多様性の宴
以前、ある方から「昔のアイドルはアルバムで曲を出してその１枚１枚の世界観を楽しんでいた」という話を聞いたことがあります。僕は、アイドルにハマったのは４８グループが初めてで、なかなか４８グループのアルバムで世界観を作っているものって無いんじゃないかな、と僕は思ってましてね(シングル曲がどうしても多くなるのもありますが)。
じゃあ、いくつも曲が集合して一つの世界を作るものは何があるのか？
そう、公演ですね。
個人的に世界観がすっきりとしているなあ、と思うのは「制服の芽」と「RESET」なんですよね。初めと終わりの世界観が綺麗につながるところとかも(これもいつか書きたいですね。『詩人』と『手紙のこと』が同じ書くことに関連して片想いの曲、『RESET』と『引っ越しました』は、シャッフルした側のメッセージとシャッフルされた側のメッセージの曲とかね。こういう並べるとどんなことが見えてくるのかは、いつか書きたいですね)。目撃者のように世界の断片を並べてみせる公演も素敵ですし、「ただいま恋愛中」とか名曲揃いですよね。
さて、公演に話を戻すと、公演曲の中では面白いというか、はっちゃけられるような曲があります。メンバーの楽しそうな顔が観られるのも良いですが、僕たちファンも楽しくコールできる曲もあります。今回、考えたいのは、「チームSKE推し」です。
原曲はチームBの「チームB推し」ですね。
なんか、公式にあったから何も考えずに最新の「チームB推し」貼りましたけど、これ、コール知らなかったらちょっと寂しいですね。
一応、「堂本兄弟」で披露された「SKE推し」もネットのどこかに光ってるので、そいつ、見つけにゆこうぜボーイ！
さて、話を戻すと、やっぱり原曲のはるきゃん推しから「超絶カワイイ！」の流れとか最高に楽しいですし、なんならイントロの「４８！」も楽しい。勿論、K２時代も楽しくて、急に山田みずほさんが邪悪になって「貯金しいやー！」と言った時の面白さ。まつりなの「あっはーん」の意味の分からない色気も良かったですね。ちなみに、「K２推し」だったら、リクエストアワー２０１４の時の映像がおススメです。特に阿弥ちゃんが最初から最後まで凄い。「一生懸命、夢を追いかけています」のところとか。歌詞じゃない猫の鳴き声みたいなところも色々遊びがあって面白い。この遊びがあるというのは、やはり曲をしっかり自分のものにしているからこそなんですよね。だから、ベテランメンバーがどんな風にふざけるのか、若手はついてこれるのか、も楽しみです。個人的に西くんがどうなるのか、気になります。
あの楽しいムードは、高柳明音をリーダーとするチームCの力があったのではとも思うんですね。アイドルを辞めようかと思っていた須田亜香里を励まして迎えた初日。ちゅりとだーすーの公演によるチームC同窓会も楽しみですね。本当にだーすーの「シアターの女神」とか良いんですよね。
さて、色々と書きましたが、こんなにメンバーもお客さんもバカになって騒げる曲はなかなかありません。特にコロナの時代の今は、声を出して騒ぐことも出来ません。だからこそ、メンバーにはまずモニターの向こうで、思いっきりさわいで欲しいですね。特に８期やD3の皆さんがチームCオリジナルメンバーからどんな影響を受けるのか、楽しみです。
一つだけ分かっているのは、僕らも彼女たちも笑顔になっているのは間違いありません。
明日は、「もう一度、PARTYを始めよう」です。
