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2021年5月14日金曜日

理由は君が決める

グレデーションの中で

 NHKの大河ドラマが好きで、よく一気見します。
 昨年、放送された「麒麟がくる」も面白くて、これまでの歴史小説や映画の中で悪人として描かれてきた人物たちの再評価がされていて、立場を変えるとこんなに見え方が変わるのか、と楽しめました。
 大河ドラマの面白さとしては、歴史の中のミステリーを脚本家や監督、現場のスタッフたち、そして演者たちが自分たちの解釈で埋めて行くところです。
 たとえば、「本能寺の変」も様々な説がありますが、今年の大河ではみんなが明智十兵衛光秀に「もう誰かが信長殺すしかないよね」というのを押し付けていった感じがじっくり描かれていましたね。
 徳川黒幕説や豊臣黒幕説、ただ単に恨みが蓄積していた説、公家黒幕説、などなど、これまでの説よりも個人的には好きな描かれ方でした。

 なんでいきなりこんな話から始めたかというと、昨日の惣田紗莉渚さんの卒業発表を知った時に、まず頭に思い浮かんだのが、「うわあ、大河ドラマにしたら面白そう」という感想だったからなんですね。

 崖っぷちの状態からアイドルの世界に入った彼女。
 上に登っていくために「泥臭く」頑張って、握手の売り上げを伸ばし、SKE48の選抜にも入り、総選挙でも選抜入りという見事な結果を残していきます。
 アイドルとしてだけでなく、舞台女優としても少しずつキャリアを積み、憧れの宝塚とはアプローチは違うものの着実に舞台人として活躍していく姿は、ファンだけでなく、アイドルになりたいという夢をまだ大事にしている少し年上のアイドル志望の方々の希望にもなっていたのでは、と思います。「S田3姉妹」という言葉がSKE48ファンの中ではありましたが、彼女も須田さんや柴田さんのように、ストイックに活動に取り組む姿勢には、尊敬の念を抱いていました。

 それだけに、今年の春に文春に報道されたジャニーズタレントとの報道は、非常に残念というか、「悔しい」というのが正直な感想です。
 報道を知った時は、美しい物語から、いきなりスキャンダラスな波乱万丈ストーリーの序章のように感じました。
 ファンの方の中で昨年の10月にSNSに投稿したものから、もうある程度卒業することを決めていて、そこから気が緩んだのでは、と考える方もいらっしゃるんですが、僕はこの期間になぜ彼女があんなことをしたのか、と考えてしまうんですね。しかも、医療関係の仕事を知識を得ていたにも関わらず。

 勿論、お相手の事務所の関係で公に謝罪できないのかも知れませんが、なかなかモヤモヤする対応で(昨日の言葉も含め)、市川崑監督の「処刑の部屋」のような「信じていたものが、自分の理想を押し付けていただけで、現実は全然違いましたよ」という衝撃を緩和する何かが欲しかったかなと思います。

 おそらく、このスキャンダルについて彼女本人が語ることは、これからもない可能性が高いと思います。そうなると、僕らが物語の補完をしていかなければいけません。
 「舞台ではよくあることだよ」とか、「欲望に負けたんだよ」とか、100億人がすぐに思いつきそうな理由もあるのかもしれませんが、大河ドラマのように、一つの事象に対して様々な描き方を用意して、自分が納得できる説を探せないかな、と考えています。
 卒業に関しては、乃木坂46の松村さんのように謝罪して、そこからもう一度立て直すというプランを取れなかったのも痛かったかも知れませんし、後輩達のロールモデルになりきれなかったというのもあるかも知れません。ここから、どう信用を回復していくかの物語も見たかったです。
 話を戻すと、あの時「アイドル 惣田紗莉渚」と「人間 惣田紗莉渚」の間に何があったのか。

 僕が好きな谷川俊太郎の詩集「定義」の中に「灰についての私見」という散文詩があります。
 少しだけ内容を書くと、どんなに小さな白の中にも目に見えない黒が隠れていて、それは常に白だからこそ黒を生んでいく。逆に黒にも白が隠れていて白を生んでいく。本当の黒であったためしはないし、本当の白であったためしはない。
 あの時の惣田さんは白が強かったし、あの時の惣田さんは黒が強かったかもしれない。
 じゃあ、次は?

 それが今の僕の答えです。 

2020年8月8日土曜日

ガラスの割り方

お前はもっと自由でいい  

自分の好きな人が不安になった時、あなたは何が出来るでしょう?

