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2020年1月31日金曜日

古畑奈和の輝け!サクソフォン次世代エースへの道 第15回の感想

ずっと磨き続けているもの


 皆さん、古畑奈和という人のイメージってどんな感じですかね?
 昔しか知らない人だったら「古畑ジャンプの子」かも知れませんし、最近ファンになった方だったら、「お酒の番組に出てる子」かも知れません。他店のファンの方からしたら、「歌がうまい子」とかね。
 ちなみに、僕のイメージは「カテゴライズ出来ない、自分を更新し続ける子」です。
 まあ、人間なんで当たり前なのかも知れませんが、我々が見ている彼女は彼女の一部でしかないんですが、年が経つごとに色々な部分が見えてくるんですよね。
 さて、そんな彼女の魅力の一つが「サックス」です。

 皆さんは、「サックスワールド」の奈和ちゃんの連載動画観てますかね?
 最新のものがなかなか良かったので、まだの方はチェック!




 うーむ、「スパークル」良い曲ですね。
 曲の途中で待っている時の子供みたいな笑顔と拍手がカワイイですね。
 そして、色々とアイドルとしての仕事もあるのに、しっかりと仕上げてくる奈和ちゃんが素晴らしい。
 最後の凄い真面目なコメントと「あ、バイバーイ」のギャップが面白いですね。
 過去の動画も結構観てみると、サックスを知らない人でも楽しめるので、是非是非チェックしてみてください。

 いつか、SKE48の楽器ができるメンバーでアンサンブルというのも聴いてみたいですね。東李苑とのコンビで色々な曲を演奏しましたが、また奈和ちゃんが、コンサートやテレビ番組でサックスを吹くところがみたいですね。
 そして、運営はぜひぜひ、特技のあるメンバーにどんどん外仕事を持ってきて欲しいところです。

 最後に奈和ちゃんのセカンドソロアルバム、そろそろ出しても良いころじゃない、と僕は思っています。まだまだ、色々な奈和ちゃんが見たいです。

※サックス選びについて聞く「第9回」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/04/ske48.html

君のいない世界①

運命が変わるのは一瞬だ



 皆さん、2019年12月30日に行われた「AYAKARNIVAL」はご覧になりましたかね。我らがSKE48からはカミングフレーバーが参加。
 他の2組がガンガンシングルとか出してライブ歴があるのに対して、カミングフレーバー単独でここまで大きな会場は未経験。順番はトリということで、いったいどうなる?という感じだったんですが、結果をから言うと見事に成功したのではと思います。
 ちゃんとSKE48の系譜を受け継ぎながら独自の色を見せられているというかね。
 だって、1曲目が「恋を語る詩人になれなくて」ですよ。
 対外試合で「恋を語る詩人になれなくて」のあのイントロのワクワク感と大ジャンプ。書きながら泣きそうになってきたので、本題に入りましょう。

 このライブに辿り着くまでのドラマは、本日発売の「BUBUKA」さんに書いてあるので、未読の方は是非是非チェックを!
 特にらぶりんこと、中野愛理さんのライブと当日までのドラマが凄く良くてですね。
 普段の公演でも、選抜メンバー超激戦区のチームK2に所属しているので、決して目立つポジションではないし、カミフレでも後輩が前に立っている、それでも諦めずに全てをかけて戦うという姿勢は、映画「ロッキー」大好きな人間にはたまりません。
 今の状況に甘んじずに、ひっくり返してやるという姿勢、見習いたい!
 全国ツアーのリハーサルと重なってしまっていたり、後輩の台頭があったりと追い詰められるところもきっとあったんでしょうけど、見事にそれを乗り越えってパフォーマンスをしたらぶりん。こういうドラマがあるから、SKE48は面白いんですよね。
 年明けは、TCG静岡でランウェイを歩き、「大富豪は終わらないライブ」では「ジッパー」で美しいウエストラインを披露していきます。「BUBUKA」さんのインタビューの中でTwitterのフォロワーが増えたことを語っていましたが、まだまだ外からのファンが増えてきそうな予感がしますね。
 


 さて、そんな可能性を感じさせられる中野愛理さん、そしてカミングフレーバーなんですが、ニューシングル「ソーユートコあるよね?」のカップリングに「君のいない世界」が収録されています。
 全タイプのカップリングとして入っているというところに運営の本気具合が感じられます。まあ、MVも入れてくれや、というのが本音なんですがね。
 ただ、凄く良い曲なんですよ。
 「せ~のでいおうぜ!」とは違ってしっとりとした感じの曲になってましてね。
 ざっくり説明すると、友達でも恋人でもない、特別な相手ともう会えない、そして、想像していたのとは違う未来を選んで生きている、というような感じの内容なんですね。
 この「あの時の選択は正しかったのか」と後悔する想いというのは、人生長いこと生きてればありますよね。僕もあの時、こう言っておけばとか、あの選択をしなければ、と対人関係においてはあるので、凄く歌詞の内容に共感しました。
 曲のメロディも、日常の中の「静かな悲しみ」を感じる爽やかで優しいメロディなんですよね。衝動的な悲しみじゃなくて、ずっと続く悲しみですね。
 MVを入れないことで、より歌詞に注目させられることになりますが、これは凄く良かったんじゃないかな、と僕は思っています。

 ちなみに、最新のサガミの公式チャンネルでも、メンバーがこの曲のお気に入りポイントを語っていますので、まだの人はチェック!ちょいちょい大谷さんが面白いですよ。





 2020年のらぶりん、カミフレの動きがSKE48にどんな反響を及ぼすのか、これから楽しみです。個人的には、今回のモデル仕事のようなアイドルファン以外の目につくようなところにどんどん出て行って欲しいメンバーの一人だと思っています。

2020年1月30日木曜日

コップの中の木漏れ日②

それでも変わらないもの


 皆さんの住んでいる街に(村でも屋根裏でも独房でも可)美術館や映画館はありますかね?

 僕の地元の愛媛県宇和島市は、僕が成人するまでに町に二つあった映画館は全て閉館し、博物館や美術館もどんどん減っていきました。
 理由としては、来場者数の少なさや市政からの援助が得られなかったということなんですね。閉館後、博物館や美術館の展示物は、遠くの美術館や博物館に送られることが多いそうです。つまり、今まで見ようと思ったら、すぐに観られたものが観られなくなってしまうという問題があるんですね。
 もちろん、インターネット社会なので、検索さえすりゃ、すぐに出てくると思うんですが、じゃあ、日常生活で画家の作品や20世紀の巨匠の映画監督の作品を能動的に検索する人がどれぐらいいる?という話ですね。
 博物館や美術館での偶然の出会いや、映画館から感じ取るその時代の空気感は貴重だと思っています(たとえば、2019年だったら、僕は圧倒的に「格差」と「歴史」だと思います)。

 芸術なんざ、何の役にも立たんわい、という方もいると思うんですね。でも、チームラボの猪子寿之さんが、「人類を前に進めたい チームラボと境界のない世界」の中でアートは美を拡大したり美の基準を変えていくので、社会を変えようと思っている人にも有効だということを語っていました。アンディ・ウォーホールの作品が起こした大量生産品に対する価値観の変化を起こしたことを例にだしながら。さらに言うと、美の基準が変われば、人類の行動も変わるし、産業も生まれるし、政治や経済の在り方にも実は影響を及ぼせるという考え方が面白くてですね。
 「カッコいい」とか「キレイ」の基準が変わるだけで、僕たちの行動原理や思考も変わっていくわけです。

 小学校の頃の課外授業で、ほとんどの目的が美術館の美術品ではなく、遠足形式で歩く行きかえりの道の非日常感の方がメインだった僕も、一つぐらいはインパクトのある美術品や建築物があって、家に帰って「カッコ良かったもの」を家族に語ったものですし、「キレイだったもの」をうろ覚えで授業中にノートの隅に描いたりしたもんです。
 自分の幼少期や思春期の美術基準が、地元の町でもある程度確立させることがまだ出来ていたんですね。美術館や博物館や映画館の功績ってそう考えると大きいなと思います。

 やがて、僕は建築学や文学の方に傾倒していきますが、大人になった後、仕事の関係で関西にある美術大学で教鞭を奮っている准教授の方と、1日ゆっくり話すことがありました。その方はある程度の美術賞を取っていましたが、それだけでは生活が不安定で大学の仕事とアルバイトである会社の事務職をしているそうでした。
 芸術で食べていくことの難しさを話すと、「国の補助もそんなに頼りにならないし、大学の授業コマ数も限られてますしね。やっぱり数字を見られるんですよね」と寂しそうに笑っていました。
 いくつ賞を取ったとか何人が授業を取っているとか、「お金」を動かす為には「数字」という裏付けが大切なんですが、その反面、実学が強くなっていき、芸術というものの価値が変な「教養」とかの枠に入れられて、徐々に「数字」の理論の方が強くなっていくのはどうかなあ、と思うんですね。確かに若い子がいま、芸術とかに興味をあまり持てないのも分かるんです。
 でも、まだyoutubeやTikTokが価値基準の形成やロールモデルの役を担える段階ではないと思いますしね。
 
 ええ、長いこと前フリしたんですが、先日、「私たちソーユートコあるよね?」コンサートでみなるんこと大場美奈「コップの中の木漏れ日」をソロで披露しました。
 公式のレポートの中で「若手メンバー中心の曲だからこういう時出ないとできないからね」と言っていたことが書かれていたんですが、全く良いと思うんですね。
 だって今、彼女はアイドル人生「2周目」が始まっていますから。
 アイドル人生の「1周目」が終わったことについては、こちらのインタビューをご覧あれ!

