全部忘れないから
皆さんは、推しが卒業発表してから卒業するまでの期間を覚えていますかね。
僕はこの名前の無い期間がとても切なくてですね。
みるみる綺麗になっていく子もいれば、徐々に卒業に向けて色々な思い出を語っていく子もいます。
今年の2月7日に卒業発表した松井珠理奈に関しては、新型コロナウイルスの影響もあり、公演やコンサートは中止になるし、卒業コンサート自体も延期になるという、なかなか寂しい状況が続いています。
実は週末にあるメンバーの記事をアップする為に、2020年1月19日に行われた「ソーユートコあるよね?」の「SKE選抜コンサート」を繰り返し観ているんですが、珠理奈がやっぱり凄いんですよね。
この「Who are you?」はMVをご覧になった方ならご存じの通り、黒珠理奈と赤珠理奈が向かい合うものになってましてね。
しかし、今回は赤い衣装の大人珠理奈。
そういえば、この前にソロライブを配信していましたが、こちらでもソロ曲をじっくりと歌う感じでしたもんね。
かつてアクション俳優の千葉真一さんが、「アクション俳優は、動かない演技をした時にその凄みが出る」と語っていましたが、まさに珠理奈もそうなんです。
指の動き一つ、片手の動きだけで曲の世界を表現する。
自分の声の邪魔をしない。
これは、ソロアルバムやソロライブをしたのも大きいかも知れません。
今までは身体全体を使って表現していたものを、絞り込むことで別の何かを表出させていく。
大サビ前で寝そべる演出では、ちょっと体調が悪くなったのかな、と心配だったんですが、無事に歌いきってホッとしましたよ。丁度、2019年9月から10月末まで体調不良で療養していたことを思いだしてしまいましてね。
なんというか、余裕とスリリングの使いわけが上手いというか、まさに、手のひらの上で踊らされる感じですね。
卒業が決まった後に観ると、「この時、もう決心していたのかな?」とか、様々なことを考えてしまいます。
アイドルの珠理奈が観られるのもあと何回なんだろう、と。
珠理奈の笑い顔も、踊る姿も、時々でる名古屋弁も。
全部覚えていたいな、と思うと、切なくなってきました。
彼女が唄い終わった後に顔を横に向けると、「ソーユートコあるよね?」選抜が居て、表題曲を唄い始めるという演出も憎いですね。これからのSKEは任せろ感があります。
あと何回アイドル松井珠理奈が観られるか分かりませんが、できたら1回でも多く、生で多くの人に見て欲しいなと思っています。ガイシも白紙になってしまったのなら、トヨタスタジアム2デイズはダメかなあ、と僕個人としては思っています。
勿論、ガイシへの思い入れがあるのも分かるんですけどね。
卒業発表を聞いた日は、全身から力が抜けていきましたが、未だに珠理奈が卒業するという実感がわきません。出来ることなら、運命のいたずらで伸びてしまった卒業までのこの時間に、48グループの超選抜たちと共に経験したものを後輩たちに伝えていって欲しいなと思います。
もう、超選抜と一緒に活動できたメンバーなんて、SKEに何人いるでしょう?
ちゅり、だーすー、奈和ちゃんがギリギリではないでしょうか?
だから、珠理奈には本当はずっと居て欲しいんですけどね。
ああ、本店の「バケット」が聴きたくなってきました。
今は、この名前のない時間を大事にしましょう。
※「バケット」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_41.html
※珠理奈と奈和ちゃんの「二人に惹かれる理由」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/05/blog-post_7.html