 2017年6月17日。
 8位で選抜入りという最高の形で惣田紗莉渚の総選挙は終わりました。
 いきなりSKE48のナンバー3にまで登りつめてしまいました。
 「S田3姉妹」という言葉が2015年頃からありましたが、須田亜香里、柴田阿弥に匹敵する実力者であるということが証明されました。
 この年、彼女の1年は充実していました。
 メディア出演は勿論ですが、初の写真集も発売されました。

 果たして、翌年はどうなる? 
 彼女は2018年5月27日のブログで直筆でファンへのメッセージを書いています。
 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12378963465.html

 そして、2018年5月29日のブログで「3位」という目標をぶち上げます(なんというか、これほど『ぶち上げる』という表現が似合う目標があるでしょうか?)。
 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12379629010.html

 うーむ、そういえば、この年、惣田さんはAKB48の選抜に選ばれてなかったんですね。なんか、ひと昔前のだーすーを見ているような気持ちになりますね。周りが認めないんなら、もう一度総選挙で認めさせてやる、この心意気がカッコよすぎですよね。

 2018年5月31日。
 速報が発表されます。


 そこに、彼女の名前はありませんでした。

 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12380184753.html
 
 「3位」という目標と「圏外」という現実。
 「消えた」という声。
 この日を思い出して「1時間で帰れる道が何故か3時間かかった」と彼女は後に語っています。

 ここから、彼女はブログでファンを鼓舞しつつ、総選挙までのカウントダウンを行います。この期間中の握手会やSNSでファンの方々とコミュニケーションをとりながら、選挙に進んでいきます。
 この時の惣田さんのファンの皆さん、通称「サリナーズ」の方々の頑張りを想像すると、なかなか胸に来るものがあります。
※6月8日のブログもなかなか素敵なので、未読の人は是非、チェック!
 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12382335432.html
 
 そして、いよいよ迎えた6月18日。
 彼女は11位にランクインします。
 まさかの圏外からの選抜という伝説を作ります。
 彼女がデビューした名古屋ドームで、見事に伝説を作ってみせたわけです。
 この日のことを2018年6月21日のブログで書いています。
 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12385207982.html
 
 まず、めちゃくちゃ良い写真ですよね。
 ここで出てくる言葉として印象的なのが「傍観者」という言葉です。
 SKE48のワンツーフィニッシュ。
 この時の会場の盛り上がりと多幸感は未だに覚えています。
 でも、自分はまだそこには居なかったという冷静な目線。
 ナンバー3の座もみなるんに譲ってしまう形になりました。
 最前線へ行きたい、そんな彼女の前にまだまだ壊せない壁が聳え立っていた。
 伝説を作った喜びと聳え立った壁の現実。
 彼女の闘いは終わると共に、新しく始まった気がこの時のブログを読んでしました。

 それから約2か月後。
 2018年8月2日に総選挙の感謝祭が行われました。
 この日は2位から16位までにランクインしたメンバーが、それぞれソロ曲を披露するブロックがあり、古畑奈和の「誰かの耳」の衝撃、大場美奈の野間口さんとの爆笑コントと、それぞれの魅力がいつもと少し違うファンの方々にも知っていただくチャンスの場でもありました。

 果たして惣田さんはどんな個性を見せるのか。
 うずくまった状態で現れた彼女は、ピアノの旋律とバックダンサーたちの動きによって、彼女は踊りだします。僕はふと、うずくまった彼女をみて、5月31日の彼女を思わず思い出してしまいました。
 やがて、少しずつ曲のリズムが早くなっていき、音楽は止まります。
 そして、流れる「ガラスを割れ!」のイントロ。

 6月18日に感じた「大きな壁」を割ることが出来るはず、いや、割れる、そう感じたからこそ、壁の材質を「ガラス」に設定してこの曲を選んだのではないでしょうか?
 
 
 
 2018年8月5日の彼女のブログにこの時の気持ちを書いています。
 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12395687073.html

 じゃあ、彼女はどんな「ガラス」の割り方を選んだか?
 珠理奈のようにワールドワイドな人気を獲得し、絶対的なエースでありながら一つのグループにおける「現象」になるのか?(この辺は近日中に書きたいと色々調べています)
 それとも須田亜香里のように、メディアに進出していきお茶の間の人気者になりテレビに出ていることを当たり前にしていくか?
 彼女が選んだのは、リアルの場でした。
 ライオンズに関する仕事もそうですが、やはり、特筆したいのは「トリッパー遊園地」です。
 こちらの舞台、本当に評判が良くて、SKE48を知らない人達にリーチするのに成功しています。特に歌も良かったらしくて、本当に観たかった舞台の一つです。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12447059946.html

 本当にこの舞台、ソフト化されないですかね。
 凄く観てみたかった舞台です。

 また、本来は今年上演されるはずの「毒薬と老嬢 ARSENIC AND OLD LACE」は中止になりましたが、「グランマ!サバイバル!-おばあちゃんからの挑戦状ー」は無観客で配信予定です。「毒薬と老嬢」は大きな施設で上演予定の作品だったので、中止は悲しいですが、まずは「グランマ!」から彼女の最新の演技を楽しむことができればと思います。

 もう、彼女はガラスを割ってしまったでしょうか? 
 それともガラスを割っている途中でしょうか?
 ただ、僕は彼女が持っている声の素晴らしさ、うるんだ時の瞳の美しさ、所作の上品さ、全部、魅力的だと思います。
 時代を超えた舞台を演じられるのならば、僕の好きな時代劇に出ている彼女も観てみたいな、と思っています。映画だと「アルプススタンドのはしの方」のようなある程度、「場」が限られた状態で、表情や仕草、会話でシチュエーションを作っていく作品で彼女がどう演じるかを観てみたいです。

 2020年、という時がアイドル史において間違いなく年表の色が変わった年に、彼女がどんな動きを見せるか、これからも楽しみにしています。

 海の向こうにも彼女の才能に出会う人達がいると思うと、ワクワクしますね。


 

2020年1月25日土曜日

SKE48 次にソロコンが見たいのは誰だ?

