メガネの魅力
ひと昔、「メガネ男子」という言葉が流行りましたね。
いや、眼鏡かけてる男なんて、ずっと前から居ただろ、と思うんですがね。
この「メガネ男子」という言葉の流行の背景には、眼鏡のデザインの洗練化があると思うんですね。あれはいつからなんでしょうね。急に眼鏡のデザインがオシャレになりましたね。
僕は、20歳ぐらいになるまで、眼鏡をかけている女性の良さがさっぱり分からなくてですね。その時、付き合っていた彼女が人前ではコンタクトで、プライベートは眼鏡というのを知った時、素敵!と思った時から眼鏡女子の素晴らしさを知ったわけです。眼鏡をかけている女性には、心理学的に守ってあげなくては、という心理が働くと眼鏡好きの友人も言ってましたよ。
で、かなり前置きが長くなりましたが、映画「レザボア・ドッグス」だと思って我慢してください。
この「合格Kiss」は、メンバーが眼鏡をかけて歌って踊る曲なんです。
普段のコンサートでは観られない顔が見られますよ。
まずは、歌詞の世界を見ていきましょう。
「ねえ 二人のために(Don't fall in love!) ねえ 恋はやめましょう(Don't kiss me now!)」
あとから分かりますが、受験生ですからね。
恋よりもドリームなわけですよ。
「今 そういう 時期じゃないこと あなたもわかってるでしょ?」
冬場に冷やし中華が食べたくなってコンビニに行くたびに、このフレーズが頭に流れますね。
受験まであと少しなのにちょっかいを出してくる彼氏の手を曲の主人公は振り払ってるんですが、心情的にはOKしそうという状況でしてね。
「本当は私 先生が見ていても あなたの誘いにOKしちゃいそう(我慢しなさい)」
この「我慢しなさい」も相手だけではなく自分にも言ってるかもしれませんね。
で、サビなんですが、「ねえ 4月になれば(Let's fall in love!) ねえ そばにいられる (Let's kiss me more…) ねえ だから それまで(Don't fall in love!) ねえ 全部 お預け(Don't kiss me now!) そう 二人が 合格しなきゃ デートもできないじゃない?」
遊びは勉強が終わってからじゃい!というわけですね。
受験に恋愛はいらんというわけですね。
男子校育ちの紅條には羨ましい悩みですね。
で、同じゴールを目指せるなんて素敵!と思いながら頑張ってるわけですよ。
「少しだけ私 不安にもなるけど あなたがいるから 頑張れる気がしてる(ラストスパート)」
なんだかんだあっても支え合ってるわけですね。いいなあ。
「ねえ 桜咲いたら(Let's fall in love!) ねえ 自由になれる(Let's kiss me more…) 今 願いは その一つだけ ねえ 二人のために(Don't fall in love!) ねえ 恋はやめましょう(Don't kiss me now!) 今 そういう 時期じゃないこと あなたもわかってるでしょ?」
春になったら受験も終わりですからね。
だから恋よりも勉強だよって言い聞かせてるわけですね。
「(合格Kissまで)」
なるほど、合格したらKissが出来るわけですね。
オッサンになった今、Kissより東宝シネマズ1か月無料券とか、目に優しいブルーベリードリンク1か月分とかの方が俄然嬉しい今日この頃なんですがね。
で、大サビも1番、2番と同じように我慢しなはれということを言った後、最後に「そう2人が 合格しなきゃ デートもできないじゃない?」
確かに2人が合格しなきゃ意味ないですもんね。片方だけ落ちた日には目も当てられない。2人で合格じゃいということです。
で、この歌詞は「ねえ」という呼びかけがよくてですね。
うまくリズムを整えつつ、お願い感が出て良いんですよね。
ぜひ、無理なお願いをする時は最初に「ねえ」を入れてみて欲しいですね。
「ねえ エイズに感染したくなかったら、タイの刑務所の賭けキックボクシングに勝って」(映画「暁に祈る」の観過ぎ)。「ねえ パリで核爆弾の爆破を阻止するために、色々死にかけて」(映画「ミッションインポッシブル フォールアウト」の観過ぎ)とかね。
さあ、次は公演の様子を観てみましょう。
みんな眼鏡!
この曲のために何度も映像を観ましたが、途中でメガネ酔いしそうになりましたよ。
眼鏡のデザインがそれぞれ違うんですね。
最後の眼鏡外してからがカッコいい。
曲の途中のポーズも毎回面白い。
眼鏡をかけると顔の雰囲気が変わるメンバーが多いですね。大人っぽくなる子もいれば幼くなる子もいて。
いつかまた「制服の芽」が来たら、新しいメンバーの眼鏡姿が楽しみですね。
それにしても、どっちの映像にも出てるだーすーは、伝説に近づきつつありますね。
同じ受験系の曲の「恋の傾向と対策」の感想はこちら。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_4.html