人気の投稿

2019年11月30日土曜日

STU48 兵頭葵さんがTwitterを始めている!

空の色は何色か?


 このブログの初期からの読者の方はご存知かも知れませんが、STU48では僕と出身地が同じ愛媛県宇和島市出身の兵頭葵さんを軸として応援してましてね。



 彼女やSTU48についてこれまで書いた記事は是非、ブログ内検索の「#兵頭葵」のところをチェックしてくださいませ。


※兵頭葵さんの魅力を考えた「STU48愛媛ver」の記事はこちら!

 別にSTUに限ったことじゃないんですが、各グループのリリースが年に1枚とかのペースになってるじゃないですか。よくて2枚とかね。だから、STUの曲に関するブログってあんまりかけてなくてですね。最後に書いたのは、今年の9月に書いたくーか生誕祭でしたね。
※詳しい記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/09/stu.html


 TwitterでフォローさせていただいているSTU48推しの方のツイートで、「へえ、今日はこんな活動をしていたんだあ」というのをゆるーく認識していたんですね。showroom配信の時間も仕事の関係で上手く合わせることが出来なかったんでね。なんか、「あおぞらメール」なるものをされているらしい、ということとかもフォロワーさんから知りましてね。これからは、Twitterの方でもそれが分かる日があるのかな、と思ってます。

 個人的には、「勝手に四国観光大使」がいつも楽しそうなんで、中村舞さんとかもゆるーく追っていきたいと思っていますよ(2周年コンサートの時の「勝手に四国観光大使」のセトリは、他店推しながら、神がかっていると思いました)。最近は、素敵なユニット曲ももらっていますね。これがまたいいんだ。


 ※「海の色を知っているか?」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/08/blog-post_14.html
 

 いやあ、それにしても甲斐心愛ちゃんって可愛いよね。
 こないださあ、誕生日だったじゃん(急に馴れ馴れしくなる口調)。
 いや、別にshowroom配信楽しみにしてたわけじゃないんですよ。
 ほら、SKE48でイベントしてたじゃない。showroom配信の。だから、別にほら、ちょっと星集めに行っただけだから。うん、全然、「STU48で一番ホットな女の子は~?」という呼びかけに「心愛~!」ってコメントしてないから。うん。気づいたら、結構な時間居たとかそういうことでもないから。だからさ、2020年は心愛ちゃん1推しで行こうかなって。もう栄とか、日本とか、地球とかどうでもいいよ。
 いや、待て。待て待て。
 「新・破裏拳ポリマー」の歌を思い出せ!



 いやあ、愛する人に誓った拳だということを忘れていたぜ(誰と何を?)。
 甲斐心愛ちゃんも含めて、STU48も応援していきますよ! 

 2周年ブルーレイも出るので、栄推しの人もたまにはどうですか?SKE48大好きな福田さんも出ていますよ。




 

チャンスの順番①

次は君の番だ


 いやあ、「SKE48×TGCしずおか2020出演イベント」終わりましたねえ。
 2020年の1月11日にツインメッセ静岡である「TGC」のイベントにSKE48から3名出場できると。そして、それはshowroom配信のポイント数によって決まるという非情にシンプルなルールなわけですよ。
 でもね、侮っていた。
 こんなにリアルタイムでポイント差が分かってしまうという恐ろしさを。
 なんか、こんな気分に前もなったことあるな、と思ってたんですが、古畑奈和ちゃんが闘った「755戦争」がありましたね。
 あれも毎日、夜更かししてる奈和ちゃんが心配でしたね。
 なんとも後味の悪い最後の1時間も。

 さて、話を戻すと、今回のイベントでチャンスがもらえたのは、凄くありがたいと思うんですよね。「TGC静岡」から仕事が来るということがね。もし、運営主導だったら、SKE48にはモデルを目指しているメンバーも多いので、是非ともこれからも仕事を取ってきて欲しいな、と思います。
 そして、今回は若手メンバー中心の戦いになりましてね。 
 これが超選抜メンバーとかが中心になっていたら、なかなか見られない戦いが繰り広げられることになりました。
 感想を率直に言うと、見ててしんどかったです。
 なんで、こんなにしんどかったのか、一つは期が近いメンバーが競り合っているだけに、「相手が悪い」みたいな良い意味での諦めが通用しない、というのがあると思うんですね。
 更に付け加えると、SKE48同士の戦いのしんどさ。結果が自分の目標と直結しているメンバーが多いだけに、みんなに勝ってほしいし、「TCG静岡」に立つことで現状を変えたい、ファンや家族に恩返ししたい、というメンバーも居たでしょう。だからこそ、ランクインする3人以外は涙することになるのか、という未来も毎日チラつくんですね。

 そして、動画をとにかく配信しなければいけない、ということもあって、本来優先すべきものに対して、マイナスの気持ちを抱いてしまう瞬間はなかったかな、と思うんですよね。たとえば、「公演がなかったら、この子もっと配信ができたのになあ」とか「毎日、配信してるけど、もうダラダラ喋ってるだけだしなあ」とかね。色々とゲストを呼んだり、コスプレしたりとか工夫してるメンバーも多かったですけどね。
 ただ、モデルとしてのニーズを試すような要素が一つでもあったら、もう少し面白くなったし、戦争感も薄れたのかな、と思いましたね。当日、お客さんとして来る人達にちゃんと納得してもらえるようなものがね。
 たとえば、思い切って、SKE48ファンじゃない普通の若い女の子たちに「TCG」さん発信で、「TCG」さんのSNSでメンバー一人一人の写真か動画を別々に貼って、一人一人についた「TCG」のフォロワーの女の子たちからの「いいね」の数とかで競って、それもポイントに入れるとかね。

 結果を見ると、1位が野村美代。2位が中野愛理。3位が深井ねがい。4位が石黒友月という並びになりました。
 僕は今、推しがいないので、ゆるーく、観ていくつもりだったんですが、最終日直前になって見てられなくなって、深井ねがいちゃんの支援を少しだけしました。元岡田美紅推しとしては、元推しがお世話になった部分を少しでも返しておきたいと思いましてね。
 ねがいちゃんのお父さんが、ファンの皆さんにお礼を言ってくださっている配信が凄く印象的でした。一人一人のアイドルの後ろには当然ですが、家族たちが居て、応援したり心を痛めたりしているんだなあ、としみじみ感じましたよ。2019年に彼女に一つ大きな結果が加わったと思うと、2020年に向けて、良い弾みになったかな、と思いましたね。


 ゆづぽの結果に関しては、またもや悔しい結果になりました。しかし、彼女が「100%SKE」で見せた笑顔が凄く陽のオーラ全開で、周りの景色が明るくなるんですよね。
 色々な雑誌で様々な服を着た彼女の笑顔が見たいと思いましたし、「ファーストラビット」の時の彼女の表情は今でも見返します。モデルという仕事って、憧れは勿論ですが、この人の着ている服を自分も着たい、何か凄く楽しそうだ、毎日が明るくなりそうだ、という要素は非常に重要だと僕は思うんですよね。彼女はチアの経験もあってか、その要素が凄いあるんですよね。
 次に、彼女がチャレンジする時があれば、彼女を支援したいと思いますよ。
 今回の結果をみて、連想した曲を貼っておきますね。

 
 はるきゃん超絶可愛いなあ(遠い目)。
 
 

古畑前田のえにし酒#6の感想

上京物語


 さて、今回は東京の谷中銀座商店街前から番組が始まります。
 空模様は生憎の雨。
 しかも、結構振ってる。
 今回の場所は、福岡出身の前田さんが上京する前に物件を探しすために来た街だそうで、ここら辺のホテルやネットカフェを泊りながら探したそうですよ。結構居たのかな?