4年に1度ぐらいでもいいから


 本日、2020年1月25日は、おーちゃんこと末永桜花さんのソロコンサートがありましたね。
 僕は現場に行けなかったんですが、なかなか良いコンサートだったことがSKE48公式さんの動画から伝わってきました。推しメンのソロコン。セレッソールの皆さんからしたら最高の時間だったと思います。
 で、おーちゃんのソロコンの動画を観ながら考えたわけですよ。
 次にソロコンするなら誰が観たいかな、と。

 そこで、今回は次にソロコンが観たいメンバーを考えてみました。
 ルールとして、今回のおーちゃんのコンサートみたいにゲストもありとします。
 そして、既にソロコンサートをしている、珠理奈、奈和ちゃん、野島樺乃さんは無しにします。まあ、この辺りのメンバーもまた観たいんですけどね。個人的には、奈和ちゃんのソロコンの配信すら見逃したので、是非2回目をやってほしいです。

 さあ、それじゃあ、行ってみましょう!

① 谷真理佳

 
 2016年のソロコンを観た時に、歌の上手さとお笑いのバランスが凄くいいなあ、と思ったんですよね。それに総選挙曲にも恵まれていて、「月の仮面」、「波が伝えるもの」といった名曲が是非聴きたいなあ、と思っています。「大人の世界」というセンター曲もありますしね。
 ゲストは、同じく「波が伝えるもの」のメンバーの水野愛理はどうでしょう?仲が良い、はたごんやぴよすもいいですね。
 彼女が歌う「不器用太陽」も大好きなので、是非実現して欲しいです。

※「月の仮面」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_8.html


② 大場美奈


 映画好きの悪い癖なんですが、映画を観ている時にスクリプトのことを凄く気にするんですね。どんな構成で組み立てたんだろうとか。そういう意味では、みなるんの2016ソロコンでのバランスの良さですよ。
 次も是非、野間口さんと一緒にコントしつつ、歌もしつつで、緩急をつけながらお客さんを飽きさせずに「次はどうなる?」というのを楽しめる総合的なものが観てみたいですね。
 個人的には、みなるんが乃木坂46の「きっかけ」「悲しみの忘れ方」を唄ったら、間違いなく泣くと思います。
 アンコール明けは「今、君といられること」とかも出てくるかもですね。
 ゲストとして、山内鈴蘭が来て「黄金センター」「アンチ」を唄ってくれたら、もうね…。

※みなるんの「アンチ」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/05/blog-post_27.html

③ 竹内彩姫

 
 彼女の朗読がまた聴きたいなあ、と思いましてね。
 朗読って、声だけで表現しなければいけないんで、かなり難易度が高い表現なんですよね。ソロコンの時の彼女の読み方が凄く良かったんですよね。これまでの自分のドラマを語っていく形式なんですよね。あれから4年、彼女にどんなドラマがあったのかを聴いてみたいです。
 ゲストは、同じく本とゆかりの深い鎌田さんとかもどうですかね。
 ビブロフィリア的なアイドルもありだと思っています。

※さきぽんの「あなたがいてくれたから」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_8.html


④ 惣田紗莉渚

 
 独自の世界を持っているんですよね。
 2016年のソロコンを観た時も、宝塚の曲が凄く良かったんですが、出演した「トリッパ-遊園地」の曲も聴いてみたいんですよね(せっかく大阪に来てくれたのに、いけなかったんですよう)。凄い評判がいいのだけ、伝わってくるのが悔しい。
 ゲストは、あえて後輩のふゆっぴはどうでしょう?
 最後は「あの先の未来まで」でまだまだ、旅は続く感じで。

※さりーの「私だけに」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_16.html

⑤ 浅井裕華

 
 選抜コンサートでの「それでも好きだよ」は、ドラマがあって凄い良かったんですよね。
 一人のアイドルとして、どこまで勝負できるかを見せて欲しいな、と思うメンバーです。
 ゲストは、だーすーと見せかけて同じ須田会のレオ様かぴよすはどうでしょう。「狼とプライド」とか観てみたいですね。
 僕としては「制服レジスタンス」を聴いてみたいな、と思いますよ。


⑥ 白井琴望


 やはり、彼女の企画力は目を見張るものがありましてね。
 showroom配信での耐久力を考えると、2時間という時間の中でどこまでアイディアをつめこめるかの戦いになるかも知れません。
 ゲストはやはりゆっちでしょうか。
 「誰にも言わないで」という名曲を眠らせておくのは、勿体ない!

