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2019年5月16日木曜日

「古川未鈴と古畑奈和のいにしえ乙女酒 #7」の感想



君のままで変わればいい


 早いもんで、第7回です。毎回冒頭のナレーションで「新番組」って言ってますけど、キンちゃんラーメン的な永遠に新発売みたいな感じですかね。

 今回はオヤジ呑みですって。もうね、後半に出てくるあの親父のための回なんじゃないか、と思ってますよ。この動画のサムネの右側にいるね。



 東京・新宿西口 思い出横丁に来た二人。
 サラリーマンたちのオアシス的な場所で、昭和の味と人情を楽しむわけですね。

 とりあえず、ごちゃごちゃしてて路地が細いですね。
 昼間なのに飲んでる人が多い。
 今日の1軒めは「築地三代」さん。
 年間を通して美味しい牡蠣が食べられるんですって。
 豊洲の仲卸が直で経営しているオイスターバーで、目の前の牡蠣の山にびっくりです。
 社長が毎日、市場でゲットしているので新鮮な牡蠣が手に入るんですね。
 黒ラベルの表彰状がありますが、サッポロさんが、覆面調査で調査したそうで。ビールも凄いんですね。
 「泡がめちゃくちゃなめらか、そして飲みやすい。なんか…おいしい」と奈和ちゃん。
 まずは「2産地食べ比べセット(長崎県・椿/兵庫県・室津)」(950円)から。長崎の方は、噛むと味が変わるので、限界まで噛むのがおすすめだそうです。
 兵庫県・室津の生牡蠣を始めて食べるという奈和ちゃん。
 「んんん、んま!」と奈和ちゃん。
 今度は岩牡蠣を食べる奈和ちゃん。
 再び、黙って味を噛みしめます。
 「ちょっと、お時間ください。今、噛みしめています。よく噛んでということなんで。」という古川さんのフォロー。
 「んまっ!おーいしー。最初、しょっぱいな、と思ったんですよ。結構塩の感じが強いっと思ったけど。段々とナチュラルな牡蠣の甘さとうま味がぐわぁっと」と奈和ちゃんの食レポ。

 次は古川さんがどうしても食べたかった、「素焼き」(500円)と「西京みそバター焼き」(550円)が出来上がります。
 まずは素焼きを食べます。
 生で食べるより、役とうま味が濃縮されるそうです。
 おいしさに深く頷いて、ビールを飲む古川さん。
 さらに「西京みそバター焼き」も食べます。
 「味噌がチーズかなと思うぐらい濃厚」だそうです。
 思い出横丁の歴史を聞いてみると、戦後の闇市の頃からあるとか。
 ええっ、じゃあ、「今昔続百鬼」の多々良先生とかも飲みに来てたの?(京極夏彦の読みすぎ)
 こちらのお店はまだ2年目なんですが、元々定食屋さんをやっていた店長さんが、築地三代のオーナーに雇われてお店を経営してたんですね。
 「いい文化を残しつつも少しずつ変わっていくんだね」と古川さん。
 
 次に奈和ちゃんが頼んだのはレモンチェッロソーダ(500円)。
 皮を砂糖漬けにしたものをウォッカで割っているのですっぱくないそうです。
 小さく震えて「おいしいめちゃくちゃスッキリしますね」と奈和ちゃん。

 今度は、激レアなサメの心臓刺身(980円)を食べることになった二人。
 東京だと気仙沼の2倍はかかるし、年に1回か2回しかお店に出ないそうです。
 なんて激レアな肉。若林研究員にカテゴリー付けしてほしい。
 いつお店に出てるかも分からない、という相当レアなものです。
 今回も奈和ちゃんは、2杯飲み干していました。


 次はうなぎの新たな魅力に出会える「カブト」さん。
 ライトにめちゃくちゃコゲみたいなのついてるじゃないですか。
 ウナギの頭から下まで7本というカテゴリー分けをして、全部を食べることが出来る店なんですね。「一通」(1850円)を頼むことになった二人。
 お店は70年の歴史があり、今は4代目だそうです。
 
 「三重県/宮崎本店 キンミヤ焼酎」を頼んだ二人、梅シロップを入れて味を楽しむんですね。「ほんのり梅風味がつきますね」と古川さん。

 隣りの席のウルヴァリンみたいな髪型のおっさんのキャラが濃いですね。
 古川さんのコメントの時に画角の隅からピースしてくるウルヴァリン。
 古川さんのコメントの時に隣でうなぎの感想を喋り続けるウルヴァリン。
 奈和ちゃんの横でたばこをふかすウルヴァリン。奈和ちゃんの顔にかからないように外側にふかすウルヴァリンっていうか、もうローガン。意外といい人かも。

 今度は小さい頃から来ているというガンビットみたいな髪型のサングラスのおばさんも登場してましたね。
 「この辺でおいしい店ありますか?」という古川さんの質問に「だいたい美味しいよ」っというケイジャンエクスプローション並みの投げやりな回答の後、「焼き鳥やも多いけどね」と教えてくれてます。みんな味があるけど、優しいですね。