 早速、お店に向かう道中で懐かしさを感じる前田さん。
 「見たことあるし、まさにここがね。私が泊ってたホテル」と思い出のホテル登場。スタッフさんも知らなくて偶然だったそうです。そのすぐそばに巨大なぶりが印象的な魚屋さんが。この魚屋さんの隣がお店をしているそうで。
 お店の名前は「魚貝三昧 彬」。お店の中のお酒のお品書きも気になるものが多そうです。
 まずは、「鍋島特別純米」と「日本酒で造ったゆず酒(ソーダ割り)」で乾杯。
 「鍋島」は色が赤いんですね、と書こうと思ったら、升の中の色でした。
 ここでお店の人が持ってきてくださった、鰤の頭を豪勢につかった鰤大根のお鍋が登場します。すかさず、サムズアップ風に親指を立てて「鰤大根でお願いします!」と奈和ちゃん。
 ここで、なんであのホテルにしたのか、という話に。
 「安かったんだよね。一人で泊まるには怖かったけど、ちっちゃい大冒険って感じで」
 確かに、初めて旅行とかでホテルの予約した時、しかも行ったことない土地の時はどきどきしますよね。未だにしますしね、僕は。
 さて、ここで「刺身の盛り合わせ(ブリ・マグロ・サワラ)」が到着。
 まずは、お店おすすめの炙ったブリから。
 食べた奈和ちゃんは「んっまぁ!」と、声が出てしまいます。
 次は、前田さんがインドマグロを食べます。
 「溶けていく」と、おいしさを堪能。
 奈和ちゃんも「優勝じゃね?」となります。
 「なんならさ、バナー持ってやりたいよね」という前田さんの言葉に「あっ、それはちょっとゴメン」とシャッターを下ろす奈和ちゃんの温度差も面白い。
 おいしいのに安くて、他のお店より2割3割は他のところよりも安い、とご主人が言っていましたが、やっぱり魚屋さんをやってるから、コストもカット出来てるんでしょうね。
 次は「帆立のバター焼」が登場。
 日本酒とバターだけで仕上げた素材のうまみが引き立ちそうな一品です。
 ここからは、何故、前田さんが上京したのか、という話に。
 声優になるには、上京する必要があると思った前田さんは福岡と北九州を行ったり来たりしながら、1年ほどバイトをするんですが、頼れる友人から「先に上京した方がいいよ!」とアドバイスをもらい、上京することに。
 お母さんは、芸能界に対する不安もあったそうで、反対していたそうですが、お父さんの「やりたいことをやればいい」というグローリーデイズ的な言葉が後押しになって上京が決まったそうです。
 「今、考えると無謀だったなあ」と前田さんは、当時を振り返っていますが、やっぱり最前線で活躍する人には、チャレンジ精神が必要なんだろうなあ、とふと思いましたよ。
 さて、味がしみ込んだ帆立をいただきます。
 甘味があっておいしそうですね。
 ちなみにここの料理はご主人が一人で作っているそうで。
 「このご時世で人で不足で。なり手がいないんですよ」とご主人。
 ここで、奈和ちゃんが驚愕のアイディア。
 「じゃあ、ここで募集します?」
 この発想はなかった。
 この番組がきっかけで、このお店で働く人が出てきたら凄く良いなあ。
 二人は2杯目のお酒に突入。
 奈和ちゃんは「ざくろサワー」、前田さんは「芋焼酎造りにごり梅酒」。
 いよいよ、鰤大根が来ます。
 わざわざ、前田さんに目隠ししてから、メニューを見せる奈和ちゃんが無邪気ですね。
 いやあ、もう大根の色がピンクみたいになってる。
 僕は魚介類苦手なんですが、好きな人にはたまんないやつなんでしょうね。
 奈和ちゃんの「なんであのホテルに泊まっておきながら、このお店に行かなかったの?」という問いが出るぐらい美味しかったんですね。
 締めは「さんまで包んだ焼おにぎり」(1078円)がおいしいそうですよ。
 いやあ、これは、是非後継者が見つかって欲しい。 
 

 奈和ちゃんが頼んだメニュー
「佐賀県/富久千代代酒造 鍋島 特別純米」(グラス 770円)

 
「ざくろサワー」(550円)

前田さんが頼んだメニュー
「日本酒で造ったゆず酒(ソーダ割り)」(616円)
「芋焼酎造りにごり梅酒(ホット)」(660円)

 二人が頼んだメニュー
「刺身の盛り合わせ(ブリ・マグロ・サワラ)」(2530円)
「帆立バター焼」(1078円)


 
 次は東京・湯島の「玉善」さんにやってきた二人。
 とにかく、メニューが安すぎる。
 一瞬、上海とかなのか、と思いましたよ。
 お店は、なんか酸っぱいや、大人のパラダイス!ということでサラリーマンのお父さんたちで溢れていますよ。
 なんとこちらのお店、創業35年で、ずっと値段を変えずにやっているんですって。
 もうね、壁の色が「鬼平犯科帳」に出てきそうな色ですもん。
 ご主人の話によると、頼まれると原価割れしてしまうメニューもあるそうで。
 「じゃあ、頼んでいきますか」と容赦なく、闘いのファンファーレを鳴らす奈和ちゃん。
 前田さんは、「お父さんがよく晩酌で呑んでいた」という「黒霧島」を注文。
 お椀があって、その中に氷やレモン、柚子的なものが入ってますよ。
 そして、それがグラスに注がれるというね。
 「これ、凄いわ」と二人。
 ここで、お隣の席のお父さんたちに話かける二人。
 今、何を食べてるか聞くと、優しくお鍋の説明をしてくれるお父さんたち。
 いやあ、映画「アシュラ」の主人公とかが隣りの席じゃなくて良かった。
 この縁を記念して乾杯していくんですが、こんな感じで縁が広がっていくといいなあ、とふと思いましたよ。
 ここで、前田さんは「グレープフルーツサワー」を注文。
 そして、わりとそのまんまな「イカの姿焼き」がでてきます。原型がすぐ分かる感じの形ですね。
 今度は、前田さんの上京後の話に。
 「最初はホームシックが凄くて。あとやっぱ、バイトが慣れなかった」と前田さん。派遣のバイトで色々とやってそうです。
 うーん、派遣って、本来ある程度キャリアを積んで、技能を持っているプレイヤーが、色々な会社を渡り歩きながら、幸福度が高い感じの働き方をするためにあるような気がするので、今の日本での広がり方を見ると、凄く複雑な気持ちになる時があります。
 話を戻しましょう。
 ミスタードーナッツでバイトしていた時の先輩が、今のアミューズのオーディションを教えてくれて、見事合格という。なんというか、出会いって大切ですね。そして、巣鴨に最初は住んでいたんですが、「遊ぶところがもうちょっと欲しいなあ」と思って、と更なる引っ越しをしたそうです。
 ちなみに、奈和ちゃんは、賃貸とかのサイトで自分の好みの条件を入れていくと、条件にあったお家は0になっていくそうです。いったい、どんな条件を入れてるんだ!
 さて、ここで更に「日の丸サワー」が前田さんのもとに。
 下に梅が入ってるんですね。潰して広げていくと、グラスの中の色もちょっとずつ変わっていきます。
 奈和ちゃんは、「玉露割り」をオーダー。
 あっという間に飲み干していきます。
 おいしいメニューにお酒が止まらない感じですかね。
 グループで行くことで、色々なメニューをシェアして楽しめるそうですよ。
 ちなみにお店のおすすめメニューは「六宝菜」(550円)ですって。

 いやあ、今回は前田さんの上京話を色々と聞けましたが、SKE48でも地方メンバーが名古屋に来るまでと、来てからの話とか、聞いてみたいな、と思いましたよ。
 なんとなく、連想した曲を貼っておきますね。
 
 奈和ちゃんが頼んだメニュー
「玉露割り」(363円) 


 前田さんが頼んだメニュー
「グレープフルーツサワー」(495円)
「日の丸サワー」(495円)

 二人が頼んだメニュー
「バチ割り 芋焼酎 黒霧島」(2750円)
「イカの姿焼き」(715円) 

2019年11月27日水曜日

「おすすめの映画と本 人類を前に進めたい」

アートから


 皆さん、チームラボの作品って観に行ったことがありますかね?
 僕は、行ったことがなくて、そもそも作品も知らなくて、どんなコンセプトで作品を作っているのかとか、全く知らなかったんですね。
 今回、「人類を前に進めたい」を読んで、今年読んだ本の中でも、ベスト級に面白かったので、お勧めしたいと思います。
 この本は、各章でチームラボの作品が取り上げられ、宇野常寛さんと猪子寿之さんが対談していくという構成になってましてね。

 これが凄く面白かったんですよね。
 読みながら、芸術によって価値観が代わり、どんどん考え方が更新されていくのが面白くてですね。
 様々な「分断」を無くしていき、「境界」すらも超越していく。
 それを芸術で行っているのが本当に凄くてですね。
 中でも僕は、御船山で行った作品が好きでしてね。
 youtubeにある公式チャンネルの動画を観てましょう(他にも面白いのが多いので、是非、公式チャンネルをチェック!)。

 

 いやあ、すごい。
 本の中で猪子さんが、彫刻とかと違って木を切らないから自然に優しいというのも新鮮でしてね。確かにそうだ、と気づかされました。
 そして、様々な光の変化を与えることで、自然が持つ美しさを再発見させられる素晴らしい展示だと思います。
 他の章では視覚に関することや生命に関することを考えさせられる作品についても載っているので、是非、チェックしてほしいです(オールカラーで様々な作品が載っているので、語られている一つ一つの作品についても分かりやすいです)。

 また、街に美術館があることで、実は産業にも影響を与える話も凄く面白くてですね。そういえば、僕の働いてる工業地帯がある町には美術館があったかな、とふと考えさせられました。
 そう、この本を読んでいると、「そういえばこれはどうかな?」とか「そういう考えなら、ひょっとすると気づかなかったけどあれは」という発見が凄く多いんですね。
 たとえば、毎日何気なく行っている「食事」に関することを12章では考えさせられました。それから、作品の枠を超えて飛んで行くカラスや、他者の存在をポジティブに感じられるためにはどんな工夫が凝らされているかも、凄く自分の認識を変えさせられました。

