秘め続けた思い
「FRUSTRATION」がリリースされた時、SKE48というアイドルグループに、また新しいアプローチをしかけてきたな、という気持ちがありました。ちなみにこの曲、CDに入っているインスト版で楽しんでもかなりカッコいい曲になっています。
しかし、初めて聴いた時に、この曲はミックス入れにくそうだし、名前のコールもどこか入るとこあるのかな、と思っていました。
まずは、公式にある動画で聴いてみましょう。
黒シャツ黒Tの奈和ちゃんがカッコいい!
そして、アグレッシブに踊るSKE48メンバーがみんなカッコいい!
さて、曲を確認していただいたところで、この曲に対する想いを奈和ちゃんが、最近ブログに書いています。
ちょっと読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12575699951.html
今までセンターの人へのコールが羨ましかったこと、そして、センターを掴んだこと。「FRUSTRATION」という曲への思い。我慢しつづけた日々。もう、この時点で奈和ちゃん、貴女って人はと思いましたよ。昔から奈和ちゃんを推してきた方なら、なおさらでしょう。
確かに奈和ちゃんがセンターを務めてきた「愛の為に何を捨てる?」、「蹴とばした後で口づけを」、どちらも奈和ちゃんの表現力を活かした曲だからこその曲なんですが、確かにコールを入れるのは難しいかもしれません。
伝えたいけれど、我慢しつづけてきた日々。
もちろん、「FRUSTRATION」への愛情も忘れていませんが、ここでこの曲へのコールのお願いをするというのは、ライブでの曲の楽しみ方を一つ増やしていると思うので、僕は大賛成です。
「ちっぽけ」なことではなく「私にとっては大事なこと」であるこのコール。
改めて、ライブに行った時は、周りに自分と同じ推しの人がいなくても、自分の推しの名前を叫ぶことは大事なんだなあ、としみじみ思いましたよ。
曲に一つドラマを加えてくれた奈和ちゃんも素晴らしいと思いますしね。
ここまで書いて僕はふと思いました。
これから、古畑奈和はどんな物語を作っていくんだろうと。
奈和ちゃんは、「SKE48のセンターになる」という目標がありました。
そこにたどり着くまでのドラマ。
2019年、「FRUSTRATION」でセンターになった後の奈和ちゃんのこれから。
今、古畑奈和の第何章か分かりませんが、今までは、「総選挙」や「センター」といった非日常的なものが中心だったかも知れません。
でも、今は毎週のレギュラー番組「古畑前田のえにし酒」で、日常の中で奈和ちゃんがいる毎日へシフトしている段階かもしれません。でも、日常の中に推しがいるというのは、凄く良い状態だと思います。月に4回も推しの番組があるのって、今、SKE48だとだーすーぐらいじゃないでしょうか?
2020年は、3月に大阪、4月に東京でソロコンサートがあります。日常を充実させながら、ソロコンという非日常の場もちゃんと用意していく奈和ちゃん。できれば今年の夏以降に演技の仕事も増えていくと、更にバランスが取れて行くんじゃないでしょうか。頼むぜ、ゼスト。
個人的には、また「栄ちんちこちん」とかでのリラックスしたトークとかもまた観たいですね。
彼女がこれから、SKE48で何をしていくのか、自由人に見えて繊細な人だけに、これからもファンに頼って欲しいなと思う次第です。
一度センターを取ったということで、今回のコールの件みたいに遠慮する心が働くかもしれませんが、ブログに書いていたように、「次のセンター曲」も手に入れて欲しいな、と思っています。
もしくは、セカンドソロアルバムとファーストアルバムの配信もお願いしたいですね。あと、ソロコンサートのソフト化、と欲望は広がるばかりです。
昔からSKE48を見ている者としては、彼女のダンスや公演に関する姿勢は、懐かしさというか無くなって欲しくないイズムだなと思いますし、既成のアイドルの概念に囚われずに自分を出して仕事を掴んでいく新しさも持っていると思います、どちらも同居している、本当に素晴らしいメンバーだと思っています。
日常に居ながら、非日常も作っていけるアイドル、誰もまだ進んでいない道を彼女なら作れるんじゃないか、と信じています。