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2019年2月14日木曜日

チョコの奴隷①



わくわくする1日


 今日はバレンタインデーですね。
 バレンタインデーと言えば、「チョコの奴隷」。
 あまりにもショッキングなタイトルですが、名曲でしてね。CD屋さんで売ってる時に、CDの左側についてる帯の文句が一番好きでしてね。
 「義理でもいいから欲しかった」っていう必死感あふれるコピーがいいなと思います。
 まずは聴いてみましょう。ワクワクする前奏にも注目ですよ。
https://youtu.be/Cu_jVA3B82Y

 何回観てもこんなヲタ、今SKE48のライブにいるのか?と思いますよ。
 丁度、紅白歌合戦初出場の年だったので、僕は「チョコの奴隷って、放送倫理的に大丈夫なのか?チョコの小作人とかでごまかせないか?」とヒヤヒヤしてたら「パレオはエメラルド」でしたね。

 まず、歌詞の世界を見て行くと、バレンタインの日が舞台なんですね。
 「青空はいつだって思わせぶりで もうすぐ春なのに風は冷たい」
 青空を見て「思わせぶり」と思うのは相当意識してないと、なかなか無いですよね。「春」という「恋の成就」をイメージさせる言葉の後に「風は冷たい」と来るので、まだなんだな、ということを意識させます。

 で、教室のはじから鞄をじっと見てるわけです。チョコが入っているであろう鞄を。

 サビの「今日だけはチョコの奴隷 振り回される僕だよ」は、振り回されることを楽しんでるふしがありますね。ちなみにNHKのドラマに玲奈ひょんが出た時に「今日だけは幽霊退治 振り回される僕だよ」って歌ってましたね。懐かしい。そして、ひざまずいても良いぐらい答えを知りたいわけです。

 「ちょっと甘くて」「ちょっとほろ苦い一日さ」とチョコの味を連想させられる一日なんですね。良いこと、悪いこと、どっちも色んなところで起こってるんでしょうね。そして、奴隷目線で「女王様 愛をください」とお願いするわけです。これはおそらく心の中ででしょうね。そうあって欲しい。

 2番は、また空に関することから始まります。
「太陽と愛しさはどこか似てるね 晴れたり曇ったり陽射しは変わる」
 この「愛しさ」というのは、誰かの自分に対する「愛しさ」ですかね。

 そして、後ろの手に何かを持って君が近づいてくるわけですよ。
 2番のサビでは「ご褒美とかもらえるなら 一粒の涙を見せよう」と言ってますが、1番の内容から「一粒」どころじゃない気もしますが。なんで嬉しいかというと、「長かった僕の片思い」とあるんですね。良かったなあ。「世界中の孤独な者へ 女王様 愛をください」というメッセージ。自分から「世界中」と一気に視線が広がっています。勝者の余裕か!というのは嘘で、同じように世界中で愛しい人のチョコを待つ、孤独な者に良いことあるといいな、ってことですかね。

 そして、大サビ前のこのフレーズがすごいな、と思いましてね。
「バレンタインデーは恋の期末テスト」と来ましてね。そうか、バレンタインにチョコを貰えない僕は、普段のテスト勉強が出来てなかったんだな。うん、そうだ。きっと…。そうなんだ…。(BGM 群像 https://youtu.be/Thh2XFafmlw)

 SKEには「チョコの行方」というバレンタインデー曲がありますが、この「チョコの奴隷」と皆さんはどちらが好きですかね。「チョコの行方」が女性目線でカワイイのに対して、「チョコの奴隷」は男性目線なのが面白いですね。

 MVは改装したばかりのSKE劇場とメンバーの普段の生活がメインです。



 毎回、大サビ前のダンスとラストのきたりえのほっぺに指さしが好きです。最後の円陣がカッコいい!


 それにしても、メンツが強いですね。SKE第1章の集大成シングルというか。この頃のこれがうちの1軍じゃいっという感じがして好きです。しかも、ベンチも強いという。玲奈ひょんがワイスピみたいな車をジャンプするのがいつも気になります。

 2月14日、男性はそわそわしながら、一日を過ごしましょう。
 僕はチョコを貰えなかったら、「群像」を一日聴いて過ごそう。