 上記のような発見ができるもう一つの理由は、宇野常寛さんの評論にあると思うんですね。一つ一つの章で作品の感想や観に行った体験、社会についてのことを語ってくださることで、より作品の世界が広がっていったり、発見があったりするわけですね。また5年や10年経った時に、この本の第2弾が出ないかな、と期待しています。

 最後に、チームラボの作品を僕も一度、体験しに行きたいな、と思っています。
 

 ※完全に余談ですが、宇野さんから見た、今のSKE48や特撮作品はどう見えているのかも、個人的には聞きたいなと思っています。


 

2019年11月24日日曜日

遠距離ポスター①

遠距離でも辿り着く


 先日、AKB48の柏木由紀さんが、30歳までアイドルを辞めません宣言をしましたね。 
 ゆきりんと言えば、皆さんは、どの曲を思い浮かべますかね?
 ソロでも色々な曲を出してますが、僕は初期の「遠距離ポスター」が好きでしてね。
 この「遠距離ポスター」で思い出すのがあいあいこと、杉山愛佳なんですよね。



 なんであいあいかって?
 もちろん、あいあいがゆきりんさん推しなのもあるんですがね。
 2018年の総選挙の開票前のコンサートであいあいが着てたのがこれなんですよね。
 ちょっと、衣装をMVで観てみましょう。



 ああ、この頃の本店楽しかったなあ。
 ゆきりんのアイドル感もいいんですが、佐江ちゃんも良かったなあ。
 前田亜美とか、仁藤と萌乃とかね。
 歌詞も凄く良いんですよね。
 「アイドルなんて好きになると思わなかった」とかね。
 この曲自体については、またじっくりやりたいと思うので、話をあいあいに戻しましょう。

 この「遠距離ポスター」を着た約半月前、5月29日。
 彼女は「アイドル世界が変わりました」とブログに書いたことが起こりました(2018年12月28日のブログを参照)。
 総選挙の速報 51位 6678票
 自分に自信が持てるようになり、「自分を変えてくれた大切な日」と彼女は綴っています。
 あいあいが「何も無くて結果も残せていない」と自分のことを評価していましたが、全くそんなことはなくてですね。もともとかなりのハイスペックメンバーだと思うんですね。
 元々、加入当初からダンスが出てきて、松井玲奈卒業コンサートでも「ブリッジ」のダンスメンバーにも選ばれています。
 また、歌も上手くて、2018年には、48グループ歌唱力No.1決定戦にも参加しています。あと、3月のゼロポジ歌唱力の方にも出てますね。

 
 そして、バラエティ力の高さですよね。
 「すぎチル」が48グループをまたぎ始めていますが、きちんと自分で話題を一つ作れるというのは、アイドルだけではなくタレントとしてとても強いと思います。
 また、「むすびのいちばん」での泥んこビーチフラッグでの「今日はブスになるつもりで来たので」という、バラエティを分かっている発言に、平成ノブシコブシの吉村さんも「君は立派なブスだ。美人はね時代を作れるけど、ブスは時代を変えれるから」と高評価でした。泥を自分の顔に躊躇なく付けられるところも。この頑張りがあったからこそ、次の粉編も呼ばれたのでは、と思ってます。ちなみに、あいあいをブスと感じたことはありません、念のため。ただ、こういう頑張って身体はってる姿が輝いて見える人もいるんですよね。僕もその一人です。

 はっきり言って、CDのリリースがない期間がSKE48は長いです。その間にコンサートが沢山あると嬉しいんですがね、そうでもない(公演はやってるんですがね)。自分で軍団を作って、ムーブメントを作っていくのは、ジャンルは違いますが、プロレス界では常套手段なんですよね。自分で話題を作っていける人は凄いです。そして、それがついに仕事に繋がりました。そうサガミさんです。



 もうあいあいのポジティブシンキングが素晴らしい。
 次はすぎチルグッズの発売ですね。

 ちなみに、超個人的な意見ですが、あいあいの顔は今のSKE48でも1、2を争うぐらい好きです。特に「100%SKE48Vol.4」の最後のぺージのおにぎりを食べる笑顔とか最高ですよ。「言葉はなくたって元気をくれるんだ」って感じです。
 
 忘れてはいけないのが、ダンスメンバーである彼女が憧れる、同じくダンスメンバーだった宮前杏実の存在。
 最近のブログでも全国ツアーの「キスはダメよ」で宮前ポジが出来たことを喜んでましたが、やはり、彼女の存在は大きいんでしょうね。いつか「12月のカンガルー」で宮前ポジが出来る日、つまり、ダブルセンターの一角に立てる日が、近い将来に来て欲しいなあ、と思います。

 7D2は本当に逸材揃いで、今も渋滞中という感じですが、あいあいが思わぬ方向から飛び出してほしいな、と思います。
 だってね、彼女のアイドル世界を変えた日を作ったファンの人たちとの関係が凄く良さそうでね。僕は、握手会でだーすーの券を取ることが多くて、たまにスギちゃんレーンが見えるんですが、凄く良い雰囲気なんですよね。お見送りの時とかも。
 こんなマルチプレイヤーを非選抜にしとくのは、勿体ない気がするんですがね。
 選挙という飛び出す手段がなくなった今でも、こうして、別の切り口から自分のポジションを獲得していく彼女を見ていると、「僕だけ弱音なんて言えなくなる」。

 年末辺りにすぎチル公演しないかなあ、なんて思ってますよ。そして、ソロコンでの披露したような、彼女の特技を存分に発揮したパフォーマンスがまた観たいな、と12月を間近に思ってます。

アイドルとしての実力とバラエティ力どちらも持った彼女が、更にチャレンジしていける環境が、これからのSKEにあってほしいです。

※「レポート すぎチルのサインを観にサガミ東大阪店へ」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/10/blog-post_15.html

※「12月のカンガルー①」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_9.html

おすすめの映画と本「ひとよ」

家族のせいで


 白石和彌監督は「孤狼の血」が大好きでして、今回もどんな作品なのか遅ればせながら、観てきましたよ。
 映画館は、「アナ雪2」で学生やカップルのお客さんだらけだったんですが、「ひとよ」も公開されて結構経っているのに、満席に近い状態でした。


 

 いやでも「家族」と「世間」について考えさせられる作品になってましてね。
 家族の運命が大きく変わった「一夜」から始まるんですが、全体的に、過去と現代がリンクして行ったり、更新していったりという演出が凄く好きでしてね。
 たとえば、佐藤健さん演じる次男が、実家の風景を観て、過去の記憶がよみがえっていくシーンとか、万引きした道を再び家族で歩いていくシーン、そしてタクシーに乗ってお母さんを追いかけるシーン。
 観終わった時に何も変わってないようでいて、実は少し更新されている感じがして凄く良かったです。
 
 出所した母親との距離感がつかめない子供たちに関しては、僕も今年9年ぶりに両親に会ったので、ああ、この感じ凄い分かるなあ、と感じました。
 また、佐藤健演じる次男のもうかなり遠くなった自分の夢の為に、もがいているようで、実はもう手が届かないところに居るのかもしれない、という感じも凄い良かったですね。
 

 そして、作品の根幹に関わってくる「家族」というもの。
 実際の親子である4人よりも、タクシー会社のみんなの方が「疑似家族」的で凄く良いんですが、佐々木蔵之介演じる堂下さん親子の「一夜」とその後に待つ悲劇。
 長男の奥さんとの関係も凄く考えさせられましてね。
 過去の傷も「家族」だからこそ、共有したいという感じ。
 稲村親子の中のお母さんへの認識の違いも面白くてですね。
 「助けてくれた」のか「壊してしまった」のか。
 「何にでもなれる自由」を手に入れたのか、「人殺しの子供という烙印」を押してしまったのか。
 これに関しては、正直、部外者には判定できないと思うんですね。
 「世間」から見たら、殺人者。
 だから、遠くから姿を見せずに石を投げて良いというものでもないんですけどね。
 ずっと、姿を見せない「世間」が嫌がらせをしてくる。
 そのせいで、歪んでしまった部分もあると思うんですよね。
 特に次男の佐藤健のすれてしまった感が強くて。
 だからこそ、最後の「どこからやり直せばいいんだよ」という台詞は凄くガツンと来たんですよね。
 「ひとよ」という言葉はどこか「人世」とも読み替えられる感じもしましたね。

 親がしたことが、子にとってプラスなのか。
 いや、子がやったことも親にとってプラスなのか。
 そんなことを考えながら映画を観ていると、僕個人としては、「僕が子供のせいで親に迷惑かなりかけたなあ」と思いましてね。僕は四人兄弟の長男なんですが、兄弟の中で一番投資してもらったんですよね。なのに、今の自分を顧みると…という瞬間が、映画鑑賞中に沢山ありました。

 母親の「あなたにとって特別な一夜でも、他の人にとってはただの一夜なのよ」という言葉は、やけに頭の中に残っていて、行動に対する解釈の違いをひしひしと感じた1作でした。

 個人的に、白石監督で一番好きな作品はこれ!
 
 

祝、若林さん結婚!

