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2020年9月3日木曜日

12周年公演に向けて②「伝説に素手で触れるということ」

 過去に接続して、未来を作るとき




 皆さんは、子供の頃、憧れていたものに大人になってから触れた時、どんな気持ちになるでしょうか?


 SKE48の倉島杏実については、以前、「倉島杏実というダイアモンド」という記事で書きました。

 10月3日から行われる公演では、下記の3公演に出ます。



 いやあ、どれも楽しみな公演なんですが、中でも「逆上がり」と「僕の太陽」が気になるんですよね。 


 まず、倉島杏実の憧れの人である松井玲奈が出ていた「僕の太陽」。
 以前、「手をつなぎながら」で「Glory days」のセンターも務め、タンバリンを両手にはめるタンババも経験した彼女。SKE48に憧れていた少女が、自分が観ていた公演を体感していく、そのドラマを観ていて、何故か観客の僕まで嬉しくなったのを覚えています。
 果たして、「僕の太陽」で彼女はどのポジションで踊るのか?
 どのユニットに出るのか?
 「アイドルなんて呼ばないで」が妥当なのかも知れませんが、彼女の年齢と歌詞の世界観を考えて、あえて「ヒグラシノコイ」を歌う彼女も観てみたいですね。
 「BINGO!」と「僕の太陽」という幸福感あふれる最後の名曲2連発で、躍動感いっぱいに唄う彼女の姿が待ち遠しいです。


 そして、倉島杏実と「逆上がり」公演の関係ですよね。
 多分、去年の大みそかにやった「わがままな流れ星」が来る可能性が高いと思うんですね。丁度、水野愛理もいますし。でも、「愛の色」も観てみたいなあ、とも思います。
 この「逆上がり」公演といえば、「虫のバラード」もそうなんですが、超名曲「to be continued」が最後に流れる。残念ながら配信ということで、観客からの「チームE」コールはないかも知れません。でも、きっとモニターを見ているひとりひとりがきっと言っているんじゃないか、と思います(僕も仕事が入ってなければ言う予定)。

 2019年、倉島杏実は青春ガールズ公演で16ポジを制覇しました。夏のサマステでは「無意識の色」のセンターも務めました。少しずつ、でも確実に結果をだしている彼女。いきなり公演を2つ覚えていくというとんでもない試練も、先ほど挙げたツイートにある通り、楽しみながら習得しています。
 これは、2020年にもう一つぐらい彼女が大きく話題になる場が欲しいところです。 

 コロナでSKE48の時間が止まってから、いったいどうなっていくのかと思いましたが、一旦、時計の針を戻して、過去と一度公演を通して接続してから未来に進むというこの感じ。しかも、過去の目撃者だった当人がそれをする。


 つくづく思いますが、年齢なんていうのは、ただの数字にしか過ぎなくて、好きなものに全力で挑むその姿勢は素直に頭が下がりますし、尊敬しています。そして、観ていて凄く気持ちが良いし、応援したくなる。
 うーむ、こう考えると、同じSKE48好きからスタートして、その好きなものを深く吸収し、実際に活躍している、自分の遠い延長線上にいる、倉島杏実はファンからの強い「共感性」も持っているアイドルでもあるんじゃないかな、と感じました。
 自分たちと同じようにSKE48を愛している(しかも、実力もメキメキついてきている)彼女が、SKE48の過去公演をどんな風に感じるのか楽しみです。

 「僕の太陽」と「逆上がり」を経験した倉島杏実が、どう成長するのか。

 この経験が、やがてSKE48のエースになった時に、必ず生きてくると信じています。


※なんとなく、イメージした曲を貼っておきますね。



 明日は、ちょっと思考を変えて、「あの名曲はどうなるのか?」です。