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2019年12月15日日曜日

鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの①

背負う覚悟


 最近、部屋の掃除をしていたら、懐かしいものが出てきましてね。
 何かというと、AKB48じゃんけん大会の公式本が出てきましてね。
 なんか、各参加者の意気込みが語られているガイドブックと、結果をまとめた本と2種類あるんですが、まあ、運の要素がすべてのじゃんけん大会で、よく本を作ることができたな、と全盛期の48グループの凄さを感じたもんです。
 しかも、これを地上波のゴールデンタイムでやってたっていうから、びっくりですよ。さらにBSスカパーでも同時にやってましたしね。地上波は副音声のメンバーにひょんさんやさや姉がいて、豪華だった思い出です。
 
 皆さんは、いつのじゃんけん大会が印象に残っていますかね。
 僕は、やっぱり珠理奈がセンターを取った2013年が一番印象に残ってましてね。
 じゃんけん大会があった翌日、会社で元くーみん推しの事務職の女の子から、「珠理、優勝しましたね」と急に話しかけられたのを覚えています(彼女はその後、ゆりあ推しになり、ハロプロヲタになっていきます)。
 
 この珠理奈の優勝に関して、前年のぱるる、そのまた前年の麻里子さまの優勝があり、「なんで人気メンバーが最近は、優勝するんだ!どうなってんだよ、琥珀さん!」とハイ&ローシリーズの岩ちゃん演じるコブラのような怒りを感じる人も居たかも知れません。
 その裏付けとして、珠理奈はずっとパーを出していた、ということが挙げられていましたが、あの真っすぐな性格の珠理奈が八百長とか出来るわけないだろ、と思いましてね。てか、後半に行くにつれて、相手側は珠理奈がパーを出してくるのは、分かってきているはずなんですよね。
 じゃあ、なんでチョキを出さなかったのか?
 それは、多分、覚悟もあると思うんですよね。
 吉田豪さんも書いていましたが、次のシングルのセンターを張れるのか、というね。
 決勝のじゃんけん前での珠理奈と上枝さんの表情があまりにも違いすぎるんですよね。
 
 そして、結果は珠理奈の勝利。
 センターを引き受けることになった珠理奈は、なんともインパクトのある名前の曲を踊ることになります。
 それが「鈴懸の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」です!
 
 曲名が死ぬほど、な、長い!
 「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」よりも長い!


 さて、このじゃんけん大会。
 SKE48からは、珠理奈の他に、みなるん、奈和ちゃんが選抜入りを果たしましてね。まさかの全員が兼任メンバーと衝撃を受けたものです。
 特に準決勝でのみなるん対上枝さんの戦いが印象に残ってましてね。
 あの、もうどっちかがパー出したら、決勝だぞ、という緊張感。
 放送時間がだんだん切迫していく中で、ぐーのあいこが5回続く。
 そして、みなるんがチョキを出して負けるんですが、負けた直後にそのチョキでメガネを上げてるんですよね。あれは、とっさにやったのか、狙ってやったのか、と当時、凄く気になりました。
 峯岸さんが「みなるんの優しさがでちゃったかもしれない」と言っていましたが、途中で「すいません」って言ってる声が拾われてるんですよね。何の「すいません」なのかは分からないんですが、みなるんがひょっとして譲ったのでは、と当時は言われていましたね。周りが見える人だからこそ、そういう説が出てくるのかもしれません。僕は局面が変わるところを読もうとして勝負に出たのでは、と思うんですがね。

 さて、話を曲に戻すと、きちんとミリオンを達成して、センターのしての責務を果たした珠理奈。初めての48グループでのナンバー1を取った曲でもありました。

 メンバーのセーラ服姿の青春時代と、大人になった後の現在の姿が交差していくMVは、実質、しーちゃんが主役みたいな感じもしますが、個人的には奈和ちゃんが珍しく眼鏡姿なのが、印象的でした。
 
 この曲といえば、僕は名古屋ドーム初日の「大声ダイヤモンド」から「鈴懸なんちゃら」の珠理奈センター曲メドレーが印象に残っています。
 最近は、本店のリクアワぐらいでしか、聴けないこの曲なんですが、僕は、ジャケット写真や特典のポスターが一番本店のシングルで好きな1作です。

 最近は、センターだけでなく、周りに光を当てることに力を入れ始めた珠理奈ですがいつかまた、本店センターも張って欲しいなあ、と思いますよ。