※こっちゃんの「誰にも言わないで」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_9.html


⑦ 佐藤佳穂


 この人は、次はどんな手を打ってくるんだろう、というのがとても興味があります。
 特に予想はできないですが、おーちゃんと「さとながちゃんねる」コンビはどうでしょうか?
 個人的には、「16人姉妹」を完成させてくれてもいいぞ、もっと色々な顔を見せてほしいな、と思っています。

※さとかほの「16人姉妹の歌」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/01/blog-post_44.html


 他にも、はたごんの落語の新しいネタやどんちゃんの新ネタも思い浮かんだんですが、2時間のライブという枠だと、ちょっと長いかなと思ったので、省きました。
 あとは、坂本真凛ちゃん、倉島杏実ちゃんと観るSKE48ライブDVD会とかもおもしろそうでしたが、コンサートじゃないじゃん、と思ったので、同じく省きました。
 あとは、現実的にはだーすーのソロコンとかやっても全く違和感がないんですが、彼女がどんな曲をチョイスするのかも見てみたいですね。「快速と動体視力」とか久しぶりにみたいです。
 どうしても、2016年のソロコンの延長線上に考えてしまう形になってしまいましたが、一人一人のメンバーの良さを知るには凄く良いと思うんですよね。
 だから、運営さん、そろそろ全体ソロコンしようぜ!




※谷のソロコンでの「軽蔑していた愛情」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_25.html

※はたごんの「鷺とり」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_44.html
  

2019年9月28日土曜日

「話食推しメン処サガミ 後藤楽々卒業スペシャル」の感想



すれ違う人の数だけドラマチックになるの


 いよいよ、後藤楽々の卒業が迫ってきましたね。
 思えば、「前のめり」の大抜擢からSKE48の物語に名前を刻み続けたメンバー後藤楽々。
 現在は、「アナウンサーになりたい」という明確な将来の目標があり、ニュースピックスなどに出演して練習中といったところでしょうか。
 SKE48では、女子アナとして成功している先輩がいますから、是非、楽々にも成功してほしいところです。
 さて、そんな楽々の為に、サガミさんが動画を発表していきましたよ。
 

 後藤楽々と関係の深い3人が集まりましたね。
 暖簾をくぐった時のさりーの動作が流石。
 北海料理がダイナミックでうまそう。真木子の料理がダイナミックなのも凄かったですね。
 シャインマスカットが個人的に気になりました。
 で、食べてきたんですがね。
 蕎麦も一緒に。
 


 ちなみに新石切店は、「話食推しメン処サガミ」の写真も貼ってましたよ。
 

 冷やしたい焼きも、皮がモチモチでおいしかった。

 次は、楽々とメンバーが仲良くなったきっかけについて語っていきますよ。



 どんちゃんは、「帰り道が一緒で」。
 これは学校とか、部活でもよくありますよね。
 さりーは、もともと喋ることはありましたが、「大学が一緒になってから」。
 そして、真木子はわりと最初の方から喋っていたそうですが、「私の20歳の生誕祭」。
 出たことも無ければ踊ったことのなかった楽々が、チャレンジしたエピソードは凄く好きですね。「分かってないから出れた」というのも若さゆえですかね。彼女の責任感を感じます。そして、真木子の面倒見の良さも(そのポジションを全部覚えるとは!)。

 楽々との休日の過ごし方のエピソードでは、楽々が実は電車の乗り換えと地図が苦手というのが面白かったですね。
 どんちゃんのゴルフに行ってみたいというプランも素敵。さりーのキャディーも観てみたいですね。
 
 最後はSKE48での活動を振り返る最終回。


 まずは、「後藤楽々のここが好き」というテーマ。
 どんちゃんの「マジ、赤ちゃん。なんか、もう素がめっちゃ子供じゃないですか。子供だけで、ちゃんと自分の芯を持ってるし、しっかりしてるなと」。
 さりーは、はっきりしているところに加えて、「個人的に赤ちゃんなのに、私がへこんだりすねたりするのを見ると、なだめてくれるところが好き」。 
 そして、真木子は「大人になったんだなあって思った」から始まり、「知らないところで言葉遣いがしっかりしてたり、礼儀が正しかったりして」と自分たちの前では見せない楽々の一面を語ります。
 生誕祭での卒業発表のスピーチの良さも誉めてますね。
 
 今だから言えるエピソードのトイレ呼び出し事件も良かったですね。
 真木子は楽々の変化を感じていたんだなあ、と感じました。
 このエピソードで涙するところも真木子の優しい性格を感じました。

 最後は楽々からメンバーへのメッセージ。
 どんちゃんの真木子を支えたいという思いが、楽々を通して知ることが出来たのも良かったですね。さりーと楽々が20歳になったら行くところはどこなんでしょう。
 楽々から見た、キャプテン真木子の姿も良くて、色々なことを耐えてきている姿をメンバーだからこそ、感じるんでしょうね。
 