まさかのサプライズ


 いやあ、昨日の「オードリーのオールナイトニッポン」は衝撃的でしたね。
 若林さんの結婚発表。
 ここ数週間の放送で、「嫁が見える」と言っていた若林さん。
 まさか、本当に見えていたとは。
 オードリーファンの僕としては、本当に嬉しくてね。
 色々な伏線が回収された回でしたね。
 最後の「ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いします」も、山ちゃんが結婚発表の時に言ってた言葉で、「さよなら、足りないふたり」で「指折られても言いたくない」と言っていただけに、まさか、ここで言うとは。
 

 若林さんの結婚を知った周りの人の反応も面白かったですね。
 僕は若林さんのお母さんの「ずっと、下を向いて歩いていた男が」という評価が面白くて。「オジサン」を連呼するのも、お母さんなりの励ましの言葉だったんですね。
 サトミツさんの反応も本当に予想通りで、号泣する風景が頭に浮かびましたよ。
 6歳の子供がいますしね。
 オープニングトーク終わった後で、みんなから怒られる春日さんも最高ですしね。結婚の先輩ということで、マウント取ってくるところも面白かったですしね。

 僕が気になるのは、「日向坂で会いましょう」での、メンバーの反応がどう変わってくるのかですね。特にかとしが気になります。

 いやあ、本当にびっくりした。
 なんとなく、若林さんの雄姿を貼っておきますね。

2019年11月22日金曜日

気付けばブログが一周年!

今日までのこと、これからのこと


 SKE48について考えようと思った時に、5、6年前の僕は、まとめサイトを見たり、そのサイトのコメント欄を見るか、『ブブカ』などのアイドル雑誌のぺージから考えることしかできなかったんですね。

 やがて、時は経ち、SKE48について動画で語る人やブログで語る人がどんどん増えてきました。各メンバーや箱全体の魅力を動画にする人も増えました。
 でも、SKE48の曲について、じっくりと語っている方って、ほとんどいなかったんですね(貴様の10年前からやっとるわい、という方がいたら失礼)。

 急に話を飛ばしますが、僕は映画が好きで、映画の評論って作品ごとに書かれていることが多いんですね。もちろん、監督や俳優ごとに書いてる本もありますがね。
 ネットでもプロアマ問わず、映画についての感想が広がっていき、たとえば、黒澤明にハマった時に、youtubeにあった春日太一さんと町山智浩さんの「午前10時の映画祭」の「七人の侍」の動画とか、最高に楽しかったなあ、と思いましてね。映画が公開されたのは、もう50年以上前なのに、今でも楽しめるし、色々と考えて、他の人の意見と照らし合わせてさらに様々な発見をしていく。ネットというほぼ永久に残るものなので、これからも「七人の侍」で検索した人は、あの動画と出会って、様々なことを知り、二人の観点から観た「七人の侍」を聴くことで、さらに見識を深めたり、楽しみ方を増やしたりしていくんだろうなあ、と思いましてね。

 これをSKE48でもできないかな、できたら、50年後のSKE48ファン(レプリカントでも可)が読んでも楽しめるような、何かを作りたいな、と思い、ブログを始めました。
 丁度、東浩紀さんの「弱いつながり」や宇野常寛さんの「プラネッツVOL10」なんかを当時読んで、ネットに何かを残すことの意味やじっくりと考えてものを書くことについて考えましてね。
 書きたいことがあるけど、焦らずにじっくりと考えて、質の良いものを残していきたい。
 どこまで、この1年で出来ているか分かりませんが、この1年、曲については頑張ってきたつもりですが、まだまだですね。
 テレビやライブの感想系の記事は、やっぱり上記の内容からずれるんですけど、意外と自分以外あんまり書いてないものもあったりするので、もう少し続けようかな、と思っています。

 さてさて、色々と書きましたが、折角の1周年なので、色々と振り返ってみましょう。
 まず、この1年で一番ブログで取り上げたメンバーは誰か?
 ぶっちぎりで、古畑奈和でした。
 まあ、2018年から2019年にかけては、センターにもなりましたしね。
 色々と語りがいのあるメンバーですもん。
 そして、珠理奈、だーすー、どんちゃん、よこにゃんが後ろを追っている感じですね。
 
 1年間で書きたい曲もほとんど書いたんですね。
 「石榴の実は憂鬱が何粒詰まっている?」や「誰かの耳」という自分が書きたかった曲や「出航」や「コップの中の木漏れ日」のような、じっくりと考えていくと、色々と見えて来る楽しみもありました。実は、1月ぐらいから、常にネタ切れだったんですが、この1年で書いた記事の数が400。バランスで言うと、SKEを始めとしたアイドルについてが7割、映画が1割、お笑いが1割、本が1割なんですが、不思議なもんで、読まれてる数は、映画やお笑いについてが圧倒的に多いんですよね。これは、色々な理由が考えられますが、もうちょいメジャーなブログになるように頑張りたいと思っていますよ。

 僕自身については、さっき映画「パトレイバー2」を観ました。いやあ、面白かった。じゃなくて、まあ、時計の針を1年前に戻すと、会社を退職したんですよね。去年の11月に。そして、暇になったので、色々、自分がSKE48に関することを世間様にアウトプットしてみるか、と始めてみたんですね。そこから、今年の6月に就職するまで、ひたすらブログの更新を続けました。この半年で完全に書くための準備の手順や論説のフォーマットが確立されたのかな、と今では思っています。就職してからは、書く時間が大分減って、一週間に2~3更新になってしまいましたが、これからもこれぐらいのペースで、あと1か月は行くかと思っていますよ。

 嬉しかったこととしては、このブログを上記の春日太一さんが読んでくださって、紹介してくださったことや、今年のベスト級の衝撃だった「京都国際映画祭」に参加された監督さんたちが、このブログを読んでくださったことがありましてね。もうね、映画好きとしては、もう死んでもいいかな、という感じでした。
 悔しかったこととしては、来年の1月に京都で行われる文学フリマの申し込みを忘れて、参加のチャンスを逃してしまったこと。これは、滅茶苦茶くやしかったですね。同人誌という紙の本にすることで、よりマニアックな内容を書こうかと思っていただけに、残念でした。

 これからの動きとしては、ブログを続けつつ、新しいアクションを起こしていこうと思うので、期待せずに待っていてください。
 これからもSKE48ファンとして、SKEを楽しみながら応援していきたいと思います。来年は現場に行きたいなあ、ほら、後藤隊長も言っていたじゃないですか。
「戦線から遠のくと、楽観主義が現実にとって代わる。そして、最高意思決定の段階では、現実なるものはしばしば存在しない。戦争に負けているときは特にそうだ」
 来年は「戦線」に立って、書いてることが「楽観主義」にならないようにしないとなあ、と。やっぱ、DMMとかで観るだけじゃなくて、コンサートに行くことで、得られること、握手会に行くことで知ることができるものもありますしね。
 あとね、ちょっと、新しいことを考えているので、お楽しみ。
 

2019年11月19日火曜日

金の愛、銀の愛②

「アンタ」との物語


 皆さん、SKE48の2期生、内山命は好きですかね。
 みこってぃを知った時期によって、好きになり方はわりと違ってくると、個人的には思うんですよね。 
 僕がSKE48にハマっていったのが、2012年頃なので、僕の印象は「博多にまで助っ人にいく頼れる公演職人(2013年は本店にも行ってましたね)」と「なんか若いのにオバサンっぽい話し方をするなあ」という感じだったんですね。あんまり、アイドルに対する印象ではないですよね。
 ところが、時が経つにつれて、彼女の印象が変わっていくんですね。
 まず、2013年の「リクエストアワー」のMC。
 梅ちゃんの「羽豆岬」MCの時のふりきった演技。
 今、観てもめちゃくちゃ面白いです。
 そして、「次の足跡」や「僕たちはあの日の夜明けを知っている」の握手会映像を観て、親しみやすそうな子だなあ、という風に変化していきます。特に「0と1の間」の握手会映像は凄く良いので、お勧めですよ。
 そして、迎えた2016年。
 SKE48で、各メンバーのソロコンサートが行われます。
 内山命が選択したのは、まさかの「極道の妻たち」。
 五社英雄ファンとしては、嬉しい限りですが、まさか、これをチョイスするとは。
 和服が凄く似合ってるんですよね。
 (動画は『枯葉のステーション』ですがね)