https://news.merumo.ne.jp/article/genre/9364088

 インタビューの中で女優を目指しているよこにゃんが、みなるんの姿を見て励みになった、というところも良いんですが、既に彼女が15周年を見据えているところも凄いですね。
 そして、彼女がしたこのツイートが凄く印象に残ってましてね。
 

  
 キャリアが10年を超えるベテランメンバーが言う説得力もあるんですけど、「数」だけじゃない、何かアイドルとして大事な根源のものを考えさせられる気がしましてね。

 選抜の基準に握手の売り上げが前に出てきたことで、合理的になったものの、「数字」の要素が前に出すぎてしまったことにしんどくなっていた僕にとっては、とても心に刺さりましてね。
 もちろん、握手売り上げを前に出すことで「聖域」とかそういう言葉はここ数年聞かなくなってメンバーが傷つけられることが減ったのは良いことだと思います。
 でも、そのせいでワクワク感はセンター争いの方に移行したかな、と思っています。
 
 みなるんのこのツイートを綺麗ごとのように感じるかも知れません、いや「数」の方が合理的で役に立つでしょ、と思う人もいるかも知れません。
 でも、こういう価値観の彼女はグループにとって大切な存在です。チーム4立ち上げからの苦労を知っていて、復帰からのリスタートもありました。色々なものを潜り抜けて、無駄なものが削られていった、言葉だと思います。

 彼女の「2周目」は、どれだけ時代が進んでも忘れてはいけない価値観や、「これから来る者」への「成功の前例」としてのロールモデルとしての活躍もして行って欲しいなと勝手に思っています。
 美術館で美術品をみることで自分の「キレイ」や「カッコいい」が更新されていったように、彼女の言葉から大切な価値観が浮き上がっていきますように。
 
 150文字に満たないツイートなのに、僕の迷いを照らす木漏れ日のような文章でした。

※人を応援することについて考えさせられた「HANGOUT PLUS 松村香織編」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/06/hangoutplus.html

2020年1月14日から1月29日までの備忘録

2020年1月14日から1月29日までの備忘録


 一線を越えてしまいましてね。

 何の話かというと、これまで、正月になる度にZOZOTOWNの前澤社長がする、フォローとリツイートで100万円的イベントに必死になっている人々をみて、「くほほ、愚かよのう」と見ていたんですね。ちなみに、富の分配という意味では、僕はこのイベントは賛成です。
 話を戻すと、イベント自体がどうこうではなく、ここに群がる人々を見ていてなんとも言えない気分になっていたんですね。そして、それに倣って同じようなことをする金持ちたちを見て、なんだかなあ、という気分になったんですね。
 この心理の裏には他人が苦労せずに得をするのが嫌だ、みたいな人間の醜い部分もあるんでしょうが、同じぐらい人の剥き出しの欲望を見せつけられる感じがしたんですよね。
 もう一度書きますが、このアイディアやイベント自体は、スゴイ発明だと僕は思っています。

 それでね。
 ちょっとこのツイートを観て欲しいんですよ。



 普段なら、「ああ、また同じフォーマットでやってるよ」と思ったんですが、何の気の迷いか、こんなツイートをしたんですね。




 これですよ。
 ついに、僕も一線を越えたわけです。
 いや、叶うわけないのは、分かってるんですが、ひょっとして、もしかして。
 「一瞬のスリル」の世界観ですね。

 まあね、そりゃ一線も越えたくなるわけですよ。
 
 去年いっぱいまで働いた会社を辞めて、さあ、次の一手をどうすると考えているうちに1か月が過ぎてしまいましてね。
 わざわざ備忘録まで読みにくる人なら分かると思いますが、今月、恐ろしいぐらいブログの更新してたでしょ。研究職時代の癖で、暇さえあればひたすら考え続けて読み解いていくんですよ。
 午前中に転職活動して、夕方からブログっていう流れなんですが、どの選択肢も間違ってるんじゃないか、とまだ思ってましてね。前に転職したところが、働けば働くほど、貧乏になっていくこの映画みたいなとこだったんですよね。




 まあ、だから僕は、前澤社長のイベント発明は、なかなか時代を見ているな、と思いますし、それをツイートする人達も無理もないのかな、と自分の身に降りかかって思ったりもしています。
 なので、安易に飛びついてはいけないと言っている間に足元が揺らいできたのもまた事実です。
 黒澤映画の「素晴らしき日曜日」みたいに、貧困を乗り越えられるのは、妄想や夢、希望だと信じたい思いがあったんでしょうね。



 
 実家に帰るか、とも思うんですがね。

 メリットは家賃などが無くなりますが、ド田舎なので映画館とかがない。
 もちろんサブスクリプションサービスに加入という手もあるんでしょうがね。もう大分いっていないSKE48のコンサートからも離れてしまうというデメリットもある。
 関西に残るか。
 思えば、18歳の時に独りで田舎から出てきて丁度、18年かと思いましてね。

 ここからどう生きるか。

 まあ、金銭的にもタイムリミットは過ぎてるので、決断しようかなと思ってますよ。
 次に備忘録を更新する時には、もっと良い状態になってたいなあ、と思う次第です。

 どの選択をしても、どうか拍手をしてください。


2020年1月29日水曜日

SKE48 繰り返し見るシーン ライブ編

基本的に泣いている


 皆さん、SKE48のライブやMVで繰り返し観るシーンってありますかね。
 気づけば、ブルーレイやDVDを観てしまうというね。

① 松井玲奈卒業コンサート 2日目 仲間の歌


 僕の場合は、松井玲奈卒業コンサート2日目での「仲間の歌」のシーン。
 松井玲奈が最後に見せてくれたオレンジの景色は、何度も観ても泣けるんですよね。名古屋ドームでは、選抜しか見られなかったけれど、メンバーみんなで見ることができた。さらに言うと、その前の「手紙のこと」から合わせると、更に良し!
 セットリストの前半が楽しい雰囲気なだけに、余計になにかこみ上げてくるんですよね。




 ※初めて曲について書いたのもこの曲でしたね、「仲間の歌」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/blog-post_23.html


② 2016年 ソロコンの松井珠理奈

  「赤いピンヒールとプロフェッサー」

 さらに言うと、赤いピンヒールに履き替えて、床をこするところ

 
 めちゃくちゃマニアックなんですけど、ここがカッコいいんですよね。
 会場に居た特撮ファンとしては、「さ、最終フォームだ!」と震えたものです。
 ヒールで床をこすった後にかかる「ニューン」というあのイントロ。
 燃えますよね。もうダンスで黙らせる感じが、流石は松井珠理奈。
 会場を出る時は、「たった10分なのに、彼女がソロプレイヤーとして戦ったら、こんなになるの?」という衝撃がありました。
 ちなみに、最終フォームは2020年に「How are you?」でさらに更新されたのではないか、と個人的に思っています。


※ その年の「赤いピンヒールとプロフェッサー」 についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_36.html


③ 2014年リクエストアワーでの「眼差しサヨナラ」で小木曽が出てきた時のどよめき


 これは、衝撃でしたね。
 当日、会場にいましたが、サビ前までどよめきが止まりませんでしたからね。
 さっき、確認のために再生しましたが、あの時の興奮が蘇りました。
 「同窓会公演」とかが、湯浅さんの口から出ましたが、リクエストアワーで復活で良いんじゃない、と思うのは僕だけでしょうか?




 ④ 2013年ガイシ2日目夜 それを青春と呼ぶ日


 これはなぜか夜に観たくなるんですよね。
 「遠くにいても」が終わって、暗くなる会場。
 ファンが用意したサイリウムが次々と折られていき、幻想的な真っ白な光に包まれていきます。
 吹き出してくるシャボン玉。
 泣いているメンバー、笑って送り出そうとしているメンバー。
 ただ、美しく去っていく旅立ち組。
 今、文章書きながら涙がもう出てきそうですが、送り出してあげようと、メンバーもファンも思ってるのが伝わってくるんですよね。
 SKE48の良いところって、メンバーとファンが同じ方向を向いた時、素晴らしい奇跡が起こる、とこなんだよなあ、と思わせてくれるシーンです。



※ 「それを青春と呼ぶ日」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_29.html


⑤ 2018年SSA 「夢の階段を上れ!」


 あの「スーツとか正装で来てね」っていうのは、何だったんでしょうね。
 完全に転職フェアみたいな雰囲気が出てましたね。
 岡田美紅推しだった僕としては、推しが大きい会場で1曲とはいえ、センターを務めたのが凄く嬉しくてですね。
 未だに、あの曲終わりの噛みしめるような顔の後の笑顔を何度も観てしまいます。
 あの時は、3階ぐらいの高さの席からモニター越しに、推しの笑顔を観て関西から埼玉まで繰り出して良かったと、喜びを噛みしめたもんですよ。
 また、推しが見つかるといいなあ。


※「夢の階段を上れ!」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/blog-post_28.html 


⑥ ミュージカル「AKB49」の「僕は頑張る」


 「吉永を絶対合格させたーい!」のとこですね。
 ここを観ると、なにか浦山実の真っすぐな思いが伝わってきて、泣きそうになるんですよね。
 彼女の夢を叶えるために、自分は何が出来るか、自分に何が出来るかと向き合うところが凄く良いんですよね。
 他にも「君はペガサス」だったり、「AKB参上!」だったり良いシーンが沢山ある舞台です。
 僕は奈和ちゃんバージョンをよく見返します。



※「君はペガサス」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_15.html

 色々と書いて行きながら、一つ一つのライブについてじっくりと書いていく記事や、舞台のDVDについて書いて行く記事も書いてみようかしら、と思いました。
 皆さんが繰り返し見るシーンはありますか?

