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2019年9月8日日曜日

SKE48の良さって何だろう?



なんでも疑問を持つ、僕の悪い癖なんです


 もうすぐ日曜日も終わりですね。
 ちょっと「Stand by you」を聴きながら夕暮れの町を散歩してましてね。

 ふと、なんでSKE48のブログを書いてるんだろう、と根源的な疑問を持ちましてね。もっと言うと、なんでSKE48が好きなんだろう、と考えましてね。
 はっきり言って、リリースペースは落ちてるし、レギュラー番組も東海以外だとなかなか観られないしと辛いところなんですが、なんで、まだSKE48が好きなのか、今一度、考えてみようと思いましてた。

① 昔から変わるぬ熱さと熱くさせる曲

 僕は初代チームSが好きでしてね。
 もう、彼女たちのAKB48という目標との差別化のために、顔が振り乱す髪で見えなくなることも辞さない全力のダンスという選択肢を取った。そして、あの雨の渋谷公会堂での全力の「PARTYが始まるよ」。そこからの「恋を語る詩人になれなくて」や「オキドキ」。
 ダンススキルとは、また違った「どうかしてる感」。

 音が消えようが、雨の中だろうが、踊り続ける彼女たちの姿は、心を打たれます。
 そして、そのイズムは、今も松井珠理奈を通して、生き続けているというのが熱い!
※ 雨の中の6期生「オキドキ」について書いた記事はこちら!

② 年上メンバーたちの活躍

 SKE48の特徴の一つとして、この10年以上の歴史の中で人気の年長メンバーが多かったということ。
 松井珠理奈、矢神久美、ゆりあ、花音、といった若いメンバーも人気なんですが、松井玲奈、高柳明音、古川愛李、秦佐和子、松村香織、という年長組メンバーも安定した人気を誇っていたんですね。
 期をくだっていくと、柴田阿弥や惣田さん、矢作さん、さとかほさん、といったような年長メンバーの活躍が続きます。
 知性的なお姉さんメンバーがここまで活躍できる48グループはなかなかないんじゃないでしょうか。
※ 柴田阿弥ちゃんのセカンドキャリアについて書いた「HANGOUT PURS 柴田阿弥×宇野常寛」の感想を書いた記事はこちら!


③ 成り上がりドラマ

 たとえば、かおたんこと、松村香織の2012年頃からの成り上がりのドラマは最高に面白かったですし、須田亜香里という人のチームS昇格からの総選挙2位までの成り上がりたるや。もう名古屋ドームでの3位発表の瞬間に、僕は須田亜香里応援席に居たんですが、あの時、無意識に声を挙げて立ち上がってましたよ。
 他にも総選挙を通じて、メンバーたちが成りがっていくドラマが見られるのが楽しくてですね。たとえば、最近だとはたごんのドラマは絶対に今年も良いものが見られたんじゃないか、と思っています。

※ かおたんの成り上がりを考えた「ぐぐたすの空」についての記事はこちら!

※ だーすーと総選挙について書いた「今の私じゃダメなんだ」についての記事はこちら!

※ はたごんについて考えた「人生の無駄遣い」についての記事はこちら!

④ 様々な要素を受け入れる強さ

 世紀の大失策である「大組閣」。
 各グループ、なんなら各チームの箱推しがぐんと減ってしまったのではないか、というシャッフル作業が行われましてね。
 あの2014年2月24日の夜の荒れっぷり。
 僕も会社の帰り道に、公式サイトの発表を見て、「何がやりたいんだコラ」と長州力みたいなことを叫んでしまったわけですよ。
 その大組閣で移籍したメンバー達がその後、どうなったか。
 成功してるのってSKE48ぐらいじゃないか、と個人的には思ってますよ。
 みなるんの総選挙8位とKⅡの若手を育成する姿勢、谷の躍進と事務所移籍(2015年の総選挙はヤフオクドームにいましたが、震えましたよ)、鈴蘭の個性の爆発とゴルフ仕事の充実、佐藤すみれの新キャラ開拓と後輩メンバーへのセカンドキャリアのロールモデル化。宮澤佐江によるチームS若手の育成と女性ファン増加。
 ええ、そりゃ最初はムカつきましたよ。
 でも、それぞれが活躍していき、今では、一人一人が大事なSKE48のメンバーになっています。今、気付いたんですが、わりと僕のブログでは移籍メンもかなりさわってます。
 松井玲奈の兼任に関しては、ファンの流出を生んでしまったかもしれませんが、卒業コンサートでのあの心憎い演出が観られたので、良かったんじゃない、とね。坂道にも少しだけSKE48の遺伝子が入ったと思うと嬉しいですしね。超余談ですが、あの日、僕は豊田スタジアムに居たんですが、僕の転職先の社員の方であの日、神宮に居た坂道ファンの方いらっしゃって不思議なシンパシーを感じましたよ。

※ みなるんについて書いた「気づいたら片想い」についての記事はこちら!

※ 谷について考えた「軽蔑していた愛情」についての記事はこちら!

