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2019年9月29日日曜日

ソファーとクッション①



柔らかい時間の始まり


 本日、2019年9月29日から松井珠理奈ソロアルバム「Privacy」が先行配信されましたね。
※画像は配信したものの画面をキャプチャしたものです。



 一通り聴いた時に、ファンの方との関係と総選挙を連想させられる「あの日交わした約束」や、いやこれ、ハリウッド珠理奈だろ、と言いたくなるカッコよさの「YOLO」、甘えん坊感を感じる「チューよりKISS」、握手会かなと思う「あなたの手」が今のところ印象的なんですが、一番、僕が好きなのは「ソファとクッション」なんですよね。

 このアルバムのリード曲だった「KMTダンス」がノリノリなダンス曲だっただけに、このアルバムの1曲目も奈和ちゃんのソロアルバムのように、激しい曲を勝手に予想してたんですが、全く真逆の始まりで。松井珠理奈という人の柔らかい部分が溢れてくるようなアルバムの始まりでしてね。

 歌詞の世界を見ていくと、疲れて帰った「私」を抱きしめてくれる「あなた」が「ソファ」で「私」が「クッション」という家にあるインテリアに喩えているんです。ハグしあう時の柔らかさ、心がリラックスする柔らかさを感じさせる言葉選びが凄く良くてですね。

 口ずさみ易くて、優しいメロディも好きで、複雑にしなくても大切なことを伝えられるんだなあ、と感じましたよ。

 珠理奈が休養中の今聴くからこそ、特別な響きを感じましてね。
 彼女が帰ってきた時にファンの我々は、「ソファ」になれたいいなあ、と曲を聴いていて思いましたよ。他にも「あなた」は「じゅりママ」だったり、「真那」だったりも聴きながら思い浮かびましたよ。
 
 松井珠理奈という人をピックアップした時に、激しいダンスのイメージが上がりますが(赤ピンはいつ見ても最高ですしね)、こういう優しい面も本当に良いんですよね。

 アルバムの残りの曲も書けそうなものから、考えていきたいと思いますよ。

※リード曲「KMTダンス」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/08/kmt.html