SKE48の支えだった
いやあ、松村香織という人物のことを皆さんはまだ、覚えていらっしゃいますでしょうか。48グループに次々と破壊的イノベーションを起こした彼女。
時には、動画配信をオリジナルのブランドにまで昇華する先駆者として、時にはメンバーの声、ヲタの声の代弁者として、そして、干されの研究生からAKB選抜総選挙13位へと上り詰めた、稀有な存在である彼女。
時には、動画配信をオリジナルのブランドにまで昇華する先駆者として、時にはメンバーの声、ヲタの声の代弁者として、そして、干されの研究生からAKB選抜総選挙13位へと上り詰めた、稀有な存在である彼女。
そんなかおたんの卒業コンサートがディスク化されないなんて、どうしちまったんだよ、琥珀さん(ハイローの観過ぎ)!
映像倉庫に入ったら、観られるんですがね。
このコンサートは、行きたかったなあ。
グッズ紹介のかおたんちゃんねるも楽しそう。
さあ、ここからは、ライブを観ていきますよ。
曲ごとに今回は、書いて行きますね。
※ちなみに公式サイトに写真付きのレポが乗ってるので、是非そちらも観ていただきたい!
① overture
お寿司サイリウム率が当然ですが、高いですね。会場のキャパ的にもっと大きなところも埋まるような気がしたんですがね。
さあ、1曲目はなんだ。
② マツムラブ!
黒澤明の映画みたいな、強めの毛筆で、「松村香織 卒業コンサート開幕!」の文字が!
かおたんはなぜかスーツですね。かおたんが構えたカメラの向こう側には、どう考えても某クリニックのCMの世界が!
再現度たけえなあ!
「かおたん、クリニック!」の声は真木子っぽい気がしましたけどね。
さあ、ヘリの爆音の中、はしごにつかまったかおたんが登場。
「ミッション・インポッシブル フォールアウト」のトム・クルーズか!
1曲目は「マツムラブ!」やっぱこの曲は名曲ですね。
いきなり、かおたんコール。
あの白い男性たちはなんだったんでしょう。
映像倉庫ではブラス隊の音はちょっと小さめですかね。
※「マツムラブ!」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_40.html
③ 回遊魚のキャパシティ
イントロが流れると、かおたんが笑顔からシリアスな表情に変わるのがいいですね。
ゆななコールが凄い!
会場の皆さんの熱気も凄い!
個人的には、江籠さんの表情が素敵でしたよ。
※「回遊魚のキャパシティ」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_80.html
④ チームかおたん推し
絶対、楽しいじゃん、と観ながら呟いてました。原曲はチームB推しですが、この曲の発明は偉大ですよ。
みんなでかおたんの良いところを言っていくんですが、個人的には、だーすーの「干されのカリスマ」がカッコいいです。
熊ちゃんの「声帯おかしい」とか、楽々の「食べ方汚い」とか笑いましたが、さきぽんの「ママさんバレーの選手みたーい!」は天才かと思いましたよ。
この曲、要所要所で遊べるんですが、キャリアが長いメンバーほど、そのあたりを分かってましてね。「パフォーマンスが」のところの真木子とか、「なんでもありのSKEでっせ」のところでうなずく奈和ちゃんとかね。「私のことを推してくれたら、嬉しいです」の5期生コンビもね。
あと、「でっしょ?」の時の珠理奈の表情が凄く、カッコいい。
終始ノリノリのちゅりも。こりゃ、絶対に楽しいですよ。
⑤ MC
どんちゃんが、最初のVTRに出ていたというのが、衝撃的ですね。慌てて、巻き戻しましたよ。
一番印象に残ったのは、かおたんが7期生を怒ってくれたエピソードが印象的でね(トヨスタ?)