※ 鈴蘭とみなるんについて考えた「走れペンギン」についての記事はこちら!

※ すーめろさんについて考えた「愛の存在」についての記事はこちら!

※ アイドルのセカンドキャリアについて考えた「アイドル、やめました。」についての記事はこちら!


⑤ どうかしてるファンたち 

 メンバーに負けないぐらいファンも熱くてですね。
 僕が身を持って体験したのは、2013年AKB48の全国ツアーの名古屋初日でのこと、あのSKE48コールは、「魁!男塾」かなんかで出てきた「敵に回すと恐ろしいが、味方にするとここまで頼もしい奴はいないぜ」感を強く抱きました。
 その後の、名古屋ドームでのオレンジの景色、豊田スタジアムでのオレンジの景色、2018年総選挙でのオーバーキル。
 SKE48のドラマの要所要所には、いつでも熱いファンの姿があったんですね。
 なんていうんでしょう。サッカーのクラブチームを応援している感覚に近いんですかね。僕は、今、推しがいませんが、それでもSKE48を推してますしね。

※ SKE48コールについて書いた「ウィンブルドンに連れて行って」の記事はこちら!

※ 名古屋ドームについて書いた「大声ダイヤモンド」の記事はこちら!

  

⑥ いまだに変化し続けるスタイル


 全力というイズムを残しつつも、スタイルは常に変わり続けてましてね。
 たとえば、ゆななこと、小畑優奈のセンター起用でパッと明るくなり、新しいスタイルが生まれたな、と確かに感じました。そこから、珠理奈に戻り、これまでのアイドル曲とは違ったアプローチを試し、満を持しての古畑奈和のセンター起用。
 これがSKE48だよね、という軸は残しつつ、スタイルを更新していく面白さがSKE48にはあります。次は誰がセンターになるのか、というワクワク感がありますしね。

※ ゆななセンター曲について書いた「無意識の色」についての記事はこちら!

⑦ 選抜を争う逸材たちがまだまだ居る

 
 現在の選抜方法に対して、大手をあげて賛成はしていないんですが、選抜争いをする逸材たちが、まだまだ沢山います。
 名前を挙げるのは控えますが、まだ選抜入りしていない期待の逸材が、SKE48にはまだまだ居るんですよ。これはこれまでのSKE48の歴史の中で、何度もファンが抱いたことかもしれません。だからこそ、選抜に入った時の喜びが大きいんですけどね。
 そろそろ選抜にチャレンジ枠を2名分ぐらい入れてもいいんじゃないですかね、運営さん。

⑧ 劇場でドラマが起こっている

 
 社会人なんで、リアルタイムで劇場公演に間に合うことは少ないんですが、それでもDMMで観る劇場公演は楽しくて。MCの面白さや、突然起こるハプニング、スクランブル出演、これは劇場があるアイドルだからこそですよね。
 劇場公演数を表彰するようになりましたが、他にも何かご褒美を与えてあげて!と思います。あとは、「えっ、今日はこのメンバーが出るの?」という嬉しさもあったりしますしね。とにかく、毎日、新しい情報が更新されているわけです。

⑨ 追いかける目標


 もう一度、名古屋ドームをする。
 これを出来るのか、どうか、松井珠理奈卒業公演なのか。
 いや、ドーム公演が普通に出来るグループにもう一度、復活して欲しいと願っています。だって、マンゴーの時から2018年総選挙ぐらいまでは、復活してきてましたから。そして、今、「FRUSTRATION」の売り上げは好調です。少しだけ休憩しましたが、SKE48の復活劇はまだまだ続きます。新たに入ってきた9期生やこれから入ってくる10期生たち。
 SKE48が初めてドームに行ったのは、結成から約6年が経った頃。ということは、2014年の6年後の2022年あたりに名古屋ドームくるんじゃないの、と勝手に予想してます。でも、僕の予想よりも早く名古屋ドーム来て欲しいなあ、と思ってますよ。

⑩ 曲にあるドラマ

 
 「羽豆岬」や「ここで一発」といった、曲に関するドラマが沢山あるんですよね。
 だから、このブログを作ろうと思ったんですが、ここまで1曲1曲を大事にできるのって良いですよね。
 卒業曲も凄く良い曲が多くて、いまだに「桜、覚えていてくれ」は聴くと推しのことを思い出して泣きそうになります。
 これからも、曲に関する様々なドラマが生まれていくんでしょうね。

※ 「羽豆岬」について考えた記事はこちら!

※ 「ここで一発」についての記事はこちら!


 書きながら思ったんですが、SKE48って、やっぱり唯一無二のグループだな、と感じました。まだまだ「SKEらしさ」も残ってますし、これから、厳しい戦いになるのは分かってるんですが、昔ほどの閉塞感はなぜか無くてですね。一つの文化として、これからも名古屋を中心に残っていってほしいな、と思います。
 最後に不謹慎なこと書くと、4年に1回ぐらい総選挙しません?