コケティッシュ渋滞中①

バッドエンドじゃない、僕たちはまだ途中だ


 なんでも「~はできない」とか「~はだめだ」という人よりは、「~がしたい!」という人の方が好きでしてね。
 もちろん、何の努力や実力もなしに言っても説得力はないと思うんですが、やっぱり言う人が言うと期待してしまいたくなるんですよね。

 SKE48の11周年記念公演の映像をぼんやり観ていると、「コケティッシュ渋滞中」が流れてきましてね。
 メンバーはドラフト2期生の4人。
 上村亜柚香、白井琴望、水野愛理、菅原茉椰の4人が踊ってるんですが、これが凄く良くてですね。
 開幕の上村プロの「ドラフト2期生の可愛さが渋滞中!」と言う台詞、そして、「回遊魚のキャパシティ」の時もカッコいい足上げをしている水野愛理がキックをしたら、飛んで行く靴。ミュージックステーションに出た時の松井玲奈を思い出した人も多いんじゃないでしょうか?(僕の記憶が正しかったら、真那もしてませんでしたっけ?)
 要所要所でぬかれるこっちゃんの笑顔、ライトの当たり方で、さらに美しさが際立つ菅原。
 どのサイトの方が書かれていたか忘れましたが、卒業した一色嶺奈を含めた5人で「恋愛ゲームの主要キャラが全員揃っている」という話がありましてね。
 確かに、それぞれが別の魅力を持っていてそれぞれの華がある(誰を攻略するかとかいう話をしたいけど、それは脱線するので、一旦置いておきましょう)。
 文字通り「く・ぎ・づ・け」だったわけです(バカの文章)。

 でもですね。
 うーむ、と僕は思ったわけです。
 こんなに逸材揃いの期が選抜に入れないほど、今のSKE48の競争は厳しいのかと。
 もちろん、各自の環境や選抜基準の問題もあったかとは思うんですけどね。
 ただ、そこで甘んじずに、生誕祭で選抜入りを誓った菅原はやっぱり素晴らしいと思うんですよね。
 水野愛理が、K2の中心へ再び躍り出ようとしているも良いですしね。
 各チームのアンダーを体験した亜柚香ぴょんの「チームリーダー」になりたいという目標も頼もしいですし、こっちゃんの海外でもどんどんyoutubeなどで配信していきたい、という野望も相変わらずスケールがでかくて最高ですしね。個人的には、最近のこっちゃんの動画もシリアスで好きです(鏡越しに見守るパンダが素敵)。


 

 やっぱり、アイドルはストーリーがあると、強いと僕は思うんですよね。
 ストーリーがファンを動かすとも思います。
 「7D2に曲を」という大きなストーリー、そして、それぞれの個人の目標。
 個人的には、ゆななの居ないKⅡを覚醒した水野愛理が、再びセンターになって引っ張るストーリーなんかも観てみたいと思います。同じく、菅原が楽々のいないEのセンターとして動いていく時もみたいですしね。
 こういう風に色々な想像や期待ができる人ってやっぱり魅力的だと思います。
 
 時が経って、彼女たちが中心となったSKE48は、いったいどんな風景になっているのか、何人が夢を叶えているのか、彼女たちのストーリーをまだまだ見守っていきたいと思います。

※「7D2に曲を」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/10/7d2.html

2020年1月28日火曜日

おすすめの映画と本「仮面ライダー龍騎 エピソードファイナル」

命ある限り闘い、壮絶に散る!


 この2日間、病気になってましてね。
 夜中に寒気で震えながら、頭だけはどんどん熱が出ていって、ひたすら嘔吐を繰り返しながら、「あっ、死ぬんだ」と何回か思ったんですが、ふと、こういう時ぐらいしか「生きている」ことについて考えないなあ、とバンプオブチキンの歌みたいなことを考えていたわけです。
 そして、もう死ぬかもしれないし、最後に何か1本映画でも見てから死ぬか、とヨロヨロしながら再生したのが、何故かこの「仮面ライダー龍騎 エピソードファイナル」だったんですね。





 いやあ、自分でも特撮映画のベスト3に入るぐらい好きなんですが(残りは『ガメラ3』と『W』の『AtoZ』)、観てさらに病状が悪化したことも付け加えておきます。

 この映画は劇場でも観ましたし、アルバイトをしてDVDも買ってひたすら観たもんです。当時、龍騎を観ていた友人に、映画の中で神崎士郎が言う「タイムリミットだ」から、ライダーがガンガン変身してくところまでをひたすらモノマネし続けるという嫌がらせをしたもんです。あと、友人の留守電には必ずゾルダの喋り方で入れるとかね。

 話がなかなか本筋に入りませんが、それだけ思い入れのある映画だったわけです。
 そして、この作品のディレクターズカット版が出た時に、かなり驚きましてね。
 なんじゃ、そりゃ。
 通常版のDVDに未公開映像として入れてくれよ、と思ったもんです。
 通常版でカットして行った霧島美穂という女性がより浮き上がってくる感じなんですよね。


 【ここからはネタバレ全開で行きます。テレビシリーズ含む】

 
 まず、映画の始まりで、残りのライダーの人数と残り時間が、文字で出てくるんですが、これがもうしびれました。
 あとが無い感じが伝わってくるんですよね。
 今、考えると、テレビシリーズで絶望的な強さを誇ったオーディンが、ここまでで死んでいることが衝撃ですね。誰が倒したんだろう。

 この映画の中で好きなシーンが2つありましてね。
 1つ目は教会にライダーが集まり変身、神崎士郎がパイプオルガンを弾くところです。ちなみに、このパイプオルガンは井上敏樹さんの指名だそうですね(オーディオコメンタリーより) 。
 ライダーバトルが始まるワクワク感と、デッキが投げて渡されるカッコ良さ。
 そして、神崎士郎がいったい何故、パイプオルガンを弾くのか、これから死に行く者たちへのレクイエムなのか、ただ、カッコいいからなのか。
 個人的には、ナイト対ゾルダの「ケリをつけるか」、「ああ…」からの変身がカッコいいんですよね。
 ライダーたちが揃って変身はこの場面ぐらいしかないんですよね(リュウガは除く)。

 2つ目は、蓮が真司を友と認めるところですね。
 あの蓮が!という感じで感動したのを覚えています。
 城戸真司という田崎監督風に言うと「凡人」が、他の超人たちの中で思考錯誤しながら、奮闘していき、最後は認められるというのも良いですね。全然関係ないですが、僕の地元では、真司が仮面ライダータイガを呼ぶ時の「オイ、トージョー!」のモノマネが爆発的に流行ったことも書いておきます。
 話を戻すと、めちゃくちゃ燃えるドラゴンライダーキックの後であり、サバイブになって突っ込んでいくシーンの前にある、静かだけど熱いシーンです。
 映画の脚本は井上敏樹さんが書いてるんですが、最後の最後に男の友情というのが良いですね。

 ちなみに映画館で映画を観終わった時は、放心状態でしてね。
 えっ、ここで終わり?となったもんです。
 ただ、満足感もありましてね。
 早くテレビの続きみたいなあ、と思いながら家に帰りました。

 映画公開後の龍騎は一気に核心に進んで行き、終局を迎えるんですが、リアルタイムで観ていた僕は、第49話のラストで真司が死ぬところで、朝からめちゃくちゃ大声を出したもんです。
 そして、迎えた最終回。
 「蓮、お前はなるべく…生きろ…」、「お前こそ、生きろ!」の映画とは違った二人の最後のやりとりも切なくてね。
 最後の仮面ライダーとなった蓮が歩いていき、そこに真司のモノローグが重なっていくんですよね。

 「でも、さっき思った。やっぱりミラーワールドなんか閉じたい。闘いを止めたいって。きっとすげえ辛い思いしたり、させたりすると思うけど、それでも止めたい。それが正しいかどうかじゃなくて、俺もライダーの一人として、叶えたい願いがそれなんだ」

「お前が最後に信じるものを見つけたように、俺にも信じるものはある。ライダーの一人として」

 こちらは、小林靖子さん脚本なんですが、映画版とはまた違った二人の男の良さがあるんですよね。

 「仮面ライダー龍騎」は9・11を受けて、正義について提示する作品があったということは、公式本の中で白倉プロデューサーが語ったいますが、まさに「正義の多様化」、「2元論では語れない社会の複雑さ」を感じた作品でした。
 一人一人の正義があり、一人一人の終わりがある。
 そして、繰り返され続けるゲーム。
 最後はテレビ版の最終回のラストに行きつくんでしょうけど、色々と想像できて良いんですよね。
 未だに「あれは何だったんだろう」とか、「あの後、どうしたんだろう」と思うシーンがある深みのある作品です。
 平成ライダーで並べた時に、クウガで蘇って、アギトで確立して、龍騎で破壊した感じがします。よく、龍騎を評して、「見た目がライダーじゃない」とか「同じライダー同士で戦うとかおかしい」なんて、観てない人がよく言ってましたが、いや、初代の時から戦ってたよ、同じ改造人間同士と。そして、「仮面ライダー」という固定概念を良い意味で破壊したんですよね。白倉プロデューサーの「最終回先行映画化」という仕掛けも「龍騎」だからこそ、効いた作品なんじゃないかなとも思いますしね。
 平成ライダー1期の攻めて攻めて攻めまくる感じが、大好きです。

