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2020年2月24日月曜日

古畑前田のえにし酒#19の感想

新大久保編


 今回は、日本最大級のコリアンタウン新大久保にやってきた二人。
 辛い食べ物が大好きで、マッコリにハマっているという奈和ちゃん。
 美味しいマッコリを飲むためにリクエストしたそうです。
 韓国料理というと、僕のイメージは韓国映画の「アシュラ」とか「パラサイト」のイメージなんですが、果たしてどんな感じでしょうか?

 ※公式の予告はこちら!




 まずは、最新の韓国料理が食べられるという、「ホンデポチャ」さんへ。
 ちなみに今、最新の韓国料理、「エビチーズフォンデュ」だそうです。たこ焼き器の上にチーズとエビをのせてチーズと絡めて食べるものだそうです。
 ここで、まず韓国焼酎を注文するんですが、渡し方が独特すぎましてね。
 瓶を振った後に蓋を開けます。そして、瓶に向かって、手刀を横にシュッとすると、泡が飛ぶという迫力あふれる提供方法。
 このボトルアクションは昔の名残りから韓国のドラマやCMなどにも度々登場しているそうで、「最近はカッコつけるためにやっています」とのこと。
 さらに韓国では手酌する時に、一人で注ぐのはマナー違反だそうで、両側の人が不幸になったり、運が逃げたりするという言い伝えがあって、出来るだけ誰かについでもらうか、指をたたいたりグラスを叩いて手酌するそうですよ。
 奈和ちゃんは「マスカットマッコリ」、前田さんは「ジョウンデー(韓国焼酎)桃味」を注文。前田さんが頼んだ「ジョウンデー」は、飲みやすくて美味しいみたいですね。指を鳴らせない前田さんが、カワイイ。最終的に自分の手を叩いてから手酌していました。
 そして、いよいよ現れた「エビチーズフォンデュ」。 
 鉄板というかフライパンでやってきた「エビチーズフォンデュ」の素材を、下に置かれたガスバーナーで炒めつつ、上からも炙っていきます。ちなみにこのフライパンはたこ焼き器のように穴があいています。
 完成した一品を食べた奈和ちゃんの感想は、「うーん、めちゃくちゃ香ばしい」。
 お酒との感覚も最高で、「おつまみ感覚」でどんどん進んでいくそうです。
 ここで、マッコリが大好きな奈和ちゃんから、マッコリと合うお酒のリクエスト。
 店員さんのお話では「韓国ではマッコリはチヂミと一緒」なんだそうです。
 ここで、チヂミに関する不思議な話が。
 雨の音とチヂミを焼く音が似ていたり、買い物に行かずに作ることが出来るため、韓国では雨が降るとチヂミが食べたくなるという話があるそうです(諸説あり)。
 こちらはハチミツに付けて食べるそうですよ。
 意外な組み合わせ。
 「美味しいわ」と満足な奈和ちゃん。
 キムチとハチミツがベストマッチだったとは。
 ここで、奈和ちゃんがマッコリを初めて呑んだ時のエピソードに。
 樽でマッコリが出てきて、周りのスタッフさんはビールとかを飲んであまりマッコリを呑まなくて、気づけば奈和ちゃんが樽をあけていたという衝撃のエピソード。もう、戦国武将とかのエピソードじゃない。
 次は前田さんが注文したマッコリ。ここでも店員さんが、次ぐ前のアクションをしてくれます。是非、映画「アジョシ」のウォンビンみたいなアクションも入れてほしい。
 マッコリの表面を指さしながら「すごい、めっちゃポコポコしてる、発酵してるのかな」と前田さん。「ただ、空気が入ってるだけ」という店員さんの身もふたもないツッコミが!
 たまに、文学とか映画の研究してる時にこういうことありますよね。
 このシーンにはこういう意味があるに違いない、とか考えて色々と考えを広げていった矢先に、「ああ、あのシーンは尺の関係で入れただけ」とかいうこと。
 この後、春雨を海苔で巻いた天ぷら「キンマリチーズトッポギ 甘辛ソース」も食べたそうですよ。



奈和ちゃんが注文した料理


マスカットマッコリ アルコール3% (グラス 572円)

前田さんが注文した料理


ジョウンデー(韓国焼酎)桃味 アルコール13.5% (1078円)
生マッコリ アルコール6% (グラス 550円)

二人が注文した料理


エビチーズフォンデュ(2782円※2~3人前) 
チーズキムチチヂミ(1408円) 
キンマリチーズトッポギ 甘辛ソース味 (1628円)


