面倒くさいのがSKE
皆さん、よく〇〇なメンバーとよくバラエティとかでメンバー紹介も兼ねて、メンバーにアンケートを取ることがありますが、「一番めんどくさいメンバー」というと、誰を連想しますかね?
僕の考えとしては、「多すぎて、挙げきれない…」というのが僕の感想なんですね。古の歴史を紐解くと、山下ゆかりという人がいらっしゃいましてね。例えば、チームEだけで言っても結構面倒くさいメンバーが沢山いると思うんですね。愛が重い系の面倒くさいもあれば、可愛いって言って系の面倒くさいという人もいましてね。
ただ、そこがなんともSKEらしくて好きなんですけどね。
そんなSKE48チームEのところに「ほっぺ、ツネル」という曲が「SKEフェスティバル」公演の3曲目としてやってきます。
是非、この曲を聴いている時は、誰か一人面倒くさそうなメンバーを思い浮かべながら聴いてみると楽しいと思いますよ。
まずは、歌詞の世界を見ていきましょう。
「私 キレイ?」、「私、カワイイ?」という質問から始まります。
皆さん、付き合っている女性から、こういう質問をされた時にはどうやって切り抜けてますか?
僕は小説家の森博嗣的に「『カワイイ』の定義による」や「何と比較して?」で逃げています。
本音を聞かせろっていうのも怖くてね。
そんなの、「カワイイ」とか「キレイ」の逆の感情を抱いてたら、付き合ってないでしょ。でも、何故ならのかこういう質問してくる人っていますよね。愛情の裏返しだとは思うんですがね。
で、頷くまでこちらの頬をつねるわけです。
なんせ、この女性「あなただけが 私の世界なのよ すべて」と来たもんですからね。
で、凄く誠実な言葉を言ってくれるわけですね。
「自由」とか「お好きなように」とか「正直」とかね。
でも、相手に言って欲しい言葉は一つなんだろうなあ、と思うとカワイイですね。この「カワイイ」と「ちょっと怖い」のバランスがこの曲の特徴かも知れません。
サビでは、また質問が始まります。
今度は嘘ついたら、怒る、考えなくてもいい、と本音を知りたがります。
なんていうんですかね。
もう「カワイイのカツアゲ」が始まってるみたいな感じですね。
勿論、ヤキモキしてる女の子のカワイイ視点なんですけどね。
僕が思い浮かべているメンバーのせいですかね。
でね、2番では急いで選べというんですね。
「右か左」かと。
一瞬、二人の女性のどちらかを選べと言ってるのかとも考えたんですがね。
だとしたら、ほっぺをつねっているのも納得なんですね。
実は、つねってる私の心も痛いというね。
だから、私のことがカワイイのかな、と確認していると。
ちょっと確証がないんで、断言しにくいんですが、皆さんの考えはどうでしょう?
2番のサビは「女心を独占」しているということを嬉しいか質問してきます。
こっちは真剣なんだと、首を縦に振るまで、自分のほっぺもつねる行動に出ます。
「笑顔になるまで」というところがまた凄くてね。
「もう、止めてくれええ!」と映画「日本の一番長い日」の三船敏郎みたな顔になります。
大サビは1番のサビで終わります。
この曲は「ほっぺ」を「ツネル」というさじ加減が絶妙でしてね。
可愛く怒っているというかね。
もし、これが「こゆび、ひねる」とか「めだま、エグル」とかだったら、恐ろしい曲に変わってましたよ。
この曲、曲調も好きでね。
丁度公演CDのダイジェスト版があるので、観てみましょう。
ちょっと大人な感じの曲調が良いですね。
振り付けもカワイイ。
ちょっとめんどくさいメンバーが多い、SKE48でも、そんな面倒くさいところも含めて魅力なわけです。そこ気にし始めたかあ、というとことか、見てみぬふりなんてできないんだな、というチェンジマンのオープニングみたいなこともあるんでしょう。
個人的な体験を書くと、握手会で1推しと2推しのレーンが昔、隣通しになった時は、頭の中でこのメロディが流れたもんですよ。
これからも変わらず、ほっぺをツネラレながら、応援していきたいと思う次第ですよ。