 この時に、内山命の新しい一面を見た気がするんですね。
 いや、みこってぃ推しの人からしたら、「気付くの遅いわ」って、感じかもしれませんがね。
 演歌風の歌い方と彼女が元々もっている大人っぽさが上手くマッチした気がして、とても印象に残りました。
 ここから、彼女のMCや公演実況に注目するようになりました。
 公演実況でのダンスに関する指摘は、様々な公演に出ているメンバーだからこその言葉だなと思います。また、「しくじり先生」企画では、自身の降格経験を踏まえて、後輩たちにアイドルとしての道を語ってくれました。ここも、普通は触れられたくないことから、目をそらさずに語る姿勢に何か芯の強さを感じました。
 やがて、2017年。
 総選挙でみこってぃは、81位でした。
 このギリギリでランクインできなかった悔しい思い。
 きっと、みこってぃやその推しの方々は、筆舌に尽くしがたいものだったと思います。
 そして、2018年。
 僕は名古屋ドームの選挙会場にいました。
 推しの名前がアップカミングガールズで呼ばれ、「やったぜえええ!」と安心し、あとは何人入るかな、とか、誰が1位になるかな、ということを思い浮かべながら、多くのメンバーに対して、「まだ呼ばれるな、まだ呼ばれるな」と祈っていました。
 「フューチャーガールズ」を過ぎた頃、もう、なっきぃやさきぽんの名前が呼ばれたことに、この選挙の厳しさを感じていました。
 熊ちゃんが呼ばれた。
 おーちゃんが呼ばれた。
 そして、みこってぃが呼ばれた!
 その後のチャープランの衝撃や江籠ちゃんとゆななの連番は、色々と思うところがあるんで、またいつか、チャンスがあったら書きます。
 さて、話を戻すと、この時の「みこと!みこと!」というコールは、2018総選挙のハイライトの一つだったんじゃないでしょうか。
 10年間、挑み続けた人の強さ、ファンの方の意地。色々なものが感じられる結果でした。総選挙の全てを肯定するわけじゃないですが、こういうドラマがあるから、いいんですよね。
 時は流れ、みこってぃはNHKドラマ「トクサツガガガ!」に出演します。
 ここでの演技も新鮮でしてね。
 アイドル内山命とは違う、普通のOLさんがきちんと馴染んでいて良かったです。
 ファンミーティングにも呼ばれましたしね。
 現在は、一般人に戻ったみこってぃですが、彼女がのこした道は、後輩たちが心折れそうになった時の指標になるんじゃないでしょうか。
 彼女の推しの方々が贈った愛は、ずっと形を変えて輝いていますから。あの歌の最後のように。

 なんとなく、彼女のアイドル人生を見ていて、思い浮かんだ曲を貼ってお別れです。


 
 
 
 
 
 
 
 

2019年11月17日日曜日

奇跡は間に合わない①

最強のイケメン曲、いや、イケメンの最強曲


 皆さん、ボーイッシュなメンバーは好きですかね?
 僕の推し遍歴を見ていくと、AKB48では宮澤佐江、SKE48では中西優香と、客観的に見て、めちゃくちゃボーイッシュなメンバー好きじゃんとなるんですがね。
 そんな、ボーイッシュなメンバーがする男装の完成度の高さたるや。
 個人的に、「2次元同好会」のムック本で土方歳三のコスプレをしたにししとか、最高でしたね。

 さて、今回紹介する「奇跡は間に合わない」は、もともとチームK6th「RESET」公演の曲で、宮澤佐江センターでした。SKE48のチームS4thでは、珠理奈がセンターを務めましたが、衣装がそれぞれ違います。個人的には、SKE48バージョンが好きです。奈和ちゃんとちゅりが「リクエストアワー2014」で珠理奈さんが王子様みたいと言い始めて、それぞれの乗っている馬について妄想を繰り広げていたもんです。

 この曲が結構公式で流れている「リクエストアワー2016」の公式を貼っておきますね。


 歌詞の世界を見ていくと、バス停で「君」を待つ「僕」の物語なんですが、タイトルからも分かる通り、ちょっと諦めてるというか、「君」が来ないだろうな、「奇跡は間に合わない」だろうなあ、という感じなんですよね。それでも「最終バス」を見逃しても待ちたいとも思っています。諦めきれないというか、「奇跡」という前向きな言葉を使うことで、ひょっとしてひょっとするんじゃないか、という期待も捨てきれない感じなんですよね。
 僕は、曲の主人公の心情をうまく情景で表しているところが好きでしてね。
 「風色バス停」というロマン溢れる歌い出しもそうですが、落ち着かずにざわついている気持ちや孤独な心情が「緑の木々」や「ベンチ」に当てはまっていて、明るいメロディなのに、少し寂しい歌詞が凄く好きです。

 宮澤佐江のエッセイ集「これさえあれば」によれば、初めて1位をもらった「ファンの方からの最高のプレゼント」と語っていましたが、本当にファンの方々の思いが伝わってきて、この時、確か「2位 僕は知っている」が出た時に、歓声が上がったんですよね。まあ、SKEヲタとしては、1、2フィニッシュで嬉しかったんですが、やっぱり1位の輝きは特別ですよね。佐江ちゃん自身も最初は、卒業コンサートでは歌わずに「リクエストアワーで歌ったのが最後でいい」という想いだったそうで、「ファンのみんなが大きくしてくれた曲」を大切に思うところが良いですよね。
 SKE48でも、リクエストアワーなどで「ファンが大きくしていった曲」沢山ありますよね。
 ちなみに「リクエストアワー」のメンバーで好きなのは、「AKB48 リクエストアワー2015」での宮澤佐江、松井珠理奈、中西優香というボーイッシュ好きにとっては、超攻撃的選抜が一番好きですよ。
 最近は、なかなか披露されることが少ないですが、だーすーセンターバージョンや綾巴センターバージョン、真木子センターバージョンも好きですね。
 あと、他店ですが、難波の谷川さんと木下さんが入ってるバージョンも凄かったですね。

 今後、チャンスがあれば、菅原バージョン、水野愛理バージョン、いずりんバージョン、なーやんバージョンも観てみたいですね。「当たり前だろ」と言われそうですが、奈和ちゃんやぴよすバージョンも観たいですね。
 SKE48には、まだまだ王子様になれるメンバー沢山いそうな気がする今日、この頃です。そういう方向から増えるファンも少しいるんじゃないかなあ、とも思っています。

なんとなく、男装好きな人におすすめしたい、「プライオリティ」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_6.html

同じく、「緊急提言!5月の生写真は最高」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/05/blog-post_8.html

 

2019年11月13日水曜日

福士奈央の芸人もういっちょ THE W準決勝完結編の感想

越境した者だけが得たもの


 皆さん、どんちゃんこと、福士奈央がお笑いに挑む「芸人もういっちょ」シリーズはチェックしていますかね。
 僕は、恥ずかしながら、ここ数週間チェックを怠ってましてね。
 やっと、チェックし終わったので、感想を書いていきたいと思います。
まあ、まずはこれを観て欲しいなんですね。



 昨年同様、「THE W」の準決勝まで辿り着いたどんちゃん。
 毎回、そうですが、ライブ前の準備映像が凄い好きなんですよね。
 この緊張感がある感じ。
 「ぶちぬき魂!プレーオフ」に「馬鹿よ貴方は」の新道さんや「アゲイン」のノリさんまで来てくださってね。
 もう、ありがたい。
 お二人とも凄い鋭い分析をしてくださってます。
 新道さんの「ごみラジオ」の「THE W」準決勝進出者のおさらいでも、凄いありがたいコメントでした。
 (どんちゃんに関しては、23分24秒ぐらいから)



 そして、かおたんも来てくれてね。
 本当に義理堅い。
 かおたんとのネタ作りから、去年の部分を更に進化させた形になっていたんですね。
 R-1へのチャレンジも思い出しますね。
 そして、いよいよ当日。
 前日は緊張で、ほとんど眠れなかったというどんちゃん。
 舞台後のインタビューでのやりきった表情が良いですね。
 自分を追い詰めた先に見えるものとは。




 そして、いよいよ結果発表へ。
 残念ながら、決勝進出はならなかったんですが、彼女がここまで得てきたものの大きさたるや(結果発表の演出が『蜜蜂と遠雷』みたいでしたね)。
 去年と違い、悔しさや怒りがなく、今年は沢山の芸人さんたちとの出会いを経て、スッキリしながらも、自分に足りなかったものを冷静に見つめられるようになったどんちゃん。お笑いに向かい合ったからこその視線ですよね。
 そして、どんちゃんのお笑い担当のマネージャーさん、本当に良い人だなって思いますね。かおたんも、こんなところでも支えてくれてありがたい。
 「人それぞれ意見が違って、どれが正解なんだろう」というのは、生意気ですが凄く共感します。生み出す者だからこその苦しみですよね。
 
 今年1年間は、去年と比較して一人で笑いの現場にどんどん出て行ったどんちゃん。
 彼女を評価する人の数は、目に見えて去年より増えました。特にお笑いをする人たちからの評価が上がったのはこの番組のおかげじゃないでしょうか。
 まだ20歳なんですよね。
 アイドルとしては、中盤の年齢かもしれませんが、お笑い芸人としては、まだまだスタートぐらいの年齢だと思うんですよね。
 アゲインのノリさんが、動画の中で言った「福士奈央がやる良さ」について語っていましたが、彼女だから出来ること、彼女しかできないことってきっとあると思うんですよね。
 とち子やアイドルネタもどんどん進化していってます。
 これをこのまま眠らせていくのは勿体ないな、と1ファンとしては思います。
 
