに眼鏡という典型的な日本のサラリーマンスタイルなのに、なんでこんなにカッコいいのかよ、と歌いだしたくなるぐらいカッコいいです。須藤元気さんに関しては、かつてパンクラスを観ていた人間からしたら、グラバカの須藤元気じゃん!という感じなんですが、格闘家のセカンドキャリアとしてここまで成功している人が珍しいんじゃないでしょうか。毎回発表する曲が知らない世界に連れて行ってくれる彼ら。まるで、映画を観ているかのようです。
 最新曲もめちゃくちゃカッコいいですよ。特に船とぼろいバイクで向かってるとこが好きです。


 ワールドオーダーの世界に見事に入ったSKE48のメンバー達。また、何かの曲でご一緒できれば、嬉しいな、と思います。それから、他のダンスパフォーマンスグループとのコラボも観てみたいなと思います。


 ちなみに僕はいつも、「宇宙刑事ギャバン」を聴きながら出勤してましたよ。

 

 ついでに、僕の尊敬するドレスコーズの志摩遼平の解説も合わせて貼っておきましょう。



  新社会人のみんな!
 5月病になる前に「SINGULARITY」だ!