 楽々の最後のメッセージも凄く良かったですね。
 アイドルという仕事をすることで、色々な人と出会えたというのが、凄く良いなあ、と思います。
 
 はあ、なんというか、楽々の卒業は悲しいですが、「アナウンサー」になりたい、という明確な夢を持って、それを目指す卒業なので、是非、これから頑張って欲しいな、と思います。彼女が真木子を見ていたような冷静な目線で、これから世の中のことを見ながらどう見て行くのかが楽しみです。
 「月刊エンタメ ENTAME」10月号を読むと、チームEのセンターに選ばれたのに自分が出来なかったこと、周りには凄い人達が沢山いるのに、という彼女の謙虚な姿勢も凄く良いんですよね。
 
 いつか、テレビから赤ちゃんみたいな素敵な笑顔で語る、元気な後藤アナウンサーが登場することを期待してますよ。
 なんとなく、楽々のことをイメージした曲を貼っておきますよ。
 

2019年5月7日火曜日

「クラシック大好きアイドル全員集合!」の感想



明日へのヒントを昨日に探して


 皆さん、クラシック音楽は好きですかね?
 僕はそんなに強くなくて、映画で使われているものを少しぐらいという程度です。

 今回はNHKで5月4日に放送されたものの感想を書いていこうと思うんですがね。先に一つ書かせてくださいよ。radikoよ、お前さん。聞き逃し放送は3時間だけ何回でもリピート可能って、この番組、必死でCM飛ばしても2時間40分あるんですけど。あまりの時間、20分しかないんですけど。聞き逃して、本放送1回聴いたら、終わりなんですけど。なんか、ないんですかね、良い方法!



 さて、「クラシック大好きアイドル全員集合!」の司会はビビる大木さんと篠田麻里子様。大木さんは、オードリー若林のことを「若林減税」と呼び(昔、そういうCMがありました)、テレビ局の満員のエレベーターで春日さんと一緒になる度に「みなさーん、春日が『月刊アイアンマン』で連載してる『マッチョでトゥース』読んだ方が良いですよぉ」と言い出す恐ろしい人ですが、今回は普通でしたね。「とっちめてやる!」とか「お前ら、収録前に握手したか?」とか言い出したらどうしようとヒヤヒヤしましたよ。
 篠田麻里子さんは、AKB48のOGで先日結婚しましたね。彼女が出てた映画「ギャングース」は名作ですね。トランペットもやっていたとは。
 更に専門家のピアニストで作曲家の清塚信也さんも解説で来てくださっていますよ。めちゃくちゃノリの良い人でしたが、良いお言葉も多かったですね。

 スタジオには、BEYOOOOONDSの小林萌花さん(グループでピアノを担当)、STU48から瀧野由美子さん(おおっ、この子は知ってますよ。山口県出身だったんですね。瀬戸内シングルではどちらもセンターでしたね。サックス経験者)、SUPER☆GiRLSの石丸千賀さん(3歳からクラシックバレーをしていて、ロシアに住んでいた期間も長かったそうで。凄いぜ)がまず登場。すでにグループの枠を超えていますね。ここに後から、STU48の兵頭葵さんが登場しますよ。全員初めましてなんですね。

 まずは、小林さんの生演奏から。
 ショパンの「練習曲作品10第12革命」です。
 腱鞘炎になるぐらい練習したって、凄いですね。
 この曲は結構色々なところで聴く練習曲だそうで、清塚さんのお話によると、「ショパンって実は、身体が弱くて大きな音を出すのが不得意なんですが、最初から大きな音を出すので、腱鞘炎になったのも分かる気がしますね」という特徴があるそうです。イントロを聴くと、聞き覚えがありますね。

 
 素敵な演奏でした。
 清塚さんから「プロとしても通用する。練習もきめ細やかにやっているのが分かる」という高評価でした。きっかけは幼稚園の時にお迎えの車の中でお母さんにピアノがしたい、とお願いしたこと。ラジオのネタ帳もびっしり書いてくるぐらい真面目な子です。「毎日やってないと、手が鈍ってくる。(3日間休むと)関節に水が溜まったようになります」というストイックさ!

 次は瀧野さん。
 アルトサックスをするんですね。
 サックスってクラシックに入ってないことが多いんですね、初めて知りました(クラシックが出来た頃、まだサックスが出来てなかった)。
 ドビュッシー作曲の「亜麻色の髪の乙女」をサックス用にアレンジして披露します。ピアノ伴奏は兵頭葵さん。

 
 
 これも聴いたことありますよ。
 ここからは、兵頭葵さんもトークに加わります。
 瀧野さんはサックス歴9年で中学からやっているそうで、小学生の頃からサックスに憧れていて、お姉ちゃんが先に吹奏楽部でやってたんですね。最初は見た目に人目ぼれだったんですが、そこからサックスのソロの曲を聴いて、音色に惚れたそうです。
 吹奏楽の選抜に入れなかった、選ばれなかったけど、最後まで諦めないということを学んだという瀧野さん。いい話だなあ。
 次は、兵頭さん。吹奏楽部でクラリネットもしてたんですね。「(クラリネットの)暖かい音が好き」だそうで、今は、ベースも弾けることを話しています。「青い向日葵」だ!
 
