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2019年4月24日水曜日

赤いピンヒールとプロフェッサー②



王者の凱旋


 2018年6月16日から2018年9月6日までの間、松井珠理奈はSKE48の歴史から姿を消します。ずっと悲願だった総選挙1位を手にした翌日から居なくなるという運命は、あまりにも皮肉です。表舞台を離れた原因としては、SKEヲタ目線で書くとフェアではないと思いますが、僕の見解としては、「文化の違い」「育ってきた環境」「グループの色」の違いだと思います。
 まあ、げんなりするぐらいアンチが増えましたし、何も知らない人達からも散々言われたもんですよ。

 さて、珠理奈が復帰するまでのSKE48に関しては、映画「アイドル」というドキュメンタリー映画に描かれてましたね。僕は、あの映画に関しては、納得いかない部分があるので、手にいれてすぐに本編ディスクは捨てましたが、良い面も多くてね。
 たとえば、珠理奈が復帰する舞台裏を公式の映像で観られるのはこれぐらいなんですね。予告をちょっと観てみましょう。



 予告の最後の方に、2018年のリクエストアワーで登場する珠理奈が出てましたね。
 9月6日の野島樺乃生誕祭で復帰の挨拶をした珠理奈は、同年9月15日のリクエストアワー2018最終日の第3位「赤いピンヒールとプロフェッサー」でいよいよパーフォーマンスをします。
 9月6日は公演を珠理奈はモニターで観ていたんですが、きっと自分も踊りたかったんでしょうね。



 事前にリクアワで復帰するのでは、という噂はあったんですが、「思い出以上」で珠理奈が登場しなかったことで「ちょっと無理かも」と思い始めたんですね(この曲に対しての山内鈴蘭の発信が良かったので、これもまたいつか)。
 しかし、そんな予想を裏切り、第3位で珠理奈が登場!
 現地にいた人間としては、第3位が表示された時に、まだメンバーが出てない時に「珠理奈!」と叫んでいた方がいましたね。ずっと待ってたんでしょう。
 登場した時の盛り上がりが凄くてね。
 珠理奈自体、登場した時に少しはにかんだような笑顔になっていましたね。
 パーフォーマンスも圧巻の出来でしてね。
 本当に復帰戦かよ!と言いたくなるぐらいでしてた。
 大サビ前で黒いレザーのコートから赤いドレスに変身し、大サビでは赤い羽根が舞い散る中で踊る姿は、思わず「あれ、これが1位?」と思うぐらい画が綺麗で。
 パーフォーマンスが終わった後の、彼女の爽やかな笑顔とメンバー達の表情が本当によくってね(しみじみ)。バックダンサーを務めた都築里佳・山内鈴蘭・杉山愛佳・上村亜柚香それぞれのコメントも素敵だったんですが、中でもぴよすこと都築里佳のコメントを聞いてもう1回、ぴよすのパフォーマンスを観てみると、彼女の意気込みが伝わって良いですよ。
 
 さて、復帰後の珠理奈は失われた時を取り戻すかのように活躍します。
 「Stand by you」のセンター、バラエティー出演、ドラマ出演などのメディア仕事もどんどん増やしています。もし、出来たら、彼女が大好きなプロレスの仕事がまた返ってかないかなあ、とも思ってましてね。
 新日本プロレスさん、お願いしますよ。
 握手会で中邑真輔の話できるの彼女ぐらいなんですよ。

 と、まあ馬鹿なことを書きましたが、先日の「SKE版 ハムレット」を観ても感じたように、SKE48のストーリーに間違いなく必要な人物であり中心人物の一人が松井珠理奈であるなあ、と認識させられた2018年でした。
 2019年は総選挙がありません。
 1位を手にした彼女は、次に何を掴むのか。
 僕個人としては、松井玲奈との再会がいつになるのか、凄く気になっています。

 ソロコンの時を書いた「赤いピンヒールとプロフェッサー①」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_36.html



 
 
 
   
 

2018年12月3日月曜日

赤いピンヒールとプロフェッサー①

伝説誕生


 スポーツで、その選手が出るだけで場の空気を変えてしまう選手がいます。
 映画でも、その俳優が出るだけで緊張が走る俳優がいます。
 じゃあ、アイドルは?
 
 その問いの答えが今回紹介する「SKE48 SOLOCON 2016」にあります。

 このソロコン、始まる前は文句ばっかり言ってたんですよ、僕は。
 「なんだよ、ソロコンって、素直にリクアワやりゃいいんだよ」なんてぶつくさ文句を言いながら、ちゃっかりコンサートの応募はするという、映画「ゴーン・ガール」の亭主ぐらいのせこさを発揮しているわけです。それで、おそらく、運営サイドも「なんか、ゴーン・ガールの亭主みたいな奴が応募してきたな、5階席に飛ばしとこう」という感じで、僕に2日目夜公演、5階最前列という、立ち上がってバランスを崩そうもんなら、即落下という危険度120%の席を用意してくれたわけです。おそらく、ここで悪質なファンを一人減らしておこうという考えだったんでしょう。


 また、「赤いピンヒールとプロフェッサー」も本店のAKB48のアルバム「ここがロドスだ、ここで跳べ」の中の曲で、はっきり言って「いや、付き合いで聴くけどさ。そんなにね」という感じだったんですね。「一応、スピルバーグだから観るけどさ」みたいな感じだったんですね。


 そして、迎えた当日、山田樹奈から始まり、さきぽんの朗読に感動したり、谷の歌のうまさに驚いたり、真木子のコントに笑ったりとお腹いっぱいだったわけですよ。で、とどめにゆななの「ウルトラ兄弟を超えていけ」的な全グループ早変わりで、もう満点だったわけです。いやあ、良かった良かったと。そして、最後に珠理奈の出番が来るんですが。

 はっきり言って、度肝を抜かれたといいますか。
 これは、強すぎる。
 ラスボスという言葉がふさわしいか分かりませんが、これが王者の実力だ!と言わんばかりのパフォーマンスを見せまして。
 そう、これだ、これが見たかったんだ!と「13人の刺客」を観た時のような気分になりましてね。MCなしで10分間踊りまくるわけです。


 最後に「赤いピンヒールとプロフェッサー」を披露するんですが、あえて間を作るんですね。靴を履き替えて(曲ごとに靴が変わってます)そして、履いてからのドゥーンというあの効果音と共に始まるんですが、もう、平成ライダーの最終フォームを思わす無敵感なんですね。
 5階席から見ると、男性のバックダンサー陣とも動きが合っていて、来るまでなめていたあの曲が、帰り道には「ウォウ、ウォウ、ウォウ」の動きをしたくなるぐらいの名曲になっていたわけです。
 たった1回のパフォーマンスで曲のイメージを変えてしまうとは。
 前々から松井珠理奈、バーフバリ説を唱えている僕からすれば、やはり、彼女のセンター適正はすごいなと。そして、くぐってきた修羅場の数が違うと。

 なんとなく、バーフバリの動画を張っておきますね。
https://youtu.be/ox5_z35dF_w

 今、彼女のレベルに迫りつつあるゆなな、そして、実は今、だーすーの赤ピンが一番みたいです。総選挙2位になり、珠理奈の代わりにパンチラインセンターを務めた彼女がどんな赤ピンを見せるのか。いつくるか分かりませんが、楽しみに待っていたいと思います。

 そして、運営さんゴメン、またソロコンもみたい!
 えっ、珠理奈がバーフバリなら2作目はって? 
 ほら、まだ今年のリクアワのDVD出てないから。お茶でも飲んで待っててください。