 今度はコンビで一度ネタをやって欲しいな、というのは、贅沢ですが願望としてあります。
 相方探しから動画で追っていくのはどうでしょう?
 個人的には、奈和ちゃんとの「ダブルなお」とか、お笑い偏差値高そうなみなるんとか谷とのコンビとも観てみたいですね。


 「アイドル」という世界を越えて「お笑い」という世界にチャレンジして、突き進んでいったどんちゃん。
 今、うじゃうじゃいるアイドル達の中で、「お笑い」という世界で評価されているアイドルは何人いるでしょう。
 「SKE48」、「佐野観光大使」、そして「芸人」という3つ目の肩書きをここに来て確立してみせた福士奈央。
 気安く言うつもりはありませんが、どんちゃんがお笑いで自分のポテンシャルを爆発させるところを2020年も観たいですが、全力を尽くした彼女に、今はありがとうと言いたいです。


2019年11月12日火曜日

TWO ROSES①

二つの太陽


 SKE48の物語を考える上で、松井珠理奈・松井玲奈のダブル松井の存在は、無視できません。というか、この二人を除いて語ることは不可能に近いのではないでしょうか。それほど、この二人はSKE48に置いて重要な二人です。
 総選挙、リクエストアワー、外仕事、本店超選抜、あらゆる場面でSKE48の代表として活躍し、ドラマを作ってきました。
 そんな二人が歌うのがこの「TWO ROSES」です。
 まあ、聴いてみましょう。



 初めて観た時は、あまりにも衣装とメイクの芸術性が高すぎて、ちょっと置いて行かれてる感があったんですがね。すっぴんに近い二人の姿から様々な色が重ねられていく感じが凄く良いんですよね。
 歌詞は出会いの衝撃から始まります。
 目に見えない手が、自分の中の何かを盗んでいった。それからというもの、心の中の何かが欠けて、孤独と切なさを感じることになっていくわけです。
 そして、サビではそんな繊細な心の持ち主を、手も触れずに見つめていたいという別の人物の視点にも見えるんですよね。さらに、バラに喩えることで、2番の歌詞からも見えて来る通り、「傷つくこと」や「いつか枯れてしまうこと」も連想させます。
 2本の薔薇がどうなっていくのかを考えさせられる名曲です。

 ちなみに、僕はリクアワの時に着てた黒白衣装の方が好きですね。

 さて、SKE48を引っ張ってきた松井珠理奈と松井玲奈。
 この二人の関係は、とても不思議な関係で、対照的な時もあれば、似ている時もあるんですよね。
 僕の感覚で言えば、松井珠理奈は「動き」(ムーブ・ダンス)の人。
 松井玲奈は「言葉」(ワード・発信)の人なんですよね。
 SKE48のアスリート的な部分を珠理奈が引っ張り、文化的な部分を玲奈が引っ張っていたんじゃないか、と考えています。
 珠理奈のパフォーマンスや元気な笑顔、玲奈が発信するブログの文章力や趣味の広さ。

 「陽」と「陰」というには、あまりにも野暮なので、玲奈の卒業コンサートで語られていた「太陽」と「月」で表すにしても、どちらもその要素を持っているんですよね。
 卒業コンサートの「手紙のこと」での玲奈への手紙で、珠理奈が玲奈のことを「太陽」と言っていましたしね。
 確かに、松井玲奈という人は、SKE48のメンバー達が憧れる「太陽」でもあったと思うんですね。彼女自身も凄く、芯の強い人で総選挙での「1位を目指したい」というスピーチや、公演や演技に対するストイックさ。それを評価されて広がっていく外仕事。
 真那の手紙でも「松井玲奈はSKEの夢です。松井玲奈はみんなの目標です」と言っていましたし、だーすーが卒業コンサートの特典映像で、「いつかライバルになりたかった人」と言っていました。
 また、珠理奈の繊細さは、満ち欠けを繰り返している「月」と通じる感じもします。

 いつしか、二人はライバルとみられることもありましたが(2011年の総選挙の時とか、何か大きなうねりがここから始まるのでは、と思ったもんです)、いやいや、「前のめり」のMVを観て欲しい。また、MVのメイキング(『アイドルの涙』特典ディスク4)で花の飾りつけをしながら、「カラフルな色を入れたのは、真っ白から玲奈ちゃんに色々な色をつけてほしいなと思って」と監督に語る姿。そして、次第に涙が止まらなくなる珠理奈。そんな珠理奈を「情けないなんて思わないで」と抱きしめる奈和ちゃん。
 やっぱり「前のめり」って曲の外のドラマも含めて名曲だと思いますね。
 「手紙のこと」での玲奈への手紙も凄く良いんですよね。
 最後に素直な自分の気持ちを伝えるところとかね。
 
 じゃあ、玲奈の珠理奈への接し方を見ていくと、珠理奈を甘やかさない、という方針なんですね。
 いつか、珠理奈がチューしたそうにしてるのを片手で制してる写真がありましたが、あれが全てだと僕は思ってます(あの画像、持ってる方いらっしゃったら、どこで観られるか、是非、教えてほしいです)。
 「珠理奈がトップで、そこに私が居てっていう体制にみんなが甘えてきちゃったから、だから、みんなが頑張っていかないとダメなんだなって私は思っています」、「一人一人が自覚をもつことが大切」という内容のことを映画「アイドルの涙」の中で語っていましたが、センターというものを目指す必要がないほどの存在感を得た彼女だからできる鋭い分析だと思います。
 卒業後も女優として活躍し、文筆業も順調な玲奈。
 「カモフラージュ」は本当に傑作でしたね。ドゥマゴ賞まで受賞しましたからね。
 後輩たちの輝く「太陽」であり続けて欲しいなと思います。
 いちSKEファンとしては、卒業コンサートの「仲間の歌」で「皆さん、最後にオレンジ色の景色を見せてください」と太陽のように大きな声で松井玲奈は言ってくれた時が印象的で。
 豊田スタジアムに作った太陽のようなオレンジ色の景色は一生忘れられないと思います。

 さて、そういえば、「アイドルの涙」の中で珠理奈が絶対的なセンターが自分以外にも出てきて欲しいという発言を「遠くにいても」の直前で語っていましたが、2019年11月現在はどうでしょう。
 「前のめり」のMVの中で珠理奈と同じスピードで走っていた玲奈。
 今、珠理奈と同じスピードで走れるメンバー、どんどん増えて来てるんじゃないでしょうか。いや、ジャンルによっては、珠理奈を追い越してる強みを持ってるメンバーもいるかもしれません。
 でも、松井玲奈の代わりはいないんですよね。
 確かに綾巴・みずほの「TWO ROSES」や珠理奈・佐江ちゃんの「TWO ROSES」もいいんですけど、やっぱり、ダブル松井の「TWO ROSES」が観たいわけですよ。てっきり、玲奈ひょんの卒業コンサートのアンコールでやるかと思ってたんですが、されず!
 もう、「TWO ROSES」は見られないのか。
 いや、きっと、珠理奈の卒業コンサートの時にきてくれるんじゃないか、そんなことを期待しています。

 「10年桜」のメイキング映像で玲奈の後ろでふざけて手を動かしていた珠理奈。あの二人から随分、遠くにきたもんだ、とこの記事の為に過去の映像を観ながら、ふと思いましたよ。

※「前のめり」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/blog-post_29.html
※「カモフラージュ」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/04/blog-post_8.html
※「仲間の歌」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/blog-post_23.html

2019年11月10日日曜日

古畑前田のえにし酒#5の感想

本気の古畑


 今回は、新宿ディビジョンですよ(ヒプノシスマイクの聴きすぎ)。
 奈和ちゃんのソロライブがあったとこなんですね(2019年6月27日 新宿アルタKeyStudioにて開催)。
 悔しいけど、観られなかったんですよね。
 さあ、今週はどこに行く?



