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2020年9月6日日曜日

12周年公演に向けて⑤「JOKERがハートのエースだった頃」

JOKERがまだハートのエースだった頃

 黒澤明が、名作「七人の侍」を制作する際、ストーリーを作る時に名脚本家の橋本忍と小国英雄と集まって会議をしたそうです。黒澤は、農民たちを守る理由のくだりでストーリーが止まったそうです。その時、メンツは侍6人で、たけちよが居なかった状態です。 
 「カードは全部揃っているはずです」、「いや、まだJOKERがいない」という状況になったそうです。ここで、農民出身の侍ではないたけちよを持ってくることで、JOKERが揃ってあの名作のストーリーがどんどん進んで行ったそうです(詳しくは橋本忍さんの著書をチェック。『複眼んl映像』は名著です)。

 SKE48に置き換えて考えた時に、今の古畑奈和はJOKERではないか、と僕は思っています。
 どういう点がというと、今の彼女はどこでも戦える実力、どんなジャンルでも対応していける演技力、そして場の空気を変えられる佇まいだと思います。
 ちなみに、珠理奈がどれでだーすーがどれで、早香先生がどれかは、そういうのを考えるのが好きな人が是非、トランプの札にあてはめて考えてみてください。あくまで僕があてはめたら、という観点です。


 さて、最初から古畑奈和がJOKERだったかというと、そうではないと思いましてね。
 研究生からチームEに上がり、やがて、シングル選抜、AKB48との兼任、総選挙、ソロアルバム、センターと彼女のストーリーは波乱に満ちています。

 ※詳しくは、ブログの過去の記事をまとめた、こちらをご覧あれ!

https://note.com/oboeteitekure913/m/me7bdfffe47ff

 今回の12周年公演で奈和ちゃんが出演する公演で注目しているものはqつあります。

 「逆上がり」公演です。

 この頃の奈和ちゃんは、まだダンスの覚えが早くなる前で、影でむちゃくちゃ努力していた頃でした。それを見守って力になっていたのが、梅本まどかです。
 ちょっと2013年12月19日の奈和ちゃんのブログを読んでみましょう。

https://ameblo.jp/ske48official/entry-11732570461.html

 なんというか、「キャパ考えて仕事振れよ!」と2020年の観点からみると思いますが、彼女が唯一無二の存在になっていくための努力がきちんとあったんだなあ、と感じます。エースとしての期待とそれに伴う重圧。

 奈和ちゃん自身も「逆上がり」公演についてふれることが過去に何度かありました。気になったものをピックアップすると、まず、2014年10月23日のブログ。

 https://ameblo.jp/ske48official/entry-11943089700.html


 そして、2014年11月12日のブログ。

https://ameblo.jp/ske48official/entry-11951599916.html

 

 この2つを並べてみると、あの頃の自分との対比、そして、曲への思い出。
 ちなみに、「愛の色」の円陣のかけ声が知れるブログは2015年12月6日のもので知ることが出来ます。これは全世界60億人の「愛の色」ファンにはたまらないですね。

 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12103519722.html

 さて、話を戻すと、自分がまだ期待のエース候補の一人だった頃から、成長した2020年の今、果たして古畑奈和はどうこの2つの公演に挑むんでしょう?

 まず「逆上がり」公演では、どの曲を担当するのか?
 「虫のバラード」では、という声もありますが、僕としては、久々に「愛の色」が来てほしいなあ、と感じています。変化球としてはエンドロールでしょうか?でも、「エンドロール」はソロコンサートでちょっとボサノバ調にアレンジしたものが聴いてみたいですね。


 SKE48のJOKERが、ハートのエースだった頃の思い出が甦る公演、果たして奈和ちゃんは、過去の自分をどうやって超えるのか、あっさりと今の自分の色にするのか、鮮やかな残像にして自分の後ろに重ねるのか。

 まずは、今のうちに過去の公演やリクアワをチェックしておきましょう。
 そうすることで、彼女の今のアレンジが見えてくるはずです。

 JOKERとしての「逆上がり」に周りはどんな刺激を受けるのか。
 今から楽しみです。

 明日は、7D2をテーマにした「もう一度PARTYを始めよう」です。こないだは、思いっきり公演を間違えていてごめんなさい。

※この動画の奈和ちゃんがカッコいいんですよ。