 最後にオーディオコメンタリーの中で田崎監督が言っていた印象的な言葉があります。それは、劇場版の「アギト」、「龍騎」、「555」(当時撮影前)を並べて観た時に、芯になるものが何なのか考えて欲しいということなんですね。
 僕が考えたのは、「正義の多様性」と「強大な力に抗っていくこと」の二つを感じたんですが、皆さんはどうでしょう?
 また、機会があったら、特撮は好きなんで書いてみたいと思います。
 
 それにしても、今日は天気が悪いね、五郎ちゃんの顔が見えないよ。


一瞬のスリル

スリルと狂気と入口


 本日、STU48の新曲、「無謀な夢は覚めることがない」を購入したんですよ。
 ちゃんと僕がSTU48の中で応援している兵頭葵さんの参加しているカップリングが入っているタイプAを選びましてね。
 でもね、買ってから気づきいたんですが、なんと表題曲しかMVが入ってない!
 ええっ!となりましてね。
 気づいた時の僕の絶望感は、色々あって、やっと設計図を手に入れたのに映画のラスト3分でコイツがきたときぐらいの絶望感ですよ。



 今のところ全国握手会に行く予定もないので、これ、ダウンロードした方が安かったんじゃ…と思ったりもしたんですが、2期生の名鑑的なのが入ってるからいいかあと思いましてね(単純)。愛媛出身の子がまた一人増えて嬉しいです。

 早速聴いてみたんですが、なかなかこれが良くてね。
 歌詞の世界を見ていくと、燃え上がるくらいの運命的な出会いに憧れる主人公の曲なんですが、この思考の流れが面白くてですね。

 ① 運命的な出会いがしたい → ②でも、そんなことあるわけない → ③ けれど予想外の展開(本能的な出会い)に期待してしまう。

 皆さんもこういう思考の流れになる時ってないですかね。
 あんまりピンと来ないという方も、これを「恋愛」とか「出会い」とかじゃなくて、「宝くじ」とか「今、授業中に急にテロリストが攻めてきて、自分だけトイレに行っていてダイハード的展開に」とかに変えてみるとどうでしょう。
 僕なんかも本を買う時や映画を観る時、新曲を聴く時は、いつも③を期待しながら買います。
 もっと言うと、Twitterに新しい記事を書きましたと発信する時もそうですね。会ったこともない多くの人が読んでくれて、反響を頂いた時とか嬉しいもんです。
 もちろん、アイドルとの出会いもそうですよね。なんで、推してるんですか、と言われた時に、理屈や言葉で説明できるとも思うんですが、根源的な理由ってもっと本能的なものなのかな、ともこの曲を聴きながら思いました。
 2番のサビに出てくる「狂気」で思考がぐちゃぐちゃになって、大サビ前の「思い出せない入口」と繋がっていてなかなかテクニカルだな、と思いました。

 曲は凄く疾走感があって、「青い向日葵」バージョンで演奏すると、どんな感じになるのか聴いてみたいですね。

 兵頭葵さんは「驚くような奇跡がなくちゃだめね」の部分で声がはっきり聴こえてるんですが、間違えてないですよね?あまり自信がありません。

 すっごい良い曲なんだから、MV作って欲しかったですね。
 あと…。

 甲斐心愛ちゃんって…。

 じゃなかった。

 「勝手に!四国観光大使」は、前のシングル曲で曲終わりなの?というのもありましてね。せっかくだから、また曲が欲しいところです。

 「一瞬のスリル」、名曲なので、是非ライブでも聴きたい1曲です。

※「無謀な夢は覚めることがない」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/01/blog-post_28.html
 

無謀な夢は覚めることがない①

必要な夢


 STU48の新曲「無謀な夢は覚めることがない」が発売されましたね。
 今までのシングルとはまた違った感じの曲なんで、ちょっと聴いてみましょう。





 先に詞の世界から見ていくと、まず1番で「夜明け前の海」が登場します。しかも、「銀河」を映したような「無限」の広さである。そして、曲の語り手は、ここを渡りたいと思っていますが、どれぐらいの勇気が必要なのか、と考えてます。48ファン歴が長い方でしたら、本店の「RIVER」を思い浮かべたかも知れません。絶望的に大きなハードルや時代の抵抗であったり、色々と想像が出来ると思います。
 そして、本当に存在するのか分からない「遥かな大地」に思いを馳せます。
 誰かの受け売りの情報ではなく、自分の目で確かめたいという気持ちがサビ前では語られるんですが、インターネットが普及しまくったこの時代にこの想いは、よほど強いものなんでしょうね。もちろん、時代がもっと昔の可能性もありますが、絵か何かで見た「大陸」なのかも知れません。そして、「大陸」は「夢」にもイメージがつながりますね。
 サビでは、「瞼の裏」に「ずっと灼きついている」、「無謀な夢」に向かって、自分の知らない世界を目指せと語ります。
 僕が衝撃を受けたのは「希望」という言葉を「言い訳」としているところなんですね。これまでの秋元康の曲の中で「希望」はかなり大きなものだったと思うんですね。「希望について」や「君の名前は希望」とかね。それが「言い訳」であると。この「希望」のあとに「低い星」という言葉が出るんですが、小さな目標ではなく「無謀な夢」を目指せと言っているのではないかと思いましてね。
 さあ、やるんだという感じのサビですね。

 2番では、未来について絶望したり、自分の残りの時間を考えて諦めたりすることが語られています。人それぞれの「夢」への立ち止まり方が語れます。
 サビでは手軽なもので妥協せずに、遠くに夢を目指したくなる自分の力を試したくなるということが語られていきます。さっきの2番のAメロとは真逆ですね。
 2番のサビでは、「無謀な旅」に出ることを勧めます。
 大変なこともあるだろうけど、その分、「夕陽」である「達成した時」が気持ちが良いと。「手堅い夢」を求めていても、「景色」は変わらないとも言うことで、1番のサビの「低い星」と対応する感じの内容になってますね。

 大サビ前では、お手軽な道を選んではいけない、挫折を時には味わえというような内容が語られます。つまり、「無謀な夢」を追いかけようと思ったら、厳しい現実と向き合って行かなければいけない、ということが語られているわけです。

 最後の大サビでは、「無謀な夢」を後悔してはいけない、旅の途中で誰かと出会ってたくさんの愛を知ったということが語られます。ここまでで、勘の良い方ならおやっと思うかも知れません。ひょっとして、この語りての人、もう旅終わってない?と。
 それを裏付けるかのように、もし、もう一度やり直すとしてもまた、同じ選択をするということが語られます。そして、人間は無謀な夢を見ることで、新しい世界を生きていくことが出来るということで終わります。つまり、経験者の体験談で、これから海の向こうを目指す人たちへのメッセージになっていたんですよね。
 仮面ライダージオウのオーマジオウみたいですね(バカの文章)。

 この曲のMVが解禁した時に僕は、気になることがいくつかあって繰り返し聴いたんですね。
 何かというと、これまでのSTU48のシングルと毛色がかなり違うんです。
 まず、歌詞の中で「僕」が1回も登場していないこと。
 これまでのシングルの主人公は、「海」の近くの町に住んでいて、迷いを感じたり、好きな人を待ったり、送り出したりしていました。けれど、この曲の中では「海」という単語が一度しか出てこない。
 しかも、「海」というのが、「暗闇」における自分の今いる場所であったり、好きな人を連れてくる場所や好きな人を送り出して自分の涙を引き取ってくれるような場所ではない。非常に困難な場所として描かれます。
 この気になることは、シングルを買って、歌詞をじっくり読みこむことによって、解消されていきました。ただ、この曲は、これからのSTU48にやってくるであろう危機やトラブルを、乗り越えるために重要なものになるんじゃないでしょうか。
 活動を続けていくほど、卒業生は増えていくでしょうし、船という特殊な公演の場所ならではのトラブルもあるかもしれません。しかし、それを乗り越えるための「無謀な夢」が今、必要なのかも知れません。今のSTU48の夢はいったい何なのか、気になってきましたね。SKE48が名古屋ドームを目指すように、NMB48が京セラドームを目指すように、STU48にも「無謀な夢」が必要なのかも知れません。

 それにしても、甲斐心愛ちゃんって可愛いよね。

 
 
 ちなみに、今、STU48では、Twitterトレンド1位を目指しているキャンペーンもやってます。
詳しくはこちら!https://www.stu48.com/feature/4th_single

 
 明日の20時以降に、叶えたい自分の無謀な夢を書いてツイートしましょう。
 「スターウォーズをエピソード8から作り直したーい!」とかも叶えて貰えるか分かりませんが、現実的には、48グループや僕の好きなカルチャーについて、じっくり考える系の本の立ち上げ金を出して欲しい!とか言ったら叶うんでしょうか?(そのうちオンラインサロンかクラウドファウンディングとかで出来ないかと思ってるんですけどね)
 明日の20時、皆さんのどんな夢が並ぶか楽しみです。

※個人的には、シングルで1番好きな曲。「風を待つ」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_60.html

※歌詞が好きな「暗闇」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_24.html

※大サビの盛り上がりが好きな「大好きな人」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/08/blog-post_11.html

2020年1月26日日曜日

「かおたんちゃんねる 料理生配信」の感想

生き様アイドル


 前回、メイク動画をアップしたかおたん。
 今回は、生料理配信ということで、どんな感じなのか、観てみましょう。





 知らない人がサムネだけみたら30歳のような17歳の女性が、ただ料理をしている動画に見えるかもしれません。
 しかし、 流石はかおたん。 
 ところどころに、面白い要素がつまっているんですよね。