 新宿3丁目に来た二人。
 大衆馬肉酒場に来た事があるという奈和ちゃん。
 新宿末廣亭の前を通りかかった二人。寄席がやってるんですね。林家木久扇の文字が。
 まず1軒目は貝専門店「はまぐり」さん。
 目の前に貝が!
 この店は貝で勝負しているお店だそうで、48年貝料理を出し続けてるそうですよ。なんか、めちゃくちゃでかい貝が登場してきたんですが、いずれも北海道から来たものだそうです。
 ここで前田さんが、大好きな「長野県/宮坂醸造 真澄」を発見。純米大吟醸(5600円)も大吟醸(3500円)から選べますよ。純米大吟醸の方は8000円か9000円以下じゃ売ってはいけないお酒らしくて、大盤振る舞いですね。
 このお酒がきっかけでお酒にはまった前田さん。「これだよ、これ」と嬉しそう。
 奈和ちゃんは「良い意味でお水みたいかも」と飲みやすさを感じています。
 いよいよ貝が登場。「刺身の盛り合わせ」です。帆立・赤貝・つぶ貝・アワビ・ミル貝・たいら貝・あおやぎ・サザエと、色とりどりの貝たちがお皿の上に並びます。
 #3に続き、「奈和ちゃんが食べてると本当に食欲がそそられるわ」と前田さん。
 どんどんお酒が進む二人。
 この真澄は「初めて、あれかも、日本酒呑みたいとう人にお勧めかも」と奈和ちゃん。
 お店の名物、「北寄貝ウニ焼き」が登場。貝とウニを挟んで食べるそうです。
 「なんか涙でてきた。甘っ、貝のエキスと混じってて、凄いコクがある」と前田さん。

 ここで、奈和ちゃんの新宿トーク。
 奈和ちゃんは一人で新宿に呑みに行ったことがあるそうで、過去最高に酔って、新宿のゲーセンに一人で入って一人でプリクラを撮ったそうですよ。
 また、京都では前のりして、外国の方に両端を挟まれながら一人飲みをしたそうです。
 次は「みそ玉焼き」です。
 鍋の中に魚介類(牡蠣・帆立・ホッキ貝・はまぐり・いか)にみそと玉子が。これをご主人が玉子をといて行ってくれます。そして、鍋でぐつぐつ煮るわけです。
 そして、仕上げに帆立などを混ぜ合わせていって完成です。
 玉子と貝の融合に感動する二人。
 「親子丼みたいな甘味があるけど、貝の旨味が後からバッときてさ」と奈和ちゃん。
 お酒のスピードを指摘され、「スピードが速い時は、古畑本気の時だから」と酒スピードに関する宣言。うーむ、過去の映像も観て、本気の回を探してみたくなる。
 初のソロライブで失敗したことトークに。
 嬉しくて、飛び跳ねたり、頭を振ったりしていると、息切れで歌えなかったそうで。
 アドレナリンが出すぎたんですかね。「1曲目でやりすぎた」と言っていましたが、そんな本気の「本性」聴いてみたいじゃないですか!
 締めは「貝めし」。貝を探しながら食べていくのが良いですね。

 二人が注文したメニュー

 「長野県/宮坂醸造 真澄 七合 純米大吟醸」(5600円)
 「刺身の盛り合わせ」(4500円)
 「北寄貝ウニ焼き」(1950円)
 「みそ玉焼き」(1850円)

 



 次は、新宿四谷にある、「たん焼 忍」さん。
 お店のテーブルが切り株みたい。
 奈和ちゃんは、ウーバーイーツで牛タンの弁当の出前を注文するぐらいの牛タン好きだそうです。お店の方のお勧めの流れで行くそうです。
 このお店、松井秀喜さんが来るようになったお店で、何故か奈和ちゃんは高橋英樹さんと間違えてましたよ。「こういう行きつけの故郷のようなお店が欲しい」と前田さん。良いですね。僕も良い大人だから、一つぐらいそういうお店が欲しい。
 奈和ちゃんは「抹茶ハイ」、前田さんは「芋焼酎 魔王」を注文。
 いよいよ、「ゆでたん」が到着。
 なんか、既に柔らかそうですね。
 うますぎて食レポできない状態になる二人。
 「綿雪みたい」と柔らかさを例えています。
 次は「たんしちゅう」。こんなんあるのか。
 「しみわたるわ」と前田さん。「タンがセクシーなんです」と奈和ちゃん。
 牛タンにコクがある分、お酒でスッキリするそうですよ。
 前田さんは、ここでワインが飲みたくなったようで、グラスワイン(赤)を注文。
 最初は歌舞伎町でレストランをしていたんですが、レストランはあまりもうからなかったので、居酒屋に変わったそうです。
 二人とも、今週は飲むペース早いですね。
 次は「たん焼き」。
 おいしさを噛みしめる二人。
 奈和ちゃんは2杯目はレモンサワーですね。
 ここで、変わったメニューを発見。
 「ママ手作り 青森産 黒にんにく」。
 わりとそのまま出てきましたね。栗みたいにパカッと外が取れて、黒い実が出てきます。「おやつみたい。おいしい」と前田さん。これもワインに合うそうです。
 ここでスタミナ的なものをつける時のメニューの話に。
 喉の調子が悪い時は、ネクターをゆっくりと喉にからませるように飲むと良いいう前田さん。
 奈和ちゃんは、ドーナッツだそうです。
 締めは焼きおにぎりがお勧めですって。
 来週は前田さんの思い出の地、日暮里だ!

 話は変わりますが、今、奈和ちゃんが博多でやってる舞台。
 めちゃくちゃ衣装が似合ってませんか?

 ピンクで和服なのに決まるってどういうこと?
 もちろん、だーすーも和服が似合いますね。
 番組の裏でやってた生誕祭では、また演技への興味も出てきたみたいです。
 センターをやって、ソロコンをやって次は、どんな演技をやっていくのか、凄く楽しみです。個人的には、和服を着る文豪系とか出て欲しいですね。凄い似合いそう。
 古きSKE48を知っていて、新しいSKE48のセンターになった奈和ちゃん。次回、新しくセンターになるだーすー。温故知新を体現しているかのような彼女たちがこれからどんなSKE48を作っていくか楽しみです。
 

 奈和ちゃんが頼んだメニュー
「抹茶ハイ」(600円)
「レモンサワー」(600円)


 前田さんが頼んだメニュー
「鹿児島県/白玉醸造 芋焼酎 魔王」(1500円)
「グラスワイン(赤)」(650円)


 二人が頼んだメニュー
「ゆでたん」 (1人前 1050円)※2人前となります。
「たんしちゅう」(1人前 1180円)※2人前となります。
「たん焼き」(1150円) 
「ママ手作り 青森産黒にんにく」(300円)
 

8期生ヲタクカラオケ配信の感想

好きなものを好きなまま、好きなものになるということ。


 SKE48好きのメンバーと言えば、ドラフト1期生のどんちゃんが有名ですが、期が下っていくにつれて、SKE48好きのメンバーの加入も増えてきたわけですが、8期の坂本真凛、野々垣美希、倉島杏実の3人はそれぞれゆめち、だーすー、玲奈ひょんのファンで入る前からSKE48好きだったんですね。
 そして、8期生として加入してからもDMMの公演実況やイベントなどでも、「ああ、本当にこの人達はSKE48が好きなんだなあ」としみじみ感じる瞬間が沢山ありましてね。
 なんとなく、この動画を貼っておきますよ。


 今回は、カラオケボックスの部屋に集まって、それぞれのスマホのカメラからSHOWROOM配信がされていたんですが、ご覧になった方は誰のルームで観ましたかね。僕は倉島杏実ちゃんの定点カメラで観ましたよ。

 さてさて、始まったヲタクカラオケ配信なんですが、まあ、面白かった。
 まず、メンバー達が普段は公演などで歌わない歌をガンガン歌っていく。ファン時代に好きだった曲なんかも歌っていく、この辺りが凄く良くてですね。選曲をする度に、あっ、この曲が好きなんだ、という親近感がわきました。

 そして、公演やコンサートで練習を繰り返したメンバーたちだからこその、踊りながらの「移動する!」とか「1,2,3,4、2、2、3、4」とかなんですね。また、衣装について「『ウッホ』の衣装のブーツのしんどさ」とか、「この曲の時、袖で観てるもんね。動物たちが」とか、メンバーしか分からない事情をポロリと語ってくれることで、ちょっと得した気分になるんですよね。素人のカラオケ配信との違いがここですよね。やってる当人たちだからこそのね。また、実際に自分のポジションで歌っている時の「本人感」もいいですね。
 個人的には、もろたんの「窓際LOVERS」、ののさんの「好き好き好き」、杏実ちゃんの「初恋の踏切」、3人での「ウインブルドン」が良かったなあ、と思いましたよ。サイリウムをそれぞれの色に変えてね。



 「MV風」と言いながらカメラを縦横無尽に動かす、もろたん。
 「禁じられた二人」で、ノリノリで台詞を言うののさん。
 どの曲もノリノリで踊る杏実ちゃん。
 あっという間に時間が来て、最後に「羽豆岬」をワンハーフで歌うという2018年のリクアワを彷彿とさせるメンバーで終わりましたが、愉快な時間でした。

 同期だからこその遠慮のなさも面白かったですし、1曲1曲で「これ好きっ!」と盛り上がるのは、SKE48が好きだからこそですよね。
 入る前からSKE48が好きで、入ってからも好きでいてくれる。嬉しいじゃあ、ないですか。これからも時々、ヲタクメンバーで集まって、カラオケ配信してくれたら、同じSKEヲタクとして嬉しいなと思いますよ。
※そして、誰かSHOWROOMの上手なスクショの仕方を教えてください。

 

コンサートの最高な1曲目はどれ?

