衝撃のラスト
映画を観に行くと予告編が流れて本編が始まりますよね。
皆さん、好きな予告編ってありますか?
48グループ関連だとドキュメンタリー映画の3作目が好きでしてね。
何か飛んでもないことが起こっているんじゃないか、ということを感じさせる音楽ですね。「戸賀崎さんが泣いてる!早く本編が観たい!」と思わされたもんです。
そして、予告編の醍醐味と言えば、ガンガン飛び交うパワーワードとカッコいいナレーションだと思うんですね。この手のワクワク感でいえば、「仮面ライダー龍騎」の映画と「ハイロー」3作目の映画の予告が好きでしてね。特にハイローは、本編より予告の方が面白そうじゃないか、という説も僕の中でありますよ。
※あとは「ガメラ3」の予告の勢いとかね。
さてさて、なんでこんな話をしたかというと、今回紹介する「君の嘘を知っていた」なんですが、MVが映画の予告編の形で作られてましてね。まずは、歌詞の世界から見ていきましょう。
「君の嘘を知っていた 透き通ってるその瞳は隠せなかった」
いきなりバレてるわけですね。君の嘘とはいったい何か。
「ごめんねなんて急に俯いて言わないで 前髪に隠れた涙の気配」
うわあ、もう泣く気配ガンガンしてるわけです。嘘ついた側に泣かれるのは、手の出しようがない。
「僕が気づいたことで悲しませたくなかった 知らないふりをして 愛し続けた」
相手の浮気に気づいてるのに、「悲しませたくなかった」という理由で知らないふりをするのは、優しいけど、辛い。
「あの日 運命すれ違って 負荷がかかった 愛の歯車軋んだのは すべて幻に見えたから」
「あの日」に何か「負荷がかかった」ようなことがあって、二人の関係に軋みが入り、すべてが「幻」、存在しないものに見えてしまったんですね。
「君の嘘を知っていた 雨の音が大きく聞こえた真夜中に 君の嘘を知っていた 透き通ってるその瞳は隠せなかった」
「雨の音」が「大きく聞こえた」ぐらい、他の要素がもう見えなくなっているんでしょうね。ショックの大きさが分かります。
「これからどうしようか 正解がわからない」
うん、そりゃそうなりますよね。
「裏切られたなんて思っていない 信じていたことを後悔してはいないし これでサヨナラなら 切なすぎる」
「嘘」をつかれて「裏切られたなんて思っていない」ということは、この人めちゃくちゃ彼女のことを愛してるんですね。盲目なぐらいに。個人的な体験ですが、前の職場の女性陣に浮気された時の話を聞くと、「私に魅力がないから」とか「それでも許すと思う」という答えを一部の方からいただきましてね。そんなもんですかねえ、と思うんですが、自分も実はこの歌の主人公と同じような対応しそうだなあ、と思います。原因を自分に求めるか相手に求めるかですかね。
「あの日 誰かと何してても 僕は責めないよ」
こういうとこ!