。このご時世、人を怒るのも難しくなってるだけに、怒れるかおたんって素晴らしいなって、しみじみ思いましたよ。
あと、昼公演もセットでソフト化してほしい。
⑥ オキドキ
9期生とかおたん。2画面で客席とステージの9期生が映ってるんですが、2階席を縦横無尽に走るかおたんがうるさい、というね。
この頃はゆっちとか、青海さんとかしか知らなかったのに、今やなーやんの喋りをもっと聞きたいと思ってますからね。
時の流れは早いものです。
※「オキドキ」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/05/blog-post_10.html
⑦ キスだって左利き
8期+D3個人的に好きなキス利き衣装。
みんな似合ってるんですが、個人的にはみよまると、深井ねがいちゃんが凄く似合っていたと思います。
あと、大学生メンバーの制服姿も貴重でしたね。
センターのるーちゃんも良かったですね。
⑧ 意外にマンゴー
7期+D2なぜか、ここで僕は泣いてしまったんですよね。
7D2というキラキラしていた世代が、今となっては主力メンバーが減ってしまっている現状。
勿論、残ったメンバーも期待しているんですがね。
かおたんの「次のSKEを作るのはキミたちだから、頑張ってね」という言葉も刺さります。
SKE48は常に流動性のあるグループ。
いつが、ベストなんて語るのはナンセンスかもしれませんが、7D2にはやっぱり期待してしまう。可能性がありました。これまで選抜からもれてたり、選抜で後列だったメンバーは、こっからだぞ、と僕は思ってます。
※「意外にマンゴー」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_13.html
⑨ チャイムはLOVESONG
ドラフト1期生とかおたん。いやあ、これは、ナゴヤドームを思い浮かべてしまいますよ。
なんとういうか、選曲が本当にいい。
どんちゃんとかおたんのお笑い子弟関係が好きなだけに、この二人の別れが悲しくてですね。
思えば、かおたんって、色々なメンバーとドラマがあるな、と思いましたよ。
ご祝儀で5万要求するかおたんが最高です。
⑩ 夕立の前
6期生。今更書くまでもないですが、リクアワで1位も取ったかおたんと6期生たちの思い入れのある名曲。思えば、曲をもらった時は、研究生たちが今ではSKE48の主力選手になってるんですよね。
それにしても、これだけ名曲を続けていると、アンコールはどうなるの?と心配になってきます(セットリストはあえて見てない)。
⑪ MC
かおたんと6期生たちとの思い出を、6期生たちが語ります。かおたんに怒られつつも、母親的に見守ってくれたかおたんとの関係が凄く良くてですね。個人的には、最初の熊ちゃんとのエピソードが凄くよかったですよ。「見てくれている人はいる」というのは、かおたんイズムを感じます。さきぽんの卒業を止めたことも、本当に良い人なんだな、と感じます。
⑫ おしべとめしべと夜の蝶々
5期生とかおたん。もうね、奈和ちゃんはどんなステージでも戦えるのか、と思いましたよ。
かおたんの「おしめし」という貴重なものも観られました。
なんというか、かおたんが加わるだけで、一気にアダルト度が上がる感じがしましたね。
⑬ 1,2,3,4,ヨロシク!
4期生とかおたんセリフが婚活バージョンになってるのが、凄い。
いまや、由麻奈も卒業して、ぴよすだけになった4期生ですが、今観ても個性が強いですね。ぴよすには、まだまだ活躍していって欲しいなあ、と思ってますよ。
彼女のキレキレの「1、2、3、4、ヨロシク!」とか最高ですから。
⑭ Only Today
移籍組とかおたん。個人的に盛り上がった曲の一つ。
昔の本店の全体コンサートだとよく流れてたんですよね、この曲。
3人とも歌がうまいから。
大サビ前が凄く良かったです。
移籍組とかおたんの絆も良いですね。
特にみなるんと谷は関係が深いだけに(鈴蘭は、デッドストックダイアモンド)。
なんか、本店9期生がアイドルしてる感じが、何故か懐かしかったですよ。
⑮ ここで一発
3期生。二人のドレスが新しい!
やっぱりこの曲は二人のドラマとリンクして、歌詞と同じように瞼の奥が熱くなってきます。
リクアワの時は、涙なみだの曲でしたが、今回は笑顔でしたね。
いやあ、これが最後なのか。
だーすーの卒業コンサートでやってほしい!
※「ここで一発」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_62.html
⑯ ガラスのI LOVE YOU
2期生とかおたんもう、名曲じゃないですか。
ちゅりやまきこがアイドルアイドルしてるのも新鮮です。
みこってぃだけ、ストロベリーパンチに見えたのは僕だけでしょうか。
ちょっと、真木子がはにかみながら踊ってるのが、印象的でした。
⑰ Escape
1期生とかおたん。かおたん、死ぬ気か!
相手は世界1位だぞ!
ダンレボみたいな画面も面白い。
伝説のエズケイブも再現してましたね。
途中からの裸足かおたんも良かったですね。
ここだけ何回も観たい、ダンスのかおたんが詰まった1曲です。
そして、松井珠理奈の強さを感じました。
思えば、この二人は、プロレスという共通点があるんですよね。
特に愛知県の興行では、メインとセミという重要な場面でちゃんと、試合を作っていた二人でした。
⑱ MC
映像倉庫ではカット!笑ってはいけないSKEも観たかった!