 

 次は、3歳の誕生日からバレエをやっていた石丸さん。
 テレビで留学していたロシアのバレエ学校の特集を観て、やりたいと言ったのがきっかけだそうで、物心つく前からバレエへの道を進んでいたんですね。
 13歳の時にロシアの名門ボリショイバレエ学校に特待生留学していた、凄まじい逸材。す、すごい。
 ロシアで怪我をしたことをきっかけに帰国するんですが、テストの為に怪我を我慢しながらやっていたというエピソードが良くてね、根性あるなあ。
 彼女が歌ったカチューシャも、聞き覚えある曲でしたね。

 

 ここからは、清塚先生のコーナー。
 キーワードは、「アイドルとは時代である」
「アイドルとは新しいものを表現していく、時代に敏感にいる。時代=最先端のトレンド。クラシックは今となっては古いが、当時は最先端だった」という内容のお話をベートーベンやショパンを出しながら話してくれましてね。
 トレンドから紐解くクラシック音楽史。
 これが分かりやすくて面白かった。

 1600年代のバッハ「主よ人の望みよ喜びよ」
 実は、この曲は神に捧げるもので、一般の方向けには作ってなかったんですね。宮殿や教会で弾いていて、限られた人しか聴けなかった。トレンドは「神様」。
 1700年代は、モーツァルト「きらきら星変奏曲」
 貴族たちを相手に食事やダンスのBGMとして使われていた。モーツァルトの曲はライトで可愛らしい曲が多く、邪魔にならない。トレンドは「貴族」。
 ちなみにモーツァルトの20年、30年後輩にベートーベンがいます。モーツァルトに弟子入りを許された直後にモーツァルトは亡くなってしまいます。
 モーツァルトの時代のトレンドに反して、「運命」や「月光」を書いたベートーベンの生き方もここで解説されています。彼の人生のベリーハードさよ。音楽をメインに聴いてほしいベートーベンは、音楽会を開いていきます。1700年代終わりころから1800年代初頭のトレンドは「個性」でした。
 ここからは、相手に要求されて作曲することから自分で作ることが出来るようになります。愛や恋、風景の美しさなどを表現するロマン派が誕生、ショパンなどが生まれて活躍していきます。この時代のトレンドは、「ロマンス」。やっと作曲家本人の思いが認められます。
 1900年代が近くなると、ピアノの機能が多機能になっていき、科学の進歩に伴い、芸術が進化していきます。印象はの時代の到来です。ドビュッシーもこの時代に登場。「月の光」が紹介されました。この時代から月の光そのものを描くようになったんですね。この時代のトレンドは「空気感・気分・雰囲気」。
 凄い面白かったですね。僕の好きな映画音楽のBGMもここから来てたんだなあ。
 こういう話を聴くと、色々な音楽に興味が出てきますね。

 ここからは、AKBグループ座談会&セッション。
 メンバーはSKE48の古畑奈和、HKT48の森保まどか、NMB48の山本彩加、AKB48の高岡薫の4人。高岡さんは、チーム8の愛媛県担当のメンバーなんですね。
 この4人は、クラシック大好きだそうで、奈和ちゃんはサックス、森保さんはピアノ、山本さんがトランペット、高岡さんがバイオリンをやってたそうです。
 最初のトークテーマは「楽器との出会い」
 山本さん→部活紹介での先輩の演奏がカッコ良かった。先輩のトランペットが似合うねという言葉も後押しに。コンクールが終わった後の達成感や魅力も。
 奈和ちゃん→中学校の時に、顧問の先生のアピールが凄かった、「入りな、入ったらあなた幸せだよ!」小学校の時に金管楽器もやっていた。サックスは人気が高かったので、ユーフォに行こうとしたが、先生の押しでサックスへ。

 次のトークテーマは「楽器をやってて得したこと」
 高岡さんは、チーム8の周年コンサートでバンドを組んで、披露することがあるとか。「エイトルズ」という名前もカッコいいぜ。バイオリンの高岡さんも映ってますね。
 
 森保さんは、コンクール一筋でやっていたから、ずっと課題がある状態に慣れていたから、忙しさに免疫があるというのが大きかったとのこと。逆に、アイドルを始めてから演奏に役立ったことも多いとか。人前に立って歌って踊るようになったことで、恥ずかしさが無くなり、恥ずかしがらずになりきって演奏できるようになったことを挙げていました。

 最後のテーマは「好きなクラシック音楽」です。 
 まず山本さんは、フンメル作曲「トランペット協奏曲ホ長調」。トランペットのところがカッコいいんですね。
 次は高岡さん。モンティ作曲の「チャールダーシュ」。聴いたらわかるけど、凄い難易度。