「愛はどこまで許せるかさ 愛してることを確かめた」
これは、難しいとこでね。許せば許すほど、相手はまた「嘘」をつくかも知れないし。
「君は何も悪くない 腕に抱いて慰めるとまた泣いた 君は何も悪くない 傷ついたのは僕じゃなくて君の方さ」
これもねえ、「嘘」をつかなきゃいけない状況を作った自分が悪いと思ってるんですかね。本来、自分の方が傷ついたのに、「君」の方が傷ついたと言ってるわけですから。めちゃめちゃ相手を甘やかす彼氏じゃないか、と思うんですが、自分も同じ立場だったらそう言いそうだな、と。相手によりますがね。
最後に大サビで1番のサビが来て終わります。
この曲の歌詞は、「サヨナラ」を避けようとして、無理やりにでも自分の「罪」を探していくところが切なくてですね。「嘘」を告白した彼女の側も辛いでしょうしね。果たしてこの二人の関係は再生できるんでしょうか。
さて、次はMVを観ていきましょう。
「わたしたちは なぜ願うのだろう 生きたい、と」というモノローグから始まります。まりやぎこと永尾まりやさんが、線路の前で今にも死にそうな感じで立ってるんですね。線路の方に一歩進もうとすると、そこに男が。
謎の前作からのタイトル。こういうのよくあるなあ。
前半のあらすじを超雑に説明すると、山下真司が二人の女性と交際してて、娘が二人いるんですね。二人とも山下真司の遺伝子1ミリも受け継いでねえじゃねえか!という野暮なツッコミは無しにしてね。
お金の管理がツッコミどころ満載の画像が1枚ありましたが、気にせず進めていくと、まりやぎはさっきの線路で出会った男と良い関係になっていくんですね。それは母が貧しいながらも山下真司と幸せそうだったのに似てね。そして、幸せそうに花火をしているまりやぎさんの笑顔が良くてね。
調べたら今は、グラビアアイドルとか女優として頑張ってるんですね。そんなまりやぎを観て、ジェラシーとなる奈和ちゃん。単純に怖い。
いや、どうなってんだよ、この家の金の管理。この街、銀行ねえのかよ。と我慢の限界がきてツッコミましたが、金持ちだよ、ということをビジュアル的に伝えてくれてるんでしょうね。
実は二人は同じペンダントを持っていた!なんか大映ドラマっぽい演出!
2番ではなんか、モデルっぽい人々が出てきますよ。
よくわからん間に菊池あやかが捕まっている!
その頃、まりやぎの信頼できるお友達であるもっちーこと倉持明日香さんが、奈和ちゃんに金で買収されていますよ!って、これも現金をそのまま渡すというね。
家政婦のれいにゃんが、もう小学生でもわかるぐらい悪いことを企んでいますね。
まあねえ、あんだけ杜撰なお金の管理をしてたらねえ。
そして、もっちーはまりやぎの相手の男性を奪うどころか、子供まで!
まりやぎショック!
その頃、捕まったきくぢ達は、どんな凄惨な拷問に合っているのか、というとボールを投げられるという、なんともチャーミングな攻撃に合ってましてね。いや、段々スピードが上がって行って、「アウトレイジ ビヨンド」みたいなことになるかも知れない。そう、このMVはたまたま冒頭を切り取っただけでね。
そして、朝の街を歩くまりやぎは吐血!
急展開すぎる!
お金を持ってにげるれいにゃん。追っかける金持ち親子。
そして、ここでカットバックのように挟みこまれる入院したまりやぎ。
泣く奈和ちゃん。
もう時系列がこんがらがってきましたが、なんらかの方法で脱出したきくぢを追うモデル軍団。
なんでこうなったか分かりませんが、もちくらさんと男が歩く中、その子供のベビーカーを持って歩くまりやぎ。ところが、うっかりミスで手を離してしまいます。ベビーカーが!映画「アンタッチャブル」でこういうのあったなあ。
大変だあ!となるきくぢ。
たまたま気づく通りすがりのノザ。
助けに行ったノザがどえらいことに!
うわあああああ!
アイドル身体張り過ぎぃ!