 次は新大久保「ブデチゲ」さんに訪れた二人。
 先ほどのお店のようなボトルアクションが見たいので、韓国料理を注文します。
 瓶をシェイクして開けたあと、泡を飛ばす店員さん。
 泡を飛ばすのは、お約束なんですかね。
 テンションが上がる二人。「なんか、私たち、冷やかしに来たオバサンみたいだ、やだー」と奈和ちゃん。
 こちらの「ジョウンデー」というお酒、「しっかりと焼酎の味がする」と奈和ちゃん。「17度ぐらいですかね」と酒豪っぷりを発揮する前田さんと、「放置しといてもらって大丈夫なんで、ちょっとみんなと違うんでね」と前田さんを置いて行く奈和ちゃん。
 そして、もう一つ、奈和ちゃんが大好きな「バナナ生マッコリ」を注文。
 かき混ぜる棒を杓と間違えて、何度も掬おうとする奈和ちゃん。
 こちらのマッコリはハチミツと生フルーツが入っています。
 甘くて「シャーベットのような」と奈和ちゃん。
 いよいよ、お店の看板メニュー、ブデチゲが登場。
 なんか、もうスープが赤い。
 お肉やしめじ、お餅も入ってますね。
 このブデチゲ、米軍基地のある韓国ソウル北部が発祥だそうで。
 米軍から伝わったとされるベーコンやハムなどの肉類にラーメンや野菜が入っているそうです。
 ラーメンは〆じゃなくて、最初から入れることでとろみが出たり、さらにスープが美味しくなるそうです。韓国では、週に2、3回食べられているポピュラーな料理だそうです。
 ここで、奈和ちゃんがハマっていた、鯖のエピソードに。
 奈和ちゃんは、サバ缶を常に鞄の中に入れているそうで、いつでも鯖を食べられるように旅を続けていたことがあるそうです。奈和ちゃんのハマっていたものエピソードに新しいものが増えましたね。ちなみに、前田さんは「はま寿司」に週3回行っていたそうです。
 そんなエピソードトークをしている間に「元祖ブデチゲ」が完成!
 「辛くてもチーズのまろやかさがマイルドだから、スゴイ美味しいですね、これ」と前田さん。お酒との相性も良いみたいですね。
 続いては辛党の奈和ちゃんが食べてみたかった「イイダコ 激辛炒め」です。
 あまりの赤さに衝撃を受ける前田さん。
 料理が出来るまでの間に、最近の宅飲み事情について話す二人。
 前田さんは美味しいロゼワインをお風呂に入りながら飲むそうです。ま、前田さん、それは危険なんじゃないか?
 出来上がったたこ焼きを食べて、美味しさを感じる奈和ちゃん。
「意外と甘い。あとからピリピリとくるけど、口に入れた瞬間は甘い。なによりこの食感がめちゃくちゃ良い」
「えっ、辛くないの?」と前田さん。奈和ちゃんが勧めてくるので、半信半疑で食べてみると・・・。
 「いや、辛いや~ん、めっちゃ」と言いながら咳き込む前田さん。
 もう、この時の表情の変化が面白い。あまりの辛さに涙も出てきます。
 そういや、先週も辛いもの食べてましたね。
 思わず「奈和ちゃん、人間?」と確認する前田さん。
 「マッコリが水のように消えていきます」と辛さと戦っていきます。
 激辛鍋を挟んで、対照的な二人。
 「コーラを一気飲みすると、口の辛いのはホント、どっか行く」と謎理論を展開する奈和ちゃん。ほ、本当に?
 前田さんのリアクションを見かねた店員さんがある料理を用意してくれました。
 それは「ケランチム」。
 韓国では辛い料理を食べる時に、日本でいう茶わん蒸しを提供しているんですって。
 これを食べて「落ち着く」とホッと一息いれた前田さん。
 ここから、鍋には〆のご飯が投入されていきます。
 ご飯が「ターンAガンダム」の新しい主題歌みたいに、」どんどん赤く染まっていきます。店員さんの小粋な計らいで、ハート型に盛り付けられていくご飯。
 ご飯のおかげで辛さは緩和されているそうです。
 どんどんお酒も進んでいく奈和ちゃんに、「この子誰か止めて」となる奈和ちゃん。
 〆のご飯を食べた前田さんに、時間差で辛さが到来。
 「おっ、おう!」となります。卵料理で中和だ!


奈和ちゃんが注文した料理

とうもろこしのひげ茶割り(528円)

前田さんが注文した料理

梨ジュースサワー(495円)
マッコリビール(528円)
ケランチム(韓国茶碗蒸し) (858円)

二人が注文した料理


ジョウンデー(韓国焼酎)アルコール16.9% (858円) 
バナナ生マッコリ ボトル (1980円)
元祖ブデチゲ(1人前 1078円)
激辛MAX イイダコ激辛炒め(1人前 1298円)
〆のご飯炒め(550円)

 ここからは、先週に引き続き、番組コラボ酒開発企画!
 今回は「SHUGAR MARKET 新宿店」へ。
 ここは果実酒専門店で100種類以上の梅酒・果実酒を取り扱っているそうですよ。
 なんと、このお店、3000円で時間無制限・飲み比べし放題だそうです。
 料理は持ち込みOKで、途中の買い出しも自由という、なんとも懐の深いお店。
 ウーバーイーツをかますことも出来るそうですよ。
 「飲む和菓子シリーズ KURAYA」というお酒をまずは、紹介してもらいます。こちらは、日本酒の蔵元が造った本格的な和リキュールだそうで、ラベルも素敵です。奈和ちゃんも、これを飲んでる女子はモテそう!と高評価。
 続いては「KURACAFE」というカフェをイメージしたお洒落なパッケージのお酒。
 個人的には、これが凄く素敵でしたよ。
 次は前田さんが気になった「果実酒戦隊フルーツサワーZ」。
 ラベルには戦隊ものっぽいキャラが印刷されてますね。
 ここからは、果実酒の試飲。
 まずは、「飲む和菓子 KURAYA抹茶」から。
 お酒のおいしさに思わず、「デザイン」のことから「飲み」に変わりそうになる奈和ちゃん。
 ここに来る前は英語で香水のラベルのようなものをイメージしていたという奈和ちゃん。しかし、ここに来て「いらない!そういうの」となり、シンプルなものを目指すことにしたそうです。果たして、どんなラベルになるんだ!
 そして、次回からは3週連続、北海道編。
 いったいどうなる!