 
 
 次は奈和ちゃんが好きな曲。プラネル作曲の「ロマンティック組曲」。奈和ちゃんが初めて楽譜を買った曲です。サックスの色気やサックスならではのものが詰め込まれているそうです。

 最後は森保さん。ショパン作曲の「子犬のワルツ」。ショパンが庭で遊んでいる子犬をイメージして作った曲で、情景を思い浮かべながら聴くのも楽しいそうです。軽やかで可愛い曲でしたね。

 そして、スペシャルセッションへ。
 「365日の紙飛行機」を演奏します。
 演奏前の「準備大丈夫?」という森保さんの目が、奈和ちゃんは好きだったようで、やり直しの度に「あの目がもう一回見られる」と嬉しかったそうです。相変わらず、独自の観点を持ってますね。
 演奏も本当によくてね。
 奈和ちゃんのサックスも好きですが、高岡さんのバイオリンも好きでしたよ。森保さんのピアノの美しさ、そして、要所要所できちんと曲をリードしていく山本さんのトランペットも。終わり方も良かったですね。

 さて、番組は後半へ。
 まずは、石丸さんが好きな曲の紹介。チャイコフスキー作曲「くるみ割り人形 金平糖の精の踊り」です。女王の品格を醸し出す、とても落ち着いた1曲だそうで、うーん、しっとりしてますね。踊りも可愛いんですって。

 次は瀧野さんが好きな曲。レハール作曲「喜歌劇 ロシアの皇太子セレクション」です。お姉さんが吹奏楽で練習している時に観に行って聞いたのが、これで、鈴木英史さんの編曲だとサックスの部分もあって、これを聴くと初心に戻るそうです。

 最後は小林さんが好きな曲。ヨハネス・ブラームス作曲「チェロ・ソナタ第1番」です。この曲はチェロの良さが良く出ている曲で、メロディが楽器の良さを活かしているという素晴らしい紹介。すごいな、この子。ブラームスは言葉ではなく、音楽を通して自分を表していったことが魅力的だそうです。この年でブラームスに目覚めているのは、凄いと清塚さんも高評価。

 ここで、ブラームスの肉声が紹介されます。
 生演奏がなんとか録音されていたそうです。
 いやあ、こういうの時代を感じられて良いですね。

 ここからは、音楽評論家の片山杜秀さんが登場します。
 普段は、「クラシックの迷宮」という番組を担当されています。
 学校では教えてくれないクラシックを教えてくれますよ。
 アイドルが常に常識を打ち破っていくように、クラシックも新しい手をどんどん出してきた歴史があるそうです。

 テレマン作曲「アルスター序曲」カラス・カエルの声
 L・モーツァルト作曲「狩りの交響曲」狩猟の様子(鉄砲や角笛の音、効果音の指定)
 久石譲(藤澤守)作曲「ストレンジアンサンブルのための二つの小品 素早く動いている対比」二つの音の対比。
 ジョン・ケージ作曲「4分33秒」4分33秒間、音を出さないで引っ込む。自分の音を書かない。
 シュトックハウゼン作曲「ヘリコプター弦楽四重奏曲」4人バラバラのヘリコプターに乗り演奏。地上で観客は聴く。

 「芸術家にとって変態は誉め言葉」ということを実感した石丸さん。
 瀧野さんは、「クラシックのことがより知れた。なんでもありなんだな」と感心。
 兵頭さんは「これはクラシックって自分で決めたら、それがクラシックかなと思いました」と先生の意図をくみ取った感想。
 小林さんは、「こういう機会で知ることが出来てよかったです」と嬉しそう。
 うーむ、クラシックって自由なんですね。

 最後は先生からのクラシック音楽で世界旅行のプレゼント。
 国だけじゃなくて、時空も越えますよ。
 日本→ドイツ(バッハ)→ウィーン(モーツァルト・ベートーベン)→ポーランドからフランス(ショパン・ドビュッシー)→アメリカ(ガーシュウィン)→アルゼンチン(ピアソラ)→日本というルート。
 個人的には、日本が一番すきかも。

 最後はみんなでセッション!
 アイドルの垣根を越えて演奏するとは!
 楽器演奏者ではない石丸さんは、ポエトリーリーディングです。ロシアの詩人であるアファナーシー・フェートの詩をロシア語で朗読して、清塚さんがその詩から受けたインスピレーションを元に即興で音楽をつけるというね。豪華だし、石丸さんの特技も生きてる!
 そして、小林さんと兵頭葵さんの2台のピアノに、瀧野さんのサックスでチャイコフスキー作曲「花のワルツ」です。今回の為にスペシャルアレンジをした編成。