 まずは生配信なので「チャット」の部分からお金を「サポート」として送ることが出来るんですが、その名称についてのトークが面白かったですね。「お布施」になりつつあるんでかね。
 

 そして、具材を切る時の「ふぉわちゃ!ふぉわちゃ!」とか掛け声が面白いんですよね。SKE48時代に踊っていた「escape」や「最終ベル」が観られたのも良かったですね。
 彼女の良いところとしては、一つ一つのアイテムに関するエピソードがあるところがあるので、ただの紹介で終わらないところが素晴らしいです。
 終盤のPCのバッテリーが減ってきて始まる、謎の危機感せまるラストも面白かったですね。
 

 観ていて感じるのは、コメント欄も含めて「かおたんちゃんねる」だな、と思いましてね。双方向になることで、一つ面白さが乗っかる気がします。
 漫画家のTNB先生のツッコミやボケも面白かったし、センスのあるコメントをされる方も居て、流石は精鋭部隊かおたんず、と思いました。
 あとは、試行錯誤の過程が良くも悪くもストレートに配信されるので、ここは好みが分かれるところかもしれませんが、僕はこの感じがかおたんの醍醐味の一つだと思っています。
 テレビ東京のプロデューサの佐久間さんが、オードリーの若林さんのことを指して、「生き様芸人」と言っていましたが、かおたんこそ、「生き様アイドル」という言葉が似合う人だなあ、と思いました。
 次はどんな配信か、楽しみです。

※前回の動画の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/01/blog-post_55.html
 
TNB先生の本も読みましょう!
 


先生デザインのかおたんのTシャツも販売されてた!
 

古畑前田のえにし酒#15の感想

好きで好きで好き過ぎるから(酒が)


 今回は、番組初のゲスト(前田さんのおとう様は身内なので、ノーカウント)、落語家の柳家わさび師匠です。
 わさび師匠は、初のロケということなんですが、そう見えない。真打って、なるまでかなり時間がかかるからスゴイですよね。
 眼鏡を外すと、加瀬亮似のイケメンじゃないですか。
 と、思ったら、「シブラク」の宣伝も兼ねてるんですね。
 全然関係ないけど、「しぶらく」で変換したら、とんでもない漢字で変換されたぞ(書かないけど)!
 
 




 まずは、東京の神楽坂にやって来た3人。
 前田さんの服が、坂道グループっぽい清楚さがありますね。
 奈和ちゃんは、柄シャツの上にトレーナーという着こなしで、相変わらずオシャレです(外で着てた黒のライダースも)。
 芸者さんもいるそうで、歴史の息吹を感じる街です。
 ここで、落語とお酒の関係について。お酒というのは、「扇子や手ぬぐいと同じぐらい重要なもの」だそうです。

 わさび師匠おすすめのお店「玄品 神楽坂」へ。
 ヒレ酒がおいしくて、リーズナブルなお値段でふぐ料理が楽しめるお店だそうです。
 このお店に来たきっかけは、真打昇格お披露目の打ち上げがこのお店だったそうです。
 丁度、歯の矯正中で、食べる度に痛くてあまり味を覚えてないというエピソードもいいですね。
「私出すんで、これを是非飲んでいただきたい」といい人過ぎるわさび師匠。
 師匠の言う「これ」とは、「天然ひれ酒」のことですね。

 ひれ酒の前に食前酒として、「コラーゲンサワー」を飲む3人。
 プルプルのコラーゲン。
 たっぷりの果肉。
 だんだんハライチのネタみたいになりそうなんで止めます。
 ここで、わさび師匠から、落語とお酒の関係についてのトーク。
 お酒が落語のネタによく出て来るし、酔っ払いも良く出てくるそうです。「芝浜」を例に挙げてストーリーを語るわさび師匠。「芝浜」は、僕も好きなんですが、映画「億男」でも使われてましたね。
 「落語はまりそう」と前田さん。
 僕も2代目桂枝雀師匠なんかは、よく聴いてます。

 さあ、ここからは、わさび師匠おすすめの「焼きふぐ」です。「ポン酢」と「もろみ醤油」の2種類。
 「ふぐは肋骨がないんですよね」とご主人。
 初体験の「焼きフグ」を食べた前田さんは、「不思議な食感」
 奈和ちゃんは、良い呑みっぷりで1杯目終了。
 次は、唐揚げグランプリで最高金賞に輝いた「ふぐ唐揚げ」。食べてみて、小声で「やっば…」と呟く奈和ちゃん。「めちゃめちゃジューシー」と前田さん。
 「そりゃそうだわって感じ」と奈和ちゃんも最高金賞に納得です。
 「すげえさっぱりしてて、味も濃いっていう」という初めてとは思えない食レポをするわさび師匠。

 ここで、わさび師匠から「後輩に絶対お金を出させない」というエピソードが。
 ここから、後輩たち7人ぐらいとご飯に行って、「何万と払いました」と奈和ちゃん。
 「先輩になった」という実感をしたというエピソード。でも、翌日、誰からもお礼のメッセージが来なかったのは、少し悲しい。「そんなメンバーがいたら良かった」とちゃんとオチになってましたけどね。
 さあ、師匠がお勧めしていた「天然ヒレ酒」の準備が着々とできていますよ。ヒレをお酒の中にめちゃくちゃ浸してます。
 おいしさに目を見開く奈和ちゃんと、目を細める前田さん。なにか乙女酒を思い出しました。「めちゃくちゃヒレの味が濃い」と奈和ちゃん。おいしいお酒を飲んで微笑む顔が美人です。

 続いてわさび師匠が大好きなメニュー、「焼き白子 塩」。
 食べてみて、「中からとろーって」と前田さん。
 「しかもこの焼き目が香ばしくて」と奈和ちゃん。
 「綺麗に呑みますね。絵ですね」と呑み方を褒められる前田さん。
 ここで、5代目古今亭志ん朝師匠がお酒を飲んで高座に上がり、そのまま喋りながら寝たエピソードが。凄い。
 ここで、お店の看板メニュー「てっちり」です。
 1980年に創業し、「てっちり」を広めるために、創業した時から値段を変えずに今でも提供してくださっているそうです。
 紙を敷き詰めた上に、具材とお湯がのって鍋になっている不思議なメニュー。
 「大好きな味」と前田さん。
 ぷるぷるのフグと紅葉おろしのバランスも良いみたいですね。
 〆は雑炊がおすすめですって。

奈和ちゃんが頼んだメニュー
コラーゲンサワー 果肉キウイ (770円)

前田さんが頼んだメニュー
コラーゲンサワー 果肉ピンクグレープフルーツ (770円)

わさび師匠が頼んだメニュー
コラーゲンサワー 果肉キウイ (770円)

3人が頼んだメニュー
焼きふぐ三種盛り(ポン酢・もろみ醤油) (各2310円)
ふぐ唐揚げ(1870円)
天然ヒレ酒(1650円)
焼き白子(2178円)
てっちり(2178円)


 今度は、池袋にやってきた3人。
 わさび師匠が凄く疲れた時に、「すっぽんの生き血が呑みたくて」来たという「香車」。
 エピソードに奈和ちゃんが、軽く引いてます。
 奈和ちゃんが乙女酒の第1回の時に「マカスッポンニンニクサワー」を初めて呑んで、握手会で「奈和ちゃん、なんであんなの呑んでんの?」と言われたエピソードが。
 確かに、池袋で呑んでましたね。
※くわしくは、「乙女酒#1の感想」の記事を参照あれ。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/04/blog-post_4.html

 まずは、お気に入りのお酒で乾杯。
 そして、お店の看板メニューの「五色納豆」です。
 お店の方の解説によると、五色というのは、「マグロ・納豆・アジのたたき・タコ・大根の壺漬け」によって出来ているそうです。
 こちら、春風亭昇太師匠も来ているそうです。
 あ、あの城マニアの人か。
 手巻き寿司みたいな感じで五色納豆を食べていきます。
 奈和ちゃんはあっという間に1杯目が終了。
 次は、奈和ちゃんが思わず拝んでしまうぐらい食べたかった「生本鮪 3種」(大トロ・中トロ・赤身)。
 「めちゃくちゃ甘い、おいしい」と奈和ちゃん。
 「今、二人が酒呑みだな、と思ったのがわさびを醤油にとかず、上に乗せて食べてました」と発見するわさび師匠。こういうゲストの方から見た二人というのもいいですね。

 がんがん酒が進む3人。すでに2杯目も飲み切ろうとしています。
 いよいよ、「すっぽん鍋」が到着。
 「カレーみたいな色してる」と奈和ちゃん。
 さっそく食べた二人。スープを飲んだ前田さんは、「おいしいよね、飲みやすいです凄く。塩ちゃんこっぽいというか、お塩の味がしっかり効いてて」と好感触。
 すっぽんのお肉も「鶏肉みたいな感じ」みたいです。
 二人ともすっぽん鍋に大満足みたいですね。
 良い呑みっぷりの奈和ちゃん。

 さあ、ここでわさび師匠の「親子酒」が披露されます。
 15分から25分ぐらいの演目を上手くまとめてらっしゃいますね。
 酒に「元気だったかい?」と語りかけるところとか面白かったですね。
 「人間の業の肯定」を感じさせる優しいストーリーが良いですね。
 こんな感じで、各業界のお酒好きの方とお話していくのもいいですね。
 来週は、横浜の市民酒場ですって!