「悪女」とか「ミッションインポッシブル」の観過ぎで車に引かれたぐらいならノーダメージと思ってたんですが、全然違いますね。
最後はネタ晴らしをね。ちゃんとCGですよと。
このMVの見どころとしては、ひと昔前の昼ドラマのようなドロドロ模様と、たぶんこの後も負の連鎖は止まらないんだろうなあ、という不幸エンターテイメントとしては、100点の展開。2番の途中で差し込まれてたあきちゃが瀕死になるのも、さっきのとこなんでしょうね。
これの本編がいったいどんな映画なのか、気になって仕方ないですね。
あんまり触れてなかったですけど、きくぢはいったい何者なのかとか、ATMお姉さんからどんな恨みを買っていたのかとか。もちくらさんと抱き合ってたお医者さんが本当の子供の親なのか、とかね。
あまりにも「君の嘘」が多すぎそうな映画になりそうですが、まりやぎが雨に打たれて叫んでいるということは、相手の男の嘘なのか、もちくらさんの嘘なのか。いやあ、本編が観たい。
予告編という意味では「世界が泣いているなら」のMVも似てますね。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_2.html
浮気された瞬間を描いた「愛の色」の記事も併せて読むと面白いかも。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_6.html
「君の嘘を知っていた 透き通ってるその瞳は隠せなかった」
いきなりバレてるわけですね。君の嘘とはいったい何か。
「ごめんねなんて急に俯いて言わないで 前髪に隠れた涙の気配」
うわあ、もう泣く気配ガンガンしてるわけです。嘘ついた側に泣かれるのは、手の出しようがない。
「僕が気づいたことで悲しませたくなかった 知らないふりをして 愛し続けた」
相手の浮気に気づいてるのに、「悲しませたくなかった」という理由で知らないふりをするのは、優しいけど、辛い。
「あの日 運命すれ違って 負荷がかかった 愛の歯車軋んだのは すべて幻に見えたから」
「あの日」に何か「負荷がかかった」ようなことがあって、二人の関係に軋みが入り、すべてが「幻」、存在しないものに見えてしまったんですね。
「君の嘘を知っていた 雨の音が大きく聞こえた真夜中に 君の嘘を知っていた 透き通ってるその瞳は隠せなかった」
「雨の音」が「大きく聞こえた」ぐらい、他の要素がもう見えなくなっているんでしょうね。ショックの大きさが分かります。
「これからどうしようか 正解がわからない」
うん、そりゃそうなりますよね。
「裏切られたなんて思っていない 信じていたことを後悔してはいないし これでサヨナラなら 切なすぎる」
「嘘」をつかれて「裏切られたなんて思っていない」ということは、この人めちゃくちゃ彼女のことを愛してるんですね。盲目なぐらいに。個人的な体験ですが、前の職場の女性陣に浮気された時の話を聞くと、「私に魅力がないから」とか「それでも許すと思う」という答えを一部の方からいただきましてね。そんなもんですかねえ、と思うんですが、自分も実はこの歌の主人公と同じような対応しそうだなあ、と思います。原因を自分に求めるか相手に求めるかですかね。
「あの日 誰かと何してても 僕は責めないよ」
こういうとこ!
「愛はどこまで許せるかさ 愛してることを確かめた」
これは、難しいとこでね。許せば許すほど、相手はまた「嘘」をつくかも知れないし。
「君は何も悪くない 腕に抱いて慰めるとまた泣いた 君は何も悪くない 傷ついたのは僕じゃなくて君の方さ」
これもねえ、「嘘」をつかなきゃいけない状況を作った自分が悪いと思ってるんですかね。本来、自分の方が傷ついたのに、「君」の方が傷ついたと言ってるわけですから。めちゃめちゃ相手を甘やかす彼氏じゃないか、と思うんですが、自分も同じ立場だったらそう言いそうだな、と。相手によりますがね。
最後に大サビで1番のサビが来て終わります。
この曲の歌詞は、「サヨナラ」を避けようとして、無理やりにでも自分の「罪」を探していくところが切なくてですね。「嘘」を告白した彼女の側も辛いでしょうしね。果たしてこの二人の関係は再生できるんでしょうか。
さて、次はMVを観ていきましょう。
「わたしたちは なぜ願うのだろう 生きたい、と」というモノローグから始まります。まりやぎこと永尾まりやさんが、線路の前で今にも死にそうな感じで立ってるんですね。線路の方に一歩進もうとすると、そこに男が。
謎の前作からのタイトル。こういうのよくあるなあ。
前半のあらすじを超雑に説明すると、山下真司が二人の女性と交際してて、娘が二人いるんですね。二人とも山下真司の遺伝子1ミリも受け継いでねえじゃねえか!という野暮なツッコミは無しにしてね。
お金の管理がツッコミどころ満載の画像が1枚ありましたが、気にせず進めていくと、まりやぎはさっきの線路で出会った男と良い関係になっていくんですね。それは母が貧しいながらも山下真司と幸せそうだったのに似てね。そして、幸せそうに花火をしているまりやぎさんの笑顔が良くてね。
調べたら今は、グラビアアイドルとか女優として頑張ってるんですね。そんなまりやぎを観て、ジェラシーとなる奈和ちゃん。単純に怖い。
いや、どうなってんだよ、この家の金の管理。この街、銀行ねえのかよ。と我慢の限界がきてツッコミましたが、金持ちだよ、ということをビジュアル的に伝えてくれてるんでしょうね。
実は二人は同じペンダントを持っていた!なんか大映ドラマっぽい演出!
