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2019年2月13日水曜日

意外にマンゴー①


鮮やかで短い幻


 「意外にマンゴー」は2017年7月19日にリリースされた小畑優奈のシングル楽曲です。まあ、色々と書く前に先に聴いてみましょう。
https://youtu.be/nV5eehoSWC0

 なんとも明るいメロディで、耳に残るサビのフレーズも良いですね。
 センターを珠理奈から、初選抜初センターのゆななこと小畑優奈に変えるというチャレンジ。発表の4日前に聞かされた当時15才のゆななは、見事にセンターを務めます(「意外にマンゴー」メイキングを参照)。

 この曲のMVは台湾の離島リゾートのポンフーで撮影されました。


 海の色がすごい綺麗でしたね。砂浜で「Splash」とジャンプするメンバー達の姿も躍動感があっていい。こちらのMVは「団結」がテーマになっていて、メンバーのセルフプロデュースで撮影が行われいます。江籠さんのみんなで紙飛行機を飛ばしたい、とか、先輩から後輩へ「今までのSKE」を伝えたいということで、珠理奈が「強き者よ」のふりを伝えたりしてましてね。珠理奈の熱血指導はメイキングで観られますよ。また、楽々の「センターのゆななが孤独を感じて、綾巴がみんなのところに連れて行く」という演出は、ゆなな自身も「同期だけによくわかっているな」と語っています。やはり、センター故の孤独やプレッシャーもあったんでしょうね。それを感じ取る楽々。
 メンバーがポイントポイントで演出と監督を務めているからこその良さですね。紅條は、花音の「ゆななを連れて綾巴が新しい世界へ連れて行く」という演出が好きですよ。


 この曲の歌詞の世界を見て行くと、「マンゴー」「成長」をテーマに、マンゴーが熟していくにつれて甘い香りがする果物で、その香りに誘われるように、去年よりも成長した彼女に気づくという内容になっています。そこで「ロマンス」はまだ早いという主人公もいいですね。新センターのゆななの抜擢とイメージもすごく合っています。

 この曲からSKE48のイメージに新しいものが加わったと紅條は思っています。前アルバム「革命の丘」の頃から巻き続けた種がやっと開花したというかね。
 企業とのタイアップも多くて、名古屋の青柳ういろうさんの「マンゴー味ういろう」とのコラボは、「青柳ういろう」さんの通販売り上げトップに輝きました。また、フレッシュネスバーガーさんの「意外にマンゴーバーガー」企画は、レジで「意外にマンゴー」というと半額というヲタの忠誠心を試される企画でしたが、関西住みの僕も参加しましたよ。いやあ、推しのキャッチフレーズを言えとかじゃなくて良かった。店員さんが「いつでも全力?」とか聴いてきたら大変ですもんね。

 新センターゆななは、本当に良いタイミングでセンターになった、と思うんですね。ファンからの待望論があり、それを受けて満を持しての起用。この影にはみなるんやかおたんが、運営に「まだ推すには早い」という意見を言っていたというのも聞いたことがあります。タイミングって大事ですね。

 「意外とマンゴー」のリリース、新センターの起用によって、SKE48の空には希望の青空が広がりました。それは、まさにゆななのように爽やかなものでした。これから、この子はどんな未来を見せてくれるんだろう、そんな希望もありました。そして、「無意識の色」での連続センター抜擢で、新しいSKE48というのを見せられたのではないかと思っています。


 紅條個人としては、ゆななの声が好きでね(しみじみ)。
 彼女のナレーション仕事とか、本当に好きでしたよ。
 ゆななが持つ陽の魅力というかね。
 こんなにアンチが少ないセンター、珍しいんじゃないですか?

 2019年2月12日。
 小畑優奈が劇場で卒業発表をしました。
 まだ、17歳。あまりにも早すぎる。
 彼女の才能はまだまだ底が知れないと先日の「SKEBINGO!」でも感じていました。
 本当にもったいない。
 もう少し、色々な夢を見たかったな、と思いますよ。


 「SKE48」という箱は不思議なもので、卒業したメンバーが出ても新しいメンバーが魅力を発揮してくる。まるでスポーツチームのように。でも、何度体験しても、この悲しみだけは嫌なもんですね。

 なんとなく、読みながら気づいている方もいらっしゃるかも知れませんが、今回、内容が薄いでしょ?
 だって、今日「意外にマンゴー」書く予定なかったですもん。でも、もう今のうちに書くしかないな、と思って書きました。
 ゆななのこれからを応援しつつ、残りの期間での公演やイベントにも注目しましょう。
 

 なんとなく、今の僕の気分を表す曲を貼っておきますね。
https://youtu.be/SWYwl0vIV60

 
ゆななのもう一つのセンター曲、「無意識の色」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_20.html