奈和ちゃんが頼んだメニュー
濃醇梅酒(ソーダ) (495円)

前田さんが頼んだメニュー
季節香るかのか ライチ酒(ソーダ) (605円)
季節香るかのか ライチ酒(ロック) (605円)

柳家わさび師匠が頼んだメニュー
濃醇梅酒(ロック) (495円)

3人が頼んだメニュー
五色納豆 (880円) 
生本鮪 三種(大トロ・中トロ・赤身) (1848円)
すっぽん鍋 (2人前 7700円) 



  

2020年1月25日土曜日

祝!深井ねがいさん 17歳の生誕祭

立派になられた


 本日、2020年1月25日は、チームEの深井ねがいちゃんの生誕祭の日。
 僕の友人が、深井ねがいちゃん推しで生誕祭に入ってましてね。
 素敵なサイネージの写真と、熱いレポートが送られてきましてね。







 なんか、資生堂とかのポスターに出てきそうな感じですよね。
 花のデザインも美しい。
 それにしても、ねがいちゃん。
 綺麗になりましたね。

 僕のスマホには、ねがいちゃんの画像が沢山あります。
 正確には、ねがいちゃんとのツーショットの写真が沢山あります。
 僕とのツーショットじゃないです。
 岡田美紅とのツーショットです。
 僕は岡田美紅推しでした。

 彼女のモバメを取っていた僕のところには、よくねがいちゃんとのツーショット写真が送られてきました。
 有料コンテンツなので、詳しい内容はかけませんが、丸一日一緒に出掛けたり、プリクラを撮ったり、熱く語りあったりと様々な内容でした。
 写真に写っているねがいちゃんは、今の姿とは想像もつかないくらい幼い顔の時も多くて、写真の後ろの方で、口を開けて笑っていたり、変顔をしたり、と久しぶりに見ているとほんわかしてきます。
 保存していない写真もあったので、どれどれと保存しようとしたら、画像倉庫的なサイトに画像を岡田美紅がアップしていたので、サイトの保管期限切れで保存できなかったのが、ちょっと切なかったですね。まあ、二人が仲良いのは、みんな覚えてますしね。

 やがて、岡田美紅は卒業します。
 そこが起点になったか分かりませんが、徐々にねがいちゃんは良い意味で変わっていきます。若さや未経験からの危うさから、徐々に安定感に代わり、雰囲気も大人びた感じになっていきます(ただ、生誕祭のスピーチを聞くと表面しか分かってないなあと思ったんですがね)。

 僕が一番驚いたのは、「100%SKE48」のインタビューの「聖書を読んでいる」ということでした。新約聖書なのか、旧約聖書なのか気になるところです。ただ、聖書という高度に「小説的な」テキスト(特に『創成紀』とかね)を読めるアイドルっていいな、と僕は思います。彼女についてまた、じっくりとしたインタビューを読みたいな、どこか取材してくれないとも思いますしね(握手会行けばいいのか)。

 ファンの皆さんと一緒に頑張ったTCG静岡イベントでのランウェイを歩くという目標を達成した彼女。生誕性のスピーチでは、「卒業を考えたこと」や「やりたいことをみつけたい」、そして、「選抜を目指したい」ということを語っていましたが、「1番はファンの皆さんに恩返ししたい」ということなんですよね。
 本当に、立派になったなあ、と思いましてね。
 僕もたまにshowroom配信を観るんですが、お父様やお母様のご教育の賜物なんだろうな、と思っています。
 最初に書いたねがいちゃん推しの方から、「握手会の時には、出ていくこちらに必ずお辞儀をする」ということも聞いたことがあります。

 本当に良い子なので、これからのアイドル活動の中で、自分の人生で進んでいく道を発見してくれたらな、と思います。
 僕の推しは夢の途中で、卒業することになりましたが、彼女には夢を見つけて納得いくところで卒業して欲しいな、と思います。
 そして、ねがいちゃん推しの皆さんは、彼女の夢を守ったり、後押しできる人たちであってほしいな、と思います。



 
 17歳の1年間も自分らしく夢を見つけてほしい、と願ってやまない、元岡田美紅推しでした。良い生誕祭とスピーチありがとう!

SKE48 次にソロコンが見たいのは誰だ?

4年に1度ぐらいでもいいから


 本日、2020年1月25日は、おーちゃんこと末永桜花さんのソロコンサートがありましたね。
 僕は現場に行けなかったんですが、なかなか良いコンサートだったことがSKE48公式さんの動画から伝わってきました。推しメンのソロコン。セレッソールの皆さんからしたら最高の時間だったと思います。
 で、おーちゃんのソロコンの動画を観ながら考えたわけですよ。
 次にソロコンするなら誰が観たいかな、と。

 そこで、今回は次にソロコンが観たいメンバーを考えてみました。
 ルールとして、今回のおーちゃんのコンサートみたいにゲストもありとします。
 そして、既にソロコンサートをしている、珠理奈、奈和ちゃん、野島樺乃さんは無しにします。まあ、この辺りのメンバーもまた観たいんですけどね。個人的には、奈和ちゃんのソロコンの配信すら見逃したので、是非2回目をやってほしいです。

 さあ、それじゃあ、行ってみましょう!

① 谷真理佳

 
 2016年のソロコンを観た時に、歌の上手さとお笑いのバランスが凄くいいなあ、と思ったんですよね。それに総選挙曲にも恵まれていて、「月の仮面」、「波が伝えるもの」といった名曲が是非聴きたいなあ、と思っています。「大人の世界」というセンター曲もありますしね。
 ゲストは、同じく「波が伝えるもの」のメンバーの水野愛理はどうでしょう?仲が良い、はたごんやぴよすもいいですね。
 彼女が歌う「不器用太陽」も大好きなので、是非実現して欲しいです。

※「月の仮面」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_8.html


② 大場美奈


 映画好きの悪い癖なんですが、映画を観ている時にスクリプトのことを凄く気にするんですね。どんな構成で組み立てたんだろうとか。そういう意味では、みなるんの2016ソロコンでのバランスの良さですよ。
 次も是非、野間口さんと一緒にコントしつつ、歌もしつつで、緩急をつけながらお客さんを飽きさせずに「次はどうなる?」というのを楽しめる総合的なものが観てみたいですね。
 個人的には、みなるんが乃木坂46の「きっかけ」「悲しみの忘れ方」を唄ったら、間違いなく泣くと思います。
 アンコール明けは「今、君といられること」とかも出てくるかもですね。
 ゲストとして、山内鈴蘭が来て「黄金センター」「アンチ」を唄ってくれたら、もうね…。

※みなるんの「アンチ」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/05/blog-post_27.html

③ 竹内彩姫

 
 彼女の朗読がまた聴きたいなあ、と思いましてね。
 朗読って、声だけで表現しなければいけないんで、かなり難易度が高い表現なんですよね。ソロコンの時の彼女の読み方が凄く良かったんですよね。これまでの自分のドラマを語っていく形式なんですよね。あれから4年、彼女にどんなドラマがあったのかを聴いてみたいです。
 ゲストは、同じく本とゆかりの深い鎌田さんとかもどうですかね。
 ビブロフィリア的なアイドルもありだと思っています。

※さきぽんの「あなたがいてくれたから」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_8.html


④ 惣田紗莉渚

 
 独自の世界を持っているんですよね。
 2016年のソロコンを観た時も、宝塚の曲が凄く良かったんですが、出演した「トリッパ-遊園地」の曲も聴いてみたいんですよね(せっかく大阪に来てくれたのに、いけなかったんですよう)。凄い評判がいいのだけ、伝わってくるのが悔しい。
 ゲストは、あえて後輩のふゆっぴはどうでしょう?
 最後は「あの先の未来まで」でまだまだ、旅は続く感じで。

※さりーの「私だけに」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_16.html

⑤ 浅井裕華

 
 選抜コンサートでの「それでも好きだよ」は、ドラマがあって凄い良かったんですよね。
 一人のアイドルとして、どこまで勝負できるかを見せて欲しいな、と思うメンバーです。
 ゲストは、だーすーと見せかけて同じ須田会のレオ様かぴよすはどうでしょう。「狼とプライド」とか観てみたいですね。
 僕としては「制服レジスタンス」を聴いてみたいな、と思いますよ。


⑥ 白井琴望


 やはり、彼女の企画力は目を見張るものがありましてね。
 showroom配信での耐久力を考えると、2時間という時間の中でどこまでアイディアをつめこめるかの戦いになるかも知れません。
 ゲストはやはりゆっちでしょうか。
 「誰にも言わないで」という名曲を眠らせておくのは、勿体ない!

※こっちゃんの「誰にも言わないで」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_9.html


⑦ 佐藤佳穂


 この人は、次はどんな手を打ってくるんだろう、というのがとても興味があります。
 特に予想はできないですが、おーちゃんと「さとながちゃんねる」コンビはどうでしょうか?
 個人的には、「16人姉妹」を完成させてくれてもいいぞ、もっと色々な顔を見せてほしいな、と思っています。

※さとかほの「16人姉妹の歌」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/01/blog-post_44.html


 他にも、はたごんの落語の新しいネタやどんちゃんの新ネタも思い浮かんだんですが、2時間のライブという枠だと、ちょっと長いかなと思ったので、省きました。
 あとは、坂本真凛ちゃん、倉島杏実ちゃんと観るSKE48ライブDVD会とかもおもしろそうでしたが、コンサートじゃないじゃん、と思ったので、同じく省きました。
 あとは、現実的にはだーすーのソロコンとかやっても全く違和感がないんですが、彼女がどんな曲をチョイスするのかも見てみたいですね。「快速と動体視力」とか久しぶりにみたいです。
 どうしても、2016年のソロコンの延長線上に考えてしまう形になってしまいましたが、一人一人のメンバーの良さを知るには凄く良いと思うんですよね。
 だから、運営さん、そろそろ全体ソロコンしようぜ!