⑲ 重力シンパシー
チームEはあ、楽々のこの明るい感じが凄く似合う曲ですよね。
「重力シンパシー」の衣装は大きいコンサートだと、スカートの後ろの部分がふわっとなるのが、いいですよね。
⑳ 誰かの耳
チームK2僕の2018年のベスト曲。
多くの人に聴いてほしい名曲です。
独特の振り付けがカッコいいです。
そして、センターゆななの曲とのシンクロ感。
大サビのジャンプが本当にカッコいい!
色々なメンバーの「誰かの耳」がみたいです。個人的には、珠理奈センターのチームSバージョンとかね。
※「誰かの耳」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post.html
㉑ 放課後レース
チームSメンバーが変わっても、この曲の青春感は変わりませんね。
むしろ、若いメンバーが増えたことで、より曲の世界観に近づいたのかもしれません。
観ていて思うのは、チームSメンバーそれぞれの表情の豊かさですよね。個人的には、綾巴の笑顔が印象的でしたよ。
㉒ コント
SSAに続いてコントブロックがあるのが嬉しい。みこってぃ、まきこ、みなるん、という前回も活躍したメンバーが出ていることから、面白さは既に保証されているんですが、今回も面白かった。
キャバ嬢役のだーすーの釣り師っぷりは、流石なんですが、はたごんのいじられキャラぶりが面白かったです。そして、水沢かりんこと、かおたん。
キャバクラに行ったことないんですが、このお水の世界でかおたんは、生き残ってきたんですね。ナンバー3にまで登りつめたんかい!
㉓ おねだりシャンパン
アダルトメンバー。SDN48の曲だったんですね。初めて聴きましたが、めちゃくちゃ盛り上がるじゃない!
だーすー、さりー、さとかほという現代の3大釣り師に加えて、奈和ちゃんまでいるんだから、凄いメンバーですよ。まさかのドンペリタワーも凄かったです。
㉔ ハピハピモーニング
ヤングメンバー。次はかおたんが、メイド喫茶時代の曲。
足が折れて転職というのも凄いですが、オーディション当時のかおたんの映像が若い。
マイクの持ち方が面白い。
まあ、なんといっても、ぴよすのヲタ役が似合い過ぎてね。
「あ、かわいい、マジかわいい」とかリアル過ぎて最高です。
ここでも、かおたんは活躍してたんですね。
たかしさん登場で、盛り上がる会場。
なんか、おかえりなさいませの後の反応がリアル過ぎ。
ぴよすとたかしさんのコールがシンクロしているのも良かったですね。
個人的には、なかなか見られないメンバーたちのメイド姿が新鮮でしたよ。
あっ、でもわりと最近、生写真でメイドと執事がありましたね。
※メイドの生写真についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/05/blog-post_8.html
㉕ ウィンブルドンへ連れてって
かおたん、ゆなな、楽々。ちょいちょい入るナレーションが面白すぎですね。
いやあ、かおたんがピンクという王道のパートに行くとは。
ゆららと一緒に踊るのも新鮮です。
そして、この曲といえば、コール合戦。
名古屋ドームの「まなつ」コールぐらいの「かおたん」コールが熱かったですね。
㉖ 二人はデキてる
たかし、かおたん。こじはると北川謙二のデュエット曲ですね。
もうね、たかしさんのオチのつけ方がちゃんとしてて笑いました。
㉗ MC
はげだるまさんとメンバー。わりとぶっつけ本番だったのを聞いて、彼の芸人としてのアドリブ力の高さを感じましたよ。じゃあ、あのコールアドリブだったんかい!このヲタとしても出来る!
たかしさんのそれぞれのメンバーに関するエピソードも面白かったんですが、個人的には、ちゅりのエピソードが面白かったですね。
㉘ 思い出のほとんど
かおたん、メンバー、出口陽、金子栞。いや、ハウスメンの再会とか、泣いちゃうわ!
あきすんの歌を頷きながら聞く、かおたんが凄く良い。
金ちゃんの歌、久々に聴きましたよ。
㉙ MC
ハウスメンを交えてのMC。かおたんの「運営大嫌い」は確かに当時はそうだったかも。
闇を抱えていた時代を支えてくれた大事な仲間ですもんね。
「歌、やっぱうまいね」と歌手に向かって言うかおたん。
卒業公演で歌わせてもらえなかったというエピソードが面白かったです。
㉚ 前のめり
ほぼ全員。やはりこの曲では、松井玲奈という常に前を走っている卒業生のことを思い出してしまうわけですよ。
そして、珠理奈ポジには奈和ちゃんが。
かおたんと玲奈ひょんと言えば、エビフライデーナイトの最終回を思い浮かべてしまうんですがね。
かおのめりも凄くよかったです。
※「前のめり」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/blog-post_29.html
㉛ 夏よ、急げ!
