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2019年2月11日月曜日

ひながな推し #43の感想



例えが伝わる時

※リトルトゥースのSKE48ヲタが書いたものですので、勉強不足の点はご容赦ください。

 普段、ブログを書いていて、僕もよく映画を例えに使う時が多いんですが、果たしてどれぐらいの人に伝わっているんだろう、と思う時があるんですね。いつか小沢健二がライブのMCで「これ、他の人にしか分からないだろうな、という時、人は大きな声で笑う」と語っていましたが、「いや、それ誰が分かるんだよ!」という例えの面白さは「でも、自分たちにしか分からないなあ」という心理もあるのかもしれません。そして、「分からない外部の人にも面白さは伝わってくる。興味をそそられる」と語っています。まさに今回の「ひらがな推し #43」がこれなんじゃないでしょうか。

 さて、毎週「オードリーのオールナイトニッポン」を聴いていると、キン肉マン例えがよく出てきます。幼少期のウォーズマンやビッグ・ザ・武道とかね。最近も春日さんがキン肉マンの王位継承編を久しぶりに読んだ話をしていましたね。「マンモスマンの恐ろしさ」って言ってましたからね。若林さんも最近、梅沢富美男さんの舞台を観に行く前に、テリーマンを当てようと、ガチャガチャしまくってますしね。

 「キン肉マン」というどちらかというと、オジサン世代がどんぴしゃの漫画のネタを若い子たちにぶつけるとどうなるか。ぽかーんとしますよね。それでも「俺は止めないからな」という若林さんの素晴らしさ。そして、ついに番組で「キン肉マンを習得しよう」という飛んでもない企画が今週放送されました。知らないのなら、知ってくれと。「これ新しいパワハラじゃない?」という若林さんのツッコミも良いですね。確かに知ってしまえば、全部伝わりますからね。

 2月9日の春日さんの誕生日を祝うこの企画。
 松田さんのキン肉マン習得度が本当に素晴らしくてね。
 ここまで習得してくるか!と驚きましたよ。
 「Vの陣形!」とか答えられるのが凄すぎですよ。 
 王位継承編までは渡されてないって、ことは自習?
 キン肉マンの名前の由来も正解に近くて、凄いです(紅條は初めて知りました)。

 読者が考えた超人が登場するということで、メンバーも超人を考えるんですが、ビッグ・ザ・武道って、一般の方が考えたんですね。初めて知った。紅條は「マシンガン・カスガマン」が気になりましたよ。

 「キン肉マン例え」を習得しようのコーナーでは、「キン肉マンの36巻か!」が最高でした。これ、自分もやったなあ、と思いましたよ。そして、その背景には若林さんの例えツッコミのスキルが背後にあるんだろうなあ、としみじみと感じましたよ。山ちゃんという例えツッコミの天才がいるから、あんまりしなくなったと、山ちゃんのエッセイ「天才はあきらめた」の解説で書いてましたが、いやいや、やっぱり若様は凄いですよ。サトミツさんの表情の変化をアシュラマンに例えるのも笑いました。いやあ、この企画なかったら、中々サムソン・ティーチャーのこと思い出しませんよ。

 また、すぐに若林さんからの「王位継承編のマントじゃないんだから」が飛び出した時、いやあ、本当にキン肉マンすきなんだなあ、とじみじみ思いましたよ。

 いきいきとトークする春日さん。
 状況の異常さに笑いが止まらない若林さん。
 そして、だんだん例えが楽しくなってくるメンバー達。
 
 年が離れたMCとメンバーの距離を埋める素晴らしい企画だと思いましたよ。
 いやあ、素晴らしい回でした。そして、いちいちBGMがちゃんとキン肉マンのを使ってて、これも良かったです。

 ちなみに紅條は、以前も書きましたが、ひらがなはやんちゃるめいちゃんこと、東村芽衣ちゃんがひそかに気になってます。ただ、松田さんもいいなあ、と思いましたよ(単純)。 
 
 SKE48もバラエティ番組が増えてきたら、こういうのやって欲しいなあ。「むすびのいちばん」とかで、何か一つのテーマに絞って深く知っていく企画をやって欲しいところです。珠理奈プレゼンツの「プロレス講座」やこはぴプレゼンツの「北斗の拳講座」とかね。卒業してますが、加藤るみの「インド映画講座」とかね。ある程度、メンバーの予習も必要かもしれませんが。
いや、「ナマ言ってんじゃないよ」って言われるかも知れませんが、アイドルバラエティ番組の一つの可能性を見せてくれた素晴らしい回でした。絶対スタッフにリトルトゥースいるでしょ? 

SKE48の次世代センター小畑優奈が「不協和音」に挑んだ記事はこちら。ひらがなも少しだけ。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_8.html