※谷のソロコンでの「軽蔑していた愛情」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_25.html

※はたごんの「鷺とり」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_44.html
  

福士奈央の芸人もういっちょ最終回の感想

死んでもやめんじゃねーぞ


 昨年、どんちゃんこと、福士奈央さんがレギュラー出演している番組、「芸人もういっっちょ」が最終回を迎えました。
 まずは、観てみましょう。




 うーん、終わってしまったかあ、という感じですね。
 元々、賞レースの決勝に行けなかったら、番組終了という縛りだったんですが、キャリア3年で決勝まで行くってなかなか大変ですよ。
 しかし、3年目にして「とち子」ネタは安定感があります。



 何気に、みおりんがディスられてるとこが、僕は好きです。
 確かに冷静に考えたら怖いな、と。
 

 総選挙ネタの「スピーチ」とか、アイドルならではのネタでいいですよね。


 

 みんな、握手会行く時、気をつけよう!
 そして、どんちゃんファンいい人だらけじゃあ~ないか。

 2019年11月29日の彼女のブログを読むと、番組終了と芸人とアイドルの両立について書かれています。
http://www2.ske48.co.jp/blog/detail/id:20191129211407344/

 「芸人やりたいならアイドル辞めれば?」という言葉。
 真剣にお笑い1本に取り組んでる人からしたら、あまり良く映らなかったかも知れません。けれど、「馬鹿よ、貴方は」の新道さんが言っていたように、「アイドル福士奈央にしかできないこと」が上記のネタでは出来ていたし、説得力があったんじゃないでしょうか?

 「芸人としての自分を外に発信することが難しい」という内容を書いてましたが、彼女が、これまでの「もういっちょ」を観ていると、お笑い芸人や候補生の人たちに、福士奈央や彼女が所属するSKE48を認識してもらうことができたんじゃないかな、と思います(賞レースで知ったという人も多かったですしね)。

 SKE48以外で心から楽しめることである、お笑いを見つけたどんちゃん。
 出来たら、番組終わっても続けて欲しいですし、是非、賞レースやネタ番組に出て、「お笑い芸人 福士奈央」をまた見せて欲しいですね。シーズン2は誰かとコンビを組んで「漫才編」とかも僕としては観てみたいですね。

 珠理奈ヲタというキャラから、一つ脱皮して、「お笑い」を手に入れたどんちゃん。本当に貴重なものと出会うことができたと思います。だって、他のメンバーはお笑いの賞レース目指してないですからね。
 SKE48の中で唯一無二のものを手に入れた彼女。
 また、「お笑い芸人 福士奈央」が見られますように。

握手の愛①

味方が目の前に居ること



 「ネット」でとか「みんな」が、とかいう言葉を使う人が嫌いでしてね。
 ニュースとかで「ネットの声は」みたいな感じで引用される情報って、だいたいアカウント名とか前後の文脈が伏せられてますよね。前に働いていた会社で、「みんな」という言葉を使う人に対して、「みんな」というのは誰と誰のことを言うのか順番に名前を出してごらんというと、全社員の0.01%ほどの人数だったということもありました。
 それぐらい、最近僕は、ファクトがはっきりしない情報に対してストレスを感じています。
 僕のストレスを加速させたのが、2018年の総選挙後の松井珠理奈叩きでした。
※ この辺りのストレスに関しては、「誰かの耳」についての記事で書いたので是非読んで欲しいところです。


 さて、こんなにだらだらと前置きを書いたのは、どうしても松井珠理奈という人のイメージが人によって違うような気がしたからです。
 もちろん、思考の多様性はあって当然なんですが、無関心で興味がない層がなんとなく流れてくるネットニュースのコメント欄などにある、根拠のないコメントを鵜のみにして、よろしくないイメージを作っている気がするんですね。
 繰り返しますが、みんながみんな珠理奈が好きじゃないといけないというわけではないです。でも、何の根拠や情報もなしに、嫌ったりレッテルを貼ったりするのは違う気がするんですね。
 ああ、めんどくさい。
 それでも書きたいのは、僕は彼女の行動だったり発言だったりに感動をもらっているからです。

 2014年2月1日、2月2日の二日間でナゴヤドーム単独公演が行われました。
 当時の僕の珠理奈のイメージは「雲の上の人」という感じでした。
 全国握手会に行くと、彼女の列と松井玲奈の列は安定して爆発してましたし、個別握手会でもなかなかまとまって券が取れないという状況でした。
 まあ、その頃、バリバリの中西優香推しだった僕からしたら、ずっとセンター張ってて、本店のセンターもいける、とてつもない才能の持ち主という感じだったんですね。ここまで読んだ中で勘の鋭い方なら分かると思いますが、僕もレッテルを貼っていたわけですね。彼女は、自分の推しと比べてある程度芸能人として成功しているし、もう頭一つ抜けた存在じゃないかと。
 そして、話は名古屋ドーム1日目のアンコールへ移ります。
 ここで、オレンジ色の「箱で推せ!」Tシャツを着たメンバーたちが出てきて、「握手の愛」と共にチームS、チームEメンバーを中心にアリーナ席に行って降りていって握手をしていきます。
 1階のスタンド席に居た僕は、いいなあ、と指をくわえて見てたんですが、モニターに映し出された一人の少女が泣きながら観客席で握手をしていました。


 松井珠理奈でした。


 他のメンバーと比べて、とてもゆっくりとした速度で、一人一人に「ありがとう」とお礼を言いながら。
 どんなに自分のポジションが上に行っても、目の前の一人一人のファンを大事にする姿勢。
 気づけば僕は涙していました。
 ここに来るまでの色々な思いもあったでしょうが、驕らずに素直に感謝の気持ちを伝えている。こっちが勝手に上に押し上げていただけだったんですね。
 「握手の愛」「味方がいることを思い出せる」という歌詞がありましたが、この人の「味方」で居たいと思わされました。
 2日目も同じように観客席に降りて、握手をしていく珠理奈の姿がありました。
 ああ、この人は「雲の上の人」なんかじゃない。ちゃんと同じところに立っている、SKE48というグループの一人のメンバーであり、優しい一人の女の子なんだ、それを彼女は自然な行動で僕に教えてくれたと思いました。

 ちなみに今の僕の彼女のイメージは「繊細で大胆な、日本一動ける作詞家アイドル」です。
 この記事を書いた背景には、欅坂46の絶対的センター平手友梨奈さんの「脱退」が無関係とはいえません。欅坂46には明るくないので、詳しく書くことは避けますが、平手さんと珠理奈は全く別の人ですし、環境も違います。でも、何かひっかかっています。
 
 名古屋ドームから1年後、松井珠理奈の握手券を取るようになりました。
 1回1回が神対応でした。
 今でも1回1回どんな話をしたのか、話せるぐらい。
 だーすーとはまた違った形で握手の見本にしたい対応です。
 二人ともメディアで活躍しているし、知名度も高いですが、決して驕らずに一人一人のファンを大切にしてくれている。
 しかし、有名になればなるほど、アンチも増えていく。
 足をひっぱりたい人も増えていく。
 僕がYahooのコメント欄やライブドア系のまとめサイトを見なくなったのは、コメントの治安の悪さのせいです。

 そこから、一歩離れてじっくり考えるきっかけになる場が欲しいと思って、作ったのがこのブログです。


 握手会に行って「応援してるよ」、「味方だよ」と直接言えたらいいんですが、こういう形で情報や考えをシェアしていきながら、応援すること、味方になることもできるんじゃないかともついでに思っています(単純に今、お金がないんですけどね)。

 もう一度、珠理奈が名古屋ドームのアリーナを歩けるよう日が来ることを願っています。出来たら、その時、握手したいなあ、とか妄想しながら。
 
 
※「誰かの耳」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post.html

※最新ソロ曲「How Are You?」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/01/who-are-you.html 

2020年1月24日金曜日

仲間の歌②

アイドルを推すことで


 本日、1月24日は、元SKE48中西優香さん、通称にししの誕生日です。
 何を隠そう僕は中西優香1推しでしてね。
 中西といえば、やはり無視できないのが、「仲間の歌」ですよね。

 大サビ前で、普段は「愛の歌を唄おう」から大サビの歌詞を先導していくんですが、コンサートによって違うんですね。
 ガイシ2013夜の時の「これからも、ずっと仲間だからな」とかも泣けるんですが、僕は名古屋ドームでの言葉が一番印象に残ってましてね。


「SKE48が生まれてから5年半経って、私たちは今ここにいます。私たちをここに連れてきてくれたのは、皆さんです。皆さんは本当に大切な仲間です。皆さん、これからもSKE48を応援してくれますか?」


 SKE48が目標としていた名古屋ドームに到着したこと。
 ファンへの感謝、そして、これからのこと。
 当日、名古屋ドームに居た僕は、この言葉に涙したもんです。
 「仲間の歌」はだいたい途中ぐらいから泣いてしまっていることが多いんですけどね。皆さんにもないですか、そういう曲。もう、合唱のところでは「愛の歌を唄おうぅぅ」と嗚咽してましたよ。
 約1か月後に行われた大組閣により、中西優香はSKE48のキャプテンではなくなり、チームSのリーダーでもなくなります。組織の新陳代謝は必要だと思いますが、もの凄いショックを受けたのを覚えています。
 でも、SKE48での思い出として一番嬉しかったことを総選挙のランクインと言ってくれたことは、推しの一人として選挙に参加して良かったな、と思う限りです。

