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2020年9月11日金曜日

12周年公演に向けて⑩「須田亜香里が戻る場所」

 接続点


 だーすーこと、須田亜香里がテレビを始めとする全国メディアに出ているのが当たり前になって、何年ぐらい経ったでしょう?
 全国ネットの番組への出演数なら、48グループではトップではないでしょうか? 
 以前なら、バラエティ番組の1コーナーに出た時は、しっかりと録画して何回も繰り返しみていたものです。
 48グループのもともとのコンセプトとしては、劇場公演などの活動を中心にその子の魅力を誰かに見つけてもらう夢への足掛かりでした。
 SKE48も勿論48グループの一つなので、だーすー自身の売れ方を見ると、下手したら卒業してソロで活躍していてもおかしくない状態ではあります。

 そんな中、10月3日からの公演フェスにだーすーも参加します。
 出演する公演は「制服の芽」と「シアターの女神」の2公演です。

 
 個人的には、久しぶりに「シアターの女神」で活躍する彼女が観られるのが楽しみでしてね。「制服の芽」時代は、端っこのポジションで、長い髪を振り乱して笑顔で踊ってました。「シアターの女神」では、髪を短くして前で踊る曲も増え、チームプレイを学んでいきました。
 彼女にとって「シアターの女神」公演の重要性は「コンプレックス力」のP111からを読んでいただければと思うんですね。この7か月間があったからこそ、彼女はソロプレイヤーとしての強さだけでなく、チームプレイや仲間の大切さを学んでいったと思います。

 彼女にとって、意識を変えてくれた「シアターの女神」公演。
 あれから5年以上経って、彼女はどんな風に「シアターの女神」を表現するのか?
 オリメンが4人しか残っていないチームで、あのチームCの一体感が出せるのか?
 様々な見どころがあると思いますが、僕の中での一番の見所は、須田亜香里が自分を変えてくれた公演とどんな風に再会するかです。

 おそらくユニットは「キャンディー」をやると思うんですが、時間を経てどう変わっているかも楽しみですね。丁度、人間須田亜香里が誕生する前年に終わってしまったので、曲によっては全く違うものも観られるんじゃないか、と期待しています。
 

 SKE48の入り口の一つとして、様々なメディアで活躍してくれるだーすー。彼女がタレントであると同時にアイドルであることを思い出させてくれる接続線としての「公演」。かつて松井玲奈がそうであったように、だーすーが、SKE48という名前を背負って活躍している間に、公演やコンサートの面白さを多くの人に知ってもらえたらと思います。
 そして、公演で踊るアイドル須田亜香里も楽しみですし、主演作でどんな他者になりきるのかという女優須田亜香里も楽しみです。
 

 多分、明日も須田亜香里をテレビやスマホの画面でも観ることになるでしょう。ただ、芸能界の最前線を走り続ける彼女と共演することで、多くの後輩たち(特に普段は共演の機会が少ないチームの後輩)が芸能という活動をしていく上で大切なことを学んでくれたら、数年後にまた面白い変化が起きるのではと期待しています。