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2020年9月23日水曜日

12周年公演に向けての短期集中連載 第22弾「浅井裕華にはドラマが降り注ぐ」

 カオスダイバー



 SKE48の中にはドラマ性を持って入ってくるメンバーがいます。
 浅井裕華もその一人です。
 3期生である木﨑ゆりあのいとこであり、3期生の須田亜香里への憧れをフルオープンにするメンバーでした。
 もうこれだけで3期生好きとしてはお腹いっぱいですが、SKE48に入った後の彼女は、「PRODUCE48」で2週間韓国に渡ります。一日、約10時間のレッスンを行い、彼女のパフォーマンスはスタッフの方から「表現が堂々とするようになった」と言われるようになります。
 ううむ、「NiziU」とかで、成長過程を見せるコンテンツが韓国でも数年前からありますが、日本と違った完成度の高い表現の世界に彼女は飛び込んでいきます。

 ちょっと見てみましょう。


 


 ううむ、韓国語は「アジョシ」しか知らないので(ウォン・ビン主演)、どんな歌なのかは分かりませんが、SKE48のダンスとは少し違った感じがしますね。
 ただ、異国の地で試されながら成長していく姿は、今更ながらしっかり見ておけば良かったと思いますよ。そして、KーPOPは履修していないんですが、この記事のためにいくつか聴いてみたんですが、リズムが印象的なものが多いですね。

 こちらは難波の梅山さんと踊っている日本語の歌詞のもの。
 衣装が素敵。

 残念ながら、上位には食い込めませんでしたが、この経験をできたのは珠理奈とゆうかたんのみ。SKE48に居ながら、外のイズムを取り込むというのはなかなかできることではありません。


 急にたとえがオジサンくさくなりますが、WWEスターの中邑真輔が、プロレスも出来る反面、バックボーンに青山大学レスリング部や総合格闘技の経験が切れ味として時折、プロレスに出るのに似ています。総合格闘技の経験があるからこそ、グレイシーや桜庭といった少しプロレスと色が違う総合格闘技色の強い相手とも素晴らしい試合を創ることができた。

 話をゆうかたんに戻しましょう。
 何が言いたいかというと、かつてだーすーやゆりあが初代チームSに昇格して厳しい世界の中で成長していったように、珠理奈が超選抜の中に身を置かれてその中で前田敦子たちと戦ってきたように。浅井裕華も特別な経験をして日本に帰ってきたわけです。

 その浅井裕華という人に、今度はSKE48の過去の公演をぶつけたら、どんな化学反応を起こすのかが観たいんですね。
 まずは、ほのの、なるぴー、との3色団子が揃う「0start」公演。
 ゆうかたんの生誕祭でのほのの手紙は本当に良かったですね。実は、ほののの静かな優しさも凄い好きです。
 あとは、なるぴーと一緒にあと何回踊れるのか、というドラマもありますね。チームも違いますし。

 2つ目の「PARTY」公演では「7D2」が集まります。
 ゆなな、楽々、れなひゅー、こっちゃん、といったメンバーがいなくなっても、まだまだ「7D2」という世代には夢をみたいというのがあります。ただ、今回の裏テーマは9期との遭遇じゃないでしょうか?
 いったい、どんなユニットで誰と踊るのか?
 想像するだけで楽しみです。同期の中で誰が頭一つぬけるのか。

 そして、最後の「手つな」公演。
 なんと、珠理奈と共演です。
 外国で共に鍛えてきた1期生の先輩であり、SKEイズムの体現者とどう触れ合っていくのか。そして、後輩たちと一緒にどんな「手つな」を作るのか。
 個人的には、折角の配信なんで、外国でゆうかたんを知った人たちにも是非、見て欲しいなと思います。やっぱり、珠理奈のファンの方ってワールドワイドですもんね。ゆうかたんもまだまだファンの裾野を広げていけるのでは、と思っています。

 近年では、選抜という一つステージを上った彼女。 
 しかし、彼女には様々なドラマがこれからも降り注ぐのではないか、と思います。
 どんな混沌も彼女なら飛び込んで成長していくと、信じています。
 さあ、この1か月間で彼女はどんな変化を見せるのか、だんだん近づいてきた10月が楽しみです。