2番ではなんか、モデルっぽい人々が出てきますよ。
よくわからん間に菊池あやかが捕まっている!
その頃、まりやぎの信頼できるお友達であるもっちーこと倉持明日香さんが、奈和ちゃんに金で買収されていますよ!って、これも現金をそのまま渡すというね。
家政婦のれいにゃんが、もう小学生でもわかるぐらい悪いことを企んでいますね。
まあねえ、あんだけ杜撰なお金の管理をしてたらねえ。
そして、もっちーはまりやぎの相手の男性を奪うどころか、子供まで!
まりやぎショック!
その頃、捕まったきくぢ達は、どんな凄惨な拷問に合っているのか、というとボールを投げられるという、なんともチャーミングな攻撃に合ってましてね。いや、段々スピードが上がって行って、「アウトレイジ ビヨンド」みたいなことになるかも知れない。そう、このMVはたまたま冒頭を切り取っただけでね。
そして、朝の街を歩くまりやぎは吐血!
急展開すぎる!
お金を持ってにげるれいにゃん。追っかける金持ち親子。
そして、ここでカットバックのように挟みこまれる入院したまりやぎ。
泣く奈和ちゃん。
もう時系列がこんがらがってきましたが、なんらかの方法で脱出したきくぢを追うモデル軍団。
なんでこうなったか分かりませんが、もちくらさんと男が歩く中、その子供のベビーカーを持って歩くまりやぎ。ところが、うっかりミスで手を離してしまいます。ベビーカーが!映画「アンタッチャブル」でこういうのあったなあ。
大変だあ!となるきくぢ。
たまたま気づく通りすがりのノザ。
助けに行ったノザがどえらいことに!
うわあああああ!
アイドル身体張り過ぎぃ!
「悪女」とか「ミッションインポッシブル」の観過ぎで車に引かれたぐらいならノーダメージと思ってたんですが、全然違いますね。
最後はネタ晴らしをね。ちゃんとCGですよと。
このMVの見どころとしては、ひと昔前の昼ドラマのようなドロドロ模様と、たぶんこの後も負の連鎖は止まらないんだろうなあ、という不幸エンターテイメントとしては、100点の展開。2番の途中で差し込まれてたあきちゃが瀕死になるのも、さっきのとこなんでしょうね。
これの本編がいったいどんな映画なのか、気になって仕方ないですね。
あんまり触れてなかったですけど、きくぢはいったい何者なのかとか、ATMお姉さんからどんな恨みを買っていたのかとか。もちくらさんと抱き合ってたお医者さんが本当の子供の親なのか、とかね。
あまりにも「君の嘘」が多すぎそうな映画になりそうですが、まりやぎが雨に打たれて叫んでいるということは、相手の男の嘘なのか、もちくらさんの嘘なのか。いやあ、本編が観たい。
予告編という意味では「世界が泣いているなら」のMVも似てますね。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_2.html
浮気された瞬間を描いた「愛の色」の記事も併せて読むと面白いかも。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_6.html