始まりの衝撃


 皆さんは、SKE48のコンサートで、どの瞬間が盛り上がりますかね?
 推しがユニット曲のセンターで登場した時?
 なんか、アンコール明け2曲目後ぐらいのMCで、急に緊急速報が入る時?
 思わぬレア曲をやった時?
 色々な瞬間があると思いますが、僕は、割と1曲目が好きなんですよね。
 「overture」が終わって、さあ、何が始まるんだ、と構えていたらイントロが流れてきて、というね。
 この時に、「ああ、そうでしょうね」という安定感のある曲で始まる時もあれば、「うおおお!これが来たかあ!」という時もあります。
 今日は、そんなコンサートの1曲目について考えていきたいと思います。
 
 まず、安定度のある1曲目って、やっぱり「パレオはエメラルド」だと思うんですよね。1番有名な曲ですしね。それから、全国握手会だと最新のシングル曲で始めるという納得の始まり方が多いですよね。
 
 それに対して、やはり、ちょっと衝撃を受けるというか、どよめきが起こるような1曲目も好きでしてね。
 たとえば、映像ソフトで残っているものの中で、僕が一番好きな1曲目は、「ガイシ2012」の初日の「枯葉のステーション」なんですね。もう、この時のカツオのピアノから、珠理奈が出てきた時のどよめきたるや。

 当時、SSAの兼任発表から(あの時の発表の仕方は本当に最悪だったと思います)、療養に入っていた珠理奈が出てきた衝撃。しかも、病み上がりな感じが「枯葉」の雰囲気にとてもあっていたと思います。あんなにどよめいたのは、「リクエストアワー2014」の「眼差しサヨナラ」ぐらいじゃないでしょうか(あっちはざわめきの余韻も凄かったですけど)。
 
 感動度で言えば、「箱で推せ!」の名古屋ドーム初日の「神々の領域」でしょうか。イントロが流れた時は、「何故、神々?」と客席にいた僕は思ったもんですが、メンバーが出てきた時に気がついたんですね。「あっ、1期生だ」と。これって、本店の初のドームの1曲目が1期生の「PARTYがはじまるよ」だったのを後になって思い出したんですが、どちらもついに辿り着いた感があります。この時、1期生たちの歌唱の伴奏で東李苑がピアノ、そして、古畑奈和がサックスを演奏していました。いまや、残っている1期生は珠理奈のみ。そして、間接的にですが、参加していた奈和ちゃん。
 次に、名古屋ドームにSKE48を連れて行くマスターピースとして、珠理奈は勿論ですが、奈和ちゃんも重要なファクターだと今更ながら、再認識しました。この二人での1曲目も観てみたいですね。

 
 最近だと、2018年の「春のファン祭り」の夜公演での「Spirit of SKE48」がめちゃくちゃカッコ良くて。これは生で観られなかったので、会場の反応は映像越しにしか分かりませんが、静かに燃えていく感じがいいんですよね。
 本当は奈和ちゃんソロコンの「本性」も聴きたかったんですが、転職先の合宿期間(1か月)で全く聞けなかったんですよね。本当に悔しい。

 ざっと印象に残っているものを3つ挙げましたが、皆さんはどのコンサートのどの曲がお気に入りでしょう。僕個人は、今年コンサートに行けないまま1年が終わりそうですが、来年こそは、1曲目のワクワク感を味わいに行きたいな、と思っていますよ。

 ※「枯葉のステーション」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_3.html
 ※「神々の領域」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_16.html
 ※「Spirit of SKE48」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/spirit-of-ske48.html 
  

2019年11月6日水曜日

10月15日から11月6日までの備忘録

10月15日から11月6日までの備忘録


 つい最近、地獄を見ましてね。
 いや、中川信夫監督のやつじゃなくてね。
 
 ウイルス性の下痢になりましてね。
 もうこの2日間ほど、会社にも行けずに、ひたすら苦しんでいた毎日ですよ、お侍さん。
 久しぶりに病院で電解質の点滴を受けたり、2日間でOS1を8本も飲んだりと、病人街道まっしぐら、必殺まっしぐらな感じだったんですが、今日の夕方ぐらいから快復したので、ブログも再開しますよ。
 もう必殺まっしぐらのエンディングをかけながら書き続けるしかないな。



 この1か月間は、春日太一さんに「京都国際映画祭」に関する記事を読んでいただいて、拡散していただいたり、「テロルンとルンルン」の宮川監督にフォローしていただいたり、Twitter上で評論家の宇野常寛さんにリツイートしていただけたりと(しかも、カニバブラーの写真まで!)、嬉しいことだらけだったんですが、どうせなら、もう一歩高いレベルを目指していきたいと思っていますよ。

 最後に今月観た映画をリストで。
 時間があったら、この辺も感想を書いていきたいと思いますよ。

 蜜蜂と遠雷
 ジェミニマン
 真実
  

SKE48文庫、始まる

きっかけ


 先日、前の職場の同僚と食事に行く機会がありましてね。
 この方は僕なんかより、読書をされている方で、「最近は電子書籍が便利になった」という話題になったわけです。まず、選べる本の量がひと昔前と比べて、格段に増えたこと。新刊も発売日の0時から買えるものが増えていること。そして、持ち運びが超楽なこと。たとえば、「芥川龍之介全集」と「太宰治全集」が同時に持ち歩けるのは、超便利です。更に電子書籍だけの特典やそもそも配信限定のものもあるということ。
 以上のことから、これから紙の本を持ち歩く意味ってこれから薄れていくのかなあ、となんとなく考えていたわけです。
 そんな中、SKE48文庫がセブンネットで発売されることが決まりました。
 詳しくは公式サイトをチェック!
https://7net.omni7.jp/general/002102/191101ske48bunko

 古い48グループファンの方なら、集英社のナツイチで珠理奈や奈和ちゃんやみなるんが、読書感想文書いてたのを覚えてると思います。あの時、買った「宵山万華鏡」、未だに読んでないなあ。あと、玲奈ひょんが「人間失格」担当だったのも印象に残ってますね。
 読んだことある本の感想をメンバーが書いていて、「あっ、この子はこう感じるんだ」と少し、距離を近く感じたものです。
 


 で、今回のSKE48文庫のラインナップなんですが、選抜メンバーよりは、なんでこの作品になったのか、何か意図があってなのか、ランダムに選ばれたからなのか、ベストセラー的なものの中から選んだのか、気になります。
 
 このキャンペーン、既にスタートしており、特設ページにはここでしか読めないインタビューがいくつか掲載されてましてね。僕はだーすーとみなるんの対談がなかなか興味深くて、二人の読書する場所や時間なんかも分かっていいですよ。
https://7net.omni7.jp/general/002000/191101dokujyo?utm_source=twitter&utm_content=twitter&utm_medium=tw191101&utm_campaign=tw191101_2

 
 更に、書き下ろしサインとコメントがついてくるのも良いですね。
 既に、真木子はTwitterに感想を書いてくれてますが、こういうのを見ると読みたくなりますね。


 さて、話をこれからの本について戻すと、電子書籍ではなく、物の本として持つことに関しては、このような何か付加価値を持つことが一つ。そして、「偶然の出会い」があるんじゃないでしょうか。
 電子書籍で買い物をする時って、ある程度、作者や作品を絞っていることが多いと思うんですよね。もちろんレコメンド機能のあるサービスもありますが、自分の趣味の範囲内で、大きなジャンプは無いんですよね。じわじわと広がるかも知れませんが。
 たとえば、こういうキャンペーンでの偶然の出会い。
 とりあえず、SKE48がコラボしてるから買ってみるか、という理由での出会いも良いじゃないですか、僕みたいに読まずに終わる人もいるかも知れませんが、そこから読書の幅が広がっていくというなら尚よしです。
 メンバーきっかけで、普段は手に取らない作品に触れていくというのも良いのではないでしょうか。
 あと、視覚的な効果でもう一つ物としての本の良さを見出すとすれば、並べられるというのもあるかもですね。モニターの大きさにとらわれることなく楽しめるというね。
 
 これからの展開としては、SKE48と各出版社が良い関係を続けて行ってほしいなあ、と思いますよ。
 出来たら、このキャンペーンが成功して、「今度はSKE48表紙の文庫を本屋に置いてみよう」と思ってくれる出版社さんが出てきてくれるように。だって、乃木坂はやってますからね。
 ジャケ買いで作品に出会うも良し、作品買いでSKE48に出会うもよし、色々な偶然の出会いに期待します。
 なんだかんだ言いながらも、仕事帰りに本屋さんに寄る癖が未だに抜けません。
 新刊のコーナーや書店員さんのレコメンドのコーナーに、思わぬ良作が隠れているかもしれませんからね。
 なんとなく連想した曲を貼っておきますよ。

 


 うーん、どれを選ぶか迷うなあ、全部買うべきか。
 実は既に読んでる本があるんですよね。まあ、それ言ったらハードカバーと文庫どっちも買う本とかもあるんですけどね。
 もう暫く迷ってから買おうかなと思いますよ。
 青海ひなのが表紙の「雨のなかの噴水」とか、北川愛乃が表紙の「数えずの井戸」とか、仲村和泉表紙の「オン・ザ・ロード」とか、石川花音表紙の「デジタルネイチャー」とか、水野愛理が表紙の「平家物語」とか、絶対買いますよ。妄想が広がり過ぎましたが、皆さんも「こんな組み合わせいいぞ」というのがあったら、この際ですから教えてください。