 やがて彼女は卒業し、声優をして結婚。芸能界を引退します。
 「アイドルマスター」というゲームのアイドルの動きを担当する仕事の人(名前が分からなくて申し訳ない)なんかもしてるみたいなんですがね。
 
 SKE48に対してのめり込ませてくれた人ですし、人間として尊敬もしてるんですが、一番の収穫は「人の幸せを一緒に喜べるようになった」ことですかね。僕はわりと自分可愛さで生きてきた人間なので、他人に対して執着を抱くことがなかったんですが、小さなことで一緒になって喜べたり、理不尽なことに怒れたり、感動して泣けたり、ライブに行くのが楽しかったりというのは、全部彼女から教わったことなんですよね。なんというか、人間らしくしてもらいましたよ。それがあるから、SKE48を未だに応援しています。

 最近、新しい推しが出来たかと思ったら、卒業して、また箱推しに戻りましたが、SKE48の仲間であることは、ずっと変わりません。
 「仲間の歌」を聴く度に残像が見えてしまう時もありますが、それでも大好きな歌です。
 いつかまた、名古屋ドームで「仲間の歌」が一緒に歌えることを願いながら。



 

STU48 兵頭葵さんの生誕祭の言葉から考えたこと

生きたいように生きる、なりたい自分になる


 もう出遅れるのが当たり前になってきてますがね。
 近頃の兵頭さんから考えたことは、以前、彼女の誕生日に書かせてもらったので、生誕祭の手紙やスピーチを聞いて考えたことを簡単に書かせていただきます。


 「葵先生」と福ちゃん(最近、覚えた)から言われるほど、面倒見の良い兵頭さん。「青い向日葵」でもピアノ以外の楽器を担当して、自分のスキルの高さを万遍なく発揮している彼女。しかし、公演によっては自分のポジションがなかったり、選抜に入れない曲もあったりで悔しい思いをしている。
 STU48の選抜基準については、詳しくないので、ここから先は他店ヲタの感想になります。
 STU48はまだ1期生のみなんですよね。
 だったら、今、3期生までいる日向坂46とは人数的に大差がないのであれば、全員選抜にして、フォーメーションの序列を競わせるという戦い方もできたはずなんだよなあ、と思うんですよね。
 もちろん、「競争こそが48グループ、甘ったれるな小僧!お前の頭は帽子をかぶるためだけにあるのか?」と映画「フルメタルジャケット」のハートマン軍曹みたいなことを思われる方も居るかもしれません。
 でもね、SKE48を観ている人間からすれば「器用貧乏」とか「公演職人」と言われたまま卒業していったメンバーもいるんですよね。
 昔だったら、選挙だったりじゃんけんだったりという、グループ内でのブレークスルーがいくつかあったんですが、今は自分とファンで開拓していく必要があるのかなあ、と思っています。
 個人的には、SKE48にいる古畑奈和というメンバーがサックスをやっていたことから「サックスマガジン」で連載を持っていて、アイドルファン以外(特に吹奏楽をされている方)にも徐々に認知されてきたんで、このアプローチがロールモデルにならないかな、と思っています。
 同じくSKE48の松村香織という人のように独自にちゃんねるを作って、のし上がっていた人も居ますが、兵頭さんも自分の強みを活かして(特に音楽関係)、グループ内だけでなく、外にも名前が響いていって欲しいな、と思っています(前と同じようなこと書いて申し訳ない)。
 個人的にはyoutubeに「葵ちゃんねる」を運営から開設してもらって(卒業後もかおたんのように継続できるようにして)、48グループや46グループのピアノバージョンを弾くとか、どうでしょう?個人的には、JKT48の新曲はまだ誰も手を付けてないし、全く違う層が観ることになるので、狙い目だと僕は密かに思っています。

 と、まあ、色々と書きましたが、彼女のTwitterの「自由奔放に生きる」という言葉は様々な可能性を感じさせられる言葉だと思います。「自由奔放」は難しいけれど、本当にできたら、きっと選択肢は広がっていくと思います。

 なんとなく、今の彼女に似合いそうな曲を貼ってみました。
 いや、こっちの方が合うだろ、というのがあれば、また教えてください。


 

祝!北川愛乃19歳の誕生日!

シアターで会いたい人


 本日、2020年1月24日はよこにゃんこと、北川愛乃さんの19歳の誕生日です。
 
 よこにゃんにとって18歳の1年間は、躍動の1年間だったと思います。
 単独での舞台出演やハムレットでの好演、選抜への抜擢。
 僕が知っている限りでは、グループ内でのベスト3に入るぐらい躍進したのでは、と思います。
 その反面、彼女を取り巻く環境については、なかなか厳しくて2019年後半からは彼女が目指す女優に直結する仕事が止まります。「運営、頼むぜ」というのは簡単ですが、48グループに名指しで演技仕事を回してくれるところって、最近はなかなか少ないんですよね。
 できたら、「SKEBINGO!」の演技を学ぶというアプローチがアイドル番組として、凄く面白かったので、是非、第2弾をやってほしいな、と思います。僕はあの番組で彼女の魅力を知りましたから。

 それから、魅力が更新してないかと言うと、全くそうではなくてですね。
 選抜になってからのアメーバブログの内容が凄く面白いんですよね。
 演技の仕事をしていたからか、お客さんにどう見えているか、どうしたら楽しんでもらえるか、ということを工夫していると思います。プラモデルを上手に作れないホビージャパン読者としては、彼女が絶賛制作中のドムヘッドの記事は、読んでいて本当に尊敬します。
 しかし、それはブログの一要素に過ぎません。
 コメントへの丁寧な返信。
 これは、ファンからしたら嬉しい。
 よこにゃんが、読んでくれているということから、コメントの質も上がってくると思いますしね。
 最近、読んだ記事では、握手会の売り上げ残数を以前書いて怒られたことを書いてましたが、そもそも握手会のPRってアイドルがする仕事かね?と思いましてね。それ、運営の広報部の仕事じゃない?と思うんですよね。だいぶ、運営のTwitterとかのフットワークが軽くなりましたが、このあたりももう一工夫必要かな、と思います(ファンの方がガンガンPRするのは良いと思ってます)。これを書きだすと、握手会の売り上げが選抜に大いに関係してくるのが関係してると思うんですが、そろそろ、昔のように「お試し枠」とか「外仕事枠」とか入れて行きませんか?正直、よこにゃんの選抜はリリース数が多かったころなら、もっと早かったと僕は思っています。
 うん、文句を書いてると長くなりましたね。
 彼女が独自の感性で描く絵も良いんですが、僕は彼女の書く文章が好きです。
 もし、チャンスがあれば創作をしたらどんな作品が出来るんだろうと可能性を感じられるメンバーです。
 

 先日、行われた選抜コンサートでは、「シアターの女神」を唄った彼女。
 曲を聴いていただければ分かると思いますが、ファン目線でアイドルの公演へ行ってみるまでを描いている曲なんですよね。
 秋元康の作詞の勢いが凄かった頃の曲なんで、名曲でもあるんですが、ファンを大切にしているよこにゃんが歌うことで、説得力があるんですよね。
 選抜コンサートの名シーンの一つだと思います。

 舞台の仕事を頑張ってきた彼女、19歳からの1年。
 今度は映画の仕事に関わったらどうなるかな、と思います。
 黒髪が長い彼女なので、古いけれど黒澤明の「素晴らしき日曜日」のヒロインや、市川崑の「細雪」といったクラシックな少し昔の時代の女性を演じるところとか観てみたいなと思っています。
 あと、急に偏差値が下がりますが、ひたすらよこにゃんが暴れまわるアクション映画とかね。そういや、吉村さんの「修羅道」の主演でしたね。
 今年は、映画館という「シアター」で活躍する彼女も観られることを僕は期待しています。

2020年1月23日木曜日

角を曲がる

彼女が曲がった先に


 本日、2020年1月23日。 
 欅坂46のセンターを務めた平手友梨奈さんの脱退が発表されました。
 僕は、SKE48ファンで坂道では日向坂46が一番好きというゆるーいアイドルヲタクなんですが、それでも平手さんの才能は物凄く感じていました。
 「サイレントマジョリティ」や「ガラスを割れ!」でのシリアスな表情、「風に吹かれても」や「二人セゾン」での柔らかい表情。
 映画「響」も観に行ったんですが、エンディングで流れたこの曲が印象的でしてね。




 彼女の声が映画館の暗闇の中に流れてきて、僕は涙を流していました。
 それから、時が経って、紅白歌合戦での「不協和音」。
 凄かった。
 凄すぎた。
 何か想像のつかないところまで行ってしまったんじゃないかと。
 でも、彼女を「特別」や「天才」にすればするほど、彼女への理解を遠ざけてしまったのかも知れません。ただ、言葉で表すには、グループの中で大きすぎる存在になっていた気も外から見ていると思います。

 彼女の脱退の報道を受けて、真っ先にこの「角を曲がる」が思い浮かびました。
 今聴いてもやっぱり泣いてしまう。
 ぼそりぼそりと歌っていきながら、徐々に気持ちが解放されていく感じが良いんですよね。
 こんな繊細で力強い表現力を持ったアイドルが居たことを、僕は生涯忘れないと思います。この曲と共に。
 これからの平手さんと欅坂46が次に曲がった道が明るい道であることをいちアイドルファンとして願っています。
 真夜中の道で「角を曲がる」を聴きながら。