ほぼ全員。サビ、大サビ前で弾ける熊ちゃんの笑顔が凄く印象的でした。
MVだとなかなか観られない横のフォーメーションでしたね。
※「夏よ、急げ」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_22.html
㉜ コケティッシュ渋滞中
ほぼ全員。ライブも終盤。
こんな動きまわるふりを笑顔で踊るSKEメンバーの凄さを感じる1曲でした。
特にだーすー、ちゅり、みなるんのベテラン3人の安心感たるや。
㉝ MC
ここで、さっきの3曲が、かおたんが選抜曲だと気づきました。ここでのだーすーの言葉が良くてね。
同期だからこそ、見てきた等身大の女の子としてのかおたんが居たんでしょうね。
自分の思うようにいかないことに対して、期待されてなくても、絶対にあきらめないことの大切さを感じました。
今いる環境でうまくいかない人達への指針になるような良い言葉でした。
㉞ ぐぐたすの空
この曲、かおたんの48人生と重なりそうで、聴いてたら泣けてきました。常にかかとを上げながら、進んできたのかな、と。
大サビは、後輩やこれから来るメンバー達への良いメッセージになったのではないかと思います。
まさに人生の転機になった1曲ですね。
※「ぐぐたすの空」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_4.html
㉟ これまでの軌跡映像
34位にランクインした「世紀の番狂わせ」で涙が止まりませんでしたよ。これこれ、こういうのがあるから、48グループって面白かったんだよな、って。他にも「マツムラブ!」の手売りイベントとかね。
本当に色々なことをしてきたなあ、と。
めちゃくちゃオフロード人生だったかおたんの夢が叶った数々の瞬間。
いやあ、この映像を何故、もっと世の人に広めない、と思いましたよ。
㊱ ありがとうは言いたくない( アンコール1 )
まず、かおたんのドレスが凄く良い。会場のファンの皆さんが小粋な計らいでお寿司サイリウム色にしてるのも良かったです。
なんかね、こんなに別れが惜しくなる曲だったかと。
特に大サビ前の切ない歌詞。
ここで、カメラが手前にだーすー、奥にかおたんを映しているのが本当に良くてね。今回のコンサートのベストカットだと思ってます。
最後の「忘れないでほしい」を言うまでの間も、別れを惜しむようで感動的でした。
※「ありがとうは言いたくない」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_13.html
㊲ 支え( アンコール2 )
多くのメンバーにとってかおたんって、「支え」だったんですね。っていうか、まじでこの頃の本店の曲って最高ですね。途中のみなるんから、かおたんへの泣きながらのメッセージも凄くよくてね。
かおたんが一人一人にかける言葉もちょいちょい漏れてくるんですが、関係が濃い薄いに関係なく、一人一人にあった言葉を選んでいるのが、印象的でした。
「選抜入んだよ!」とか「選抜頑張ってね!」とか、「選抜戻って!」とかね。
やっぱりこの人は、SKE48のことを愛して見てくれてたんだなあ、と思いました。
㊳ MC
最終活動日のぼんやりさは、僕も笑いました。最後の曲へつなぎます。
㊴ アリガトウ
ファンの皆さんの小粋な計らいで、客席はオレンジ色に。なんか、かおたんとかおたんずの間であった、様々なドラマを連想させられて。
アイドルを推して行くということの良い形でのエンディングを観られたな、と感じましたよ。
最後の落とし穴。
衝撃的でした。
自分で顔に粉をつけるプロ意識。
コンサートタイトルは、実はスタッフさんからのメッセージだったという、オチも最高でした。
㊵ アイシテラブル!
やっぱり、最後は盛り上がらないと!みんなが笑顔になる素敵なラスト。
「粉かけババア」状態のかおたんが「ネットニュースにしてくださーい!」と言ってるとこは、かおたんらしくて最高です。
なんというか、また一つの時代が終わったなあ、と感じます。
時代と環境、そのどちらも味方につけて見せた、稀有なメンバーがかおたんだったな、と今回のコンサートを見て感じました。
こんな良いコンサートをソフト化しなくてどうする!
昼公演とメイキングと、卒業公演入れたら、みんな買うと思うんですがね。
観終わった後、また、かおたんに会いたくなる、そんなコンサートでした。