 ウナギの肉は「ちょっと大人な味がする。ほろ苦」と古川さんが食レポしてる横で、奈和ちゃんに「大人?」と聞いてくるローガン。奈和ちゃんもゆりあピースで答えてましたね。だんだん奈和ちゃんがローラに見えてきましたよ。
 ちなみにこの店のタレは継ぎ足しで70年間使っているそうです。す、凄い。

 今度は蒲焼きを食べますよ。
 串で食べるうなぎに「うな重では食べれない、ここならではのおいしさがある」と奈和ちゃん。
 今度はうなぎのレバーです。
 1本しかないまたもや激レア、と思いきやローガンのもあるんかい!
 「なんか、ぷりっぷり」「うわあ、おいしい」と好感触です。
 ここでお店を後にしますが、ローガンはいつか奈和ちゃんがピンチになった時に、駆けつけてくれるに違いありません。
 

 今日は調子が良いんで、もう1軒いくことに。
 今度は「牛タンいろ葉」さん。
 ここで、新事実がまた明らかになりますが、奈和ちゃんは出前を取るほど、牛タンが好きということが明らかになります。牛タンも出前があったとは!
 仙台の握手会会場では、ワゴン車が来てくれて牛タンを焼いてくれるそうです。
 「やべえ、48グループ流石すごい。レーベルの力って強いな」と古川さん。
 奈和ちゃんは牛タンと相性抜群の「塩レモンサワー」(529円)、古川さんは「白加賀で作った梅酒(ロック)」(529円)を注文。
 二人ともおいしそうです。
 まずは「ホヤの塩辛」(625円)。
 「ホヤって何ですか?魚?」と古川さん。貝ですって。
 ここでも奈和ちゃんは、すごい飲みっぷり。「ダメなのよ。メインが来る前に飲んじゃうのよ」と早速グラスを空にしてます。
 ここで名物「茹でタン」(1078円)をいただきます。
 「やわらか」と幸せそうな古川さん。
 続いてはお店一番人気のメニュー「厚切り牛タン焼き」(1078円)。
 ここで、また新情報。
 「私、南蛮漬け好きで、通販するぐらい好きで」と奈和ちゃん。いや、好きなものへのアプローチが全部、引き寄せ型だな。
 食べてみると「だって、これ、感想言わなくてもおいしいよ」というぐらい美味しかったようです。
 「もう私仙台行くわ」と奈和ちゃん。いつか仙台編があるのか。
 ここから奈和ちゃんがずんだアイスへの熱を語り始めます。
 ずんだアイスを食べるために仙台まで行くという奈和ちゃん。
 「ずんだシェイクとこんなおいしい牛タンがあるなら、私は仙台に骨を埋める」と衝撃宣言。菅原、なんとかしてくれ。

 次回は五反田で店主おまかせ呑みですって。

 そうそう、書こうか迷ったんですが、今週、奈和ちゃんがSNSで「ピアスの穴を増やしたい」と書いたことに対して、悪意のある捉え方やまとめ方をしているサイトがありましたし、批判的な意見を出している人やちょっと引いてる人もいました。
 正直、見た目で誤解されやすい人だというのはあるかも知れません。何も知らない人からしたらね。ただ、奈和ちゃんファンの方なら分かっていると思いますが、彼女の魅力は内面の素晴らしさにこそあると僕は思います。
 なんでそんなことが言いきれるか?
 丁度、2年前の今頃、彼女はうずくまって泣いていました。
 その時に書いた彼女の文章が僕は忘れられません。
 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12280672590.html
 
 真剣に考えているからこそ、悩み、一度立ち止まり、勇気を出して自分を解放して自由になった彼女。でも、未だに熱い部分は彼女の中にちゃんと残っています。
 アーティスト型の人だと思うんで、自由にやっている今の方が彼女の良さが出ていると僕は思います。そりゃね、確かに僕も黒髪しかいなくてスカートが長かった昔のSKEも好きですよ。でも、束縛がなくなってきた中で、モラルの範囲の中で自分らしく楽しむ姿もいいじゃないかと思いましてね。お酒好きをカミングアウトした2018年のスピーチも、そのことがきっかけで繋がったこの番組も。生き生きとしている今があるなら、それもいいんじゃないかと。

 どうしても間違っていること(インフィニティストーンを使って人類の半分を消滅させる、人類を血液袋とか言い始めて見たこともない車でウォーボーイズを率いて追って来るなど)をし始めたら、全力で止めましょう。

 色々と書きましたが、SKE48という物語の重要な人物の一人なので、アイドル古畑奈和でもあるけど、人間古畑奈和としても幸せで居て欲しいし、繊細な人だからこそ、きちんと彼女の内面を見つめようと僕はあの日から思っていますよ。