 いやあ、凄く良かった。
 特に即興で詩のバックミュージックを作って行く清塚先生。そして、日本語訳の意味を踏まえて朗読していく石丸さん。二人のピアノと後半からのサックスのメロディが素敵な「花のワルツ」。
 大木さんの演奏しながら会話しているというコメントも良かったですね。
 初対面の人達が音楽で繋がって行く。
 クラシックに興味がなかった僕ですが、魅力的な曲を沢山知ることができましたよ。

 この番組、これからも継続して欲しいなあ、と思うぐらい為になるし、夢があるラジオ番組でした。

 平成は、48グループ内だけでも競い合うことが多かったんですが、総選挙がなくなった令和からは、こういう風に何かを通して、協力して良いものを作っていくことが出来るのかもしれませんね。


おまけ クラシックアイドル図鑑

SKE48 須田亜香里

 クラシックバレエを5歳の時に祖母から「姿勢が良くなるから」という勧めで始める。クラシックバレエの魅力は言葉が無くても通じるところ。去年は、キューバの国立バレーで現地の生徒たちに交じって教わることも。

 自分の好きな曲 ドリーブ作曲「コッペリア スワニルダのヴァリエーション」
 
 
虹のコンキスタドール 隈本茉莉奈
 3歳の頃、お姉ちゃんが弾くピアノをきっかけにピアノを始める。ショパンのワルツ集が好きで、一番初めに載っていたこの曲を弾くのが目標だった。ピアノの魅力は言葉を使わなくても自分の気持ちを伝えられるところ。絶対音感も身に着いた。

 演奏に挑戦した曲 ショパン作曲「華麗な大円舞曲」

 
スリジエ 茜紬うた
 小学校3年生の時に学校の金管バンドに入ったことがきっかけでクラシック音楽と出会う。歌詞がないので、最初はどんな気持ちで演奏していけばいいのか分からず、技術も足りず、譜面も難しいので苦戦していた。
 ベートーベンが好きで、他の作曲家と比べてストレートな曲が多い。
 聴いていて、ベートーベンがこの時、どんな気持ちでこの曲を作ったのか、どういう人生の中でもがいてきたのか、押し寄せてくるのが、好き。
 自分の好きな曲 ベートーベン作曲「運命」。
 


SKE48 惣田紗莉渚
 クラシックバレーと幼稚園の5歳の頃に出会う。それから15年間バレーを続ける。クラシックバレーの魅力は、言葉がないけれど、ダンスや体の動きで気持ちや物語を伝えられるところ。また、バレーをしていたことでSKE48のバレー曲にも活かされた。
 自分の好きな曲 ミンクス作曲「ドン・キホーテ キューピットのバリエーション」


Jewel☆Neige 小林杏実
 中学1年生の時、フルートに出会う。一番前に並んでいたフルートを観て、一番前に座れるならフルートにしようと決める。フルートパートの先輩達も優しく、どんどんフルートが好きになっていく。卒業するころには目立てるとか関係なくフルートが好きに。
 フルートの魅力は音色だと思う。低温だと「お母さんの喋り方のように柔らかい喋り方」、高音になってくると「小鳥の声のようになる」のが凄く好き。
 演奏にチャレンジした曲 アルビージ作曲「小組曲第2番第1楽章春の歌」


 ナナランド 西嶋奈々子
 中学生の時にトランペットと出会う。トランペット歴は現在で6年。姉が吹奏楽部に居て、コンサートに行く機会が何度かあり、その時に「トランペットカッコいいな」と思った。トランペットは高音を出すのが気持ち良くて、高音や音色を出すのは難しいけど、自分が努力して練習したら、トランペットも応えてくれる、仲良くなってくれるところが魅力。
 演奏にチャレンジした曲 アーバン作曲「ビューティフルスノー」
  
 

仮面女子 月野もあ
 フルートと中学1年生の時に出会う。吹奏楽部がきっかけ。フルートの魅力は音の質感。綺麗にぬけていく音。純粋にフルートはカワイイ。
 演奏した曲はいかに美しく流れるように吹くかが課題。以前、ピアノで演奏したことがあるが、ピアノには息継ぎがないが、フルートには息継ぎがあるのが大変だった。
 演奏に挑戦した曲 バッハ作曲「主よ人の望みよ喜びよ」

 

CROWN POP 田中咲帆
 バイオリンとの出会いは、2歳か3歳ぐらいの時におもちゃのバイオリンを弾いていたこと。バイオリンの魅力は小さくて持ち運びができるので、色々なところで練習ができること。
 演奏に挑戦した曲はザイツ作曲「バイオリン協奏曲第2番」



 =LOVE 諸橋沙夏
 合唱との出会いは、中学生の時の合唱祭。そこから歌うことの楽しさを学ぶ。合唱の魅力は、言葉が通じなくても何か感じ取れるものがある。耳にすっと入ってくるものもある。今の人でも歌いやすいものが多い。合唱が身近に感じられるのが魅力。
 好きな曲 森山直太朗・御徒町凪作曲「虹」



※頼む、アイドルの運営さん!ラジオで聴き取りやすいアイドル名を付けてくれ!おまけのつもりが、ここが一番時間がかかったとさ。